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エンゲージメントとは?従業員のモチベーションを高める施策を解説

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最終更新日: 2024年02月14日

ビジネスシーンでは「エンゲージメント」という言葉をよく耳にしますが、具体的に何を指すのかを、明確に理解している人は多くはないようです。エンゲージメントの本来の意味や企業での使われ方、従業員のエンゲージメントを高めるための施策を解説します。

エンゲージメントとは何か?

商談をする夫婦とビジネスウーマン

エンゲージメント(engagement)は、もともと「約束」「成約」「契約」といった意味を持っており、状況によっては「婚約」の意味にもなります。

基本的に個人間のつながりを表現する言葉であり、ビジネスシーンで使われる場合、従業員や顧客の自社に対する「愛着」「思い入れ」といった意味で使われることが多いです。

ビジネスシーンでは「従業員エンゲージメント」「顧客エンゲージメント」といった言葉をよく耳にするでしょう。

従業員のエンゲージメントと言えば、一般的には従業員が所属している企業に対する愛着度や貢献したい意志などを示す言葉となります。

また、顧客エンゲージメントは企業と顧客との信頼関係、顧客の企業に対する親密度を表します。

いずれにしても「信頼関係」を表すことには変わりません。

人事領域で使われる「従業員エンゲージメント」【従業員満足度との違い】

人事領域におけるエンゲージメント
会社に対する思い入れが「エンゲージメント」

企業の人事分野で使われるエンゲージメントは「従業員が会社をどれくらい信頼しているか」を表す指標です。

従業員と会社の信頼関係を表し、向上させることで個人のアウトプットの質が上がり、最終的には会社全体の生産性向上にもつながります。

従業員の企業に対する思い入れのこと

従業員エンゲージメントとは、従業員の企業に対する愛着や忠誠心などを意味する言葉です。

企業と社員との信頼関係を測る指標として使われることが多くあります。

企業と従業員が信頼し合い、お互いの絆を深めることで、結果的に企業は安定した成長を続けられるでしょう。

従業員エンゲージメントを高めることで人材が定着するようになり、優秀な人材に長く活躍してもらえるようになります。

近年、優秀な人材の確保や離職率の高まりに悩んでいる企業が多いこともあり、人事領域で注目を集めているのです。

従業員満足度やロイヤルティとの違い

エンゲージメントと似た言葉に「満足度」や「ロイヤルティ(Loyalty)」があります。

  • 従業員満足度企業の提供する給与や福利厚生などの待遇に、社員がどの程度満足しているかを測る指標
  • 従業員ロイヤルティ従業員の企業に対する忠誠度・忠実度などを測る指標

エンゲージメントは企業の従業員あるいは顧客との信頼関係を示すもので、労働環境に対する満足感を示す従業員満足度とは意味合いが異なります。

また、ロイヤルティは従業員が「企業にどれだけ尽くしているのかを示すもの」です。

エンゲージメントのように、信頼の程度を図るものではないので違いをしっかりと押さえておきましょう。

「従業員エンゲージメント」「従業員満足度」「従業員ロイヤルティ」この3つをきちんと区別して使い分けましょう。

企業でエンゲージメントが注目される理由

エンゲージメント 注目背景
テレワーク導入も理由の1つに!

エンゲージメントが多くの企業に注目されている理由としては、日本社会全体で人材の流動化が進むなか、優秀な人材を確保して、長く自社で活躍してもらう必要が増してきた点などが挙げられます。

人材の流動化が進んでいるため

人材の流動化が進み、より自分に最適な職場を探すために転職することが多くなりました。優秀な人材が流出しやすくなったと捉えることもできます。

企業は人材定着のための人事施策を重要視するようになり、その一環として従業員エンゲージメントが注目されているのです。

近年、年功序列制度や終身雇用制の崩壊、新たな報酬制度や人材評価指標の取り入れが進んでいます。

それに伴って、労働者側がよりよい待遇や環境を求めるようになり、社会全体で人材の流動化が進むようになりました。

従業員のエンゲージメント向上によって企業への信頼感を高め、優秀な人材の流出に歯止めをかけようとする企業が増えているのです。

新型コロナウイルスの影響も

新型コロナの影響でテレワークやリモートワークなど、働き方が大きく変わりました。それによって日常のコミュニケーションが減るなど、企業への帰属意識が希薄になってしまうこともあります。

そこで、働き方が変わってもコロナ前と同様、企業の一員として愛着を持って働いてもらうために、従業員エンゲージメントを高める施策が求められています。

テレワークを含め、従業員の多様な働き方が推奨される昨今、エンゲージメントの向上は多くの企業にとって喫緊の課題になっているのです。

エンゲージメントを高めることの3つのメリット

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エンゲージメントの向上は、優秀な人材に長く働いてもらえるだけでなく、業務生産性の向上や売り上げアップにつながります。

業務生産性の向上

従業員エンゲージメントを向上させることで、多くの社員が自社の価値観やビジョンに共感し、企業に貢献したいと思う気持ちが高まるでしょう。

従業員一人ひとりが役割を自覚し、自発的に行動するようになれば、結果的に全体の業務生産性も向上します。

業務の質を高めようとする従業員が増え、成果物のクオリティ向上が期待できます。

さらに組織に対する忠誠度も高まるため、マネジメント層が打ち出した企業戦略を忠実に実行できるようになるでしょう。

離職率の低下

離職率の低下
優秀な人材が離れにくくなる!

離職率を低下させられるのも、従業員エンゲージメントを高めるメリットです。

人材コンサル業のリンクアンドモチベーション社の調査によれば、企業のエンゲージメントの向上は、退職率の低下に寄与することが分かっています。

企業に対する愛着や忠誠心が高まれば、困難な状況でも組織で団結して解消でき、仕事にもやりがいが持てるでしょう。

その会社で働くことの価値を見出せるので「他の会社に移ろう」と考えなくなり、結果として人材定着につながるのです。

また、同社の調査によると、エンゲージメントの向上は業務遂行を担う社員のみならず、職場の管理を担うミドル層の退職率も下げる効果も認められています。

参考:「エンゲージメントと企業業績」に関する研究結果を公開|リンクアンドモチベーション

業績の改善・売上アップ

従業員エンゲージメントを向上させれば仕事へのモチベーションが高まります。従業員個人のアウトプットの質が上がり、結果的に会社全体の業績向上につながるでしょう。

実際に、企業のエンゲージメント調査の草分け的な存在である「ウイリス・タワーズワトソン社」の調査によれば、持続可能な従業員エンゲージメントが構築されている企業の場合、業績が通常の3倍以上にもなるとしています。

企業の業績とエンゲージメントの間には、強力な相関関係が認められるのです。

参考:エンゲージメント:back to basics!|ウイリス・タワーズワトソン

エンゲージメント向上のためにはアンケート調査が有効!

エンゲージメント向上にはアンケートが有効
アンケートを実施して現状を把握しよう!

従業員のエンゲージメントを向上させるには、まず現状を把握して改善点を洗い出すことから始めます。

アンケート調査を実施することで「従業員が会社をどう思っているのか」を認識し、状況に応じて施策を立てていきましょう。

週1回~半年に1回の頻度でアンケートを実施

従業員エンゲージメントの測定方法として、最もよく用いられるのがアンケート調査です。一般的に多く使われるのが次の2種類です。

  • 従業員エンゲージメントサーベイ:6ヶ月~1年に1回の頻度で実施。多数の設問を用いて多角的に調査
  • 従業員パルスサーベイ:1週間~1ヵ月に1回の頻度で実施。少ない設問数で従業員の近況を調査

手軽に実施できるのに加えて、スコアリングがしやすいため、適切な質問を設定できれば、従業員の仕事のやる気や組織への忠誠度などが把握できます。

また、アンケートの結果を部門間で比較することで、エンゲージメントの経年変化も測定可能です。

実施期間が空きすぎてしまうと細かい部分の比較が難しくなり、改善点が見つけにくくなるので注意が必要です。

アンケート調査で重視する3つの項目

アンケート調査で重視すべき項目は、従業員エンゲージメントを構成する3つ要素です。所属している企業への「理解度」と「帰属意識」、そして「行動意欲」です。

理解度
  • 従業員が企業の理念や方向性を正しく認識しており、それに共感しているか
  • 従業員自身の価値観と企業理念があっているか
帰属意識
  • 企業に所属している自覚はあるか
  • 組織の一員であることに誇りを感じているか
行動意欲 企業のために自ら進んで行動しようとする意欲があるかどうか

これら3つの観点から従業員のエンゲージメントを測定し、仕事へのモチベーションアップやアウトプットの質向上のための施策を練っていきます。

アンケート調査の質問例

従業員エンゲージメントを測る調査では、次のような設問を用意したうえで5段階または10段階評価で回答してもらいます。

  • 会社で働いていることを誇りに思っている
  • 求職中の友人にこの仕事を勧めたい
  • 上司や同僚が自分を気に掛けてくれている
  • チームリーダーがメンバーを大切にしていると感じる
  • いまの仕事でこれから成長していく未来が見える
  • 仕事を進めるうえで最適な環境が揃っている
  • 職場で自分の意見が尊重されている
  • 自分の仕事が会社の成功にどのようにつながっているか理解している
  • ここ一週間で仕事の出来を褒められた

上記の設問はあくまでも一例です。「従業員個人の信念」「会社のリーダーシップ」「労働環境」「マネジメント体制」など、多方面からエンゲージメントを測定します。

従業員が回答しやすいよう、できるだけ設問項目を絞って回答に負担がかからないアンケートを作成するのがポイントです。

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従業員のエンゲージメントを高める6つの方法

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従業員エンゲージメント向上させるための方法には次の6つがあります。

  • 現状を把握して課題を洗い出す
  • 企業理念やビジョンを浸透させる
  • 従業員の自律を促す
  • 教育・研修制度を充実させる
  • 社内コミュニケーションを円滑にする
  • 従業員が働きやすい環境にする

エンゲージメントの向上施策はすぐに効果の出るケースは稀なので、試行錯誤を繰り返しながら、徐々に自社の環境に合った施策を打ち出せるようになることが大事です。

現状を把握して課題を洗い出す

社内アンケートなどを実施して、従業員のエンゲージメントの状態を確認しましょう。

「自社のビジョンに対して共感しているか」「仕事をする上で何を重視しているか」等を調査し、自社に対する意見や不満点を洗い出します。

「自社に対してどういった印象を持っているか」も確認してみると、マネジメント層が想定していなかった問題や課題や浮き彫りになるケースも少なくありません。

さまざまな観点から従業員の帰属意識やモチベーションの状態をチェックしなければ、どの面において改善が必要なのかわかりません。

現状を把握したうえで、従業員エンゲージメントを高める今後の施策を打ち出していきます。

企業理念やビジョンを浸透させる

企業理念やビジョンを浸透させて会社の方向性を明確にすることで「自分が何のために仕事しているのか」を理解でき、仕事に対する熱意が高まるでしょう。

従業員が会社の方向性に共感を持てれば、会社に対する思い入れが強くなり「一緒に成長させたい」という気持ちも強まります。

明確なビジョンを掲げて目指すべきところを明確にし、目的意識を持ってもらうことがエンゲージメント向上への第一歩となるのです。

従業員の自律を促す

積極的に権限を委譲して自発的に業務に取り組める環境を構築し、自分の仕事にやりがいを持ってもらうことがエンゲージメント向上につながります。

「指示待ち」の従業員が多い状況では、企業全体の生産性は上がらないどころか、仕事がつまらないと感じる人も出てくるでしょう。離職率が上がってしまう原因にもなり得ます。

一人ひとりが自らの強みを発揮できるように、適材適所の人材配置を行うのに加えて、自律的に成長できる環境を整えましょう。

従業員が仕事にやりがいを感じ、自分の仕事に楽しさを見出せるような工夫が求められます。

教育・研修制度を充実させる

教育・研修制度

教育・研修制度を充実させることで、従業員は自らの望むキャリアに必要な知識やスキルを身に付けやすくなります。

自分の描くキャリアプランに近づけるので、従業員エンゲージメントが向上します。

一般的な従業員だけでなく、職場を管理するマネジメント層もしっかりと教育することが大切です。

従業員のやる気を引き出せるリーダーが育成され、職場の士気も上がるでしょう。

また、管理者自身も多くの気付きや学びを得られるので、管理業務への意欲が高まるはずです。

社内コミュニケーションを円滑にする

社内の良い人間関係は、組織へのエンゲージメントの向上につながります。

互いに何でも話しやすい環境をつくり上げ、社内の心理的安全性を高めることで、従業員同士に信頼感が生まれます。積極的にチャレンジする社員が登場するようになり、組織全体で帰属意識や行動意欲も高まるでしょう。

社内コミュニケーションを円滑にする方法として代表的なものに「1on1」や「シャッフルランチ」があります。

1on1で部下と上司が1対1で話し合うことで、互いの信頼関係を強化できます。またシャッフルランチでは、普段はあまり交流のない社員ともコミュニケーションをとることができ、社内の横のつながりが生まれるでしょう。

風通しが良く雰囲気の明るい職場になるように、従業員同士のコミュニケーションを円滑化する施策を取り入れてみてください。

関連記事:1on1とは?進め方や話すテーマ・成功につながる4つのコツを紹介|ミツモア
関連記事:社内コミュニケーションを活性化させる10の方法を紹介!テレワーク中の取り組みも|ミツモア

従業員が働きやすい環境にする

仕事への熱意を維持するためには、心身ともに健康に働ける職場が重要です。

共に支え合う同僚や、プライベートも充実できるような制度があれば会社に対する愛着がわくでしょう。その結果として従業員のエンゲージメントが向上します。

最近では「健康経営」「ワークライフバランス」が注目されていて、これはエンゲージメントにも大きく影響しているのです。

従業員エンゲージメント向上に成功した企業事例【3社紹介】

エンゲージメント向上 成功企業

実際にどのような取り組みで従業員のエンゲージメント向上に成功したのか、企業事例を3社紹介します。

自社で取り組みを始めるにあたって成功事例を参考にしてみてください。

自発的に働ける環境「スターバックスコーヒージャパン」

スターバックスでは、マニュアルを作らず「自発的に」働ける環境をつくることで従業員のエンゲージメント向上に成功しています。

アルバイトやパートを「パートナー」と呼び、あくまでも組織の一員として理念に共感してもらえるような仕組みとなっています。

さらに、従業員の業績を上げるためスキルアップのサポートも行い、働きやすい環境も整備されているのです。

自ら考えて動くことを大きく掲げることで「どうすればお客さんに喜んでもらえるか」を常に意識できる環境があるからこそ、仕事に対するやりがいがより大きなものなっています。

互いに共有しあう文化「フリー株式会社」

会計ソフト「freee」を提供するフリー株式会社は、社内コミュニケーションを活性化することで「社員のつながり」を強くし、エンゲージメント向上に成功しています。

フリー社が掲げる行動指針のうち「あえて共有する」ということがあります。業務連絡はもちろんのこと、チームでの課題や個人の意見を社内SNSで共有しているのです。

「何かあったら一旦共有してみる」文化を根付かせることで共有することが習慣化され、自然とコミュニケーションの量も増えていきます。

経験を共有しあうことで互いに良い刺激となり、個人の成長にもつながります。

風通しのよい社内環境を整えることで、エンゲージメントの向上を成功させたのがフリー社なのです。

ポイント制度を導入「ヤマト運輸株式会社」

ヤマト運輸では2008年から「満足ポイント制度」を導入し、従業員のエンゲージメントを向上させました。

「周囲の評価」「企業からの評価」「自己評価」の3つをポイントにして、内部ネットワークにポイントを蓄積する制度です。

1年間で集めたポイントが計算され、その数によってバッジが贈呈される仕組みです。

名誉あるバッジを持つということは、会社から高く評価されているしるしであり、仕事に対する誇りにつながります。

また、評価過程でも互いの良い面を評価するため、従業員同士の信頼関係も強まるのです。

従業員エンゲージメント向上に役立つおすすめツール5選

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最後に、従業員エンゲージメントの向上に役立つツールを紹介します。どのツールも多くの企業に導入されている評価の高いもので、事業規模にかかわらず、広く活用できるのが特徴です。

モチベーションクラウド

モチベーションクラウド ホームページ画面
株式会社リンクアンドモチベーション「モチベーションクラウド」

モチベーションクラウドとは、リンクアンドモチベーション社が提供しているサービスで、企業の従業員エンゲージメントの向上に役立ちます。

簡単なアンケートを実施するだけで、エンゲージメントを可視化できるのが特徴です。

同社がこれまで蓄積してきたノウハウを用いて、組織変革をサポートしてもらえます。無料デモ版も確認できるので、まずはベンダーに問い合わせしてみるのがおすすめです。

HiManager

HiManager ホームページ画面
ハイマネージャー株式会社「HiManager」

HiManagerは組織の状態を「見える化」し、人事評価や従業員の目標管理をサポートするサービスです。

リアルタイムのフィードバックに基づくマネジメントを実現するとともに、従業員の調子をリアルタイムに把握し、現状を把握できる分析機能が実装されています。

また、上司と部下との1on1ミーティングを支援する機能もあり、コミュニケーションの活性化にも大きく役立ちます。

wevox

wevox ホームページ画面
株式会社アトラエ「wevox」

wevoxは、1人当たり月額300円から従業員のエンゲージメントの可視化ができるサービスです。

約3分で完了するアンケートを実施でき、結果を自動で集計することでエンゲージメントの状態を把握できます。

AIが一人ひとりに最適な質問を自動配信してくれるのが特徴で、さまざまな切り口から深い分析を加えることが可能です。

回答側もログインが不要なので、ラクに利用できるのも魅力です。

あしたのクラウドHR

あしたのクラウドHR ホームページ画面
株式会社あしたのチーム「あしたのクラウドHR」

あしたのクラウドHRは、導入実績3,000社以上を誇る人事管理システムです。

従業員のデータベースから人事評価や社員の目標設定、給与管理まで運用可能で、企業の従業員エンゲージメントを高める施策の実行を支援してくれます。

全機能がクラウド上で実行できるため、テレワークを導入している企業にもおすすめです。無料デモ版も利用できるので、まずは使い勝手を確認してみると良いでしょう。

カオナビ

カオナビ ホームページ画面
株式会社カオナビ「カオナビ」

カオナビは従業員の強みや才能を発掘し、人事戦略を支援してくれるタレントマネジメントシステムです。

人材の基本情報に加えて、これまでのキャリアやスキルなど、さまざまな人事情報を可視化できるので、適材適所の人材配置を可能にします。

人事データベースは企業の状態に合わせて柔軟にカスタマイズができ、導入から運用までベンダーから丁寧なサポートも受けられます。

Webマーケティングでの「エンゲージメント」【意味が違うので注意!】

マーケティン領域での「エンゲージメント」

Webマーケティングの領域で使われる「エンゲージメント」とは、ユーザーが企業や商品・サービスに対して抱く愛着のことです。

またSNSでのエンゲージメントは、SNS上での何らかのアクションに対する周りの反応のことを言い、どれだけのユーザーに関心を持ってもらえているかを表す指標となっています。

企業や商品に抱く愛着のこと

マーケティングでのエンゲージメントは「会社そのもの」あるいは「会社が提供するもの」に対してユーザーがもつ愛着のことを指しています。

エンゲージメントが高いと、ユーザーはその会社の製品やサービスを多く利用し、それと同時に周りの友人に勧めることもあるでしょう。

さらに、信頼しているからこそ「こうあってほしい!」という理想があり、既存の製品・サービスの向上のためにユーザーが意見を出すこともあります。

マーケティングにおけるエンゲージメント向上は、企業の認知だけでなく品質の改善にもつながる重要な指標となっているのです。

SNSでのエンゲージメントとは?

SNS上でのエンゲージメントは「他のユーザーが自分のアカウントや投稿にどれだけ関心を持っているか」を表す指標となっています。

つまり、SNSでのエンゲージメントは自分のアクションに対しての「反応数」を示しているということです。

Twitterのエンゲージメント内訳】

  • リツイート数
  • 「いいね!」の数
  • ツイート詳細が表示された回数
  • 投稿のクリック数
  • ハッシュタグのクリック
  • プロフィールへのアクセス数

【Instagramのエンゲージメント内訳】

  • 「いいね!」の数
  • コメントの数

【Facebookのエンゲージメント内訳】

  • 「いいね!」の数
  • シェアされた回数
  • ページリンクや画像のチェック回数

SNSのエンゲージメントはユーザーの反応をダイレクトに把握することができる、重要な指標となっています。

「エンゲージメント率」とは?

エンゲージメント率とは、1つの投稿に対して積極的に反応したユーザーの割合を表したものです。

閲覧数や投稿へ到達したユーザー数の中で「どの程度のユーザーがで反応(エンゲージメント)するのか」その割合を示します。

実際に起こしたアクションが、どれだけのユーザーに、どの程度の影響を及ぼすのかを測定できる指標なのです。

SNSを使ったプロモーションに大きく関わるもので「ユーザーに刺さりやすいコンテンツ」を見極めるのに役立っています。

従業員のエンゲージメントを高めて会社を活気づけよう!

従業員のエンゲージメント向上で活気ある会社に

エンゲージメントは、もともと愛着や忠誠といった意味があります。企業では「従業員エンゲージメント」と「顧客エンゲージメント」の2つの指標がよく使われています。

従業員エンゲージメントを高めることで、生産性の向上や離職率の低下を実現でき、結果として企業の業績アップにもつながります。

まずは従業員の状態を正確に把握し、教育制度や研修制度を充実させるなど、モチベーションアップにつながる施策を実行してみましょう。社内のコミュニケーションの円滑化も重要です。

従業員のエンゲージメントを向上させれば、従業員個人が仕事を誇りに思いながら作業でき、活気あふれる会社が実現できるでしょう。

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