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安いMDM製品のおすすめは?価格比較表や費用を抑えるポイントを解説

ぴったりのMDM(モバイル端末管理)をさがす
最終更新日: 2024年10月24日

「従業員のモバイル端末を管理したいんだけど、費用をかけたくない・・・」「安くておすすめのMDM(モバイル端末管理)はないか・・・」と悩んでいませんか。

MDMを導入すれば会社の端末を管理できるため、運用費用や情報システム部門の管理負荷を大幅に削減できます。自社にとって必要な機能が満たされており、かつできる限り安いMDMを導入したいですよね。

この記事ではMDMをなるべく安く導入するポイントや、安いMDM一覧を具体的に紹介します。会社だけでなく個人で使用したい方も参考にしてみてください。

安いMDM10製品の価格比較表

代表的なMDM10製品の価格比較表を紹介します。

サービス名 導入時初期費用 基本利用料(月額) ライセンス費用(月額) 無料トライアル
FENCE-Mobile Remote

Manager

なし なし 165円~/台 あり(30日間)
ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント なし なし 110円~/台 なし
KDDI Smart Mobile Safety Manager なし なし 110円~/台 あり(30日間)
VECTANT SDM 5万円 なし 150円~/台 あり
MDM MODEM 2万円 なし 150円~/台 あり(30日間)
mobiconnect 3万3,000円 なし 165円~/台 あり(30日間)
CLOMO MDM 1万9,800円 2,100円 300円~/台 あり(30日間)
BizMobile Go!Direct なし なし 330円~/台 あり(60日間)
Optimal Biz 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ あり(14日間)

上記表の中でも特におすすめの安いMDM4つを詳しく解説していきます。

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MDM選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品と料金プランを最短1分で自動診断。理想のMDMが見つかります。

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MDM MODEM」

MDM MODEM
出典:「MDM MODEM」公式Webサイト
プラン 料金(1端末) 対応デバイス
ライトプラン 月額150円 Apple製品・Android
スタンダードプラン 月額200円
エンタープライズプラン 月額300円

※初期費用2万円

  • 95%の高い継続利用率を誇る統合ソリューション(※)
  • 国内開発・運用で300社以上の企業に導入
  • 強力なセキュリティ機能で端末を守る

MDM MODEMは継続利用率95%(※)を誇るMDMです。

MDM機能だけでなく、モバイルアプリ管理(MAM)、モバイルコンテンツ管理(MCM)を統合したEMMソリューションとして提供しています。各プラン1端末あたりの料金が明示されており、1端末あたりのライセンス料金は最安のライトプランで月額150円から始められます。初回のみの初期費用と月額の端末ライセンス料金といったシンプルな料金体系で利用可能です。

国内でシステムを開発・運用しており、ユーザーの要望や課題に素早く対応できます。国内300社以上で導入実績があり、信頼性が高く評価されています。

企業が所有するモバイル端末の管理状況を把握し、盗難・紛失時にはすべてのデータをリモートで消去できます。またレスキューコール運用によるワイプ操作代行を、365日24時間提供しています。

※株式会社 Ascent Networks調べ(2024年4月時点)

関連記事:MDM MODEM(モデム)の特徴・評判・料金・機能|ミツモア

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「VECTANT SDM」

VECTANT SDM
出典:「VECTANT SDM」公式Webサイト
プラン 料金(1ID) 対応デバイス
ミニマムプラン 月額150円 Android
ノーマルプラン 月額300円 Android

iOS

iPadOS

Windows

Androidプラン 月額300円 Android

※初期費用5万円

  • デジタルサイネージによる新たなマーケティング
  • マルチOS・キャリア・デバイスに対応し低コストで導入可能
  • 遠隔ロックやアプリ制限で高いセキュリティを実現

VECTANT SDMは、モバイル端末の情報漏洩対策や遠隔制御など、MDMに必要な機能が揃っています。
デジタルサイネージを導入できるため、電子看板のような広告や案内板のような情報提供ツールとして活用でき、新たなマーケティング手法として役立ちます。
また、マルチOS・マルチキャリア・マルチデバイスに対応し、オプションも不要なため、他製品に比べて低コストで導入可能です。さらに、端末の盗難や紛失時の遠隔ロックや、社員の私的利用を防ぐアプリ制限・位置情報制御などの充実したセキュリティ機能も備えています。

関連記事:VECTANT(ベクタント)SDMの特徴・評判・料金・機能|ミツモア

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「mobiconnect」

mobiconnect
出典:「mobiconnect」公式Webサイト
プラン 料金(1台) 対応デバイス
エントリー 年額1,980円 要問い合わせ

(iOS・Android・Windows・macOS・tvOSなどから選べる)

ベーシック 年額2,640円
スタンダード 年額3,300円

※初期費用3万3,000円

  • 専任担当者による手厚いサポートで導入も安心
  • 一括設定機能で管理者の作業負担を大幅に軽減
  • 遠隔操作機能による紛失時の情報漏洩リスク対策

mobiconnect(モビコネクト)は、モバイル端末の位置情報取得やデータ消去、遠隔操作によるアプリの設定などをおこなえるMDMです。

大量のデバイスをセットアップする場合でも、管理者が一括して初期化や各種設定、アプリの利用制限などをおこなえるため、時間や労力が大幅に軽減されます。

一般企業や学校を中心に幅広く活用されており、顧客満足度調査では企業83.1%(※1)、学校89.9%(※2)と高い評価を得ています。

30日間の無料トライアルに加え、MDM導入に関する無料オンライン相談も実施しているので活用するとよいでしょう。

※1 株式会社テクノ・システム・リサーチ社「2018年版エンドポイント管理市場のマーケティング分析」より
※2 インヴェンティット株式会社(2020年9月10日調べ)

関連記事:mobiconnect(モビコネクト)の特徴・評判・料金・機能|ミツモア

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「ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント」

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント
出典:「ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント」公式Webサイト
プラン 料金(1ID) 対応デバイス
基本サービス 300円 iOS・Androidデバイス
100円 4Gケータイ
400円 Windows・Mac

※初期費用無料

  • デバイス証明書で不正アクセスを制御
  • シングルサインオンでユーザとデバイスを一元管理
  • 専用ヘルプデスクが24時間365日サポート

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメントはソフトバンクが提供するMDMです。ISMAPのセキュリティ基準をクリアした信頼できるサービスとなっています。

デバイス証明書を活用することで、私用や不正なデバイスからSaaSや社内の情報資産へのアクセスを制限します。利用ID分のデバイス証明書を無料で発行できるため、コストをかけずにデバイスセキュリティを向上させることが可能です。

Oktaのシングルサインオン機能と連携し、ユーザとデバイスを一元管理できます。一度の認証情報で複数のSaaSにログインできるため、ユーザビリティが向上し、管理工数の削減とセキュリティレベルの維持を両立します。

端末の操作方法や紛失・盗難時の遠隔ロック・データ消去などの緊急依頼に対し、ソフトバンクの専用ヘルプデスクが24時間365日対応します。企業の管理者に代わって利用者からの問い合わせに対応するため、管理者の負担を軽減します。

関連記事:ビジネス・コンシェル デバイスマネジメントの特徴・評判・料金・機能|ミツモア

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安いMDMでも一括管理は充分可能

ノートパソコンの前でスマートフォンを持つ男性

「そもそも安いMDMであっても、導入する目的は叶えられるの?」と心配する人も多いでしょう。しかし、安くても充分に使えるMDMは存在します

MDMを導入したいと考えている企業は、以下に当てはまるのではないでしょうか。

  • 従業員用の端末設定をまとめて一括で行い、スマホやPCの管理・運用コストを下げたい
  • 端末紛失時に遠隔ロックをかけて、機密情報が社外に漏れるリスクをなくしたい
  • 従業員による業務に関係のないサイト閲覧やアプリダウンロードを禁止し、プライベート使用されないようにしたい

上記に当てはまるなら、安いMDMの導入でも充分に効果を得られるでしょう。安い・高いに関係なくほとんどのMDMで上記の機能を利用できるから(※一部オプションの場合もある)です。

逆に「高ければ良い」というわけでもありません。高くても自社のすべてのニーズを満たすことは不可能です。

例えばApple社の端末(iPhoneやMac)を対象にMDMを使いたい場合、比較的高額なMDMでもそもそもApple社製品に対応していないことがあります。

よって安いMDMでも充分に使えるものは存在します。一概に「高ければ良い」というわけではないことを覚えておきましょう。

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安い製品と高い製品の違いは2つ

MDM

「じゃあ一体、安いMDMと高いMDMの違いは何?」と気になりますよね。安いMDMと高いMDMの違いは主に2つあります。

(1)導入時/導入後のサポート充実度

主な違いの1つ目は「導入時/導入後のサポート充実度」です。高いMDMはサポート内容が充実している傾向があります。

例えばMDM導入後にトラブルが発生した時には、24時間いつでも専任オペレーター対応してくれるなど、高いMDMはサポート体制が整っていることが多いです。

ただし安いMDMだからといって、サポート内容が良くないというわけではありません。

はじめてMDMを使う場合や万が一の事態に備えておきたい企業は、サポート体制がどうなっているかを事前にチェックしておくことをおすすめします。

(2)基本プランでのサービス内容

安いMDMと高いMDMの主な違い2つ目は「基本プランでのサービス内容の差」です。安いMDMは、基本機能(端末の一括設定など)以外はオプションで有償サービスとなっている場合が多いです。

例えば「遠隔のデバイスロック」「ウイルス対策の遠隔実施」など、安いMDMでこれらの機能を使う場合は、別料金がかかることがあるので注意しましょう。

のちほど詳しく解説しますが、MDMをなるべく安く導入する場合は「自社にとって必要な機能は何か」を事前に検討することがとても大切です。

安いMDMは基本プランで機能が限定されているからこそ、自社にとって必要な機能がしっかり網羅されているかの見極めが大事です。

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MDMの費用相場は?安い製品の価格目安

パソコンとスマホとタブレット

「なるべく安いMDMを導入したい」といっても具体的な費用相場を知らなければ安いか高いかの判断もできません。

結論としては、MDMの費用相場(年間の運用コスト)は「安くておよそ10万円/年」「高くて40万円以上/年」です。ただし有償オプションを付ける場合は、この相場を上回る可能性もあります。

比較的高いMDMの運用コスト一例

製品名 費用 管理端末が100台の時の年間利用料(初期費用含む)
CLOMO MDM ・初期費用:2万1,780円

・基本利用料:2,310円(月額)

・ライセンス料:330円~/台(月額)

・初年度:44万5,500円

・2年目以降:42万3,720円

BizMobile Go!Direct ・初期費用:0円

・基本利用料:0円

・ライセンス料:330円~/台(月額)

・初年度39万6,000円

・2年目以降:39万6,000円

※すべて税込

上記のMDMは初期費用や基本利用料(月額固定費)の有無に違いはありますが、端末100台に対して年間運用コストは約40万円ほどです。

一方安いMDMの具体的な運用コストも見てみましょう。

比較的安いMDMの運用コスト一例

製品名 費用 管理端末が100台の時の年間利用料(初期費用含む)
KDDI Smart Mobile Safety Manager ・初期費用:0円

・基本利用料:0円(月額)

・ライセンス料:110円~/台(月額)

・初年度:13万2,000円

・2年目以降:13万2,000円

SPPM2.0 ・初期費用:0円

・基本利用料:0円(月額)

・ライセンス料:165円~/台(月額)

・初年度:19万8,000円

・2年目以降:19万8,000円

※すべて税込

なおここで紹介する製品以外にも、安い製品はあります(一覧はのちほど紹介します)。

製品によっては年間で約20~30万円もの差がある

高いMDMと安いMDMを比較すると年間約20~30万円もの差があります。端末の台数が多ければ多いほど、さらに年間コストの差は大きくなりますね。

以下、MDMの費用相場のまとめです。

  • 安くて年間10~20万円の運用コストがかかる
  • 高いと年間40万円を超える
  • 初期費用や基本利用料(月額固定費)の有無は各社で異なる
  • 初期費用が全体のコストに与える影響は小さく、1台あたりのライセンス料がどれだけ安いかで年間の運用コストの大小が決まる

自社にとって必要な機能がしっかり網羅されている製品選定をし無駄な機能を省くことで、少しでも費用を抑えるのが賢明と言えるでしょう。

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MDMを少しでも安く導入するためのポイント3つ

電卓とパソコンを使う経理担当者

MDMを少しでも安く導入するには、以下3つのポイントを意識しましょう。

  1. 無料トライアルを試してみる
  2. MDMの費用内訳を知る
  3. 管理端末の台数見直しを行う

それぞれ詳しく解説していきます。

(1)無料トライアルを試してみる

無料トライアル中に各社のMDMを試すことで、導入後に「必要な機能が足りない」「現場から”使いづらい”と批判が出る」といった事態を防げるでしょう。

結果的にMDMの乗り換えという最悪の事態も防げるため、無駄な出費も最小限にできます。

どれだけ安いMDMであっても、自社にとって必要な機能が足りていなければ意味がないですよね。一番大切なのは「とにかく安いだけでなく、必要な機能もしっかり網羅されている」ということのはずです。

やはり「機能的にも費用的にもベスト」な選択をするには、各社の機能・価格比較表を眺めているだけでは足りません。実際に製品を導入してみて確かめるのが一番です。

無料トライアルを提供している製品も多いので、気になるサービスはまず試してみると良いでしょう。

(2)MDMの費用内訳を知る

製品の費用内訳を知っておくと「自社にとって本当に安いと言えるのか?」を判断しやすくなります。

例えば導入時の予算が厳しいのであれば、初期費用が低い製品から選ばなければいけません。また毎月(毎年)の費用をできる限り低くしたいのであれば、余計な機能はすべてオプションとして展開しているサービスを選べば、コストパフォーマンスが良くなるでしょう。

MDMを導入する際に、主に着目すべき費用内訳は以下の5つです。

費用の種類 内容
①導入初期費用 ・導入時のみに必要な費用(初回の支払いのみでそれ以降は発生しない)

・各社によって初期費用の有無は異なる

②基本利用料

※かからない場合が多い

・毎月もしくは毎年発生する費用

・③のライセンス費用とは別に発生する費用で、端末の台数は関係ない

・サービス利用期間中は支払いが必須

③ライセンス費用 ・毎月もしくは毎年発生する費用

・ライセンス費用は「端末台数×○○円」といった体系になっていることが多い

・サービス利用期間中は支払いが必須

※製品によってはプランごとに使える機能が異なり、機能が豊富なほど利用料は高い

④オプション費用 ・利用する場合のみにかかる費用

・「ブラウザのセキュア設定」「ウイルス対策」など、高度な機能を利用できる

⑤コンサルティング費用 ・導入時に手厚いサポートを受ける場合や、代理店を挟んで製品購入する場合にかかる費用

・「①導入初期費用」にコンサルティング費用が含まれていることもある

・費用は公開されていないことがほとんど(要問い合わせ)

MDMを導入する際は上記の5点に着目すると、各製品の価格比較がしやすいです。特に「②基本利用料」「③ライセンス費用」「④オプション費用」の3つは利用期間中ずっと負担が必要な費用なので、重点的に確認することをおすすめします。

ただし各社最安プランを使う場合は、対応している端末の種類やOSが限られていることもあります。例えば「最安プランは4Gケータイのみで、iOSやAndroidは対象外」というようなケースです。そのため料金だけでなく対象のデバイスも一緒にチェックするようにしましょう。

(3)管理するモバイル端末の台数見直しを行う

「端末台数を減らす・見直す」ことが即座にコスト削減できる方法です。「(2)MDMの費用内訳を知る」で解説したようにMDMを継続利用するうえで一番費用が大きくなるのはライセンス費用(台数×ライセンス単価/月)です。

導入前に「2台以上の社用端末を持っている人がいないか」「遊休端末が増えていないか」を見直すと良いでしょう。

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