インターネットを利用した学習形態のeラーニング。クラウドサーバー上で使えるクラウド型のeラーニングシステムを使えば、マルチデバイス対応ですぐに始められます。
本記事では数あるeラーニングシステムの中から、クラウド型のおすすめ製品のみを厳選して紹介。選び方から導入のメリットまでわかりやすく解説します。
クラウド型eラーニングシステムを導入するメリット
クラウド型とはサーバー上に構築されたシステムにアクセスすることでサービスを利用する形態のことを指します。自社サーバー内でシステムを構築するオンプレミス型とは異なり、インターネット環境があればどこでも利用可能な点や導入コストが抑えられる点など様々なメリットが挙げられます。ここではクラウド型eラーニングシステムを導入するメリットを説明します。
メンテナンスやアップデートが不要
クラウド型eラーニングシステムは、システム自体が提供会社によって管理されているため、システムメンテナンスを自社で行う必要がありません。
またシステムのアップデートや機能の改良もすべて提供会社に仕事なので、手間をかけることなく、常に最新の状態でシステムを利用できます。
コストを抑えた運用が可能
クラウド型はサーバーやデータベースの構築費用が必要ないため、初期費用を抑えた運用が可能です。
クラウド型システムは基本的に月額課金制で、毎月の利用料金も200円~など、比較的安価なシステムが多いです。初期費用と運用コストを抑えながら導入できる点がクラウド型の強みです。
いつでもどこでも利用できる
クラウド型はマルチデバイス対応なので、スマホやタブレットを活用しながら、時間や場所を問わず利用できます。
特にテレワークが普及している企業や社外での仕事が多い企業は、クラウド型でマルチデバイスに対応しているシステムを選ぶようにしましょう。
災害に強い
クラウド型eラーニングシステムは、自社サーバーのみでの管理ではないため、災害など万が一の際にデータが消えてしまうリスクを軽減できます。
クラウド型のシステムを提供している企業の多くは、データを複数のセンターに分散させるBCP対策に注力しています。
自然災害や事故などによる事業への損害を最小限にとどめ、素早い復旧が可能になります。
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クラウド型eラーニングシステムおすすめ5選
おすすめのクラウド型eラーニングシステムを5製品紹介します。
製品 | 特徴 | 初期費用 | 月額料金 |
eden LMS | シンプルで柔軟な使い心地が魅力 | 0円 | プラン1:40,000円~ プラン2:300円~ |
SAKU-SAKU Testing | 管理者の使いやすさが圧倒的なシステム | 要問合わせ | 660円~ |
AirCourse | 月額200円で動画研修が受け放題 | 0円 | 200円~ |
Generalist/LW | 状況に合わせて自由にプランを選べる | 要問合せ | プラン1:20,000円~ プラン2:10,000円~ |
etudes | 直感的わかりやすい操作画面 | o円 | 500円~ |
「eden LMS」シンプルで柔軟な使い心地が魅力
「eden LMS」はシンプルで柔軟な運用が魅力の、クラウド型eラーニング&人材育成支援システムです。
Webプラウザのみで、簡単に学習コンテンツの作成が可能。また育成プロセスにも対応しており、人事評価や人材育成データ等もまとめて一元管理できます。
初期費用不要で、ユーザー数も1か月単位で変更可能。雇用形態が複雑な企業であっても問題なく導入できるでしょう。使い方に合わせて様々なプランがあるので自社に合ったプランを選びましょう。
料金 |
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「SAKU-SAKU Testing」管理者の使いやすさが圧倒的なシステム
「SAKU-SAKU Testing」は、CBT(Computer Based Testing)の技術と実績を基に開発されたクラウド型eラーニングプラットフォームです。
テスト・アンケートの作成や、コンテンツを組み合わせたコースの作成など、幅広いeラーニングコンテンツが搭載されています。
導入社数累計1,500社の教育担当者のニーズ、月間20万IDのユーザの要望を基に、日々開発が行われ、利用継続は97%と高水準を維持。初めて導入する企業でも安心して利用できるでしょう。
料金 |
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「AirCourse」月額200円で動画研修が受け放題
「AirCourse」はKIYOラーニング株式会社が提供する、大企業からベンチャー企業まで多数導入されているeラーニングシステムです。
最大の魅力は、月額200円で600コース3,500本以上の動画研修が受け放題な点です。さらに自社独自のコースを作成し、配信することもできます。
またeラーニング以外にも、ソーシャルラーニングというSNSを通じてコミュニティ内で学習する機能も搭載。SlackやLINEと同様、簡単にナレッジ共有が可能となっています。
料金 |
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「Generalist/LW」状況に合わせて自由にプランを選べる
「Generalist/LW」は、芝デジタルソリューションズが提供するクラウド型eラーニングシステムです。
3つのプランから、自社の教育環境や利用頻度に合った最適なプランを自由に選択可能。eラーニング教材も簡単に作成できるのも魅力です。
またHTMLやPowerPoint、office365やZoomとの連携オプションもあるため、自社に合わせた効率的な運用が実現します。
料金 |
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「etudes」人材育成の専門家が開発したシステム
「etudes」はアルー株式会社が提供する、社内教育に必要な機能を1つ集約したクラウド型eラーニングシステムです。
人材育成の専門家が開発したシステムであるため、プロフェッショナルが育つハイレベルな教材を多く搭載。また社内教育の質向上のため、幅広い教材形式への対応や、細かな学習履歴の取得などの機能も備わっています。
受講者のモチベーションを高めるシンプルで扱いやすい操作画面や、高度なセキュリティ体制が整備されている点も魅力で、多くの企業から支持されています。
料金 |
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クラウド型eラーニングシステムの選び方
クラウド型eラーニングシステムを選ぶ際は「セキュリティ対策が十分か」「カスタマイズ性に優れているか」「既存コンテンツと連携可能か」を比較するようにしましょう。
セキュリティ対策が十分か
クラウド型のeラーニングシステムはインターネットを介するため、提供会社のセキュリティレベルを確認するようにしましょう。
クラウド型はオンプレミス型と比べると、セキュリティ対策が劣っているのは事実。セキュリティ対策の不十分は、情報漏洩などのトラブルにつながります。
企業の情報を守るためにも、システム更新頻度や脆弱性診断の実施報告書などを確認し、外部の脅威から完全に守られているシステムを選ぶようにしましょう。
カスタマイズ性に優れているか
クラウド型のeラーニングシステムは、オンプレミス型と比較すると、カスタマイズ性に劣るシステムが多いのも事実。
「料金プランを自由に選べるか」「必要に応じて手軽に機能を追加できるか」など、自社のニーズに合ったカスタマイズができるシステムを選びましょう。
既存コンテンツと連携可能か
既存コンテンツと連携可能なシステムを選ぶことで、より効率的な運用が実現します。
例えばowerPointやoffice365、Zoomなどのシステムと連携することで、新たなコンテンツ作成や仕組み構築の手間を省くことができるでしょう。
すでに独自の研修システムを持っている場合は、連携可能か確認することも大切です。
クラウド型eラーニングシステムを活用して、働きやすい環境整備を
クラウド型のeラーニングシステムは、コストを抑えた運用や場所・時間にとらわれない利用が魅力です。
しかしセキュリティ対策やカスタマイズ性に劣っているシステムもあるため、無料トライアル期間などを利用しながら慎重に選定してください。
クラウド型eラーニングシステムを導入し、業務の効率化はもちろん、教育環境に優れたより働きやすい企業の実現を目指しましょう。
次の記事ではおすすめのeラーニングシステム各製品の特徴や機能を比較しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。
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