無料で使えるタレントマネジメントシステム6選！失敗しない選び方も解説

従業員の実績や経験、スキルなどの人材情報を一元管理できるタレントマネジメントシステム。現在多くの企業で導入されているシステムです。

しかし「タレントマネジメントシステムを導入したいがどれがいいのか分からない…」「なるべくコストを抑えて人材管理を行いたい…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、無料で使えるタレントマネジメントシステムを紹介し、無料タレントマネジメントシステムの注意点や有料システムとの違いなども詳しく解説します。

無料で使えるタレントマネジメントシステム6選

無料で使えるタレントマネジメントシステムの中から、おすすめの6製品を紹介します。

株式会社カオナビがリリースしている「カオナビ」は、無料トライアル期間を7日間提供しています。

特徴は従業員の「顔写真」に情報を紐づけて、人材情報を管理できる点です。「顔」という最も分かりやすい要素と、人材情報をリンクさせることで、人材配置をよりスムーズに行えるようになります。

月額の利用料金は「ストラテジープラン」「パフォーマンスプラン」「データベースプラン」のプラン選択と、利用人数の組み合わせで決まります。詳しくは公式サイトから見積もりを依頼して確認しましょう。

カスタマイズ性の高さやサポート体制、セキュリティ体制に対する評価も高く、導入の効果を発揮しやすいシステムといえます。

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「HRBrain」人材データの分析機能が強力

株式会社HRBrainが提供する「HRBrain」は、中小企業から大企業まで幅広い導入実績があります。こちらも7日間の無料トライアルがあり、システムをお試し利用できます。

経歴・スキル・目標・評価などの、あらゆる人材情報を一元管理し、蓄積した情報をさまざまな切り口で分析できるのが特徴です。

機能を絞った「データベースプラン」と、フルで使える「タレントマネジメントプラン」が用意されており、どちらも詳細は個々の見積もりが必要です。公式サイトから問い合わせをしてみましょう。

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 「タレントパレット」モチベーションもデータで定量化

株式会社プラスアルファ・コンサルティングの「タレントパレット」は、公式サイトからフォームを送信することで、体験版の案内を受け取れます。

人事領域に「マーケティング思考」を取り入れることで、「科学的人事戦略」を実現することをテーマとする、タレントマネジメントシステムです。

通常の人材情報だけでなく、モチベーションやエンゲージメントもデータ化できるのが特徴です。過去の離職者の特徴を分析して、在籍者が離職する予兆を検知するといった、ユニークな機能が搭載されています。

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「COCOREPO」使いやすいシンプルな画面設計

「COCOREPO」は30人まで完全に無料で利用できるタレントマネジメントシステムです。全社員のスキルを細かく項目ごとに評価できるので、社員の評価を正確に行えます。

既存の社員情報はCSVファイルで簡単にインポートでき、導入に手間がかかりません。データの移行が簡単にできるので、すぐに使い始めることができます。

使いやすいシンプルな画面設計であることに加えて、画面遷移のないアプリのような設計なので使用感も好評。「タレントマネジメントシステムを導入したいが、煩雑な操作は避けたい」という場合におすすめです。

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「One人事[タレントマネジメント]」人材情報を自由に一元管理

「One人事[タレントマネジメント]」は無料で試せるタレントマネジメントシステムです。システムの操作性や効果などを念入りに確かめることができます。

アンケート機能を利用することで、社員のモチベーションを随時把握することが可能です。社員のモチベーション低下に対して、1on1を実施するなど即時の対応をすることで、テレワーク時の業務効率低下を防げるでしょう。

また集めた社員情報をグラフ化して、社員全体の定量的な分析ができます。部門ごとにデータを分析することで、人材の配置が適切かを見極め、効果的な人事異動につながるでしょう。

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「ヒトマワリ」サポート体制が充実

ヒトマワリは導入の初期費用が0円なのに加えて、導入時のサポートも無料で受けられます。導入時のサポートは手厚いと好評で、コストと手間をかけずにスムーズにシステムを運用開始できるでしょう。

マイページが1人1人に用意されており、従業員は逐次人事情報を確認することができます。従業員それぞれが情報を更新し、クラウドシステムにより共有されるので、人事が都度更新する手間が省けるでしょう。

また蓄積された人事情報は整理されデータベース化されるので、必要な情報をすぐに摘出できます。適切な人材をすぐに見つけられ、組織の再編成など人事異動も迅速に行えるでしょう。

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無料で使えるタレントマネジメントシステムの注意点

無料のタレントマネジメントシステムを導入する際は「利用できる機能や期間、人数に問題はないか」「オープンソースを利用する際はライセンスがあるかどうか」を事前に確認する必要があります。

利用できる機能や期間、人数が制限されている

無料で使えるマネジメントシステムは、利用できる機能や期間、人数があらかじめ制限されているものが多いです。

例えば機能を追加する場合に別途費用がかかるものや、無料で利用できる人数は2人までなどと限定されているものがあります。

「目標管理を自動化したい」「人材育成を効率化したい」「離職率を下げたい」など、システム導入の一番の目的は何なのかをはっきりさせ、必要な機能・期間・人数を満たしているシステムを選択するようにしましょう。

次の記事では、有料版のタレントマネジメントシステムを各製品の特徴や機能で比較しています。有料版製品もあわせて検討するなら、ぜひ参考にしてください。

オープンソースを利用する場合はライセンスの確認が必要

オープンソースのタレントマネジメントシステムの場合、誰でも無料でソースコードの改変や再配布が可能です。

しかしソースコードの改変や再配布を行うには、OSSライセンスへの許諾が必要であることを覚えておきましょう。

例えば、再配布時にソースコードの公開や変更した旨の記載を義務付けているものがあります。