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中小企業向けERPの導入メリットとおすすめ製品12選

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最終更新日: 2024年04月17日

ERPは社内のヒト・モノ・カネといった経営資源を一元管理できる業務システムです。従来は非常に高価なシステムだったことから、主に大企業での導入が一般的でした。しかし近年ではクラウドの普及に伴い、コストを抑えた中小企業向けの製品も増えてきています。

そこでこの記事では中小企業がERPを導入することで得られるメリットや、中小企業向けのおすすめ製品を紹介します。

中小企業におけるERPの重要性

オフィスの窓際で談笑する上司と部下

近年、あらゆる業界で競争が激化する中、中小企業が生き残るためには、限られた経営資源を最大限に活用し、効率的な企業運営を行うことが不可欠です。しかし多くの中小企業では、業務プロセスが属人化し、情報が部署ごとに分散管理されているため、全社的な視点で経営判断を下すことが難しい状況にあります。

こうした課題を解決するためには、業務プロセスの標準化と情報の一元管理が必要であり、そのためのツールとしてERPが注目されているのです。ERPを導入することで、部門間の情報共有が円滑になり、リアルタイムでデータに基づいた意思決定が可能になります。

大企業との違いをふまえた中小企業ならではのERPの活用方法

大企業とは異なり、中小企業ではリソースが限られているため、ERP導入に当たっては、自社の規模や業務の特性に合ったシステムを選ぶ必要があります。

中小企業に適したERPの特徴としては、以下のような点が挙げられます。

  • クラウド型であること:初期投資を抑え、スモールスタートが可能
  • 使いやすいインターフェース:専門知識がなくても操作できる
  • 柔軟なカスタマイズ性:自社の業務プロセスに合わせて設定変更が可能
  • 導入後のサポート体制が充実していること:トラブル対応やユーザー教育に対応

こうした点をふまえ、中小企業は自社の成長段階や課題に合わせて、無理のない範囲でERPを活用していくことが重要です。例えば、まずは人事労務や会計など、特定の業務から導入し、徐々に他の業務に拡大していくという方法も効果的でしょう。

ソフトウェア比較のイメージイラスト

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中小企業がERPを導入するメリット

パソコンを使う女性

中小企業のERP導入には、以下のメリットがあります。

  • 人手不足と属人化がもたらす非効率な業務プロセスの改善
  • 情報の分散管理が引き起こす意思決定の遅延を解消
  • 基幹業務の一元化による業務効率化と生産性向上

ERPの導入は「業務プロセスの標準化」「情報の一元管理」「業務効率の向上」という3つの側面から、中小企業の生産性向上と経営力強化に大きく寄与します。

人手不足と属人化がもたらす非効率な業務プロセスの改善

中小企業では限られた人員で多岐にわたる業務を処理するため、特定の担当者の経験やスキルに依存した属人的な業務プロセスが形成されがちです。この属人化された業務プロセスは非効率なだけでなく、担当者の離職などによって業務が停滞するリスクを抱えています。

ERPを導入すれば、業務プロセスを標準化して属人性を排除することができます。ERPに組み込まれたベストプラクティスに基づいた業務フローに沿って、マニュアルやルールに従った業務遂行が可能となります。これにより、誰もが同じ品質の仕事を効率的に行えるようになり、業務の属人化リスクを大幅に減らすことができるのです。

情報の分散管理が引き起こす意思決定の遅延を解消

中小企業の多くは、部門ごとに異なるシステムを使用しているため、データが分散し、情報の一元管理が難しい状況にあります。売上、在庫、収支などの経営判断に必要な情報を集めるのに時間がかかり、意思決定の遅れにつながることも少なくありません。こうした情報の分散管理は、ビジネスチャンスを逃すリスクを高めてしまいます。

ERPを導入すれば、財務、販売、在庫、人事など、あらゆる業務データを一元管理できるようになります。各部門のデータがリアルタイムで連携され、経営状況を即座に把握することが可能となるのです。売上や在庫の動向、収支状況などを常に可視化でき、それらの情報をもとに素早く経営判断を下せるようになります。

ERPによる情報の一元管理は、経営の意思決定スピードを大幅に向上させ、市場の変化にも迅速に対応できる体制を整えることにつながるでしょう。

基幹業務の一元化による業務効率化と生産性向上

ERPの導入は業務効率の大幅な向上をもたらします。まず、データの二重入力が不要になることで、入力作業にかかる工数を大幅に削減できます。また各部門のデータが自動的に連携されるため情報共有が円滑になり、部門間のコミュニケーションコストを減らすことができます。

加えて、ERPには業種や業務に応じたベストプラクティスが組み込まれています。これらのベストプラクティスに基づいて業務プロセスを見直して標準化することで、ムダな作業を排除して業務フローを最適化できます。結果として、業務の生産性が大幅に改善されます。

ERPによる業務効率化は、単なるコスト削減にとどまりません。業務プロセスの無駄を省くことで生み出された時間を、より価値の高い業務に振り向けることができます。営業活動の強化や新商品の開発、顧客サービスの充実など、中小企業の競争力を高めるための取り組みに注力できるようになります。

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中小企業がERPを導入する際の課題とデメリット

パソコンの画面を指差しするビジネスウーマン

中小企業がERPを導入するにあたっては、以下のような課題が考えられます。

限られた予算と人的リソースによる導入の難しさ

中小企業がERPを導入する際の最大の課題は、限られた予算と人的リソースです。中小企業向けの製品は比較的安価に設定されているとはいえ、ERPは導入コストが高額になる傾向があります。また専門的な知識を持ったスタッフが必要となるため、人材の確保や教育にもコストがかかります。

加えて、ERPの導入は業務プロセスの見直しを伴うため、社内の理解と協力が不可欠です。しかし日々の業務に追われる中で、従業員の理解を得るのは簡単ではありません。

現場責任者やIT管理者、経営者などの複数メンバーを巻き込んだプロジェクトチームを立てるなど、組織単位で認識を揃えながら導入を進めていく必要があります。

既存の業務プロセスと調整の必要性

ERPは標準的な業務プロセスを前提としているため、自社の業務プロセスとの調整が必要になります。自社独自の業務プロセスを持っている中小企業が無理にERPに合わせようとすると、かえって業務が非効率になってしまうおそれがあります。

そのためERP導入にあたっては、自社の業務プロセスを見直し、ERPに合わせるべきか、ERPをカスタマイズすべきかを慎重に判断する必要があります。

現場の課題感やニーズを事前にヒアリングして抽出したうえで、ERPとの整合性を図る動きが求められるでしょう。

導入後の運用負荷とコスト増加のリスク

ERPを導入しても、それだけで業務が効率化するわけではありません。運用ルールを定め、従業員に徹底させる必要があります。また、システムの保守やバージョンアップにも継続的なコストがかかります。

さらにERPは業務プロセスの変更を伴うため、導入後の一時的な生産性の低下は避けられません。運用が軌道に乗るまでには、ある程度の時間と労力が必要になるでしょう。

マニュアルや業務フローを整備しつつ、現場の声を取り入れながら改善を進めていく動きが求められます。

中小企業がERPを選ぶ際のポイント

オフィスでパソコンを操作するビジネスウーマン

中小企業がERPを選ぶ際に押さえておきたい、選び方のポイントを解説します。

中小企業特有の課題と目的に合致したERPを選ぶ

中小企業がERPを選ぶ際は、自社特有の課題や目的に合ったシステムを選ぶことが重要です。大企業とは異なり中小企業は限られた人員で多岐にわたる業務をこなしているため、業務の属人化や非効率な情報共有など、独自の課題を解消できるシステム選びが欠かせません。

例えば、製造業の中小企業であれば、少量多品種生産への対応や、外注管理の効率化などが重要な課題となるでしょう。そのため、部品表(BOM)管理や外注先との情報共有機能が充実したERPを選ぶことが肝要です。

またサービス業の中小企業では、プロジェクトごとの採算管理や、スタッフの稼働率管理が重要な課題となります。プロジェクト管理機能や、勤怠管理と連動した工数管理機能が充実したERPを選ぶことで、これらの課題に効果的に対処できるでしょう。

中小企業は経理や人事といった間接部門の人員も限られています。そのため、経理や人事の業務を効率化するための機能を重視したERPを選ぶことも有効な選択肢のひとつです。

中小企業の社内リソースを補完する充実したサポート体制を重視する

中小企業ではIT部門の人員が限られていたり、専任のIT担当者を置けなかったりするケースが少なくありません。そのため、ERP導入後の運用やトラブル対応に不安を抱えている企業も多いでしょう。

こうした中小企業にとって、充実したサポート体制を備えたERPを選ぶことが特に重要です。導入後の問い合わせやトラブル対応が迅速かつ的確に行われるかどうかは、ERPを円滑に運用していくうえで欠かせない要素となります。

加えて、ユーザー教育や運用ルールの策定など、導入後の継続的なフォローが受けられるかどうかも重要なポイントです。中小企業の社内リソースを補完し、ERPを有効に活用していくためのサポート体制が整っているかを見極めましょう。

中小企業の成長を支えるベンダーとのパートナーシップを重視する

中小企業がERPを選ぶ際は、単にシステムの機能や価格だけでなく、ベンダーとのパートナーシップも重要な選定基準のひとつとなります。ERPは長期的に使用するシステムです。単なる販売業者ではなく、自社の成長を共に考え伴走してくれるベンダーとのパートナーシップを築くことが肝要でしょう。

特に中小企業は事業環境の変化に応じて、業務プロセスや組織体制を柔軟に変えていく必要があります。こうした変化に合わせてERPの機能拡張やカスタマイズを行っていくには、ベンダーの協力が欠かせません。自社の成長段階に合わせて、システムを柔軟に進化させていけるベンダーを選ぶことが重要です。

また、同業他社の導入事例や利用企業の評判なども参考にしながら、自社の成長を支えてくれるベンダーを見極めることが大切です。ERPは単なるシステムの導入にとどまらず、ベンダーとの長期的なパートナーシップを通じて中小企業の成長を支える重要な基盤となるのです。

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中小企業向けERP12選

パソコンを操作するビジネスマンの手元

中小企業におすすめのERPを12製品紹介します。

マネーフォワード クラウドERP

マネーフォワード クラウドERP
出典:「マネーフォワード クラウドERP」公式Webサイト
  • 会計や人事に関する業務を一括管理
  • 事業の成長段階に合わせて使える
  • 部分的な導入でスモールスタートが可能

マネーフォワード クラウドERPは、経理財務・人事労務・BPOの3ジャンルのサービスをワンストップで利用できるクラウド型のERPです経費仕分けの自動化や勤怠データからの自動給与計算など、毎日の業務効率化を促進します。

社内のバックオフィス業務全般を連携させるだけでなく、外部の管理システムとの連携も可能。さまざまな業務から自社に必要なサービスだけを組み合わせて利用できます。

スモールスタートで導入できるのも使いやすさのポイントといえるでしょう。最短1カ月から導入が可能です。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
外部連携

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freee統合型ERP

freee統合型ERP
出典:「freee統合型ERP」公式Webサイト
  • 経営データをレポート化できる
  • 内部統制機能でIPO準備にも対応
  • 外部の業務システムとAPI連携が可能

freee統合型ERPは、経営管理や人事管理の一元化に力を発揮するERPです。単なる業務の効率化にとどまらず、データを一元管理して、チームでの協業・レポートでの状況把握がしやすいように設計されています。

アクセスコントロールやインプットコントロール・モニタリングなど、内部統制に対応しているため、IPO準備企業にもおすすめです。

Salesforceやkintoneといった業務システムと自動連携でき、請求業務や入金管理などもスムーズに進みます。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
外部連携

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Clovernet ERPクラウド

Clovernet ERPクラウド
出典:「Clovernet ERPクラウド」公式Webサイト
  • 財務会計からマイナンバーまで統合管理
  • 経営や事業を可視化して無駄をなくせる
  • 初期費用0円からスタートできる

Clovernet ERPクラウドは経理部門の業務はもちろん、事業・人事部門の業務もまとめて管理できるクラウドERPです。中小企業の経営を大きく左右する資金繰りも、統合されたデータから「見える化」できます。

EDI(電子データ交換)により受発注業務のペーパーレス化も可能なので、業務の無駄がなくなり、コスト削減にもつながるでしょう。

初期費用0円で始められるリーズナブルなプランがあるため、初めてERP導入に踏み切る、中小企業にもおすすめです。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
外部連携

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GEN

GEN
出典:「GEN」公式Webサイト
  • 7業種向けのクラウドERPを提供
  • プログラミングなしで自由に拡張
  • ユーザー数単位の課金で無駄がない

GENはメーカーや商社・ITサービスなど、さまざまな業種のニーズに合わせたERPを提供しています。プログラミングなしで、マスターや画面をカスタマイズできます。クラウドサービスの拡張性の低さをネックに感じている企業に最適です。

ユーザー数に合わせて課金される料金システムなので、無駄なコストもかかりません。データバックアップや外部機関と連携したセキュリティシステムなど、サポート体制も万全です。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
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SMILE V Air

SMILE V Air
出典:「SMILE V Air」公式Webサイト
  • 販売・会計・人事の各機能を組み合わせて使用可能
  • 自動実行機能(RPA 機能)を搭載
  • 堅牢なセキュリティ

「SMILE V Air」は大塚商会グループの株式会社OSKが提供する、日本製の統合型クラウドサービスです。

販売・会計・人事など各領域の機能それぞれを単体利用できるのが特徴で、スケジューラや文書管理などの情報系システムともあわせて運用することが可能です。

出力する帳票を定期的に自動出力するなど、定型化された業務は自動化する機能も搭載。生産性向上をシステムの統合と各機能で強力にサポートします。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
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kinterp Lightバージョン

kinterp Lightバージョン
出典:「kinterp Lightバージョン」公式Webサイト
  • コンパクトながらインボイス制度にも対応
  • kinterpの機能も各種搭載
  • 無料トライアルで試せる

充実した機能を持つERP「kinterp」からインボイス制度に対応した請求書発行を中心に、機能をピックアップした製品です

kintone上で構築されたkinterpの機能を搭載しており、仕入から売上までの複雑な業務要件に対応します。

kintoneと連携できるため、開発の知識がなくても自由にカスタマイズが可能。開発のサポートが必要なときは、保守サービスがあるので安心です。

ワークフローシステムや電子契約サービスなど、外部のAPIとも連携させれば、受発注業務をさらに効率化できます。

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会計管理
販売管理
生産管理
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SAP Business ByDesign

SAP Business ByDesign
出典:「SAP Business ByDesign」公式Webサイト
  • 精密な分析で運用を最適化
  • 企業内すべての部門で活用可能
  • 海外拠点のシステムも同時に管理

SAP Business ByDesignは経理部門や人事部門、事業部門など企業内のほぼすべての業務に対応可能なERPサービスですさまざまな機能がパッケージ化されているので、複雑なシステム構築の手間もいりません。

単一のデータベースを使用しているため、リアルタイムで必要なデータへアクセス・分析できます。

ローカリゼーション機能搭載により、海外に拠点を置く企業のシステム管理や複数の帳簿にも対応可能です。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
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Oracle NetSuite

Oracle NetSuite
出典:「Oracle NetSuite」公式Webサイト
  • 世界中の3万6,000社以上が利用
  • スタートアップから大企業までに対応可能
  • 優れた拡張性で簡単にカスタマイズ可能

Oracle NetSuiteは顧客数が3万6,000社以上の、世界でも有名なクラウドERPシステムです。財務会計や人事管理・在庫管理などのERPだけでなく、顧客管理やEコマースなど幅広い業務に対応します

必要な機能の追加や、カスタマイズが簡単にできる拡張性の高さも大きな魅力。事業の拡大やビジネスモデルの変更といった局面を迎えても、そのときの状況に合わせて活用できるでしょう。

人事管理
会計管理
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GRANDIT

GRANDIT
出典:「GRANDIT」公式Webサイト
  • 企業の英知を合わせた進化形ERP
  • 自由な組み合わせで無駄がない
  • コストを抑えた攻めの経営を実現

GRANDITは国内のさまざまなコンソーシアム企業の、ノウハウを生かして開発されたERPサービスです。パートナー企業は国内で70社以上あり、1,400社を超える導入実績を誇っています。

販売・調達在庫・製造から経理・人事・資産管理まで、幅広い業務への対応が可能。ワークフロー機能やEDI・ECなども標準搭載しているため、取引先ともシームレスに連携できます。

カスタマイズ性にも優れており、必要な機能を自由に組み合わせた導入でコスト削減に有効です。

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Ross ERP

Ross ERP
出典:「Ross ERP」公式Webサイト
  • プロセス製造業に特化したERP
  • 特別なカスタマイズ不要で利用可能
  • グローバル展開する企業にもおすすめ

Ross ERPは一般的な製造業向けの製品では運用が難しい、化学業界や食品業界といったプロセス製造業に特化したERPです

原料の仕入から製造・出荷までのデータを一元的に管理することで、業務全体の流れを「見える化」して効率を向上させます。

業界特有の管理機能を標準搭載しているので、特別にカスタマイズする必要もありません。拡張単位変換・品質管理・原価計算、予算シミュレーションなどの機能がオールインワンで提供されています。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
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クラウドERP ZAC

クラウドERP ZAC
出典:「クラウドERP ZAC」公式Webサイト
  • 案件・プロジェクト型ビジネスにおすすめ
  • 業種に特化したソリューションを提供
  • 必要な機能だけ利用可能

クラウドERP ZACはIT・クリエイティブ・士業・コンサルティング業など、案件や契約ベースで進める業種におすすめです。各業種の経営管理や、商習慣・機能要件などに対応した機能を提供しています。

プロジェクト型ビジネスに最適化されているため、案件別の収支管理も可能。電子承認機能やログの自動保存など、IPOを見据えた内部統制の強化・サポートする機能もあります。

導入できる機能やライセンスの数は拡張できるので、事業の成長に合わせた利用が可能です。

人事管理
会計管理
販売管理
生産管理
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multibook

multibook
出典:「multibook」公式Webサイト
  • 12カ国語・各国の通貨に対応
  • 国内・海外双方の課題をまとめて解決
  • 豊富な連携機能もあり

multibookは世界30カ国以上で、400社を超える企業への導入実績がある、クラウドERPです。国内の本社だけでなく、海外の現地法人の課題までまとめて解決できます。

国内・海外の会計・ERPや、資産管理・経営管理・経理管理などの一括管理が可能。現地でのインフラ準備やIT担当者の設置は必要ありません。扱える言語は12カ国語で、世界各国の通貨や法令・商習慣にも対応しています。

連携できる外部システムも多いので、すでに導入済みのシステムを生かしたい企業にぴったりです。

人事管理
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中小企業向けERPの製品比較表

中小企業向けERPの機能面を比較表にまとめました。

中小企業向けERP製品比較表

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中小企業がERP導入を成功させるためのポイント

オフィスでパソコンを操作するチームメンバー

中小企業がERP導入を成功させるためのポイントを紹介します。

ERP導入プロジェクトの体制づくりと役割分担

中小企業がERP導入を成功させるためには、社内の体制づくりが重要です。トップダウンでプロジェクトを進めつつ、現場の意見を吸い上げる仕組みを作りましょう。

具体的には、以下のような役割分担が考えられます。

  • プロジェクトオーナー(経営者):プロジェクトの方向性を決定し、必要なリソースを確保する
  • プロジェクトマネージャー:プロジェクト全体の進捗管理を行い、課題の早期発見と解決に当たる
  • 業務責任者:各部門の業務プロセスを整理し、ERPとの適合性を検討する
  • システム管理者:ERPの運用ルールを策定し、ユーザーサポートや保守作業を行う

これらのメンバーが連携し、目的や進め方を共有しながらプロジェクトを推進することが成功の鍵となります。

無理のない導入計画の立案とスモールスタート

ERP導入は一朝一夕では完了しません。無理のない計画を立て、段階的に進めていくことが重要です。

特に中小企業の場合は、スモールスタートがおすすめです。まずは経理や人事など特定の業務領域から導入し、徐々に他の業務に拡大していく方法です。

この方法なら導入リスクを最小限に抑えつつ、効果を実感しながら進められます。また部分的な導入であれば、投資コストも抑えられるため、中小企業に適しているといえるでしょう。

導入効果の定期的な検証と改善のサイクル

中小企業にとってERP導入はゴールではなく、スタート地点に過ぎません。導入後も定期的に効果を検証し、改善を続けていく必要があります。以下のようなPDCAサイクルを回していきましょう。

  1. Plan(計画):KPIを設定し、達成すべき目標を明確にする
  2. Do(実行):ERPを活用し、業務プロセスを遂行する
  3. Check(評価):KPIの達成度を確認し、課題を抽出する
  4. Act(改善):課題に対する改善策を立案し、実行する

このサイクルを回すことで、ERPの導入効果を最大限に引き出し、業務プロセスの最適化を図ることができます。

まとめ

あらゆる業務データを一元管理することで、社内のリソース配分を最適化できるERP。データ連携や参照にかかる時間を省き、基幹業務の業務効率化と生産性向上を実現します。

自社にぴったりな中小企業向けERPを導入して、業務効率化への第一歩を踏み出しましょう。

次の記事ではおすすめのERPを各製品の特徴や機能で比較しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。

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