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無料で使えるオープンソースERPおすすめ9選!導入手順や比較ポイントも解説

ぴったりのERP(基幹システム)をさがす
最終更新日: 2024年11月29日

ERPとは「会計」や「生産」「販売」などの基幹業務を統合する基幹系情報システムを指します。このERPを無料で使える形態としてオープンソースERPという選択肢があります。

本記事では無料で使えるオープンソースのERP9選を紹介します。オープンソースERPの説明や各製品の特徴について、詳しく解説するので、製品選びの参考にしてみてください。

オープンソースERPとは?無料で使える理由も解説

無料で使えるタスク管理ツール10選オープンソースERPとは、オープンソースソフトウェアとして公開されているERPシステムのことです。オープンソースソフトウェアとはソフトウェアを構成するソースコードを、誰でも自由に使用、変更、配布できる形で公開しているシステムのことです。

それぞれのシステムによって使用や配布の方法が明確に定義されており、利用者は条件を確認して使う必要があります。

そもそもERPシステムとは?

ERPシステムは「会計」「生産」「販売」「物流」「人事」といった企業の基幹業務を統合する「基幹系情報システム」のことです。さまざまな基幹業務にまたがるマスタデータとトランザクションデータををひとつに統合することで、企業が保有する経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報の活用を効率的に進められます。

おもに会計管理や在庫管理、生産管理や労務・人事管理などの機能をもち、さまざまな形態で提供されています。基本的にはパッケージやクラウドベースで有料製品として販売されており、無料で利用するにはオープンソースソフトウェアを活用する必要があります。

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無料で使える理由とメリット・デメリット

オープンソースERPは一般的な有料で販売されているERPと違い、オープンソースという形態で提供されているため、使用料や導入費用が掛からず無料で使うことができます。

オープンソースのライセンス形態はシステムによって異なりますが、多くは基本機能の商用利用を無料としています。一方で、オープンソースERPはその特性から以下のようなメリット・デメリットもあります。

メリット デメリット
月額費用やライセンス費用が掛からない サポート体制が不安定
自社内で自由にカスタマイズできる 技術的な知識が必須
ユーザーコミュニティで品質改善される 初期設定やカスタマイズに手間が掛かる
特定のベンダーに依存しないので移行しやすい 業界や自社向けの機能が不足しがち

オープンソースERPを利用する場合、必要な機能や自社向けのカスタマイズは自力でおこなう必要があります。自由度は高いものの、利用者自らが必要な機能を追加したり、設定を変更したりするには技術的スキルが求められます。そのため、社内のITリソースが不足している場合はあまり推奨できません。

ただ、外部のコンサルタントやIT事業者と連携して導入する企業もいます。自社のリソースや必要なカスタマイズを鑑みて導入しましょう。

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無料で使えるオープンソースERPおすすめ9選

無料イラスト無料で使えるオープンソースのERPサービス9選を紹介します。

「Compiere」全世界で180万ダウンロード。顧客管理にも強い

Compiere
公式ホームページ:Compiere
  • CRM(顧客情報)領域もカバー
  • 使いやすいUI(ユーザーインターフェース)
  • マルチ言語・マルチ通貨

「Compiere(コンピエール)」はCompiere社が提供するオープンソースのERPです。世界で180万ダウンロードの実績を持ち、導入企業数は全世界で2,000社を超えています。ベンダーによる保守サポートはないものの、バイナリーコードやソースコードが、無料で使用可能です。

Compiereの特徴はCRM(顧客管理)機能が統合されている点でしょう。これ一つで購買・物流・会計処理・経営分析などの基幹業務はもちろん、顧客管理やeコマース・販売促進といったCRM領域までカバーします。

企業の資源情報管理と販売情報管理を同一プラットフォーム上で行えるため、業務効率は一気に向上するでしょう。より充実した機能を求める場合は、有償のスタンダードエディションも選択できます。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 セミナー など
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「ADempiere」利用にはChrome等が使えて高機能。デバイスに依存せず、使いやすい

ADempiere
公式ホームページ:ADempiere
  • 日本の商習慣に対応
  • すべての業務を一つのブラウザで完結
  • カスタマイズが容易

「ADempiere」は販売・購買管理・会計管理から生産管理まで、あらゆる基幹業務を一元管理できるERPです。経営部門・営業部門・工場部門がシームレスにつながり、全社的な業務効率アップが期待できます。

システムにアクセスするときは、Internet Explorer、Google ChromeなどのWebブラウザを通す仕組みです。個々のデバイスに依存せず、アクセスする場所も問いません。WebUIを備えた高機能なオープンソースERPは比較的珍しく、世界でも高い評価を得ています。

またモデル駆動アーキテクチャの採用によりカスタマイズも簡単です。アプリケーション辞書という仕組みを利用すれば、プログラミング知識がゼロの社員でもカスタマイズに困ることはないでしょう。

標準仕様で日本の商習慣に対応した債権債務管理機能も備えており、アドオン開発の必要がないのも魅力です。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 ユーザーコミュニティ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「iDempiere」多言語・多通貨対応でグローバル化にも備えられる

iDempiere
公式ホームページ:iDempiere
  • グローバル対応
  • 業務アプリケーションの開発フレームワークとしても活用可能
  • 内部統制機能

「iDempiere」はADempiereの後継として登場したERPです。多言語・他通貨に対応しており、グローバル化に備えられるのも魅力です。

「販売管理」「購買管理」「在庫管理」「生産管理」「会計管理(財務会計/管理会計)」「顧客管理(CRM/SFA)」の機能を搭載し、企業の基幹業務を集約して一元管理します。顧客管理には営業支援管理(SFA)も含まれており、顧客クレームの管理・共有や問い合わせ管理にも対応可能です。

業務アプリケーション開発のベースとなる機能はデフォルトで搭載されています。ユーザーはビジネスロジックのコーディングに集中すればよく、開発はスムーズです。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 ユーザーコミュニティ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金

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「JPiere」日本の商習慣にも無料で対応できる

JPiere
公式ホームページ:JPiere
  • 日本の契約システムに対応
  • 消費税処理もスムーズ
  • 見積伝票も簡単作成

「JPiere」は日本仕様に最適化されたiDempiereのパッケージです。iDempiereのオリジナルは海外製で、日本企業が導入すると何らかのズレが生じます。JPiereはこのズレを最小限に抑えるために必要な、日本の商習慣に対応したさまざまなカスタマイズが施されているのが魅力です

JPiereならではのカスタマイズとしては「契約管理機能」があります。これを利用すれば、販売や購買に関する各種伝票を簡単に作成することが可能です。

また消費税処理機能は、複雑な消費税処理をスムーズにするために加えられました。このほかに受注伝票で見積もりを行える機能なども搭載されています。

ただしパッケージツールという特性上、機能は標準化されたものばかりです。そのため導入に際しては、システムインテグレーター(SIer)に依頼してカスタマイズすることが推奨されています。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 要問い合わせ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「ERP5」カスタマイズ性・汎用性が高く、アパレルから銀行まで実績豊富

ERP5
公式ホームページ:ERP5
  • すべての要素をオープンソースのみで構築可能
  • 高いアクセシビリティ
  • カスタマイズが容易

「ERP5」はPythonで書かれたオープンソースのERPです。ベースとなる型を自由にカスタマイズすることで、既製品にはない柔軟で自由なプラットフォームを設計できます。汎用性の高さから、銀行・病院・自動車産業や地方自治体・アパレル産業など、幅広い業界で導入されているERPです。

ERP5の構成要素はアプリに至るまで、オープンソースで提供されています。個別のアプリケーションコンポーネントをインストールすれば、自社ニーズに特化したERPの構築も可能です。

パッケージを利用しにくい特殊な業種・業界や、独自の業務工程を持つ企業でも、利用しやすいでしょう。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 要問い合わせ
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金

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「Openbravo」POSレジ機能を搭載。リアルタイムの在庫管理も可能に

Openbravo
公式ホームページ:Openbravo
  • eコマースに必要なあらゆる機能を網羅
  • 小売店やレストランに特化したPOS機能を選択可能
  • レポート機能で日常業務を分析

「Openbravo」はクラウドで提供される、拡張性の高いオープンソースERPです。eコマース関連業務に特化しており、販売管理に関わるバックオフィス業務や注文管理・在庫管理などを一つのプラットフォームで実現します。

POS機能など、業務効率向上のための機能が豊富な点も特徴です。実店舗やオンラインショップの販売から支払い、返品までを処理したり、リアルタイムで在庫を管理したりすることができます

また柔軟性の高いモジュラー アーキテクチャの採用により、高い拡張性を持つ点も見逃せません。自社で使用中のシステムと連携させれば、ビジネスの流れがより一層加速するでしょう。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 サポートチームあり
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「ERPNext」グローバル拠点にも対応!スマホやタブレットから使えてテレワークも促進

ERPNext
公式ホームページ:ERPNext
  • 企業運用に必要な基幹業務を一元管理
  • カスタマイズが容易
  • マルチデバイス対応

「ERPNext」はグローバル拠点にも対応できる、グローバル・オープンソースERPです。4大経営資源といわれる「ヒト・モノ・カネ・情報」を適切に一元管理できます。すべての機能はダッシュボード上で操作できるため、ブラウザ上にいくつも画面を並べる必要はありません。

またERPNextはパソコンはもちろん、スマホやタブレットでの利用も可能です。いつでもどこからでもアクセスしやすく、テレワーク中の社員や遠方拠点の社員とも情報を共有できます。

機能は必要に応じて追加できるため、スモールスタートも可能です。企業の規模を問わずに導入しやすく、ERPの導入に不安がある中小規模の企業にもおすすめできます。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 ヘルプデスクあり
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「Axelor」機能追加はドラッグ&ドロップで簡単。プログラミング知識に自信がない人にも

Axelor
公式ホームページ:Axelor
  • クラウド型オープンソースERP
  • CRM・BPM・ERPを統合
  • ローコードプラットフォーム

「Axelor」はシンプルで使いやすいUIを備えたオープンソースERPです。CRM、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)ツールの役割も果たし、顧客管理や業務管理の流れを定型化・最適化します。

Axelorの魅力は個々のニーズや課題に応じて、必要なモジュールを簡単に追加できる点です。プラットフォームへの機能の追加は、ドラッグ&ドロップのみで完了します。コードを書く必要がないため、プログラミング言語の知識がない人でも、戸惑うことはないでしょう。

またプラットフォームは完全にWeb上で展開されるクラウド型のため、デバイスを選ばないのも魅力です。ユーザーはインターネット環境の整っている場所からなら、いつでも必要な情報にアクセスできます。

サーバーの設置や保守管理の必要がなく、運用のコスト・手間もかかりません。

無料期間 無制限
財務会計
人事労務
販売・在庫管理
分析機能
データ連携
サポート体制 パートナーネットワーク 等
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 要問い合わせ

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「Apache OFBiz」注文や在庫管理も可能。製造業や小売業にぴったり

Apache OFBiz
公式ホームページ:Apache OFBiz
  • Java ベースの Web フレームワーク
  • 高い拡張性
  • オンラインデモ付き

「Apache OFBiz」はJavaベースで開発された、スケーラビリティの高いERPです。ウィジェットベースの UIを備え、簡単にWeb アプリケーションのプロトタイプ作成・開発を行えます。搭載されているカスタム機能を使えば、フレームワークの拡張や強化も内製化が可能です。

すぐに利用できるコアモジュールとしては会計・CRM・注文管理・e コマースのほか、倉庫や在庫管理、製造、MRPなどがあります。特に製造業・小売業・流通業に携わる企業に必要な機能がそろっており、通常業務を加速してくれるでしょう。

フレームワークを活用してみたい場合はオンラインデモの活用がおすすめです。eコマースのウェブストアとバックエンド ERP アプリケーションから、自社ニーズに合うものを試せます。

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人事労務
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サポート体制 要問い合わせ
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無料で使えるオープンソースERP9製品比較一覧表

無料で使えるERPサービス9製品の比較表
無料で使えるERPサービス9製品の比較表

上記で紹介したおすすめのオープンソースERP9製品の機能やサポートについてかんたんに比較表にまとめました。こちらも参考にしながら製品について比較してください。

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無料で使えるオープンソースERPの比較ポイント

システムを選ぶビジネスマンオープンソースERPを比較する際は以下のようなポイントを抑えておくといいでしょう。

必要な機能が搭載され、利用にあたり制限がないか

無料のERPを導入する際は、必要機能が網羅されているか、機能に制限はないかをチェックするのがおすすめです。

会計や人事労務、販売・在庫管理等、ERPは製品ごとに持っている機能が異なります。小売業や流通業なら販売・在庫管理機能があるもの、経理や採用といった業務を連携させたい場合は会計・人事労務の機能があるもの等、自社に必要な機能が揃っているERPを選びましょう。

開発や利用者コミュニティが活発か

開発や利用者コミュニティが活発かどうかも、無料のERPを導入する際は注目する必要があります。

無料のERPの多くはオープンソースで、自由に利用できる代わりに不具合が起きた場合やカスタマイズしたい場合は自力での解決が求められます。そのため開発が多く行われていたり、利用者同士で解決できるコミュニティが活発に動いていたりするERPを選ぶと安心でしょう。

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無料で使えるオープンソースERPの導入手順

オープンソースのERPを導入する手順についてまとめました。手順ごとに課題や行き詰まりがあれば、ユーザーコミュニティや公式のサポートに頼りましょう。

1.要件定義とオープンソースERPの選定

自社の業務プロセスと課題から必要な機能とシステムを明確化します。現在の業務フローなどを図示し、効率化したい作業やデータ統合したい部分を分析します。必要機能の優先順位をつけ、ニーズを固めるといいでしょう。

ニーズが固まったら、いくつかのオープンソースERPソフトを機能や操作デモなどで比較し、どのERPを導入するか決めます。

2.オープンソースERPのDL・インストール

選定したERPを自社環境に導入しましょう。

オンプレミスの場合は必要なハードウェアを確認し、OSをインストールします。クラウド環境で利用したければ、AWSやDigitalOceanなどのサービスで仮想サーバーを作成する手順が必要です。

ERPによって特定のデータベースやプログラミングランタイムが必要になることもあるので、こちらを事前にインストールします。選んだERPを公式サイトからDLし、ソフトウェアをインストール。解凍したり、特定のディレクトリに配置します。

3.初期設定とカスタマイズ

管理者アカウントや業務担当者向けアカウントを作成し、初期設定を進めます。基本的には、業務フローに合わせて設定をおこないます。たとえば在庫管理のルールや単位を設定するなどします。

設定ができたら、使いたいモジュールや機能を有効化して、フィールドやレイアウトをカスタマイズしましょう。コーディングやプラグイン、外部スクリプトの利用などカスタマイズ方法はシステムに合わせて選びます。

4.既存の業務データの移行

現在使っているシステムやツールにある顧客や製品のデータをERPに移行します。各データを整理し、いくつかのまとまったカテゴリごとにまとめておきましょう。

まとめた各種データを導入するERPのフォーマットに合わせて整形します。その後、CSVなどの形式でエクスポートして、ERPのデータインポート機能を利用して、インポートします。

正しくインポートされたか、重要な情報が正確に反映されているかチェックしましょう。

5.システム動作の検証とフィードバック

システムがきちんと動作するか?問題点がないか検証します。実際の業務フローに合わせて機能を使い、エラーが発生しないか確認します。

さまざまな業務をおこなう何名かユーザーにテストしてもらい、問題点についてフィードバックをもらいましょう。問題点があれば、再設定やカスタマイズをおこない、再度テストします。

実際に利用する従業員のトレーニングもおこないつつ、問題点の発見と改善をおこなって導入します。

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手軽に安くERPを導入したいならクラウドサービスも検討しよう

パソコンを使う女性無料で使えるオープンソース型のERPは初期費用や月額費用がかからずに、低コストで導入可能です。しかし、いざ運用を考えていくと、インフラ環境の構築や運営・保守にかかる人件費など、かえってコストがかかってしまうケースもあります。

有料のERPは初期費用こそ発生するものの、導入準備や設計をベンダーへ依頼できたり、アップデートで機能が追加されたりといったメリットがあります。近年ではクラウド型の製品も多数出ており、導入コストを比較的安価に抑えられるケースも多いです。

自社に開発に割けるリソースがない、開発するよりパッケージをそのまま使いたい場合は、クラウド型のERP製品も検討しながら製品選びを進めましょう。

次の記事ではおすすめのERPを各製品の特徴や機能で比較しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。

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