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MDMを乗り換えるには?失敗しない選び方について解説

ぴったりのMDM(モバイル端末管理)をさがす
最終更新日: 2024年03月02日

一度導入したMDMを他のサービスに乗り換える際には、いくつか注意点があります。MDMの乗り換え方法や失敗しないためのポイントを詳しく解説します。

MDM(モバイル端末管理)の乗り換えは慎重に

ビジネス

MDM(Mobile Device Management)とはタブレットやスマホなどの携帯端末を一元管理できるシステムです。業務のリモート化が進み、モバイル端末の運用が進む中、黎明期に導入したMDMからの乗り換えを考えている企業は多いかもしれません。

MDMの乗り換えについて詳しく説明します。

導入予定の製品サポートを受けながら乗り換えは可能

MDMの乗り換えはシステムを提供している製品側のサポートを受けながら進めるのがおすすめです。MDMを他のシステムに移行するには、端末の初期化やさまざまな設定作業が必要なため、社内の情報担当者だけで行うと大きな負担になります。

管理するモバイル端末のOSや現在の運用内容によっても切り替え方法が異なるため、MDMを提供している製品や、移行に詳しいプロのサポートが必要です。

MDMの乗り換えを検討する主な理由

運用中のMDMの乗り換えを検討するきっかけはさまざまです。よくある理由として次の三つのケースが挙げられます。

  • サポート内容に不満がある
  • 保守の期限が切れる
  • バージョンアップされなくなった

MDMは2010年頃から導入が始まったツールですが、初期に提供されていたサービスは、現在と比べると品質やサポート面が十分でないものが多いのです。

そのため10年以上を過ぎた今、サポート内容に不満を感じたユーザーが、新しいMDMへの移行を検討し始めているのかもしれません。

移行手続きの難しさからなかなか踏み切れずにいたものの、保守期限が切れたりシステムがバージョンアップされなくなったりするタイミングで、他社への乗り換えを決める企業も多いようです。

乗り換えは機種変更のタイミングが一般的

MDMをスムーズに乗り換えるのは、モバイル端末を機種変更するタイミングに合わせるのがおすすめです。

MDMを移行する際にはスマホやタブレットを初期化する必要があります。機種変更のタイミングで乗り換えれば、デバイスの管理を続けながら、MDMと端末の入れ替えを一度で済ませることが可能です。

もし全ての端末を一斉に変更できない場合でも、機種変更の移行期間を設けることで、MDMの乗り換えをスムーズに行えるでしょう。

ソフトウェア比較のイメージイラスト

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MDM(モバイル端末管理)の乗り換え方法

ビジネス

MDMの乗り換えをスムーズに行うためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。移行の手順や乗り換えに最適なMDMの選び方を解説します。

データの保存、デバイス交換など計画的に行う

MDMの乗り換えを決めたら、端末の利用に支障を出さず移行できるよう、十分配慮しながら進めることが必要です。そのため新MDMの選定・契約から登録までのスケジュールをしっかり立てることが、重要なポイントといえます。

MDMの乗り換えは一般的に、以下のような手順で進められます。

  1. 新MDMを選定し契約する
  2. 既存MDMでの運用状況を確認し、新MDMでの設定内容を検討する
  3. 端末内のデータを保存し初期化する
  4. 旧MDMからデバイス登録を削除し、新MDMを導入する

乗り換えやすいMDMはあるのか?

MDM運用のサーバーにはオンプレミス型とクラウド型の2種類があります。導入コストやファームウェアのアップデートといった問題を考えると、低コストでアップデートの手間もかからないクラウド型のMDMがおすすめです。

ADE(Automated Device Enrollment)やゼロタッチ登録などを活用すると、デバイスの設定をクラウド上で一括して行えるため、多数の端末への展開も効率的に行えるでしょう。

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MDM(モバイル端末管理)の乗り換えで失敗しないために

オフィスの廊下に立つビジネスウーマン2人

MDMの乗り換えで失敗しないためには、自社のニーズに合ったMDMツールを選ぶことが重要です。また端末の導入形態によっても適切な管理方法は異なります。MDMの選定ポイントと業務用端末にBYODを導入している場合の運用方法を説明します。

注意すべき選定ポイント

MDMを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをまとめると、以下の通りです。

  • 自社の管理体制に合わせて提供形態を選ぶ
  • 社内で使用するデバイスには対応しているか
  • 必要な機能は備わっているか
  • 費用対効果を考慮に入れて自社の規模に合った製品を選ぶ
  • サポートは充実しているか

MDMにはさまざまな種類がありますが、サポート内容や使いやすさは実際に利用してみないと分からないものです。無料トライアルを提供している製品も多いので、決定する前に一度試してみることをおすすめします。

関連記事:【2024年】MDM(モバイル端末管理)比較13選!導入メリットやおすすめ製品の選び方|ミツモア

BYODを活用する場合

BYOD(Bring Your Own Device)を導入している場合、MDMで端末を管理するとプライバシーやセキュリティ面のさまざまな問題が懸念されます。

BYODを活用している場合は、MAM(Mobile Application Management)を導入して業務用のアプリのみを管理するのがおすすめです。

このように単に新しいMDMへの乗り換えだけを考えるのではなく、自社のニーズに合ったツールやシステムは何かというところから、再検討してみる必要もあるでしょう。

関連記事:BYODとは?導入メリットや課題など基本を解説|ミツモア

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適切なMDM(モバイル端末管理)に変えて業務効率を高めよう

オフィスでのビジネスシーン

モバイル端末が業務に欠かせないツールの一つとなった昨今、企業にとって個々のデバイスを管理するMDMの導入は不可欠です。

しかしデバイスの管理方法や運用が自社のニーズに合っていないと、セキュリティに不安が残るだけでなく業務の効率化にもつながりません。

現在導入しているMDMが自社のニーズを満たしていない場合は、他のサービスへの乗り換えも含め、管理方法そのものを再検討してみるのがおすすめです。

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MDM(モバイル端末管理)は製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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