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無料のERP9選を徹底比較!導入手順やメリット・デメリット

ぴったりのERP(基幹システム)をさがす
最終更新日: 2025年10月31日

ERPは会計や生産、販売などの基幹業務を統合する「基幹系情報システム」のことです。ERPを導入したいものの、コスト面で課題を感じていませんか?オープンソース(OSS)ERPを使えば、無料でERPを使うことが可能です。

おすすめのオープンソースERP9選と、選び方、導入手順、メリット・デメリットなどをチェックして、無料でERPを使い始めましょう。

ERPとは?

ERPとは、日本語で「統合基幹業務システム」と言います。企業の基幹業務である会計、販売、生産、在庫、人事などを統合的に管理するための情報システムです。

異なる部門や業務間で分散していたデータを一元化し、業務プロセスを標準化・効率化するとともに、経営層が迅速かつ正確に意思決定できる環境を整備します。

近年はクラウド技術の進展により、中堅・中小企業でも導入コストを抑えたERP利用が可能になっています。

オープンソース(OSS)ERPが無料で使える理由

オープンソースERPをはじめ、オープンソースソフトウェアは無料で利用できます。無料で利用できる理由は以下の3つです。

  • ライセンス料が無料
  • ソースコードが公開されている
  • コミュニティによる開発・保守がされている

これらの理由から、開発者や企業はライセンス費用や開発コストを削減でき、利用者もシステムを自由にカスタマイズして利用できます

身近な例でいえば、パソコンのOSであるLinuxやスマートフォンにも搭載されているAndroidOS、プログラミング言語のPythonなどがオープンソースソフトウェアです。

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オープンソースERPを利用するメリット・デメリット

オープンソースERPを使うメリットとデメリットについて確認してみましょう。

オープンソースERPを利用するメリット

  • 特に導入時のコストを大幅に抑えられる
  • ソースコードを自由にカスタマイズできるため自社に最適化したシステムを構築できる
  • 将来的なベンダー変更や他社サポートへの切り替えが簡単
  • 継続的な品質改善とバグの修正が期待できる
  • 拡張性・柔軟性が高く追加機能やアドオン導入がしやすい

オープンソースERPを利用するデメリット

  • サポートが限定的
  • 導入・運用・カスタマイズに高度な技術的知識が必要
  • 障害や不具合時は自社で対応する必要がある
  • セキュリティ対応や継続的保守・運用に手間と追加コストがかかることがある
  • 業界固有の機能や日本企業向けのサポートが不十分なことがある

特に注目したいメリットは、導入時のコストを大幅に抑えられる点です。一般的なERPシステムは導入時に数百万円~数千万円の初期費用がかかります。オープンソースERPであれば導入にかかる費用は0円です。

一方、見落としてはならないデメリットは、オープンソースERPを使うには高度な技術的知識が必要で、サポートを自力で確保しなければならないことです。専門の技術チームがなく、ITリテラシーが低い企業では使いこなすことは難しいでしょう。

無料で使えるERP9製品比較表

おすすめのオープンソースERPを9つ紹介します。機能やサポート体制などの観点から比較表を作成したので、検討時の参考にしてください。

製品名 財務会計 人事労務 販売・在庫管理 分析機能 データ連携 サポート体制 有料プランの料金
Compiere セミナー 要問合わせ
Adempiere ユーザーコミュニティ 要問合わせ
iDempiere ユーザーコミュニティ
JPiere 要問合わせ 要問合わせ
ERP5 要問合わせ
Openbravo サポートチーム 要問合わせ
ERPNext ヘルプデスク 要問合わせ
rAxelo パートナーネットワーク 要問合わせ
Apache OFBiz 要問合わせ

無料で使えるオープンソースERPおすすめ9選

無料で使えるオープンソースのERPサービス9選を紹介します。

「Compiere」全世界で180万ダウンロード。顧客管理にも強い

Compiere
公式ホームページ:Compiere
  • CRM(顧客情報)領域もカバー
  • 使いやすいUI(ユーザーインターフェース)
  • マルチ言語・マルチ通貨

「Compiere(コンピエール)」はCompiere社が提供するオープンソースのERPです。世界で180万ダウンロードの実績を持ち、導入企業数は全世界で2,000社を超えています。ベンダーによる保守サポートはないものの、バイナリーコードやソースコードが、無料で使用可能です。

Compiereの特徴はCRM(顧客管理)機能が統合されている点でしょう。これ一つで購買・物流・会計処理・経営分析などの基幹業務はもちろん、顧客管理やeコマース・販売促進といったCRM領域までカバーします。

企業の資源情報管理と販売情報管理を同一プラットフォーム上で行えるため、業務効率は一気に向上するでしょう。より充実した機能を求める場合は、有償のスタンダードエディションも選択できます。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 セミナー など
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「ADempiere」利用にはChrome等が使えて高機能。デバイスに依存せず、使いやすい

ADempiere
公式ホームページ:ADempiere
  • 日本の商習慣に対応
  • すべての業務を一つのブラウザで完結
  • カスタマイズが容易

「ADempiere」は販売・購買管理・会計管理から生産管理まで、あらゆる基幹業務を一元管理できるERPです。経営部門・営業部門・工場部門がシームレスにつながり、全社的な業務効率アップが期待できます。

システムにアクセスするときは、Internet Explorer、Google ChromeなどのWebブラウザを通す仕組みです。個々のデバイスに依存せず、アクセスする場所も問いません。WebUIを備えた高機能なオープンソースERPは比較的珍しく、世界でも高い評価を得ています。

またモデル駆動アーキテクチャの採用によりカスタマイズも簡単です。アプリケーション辞書という仕組みを利用すれば、プログラミング知識がゼロの社員でもカスタマイズに困ることはないでしょう。

標準仕様で日本の商習慣に対応した債権債務管理機能も備えており、アドオン開発の必要がないのも魅力です。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 ユーザーコミュニティ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「iDempiere」多言語・多通貨対応でグローバル化にも備えられる

iDempiere
公式ホームページ:iDempiere
  • グローバル対応
  • 業務アプリケーションの開発フレームワークとしても活用可能
  • 内部統制機能

「iDempiere」はADempiereの後継として登場したERPです。多言語・多通貨に対応しており、グローバル化に備えられるのも魅力です。

「販売管理」「購買管理」「在庫管理」「生産管理」「会計管理(財務会計/管理会計)」「顧客管理(CRM/SFA)」の機能を搭載し、企業の基幹業務を集約して一元管理します。顧客管理には営業支援管理(SFA)も含まれており、顧客クレームの管理・共有や問い合わせ管理にも対応可能です。

業務アプリケーション開発のベースとなる機能はデフォルトで搭載されています。ユーザーはビジネスロジックのコーディングに集中すればよく、開発はスムーズです。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 ユーザーコミュニティ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金

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「JPiere」日本の商習慣にも無料で対応できる

JPiere
公式ホームページ:JPiere
  • 日本の契約システムに対応
  • 消費税処理もスムーズ
  • 見積伝票も簡単作成

「JPiere」は日本仕様に最適化されたiDempiereのパッケージです。iDempiereのオリジナルは海外製で、日本企業が導入すると何らかのズレが生じます。JPiereはこのズレを最小限に抑えるために必要な、日本の商習慣に対応したさまざまなカスタマイズが施されているのが魅力です

JPiereならではのカスタマイズとしては「契約管理機能」があります。これを利用すれば、販売や購買に関する各種伝票を簡単に作成することが可能です。

また消費税処理機能は、複雑な消費税処理をスムーズにするために加えられました。このほかに受注伝票で見積もりを行える機能なども搭載されています。

ただしパッケージツールという特性上、機能は標準化されたものばかりです。そのため導入に際しては、システムインテグレーター(SIer)に依頼してカスタマイズすることが推奨されています。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 要問い合わせ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「ERP5」カスタマイズ性・汎用性が高く、アパレルから銀行まで実績豊富

ERP5
公式ホームページ:ERP5
  • すべての要素をオープンソースのみで構築可能
  • 高いアクセシビリティ
  • カスタマイズが容易

「ERP5」はPythonで書かれたオープンソースのERPです。ベースとなる型を自由にカスタマイズすることで、既製品にはない柔軟で自由なプラットフォームを設計できます。汎用性の高さから、銀行・病院・自動車産業や地方自治体・アパレル産業など、幅広い業界で導入されているERPです。

ERP5の構成要素はアプリに至るまで、オープンソースで提供されています。個別のアプリケーションコンポーネントをインストールすれば、自社ニーズに特化したERPの構築も可能です。

パッケージを利用しにくい特殊な業種・業界や、独自の業務工程を持つ企業でも、利用しやすいでしょう。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 要問い合わせ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金

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「Openbravo」POSレジ機能を搭載。リアルタイムの在庫管理も可能に

Openbravo
公式ホームページ:Openbravo
  • eコマースに必要なあらゆる機能を網羅
  • 小売店やレストランに特化したPOS機能を選択可能
  • レポート機能で日常業務を分析

「Openbravo」はクラウドで提供される、拡張性の高いオープンソースERPです。eコマース関連業務に特化しており、販売管理に関わるバックオフィス業務や注文管理・在庫管理などを一つのプラットフォームで実現します。

POS機能など、業務効率向上のための機能が豊富な点も特徴です。実店舗やオンラインショップの販売から支払い、返品までを処理したり、リアルタイムで在庫を管理したりすることができます

また柔軟性の高いモジュラー アーキテクチャの採用により、高い拡張性を持つ点も見逃せません。自社で使用中のシステムと連携させれば、ビジネスの流れがより一層加速するでしょう。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 サポートチームあり
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「ERPNext」グローバル拠点にも対応!スマホやタブレットから使えてテレワークも促進

ERPNext
公式ホームページ:ERPNext
  • 企業運用に必要な基幹業務を一元管理
  • カスタマイズが容易
  • マルチデバイス対応

「ERPNext」はグローバル拠点にも対応できる、グローバル・オープンソースERPです。4大経営資源といわれる「ヒト・モノ・カネ・情報」を適切に一元管理できます。すべての機能はダッシュボード上で操作できるため、ブラウザ上にいくつも画面を並べる必要はありません。

またERPNextはパソコンはもちろん、スマホやタブレットでの利用も可能です。いつでもどこからでもアクセスしやすく、テレワーク中の社員や遠方拠点の社員とも情報を共有できます。

機能は必要に応じて追加できるため、スモールスタートも可能です。企業の規模を問わずに導入しやすく、ERPの導入に不安がある中小規模の企業にもおすすめできます。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 ヘルプデスクあり
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「Axelor」機能追加はドラッグ&ドロップで簡単。プログラミング知識に自信がない人にも

Axelor
公式ホームページ:Axelor
  • クラウド型オープンソースERP
  • CRM・BPM・ERPを統合
  • ローコードプラットフォーム

「Axelor」はシンプルで使いやすいUIを備えたオープンソースERPです。CRM、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)ツールの役割も果たし、顧客管理や業務管理の流れを定型化・最適化します。

Axelorの魅力は個々のニーズや課題に応じて、必要なモジュールを簡単に追加できる点です。プラットフォームへの機能の追加は、ドラッグ&ドロップのみで完了します。コードを書く必要がないため、プログラミング言語の知識がない人でも、戸惑うことはないでしょう。

またプラットフォームは完全にWeb上で展開されるクラウド型のため、デバイスを選ばないのも魅力です。ユーザーはインターネット環境の整っている場所からなら、いつでも必要な情報にアクセスできます。

サーバーの設置や保守管理の必要がなく、運用のコスト・手間もかかりません。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 パートナーネットワーク 等
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「Apache OFBiz」注文や在庫管理も可能。製造業や小売業にぴったり

Apache OFBiz
公式ホームページ:Apache OFBiz
  • Java ベースの Web フレームワーク
  • 高い拡張性
  • オンラインデモ付き

「Apache OFBiz」はJavaベースで開発された、スケーラビリティの高いERPです。ウィジェットベースの UIを備え、簡単にWeb アプリケーションのプロトタイプ作成・開発を行えます。搭載されているカスタム機能を使えば、フレームワークの拡張や強化も内製化が可能です。

すぐに利用できるコアモジュールとしては会計・CRM・注文管理・e コマースのほか、倉庫や在庫管理、製造、MRPなどがあります。特に製造業・小売業・流通業に携わる企業に必要な機能がそろっており、通常業務を加速してくれるでしょう。

フレームワークを活用してみたい場合はオンラインデモの活用がおすすめです。eコマースのウェブストアとバックエンド ERP アプリケーションから、自社ニーズに合うものを試せます。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 要問い合わせ
セキュリティ対策 要問い合わせ
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無料で使えるオープンソースERPの比較ポイント

システムを選ぶビジネスマンオープンソースERPを比較する際は以下のようなポイントを押さえておきましょう。

必要な機能が搭載され、利用にあたり制限がないか

無料のERPを導入する際は、必要機能が網羅されているか、機能に制限はないかをチェックするのがおすすめです。

会計や人事労務、販売・在庫管理等、ERPは製品ごとに持っている機能が異なります。小売業や流通業なら販売・在庫管理機能があるもの、経理や採用といった業務を連携させたい場合は会計・人事労務の機能があるもの等、自社に必要な機能が揃っているERPを選びましょう。

開発や利用者コミュニティが活発か

開発や利用者コミュニティが活発かどうかも、無料のERPを導入する際は注目する必要があります。

無料のERPの多くはオープンソースで、自由に利用できる代わりに不具合が起きた場合やカスタマイズしたい場合は自力での解決が求められます。そのため開発が多く行われていたり、利用者同士で解決できるコミュニティが活発に動いていたりするERPを選ぶと安心でしょう。

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無料で使えるオープンソースERPの導入手順

オープンソースERPを導入するには、いくつかのステップを踏む必要があります。代表的な手順を解説します。

① 解決したい課題を明確にする

まずは自社の業務プロセスを見直し、解決したい課題を明確にしましょう。現在の業務フローを図に起こし、効率化したい作業やデータを統合したい部分を分析します。

ここで必要な機能とシステムを明確にすることで、オープンソースERPの選定でミスマッチが起きにくくなります。

② オープンソースERPの選定をする

機能や操作デモなどを使って複数のオープンソースERPを比較しましょう。最低でも、2~3製品を比較し、検討することをおすすめします。複数の製品を比較することで、自社における使い勝手の良いシステムを導入しやすくなります。

③ オープンソースERPをインストールする

オープンソースERPをインストールする際は、WindowsやLinuxサーバーやクラウドサービス、Docker環境などが利用できます。

④ 初期設定とカスタマイズを行う

ソースコードをダウンロードしたら、初期設定やデータベース構築をしましょう。表示言語が英語など外国語の場合は、日本語化の作業が必要になることもあります。

自社の業務に合わせて必要なカスタマイズを、プログラミングや管理画面から反映します。プログラミングをするだけの専門人員を確保できない場合は、外部のベンダーや導入支援サービスを活用しましょう。

⑤ 既存の業務データを移行する

既存システムからマスターや取引データをエクスポートし、オープンソースERPにインポートしましょう。インポートを行う際は、変換マッピング表を作成する必要があります。この作業が不十分だと、連携できないデータが生じるリスクがあるので、念入りに行いましょう。

インポート後は件数や金額など、インポートしたデータの整合性を照合し、不整合や漏れがないかを確認してください。

⑥ システムの動作を検証する

まずはテスト運用を開始し、フィードバックに基づいてシステムを改修します。問題がなければ全社に展開し、本格運用を始めます。

本番環境で運用を始めたら、定期的にバックアップを取ることを忘れないでください。バックアップをこまめに取っていればいるほど、万が一の不具合が発生した際もロールバック処理を行い、問題のなかった状態に戻しやすくなります。

⑦ フィードバックを受けながら改善していく

運用を開始すると、実際に使った人から様々なフィードバックを受けることがあります。フィードバックをもとに、改善できる点は改善をしていくことで、自社にマッチした使いやすいERPシステムになっていきます。

フィードバックがなくても、定期的に業務フローなどを再確認することで、効率的なシステム開発を続けられます。

コストを抑えてERPを導入するならクラウドサービスを検討しよう

パソコンを使う女性無料で使えるオープンソース型のERPは初期費用や月額費用がかからずに、低コストで導入可能です。しかし、いざ運用を考えていくと、インフラ環境の構築や運営・保守にかかる人件費など、かえってコストがかかってしまうケースもあります。

有料のERPは初期費用こそ発生するものの、導入準備や設計をベンダーへ依頼できたり、アップデートで機能が追加されたりといったメリットがあります。近年ではクラウド型の製品も多数出ており、導入コストを比較的安価に抑えられるケースも多いです。

自社に開発に割けるリソースがない、開発するよりパッケージをそのまま使いたい場合は、クラウド型のERP製品も検討しながら製品選びを進めましょう。

次の記事ではおすすめのERPを各製品の特徴や機能で比較しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。

ぴったりのERP選びはミツモアで

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