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引っ越したら必要な車の手続き手順まとめ!期限を過ぎたらどうなる?

最終更新日: 2022年10月26日

「荷ほどきで慌ただしくしているうちに、すっかり車の手続きを忘れていた・・・」
「近くに引っ越しただけでも住所変更は必要なの?」

引っ越しをするとついてまわる大量の手続き。車を持っている場合、車庫証明や車検証も住所変更の手続きをしなければならないのをご存じですか?

住所が変わると必要な車の手続きを、着手する順番にまとめました。

変更を怠ったらどうなるのか、代行で済ませることはできるのかといった疑問にもお答えします。

引っ越し時に必要な車の手続きの流れ

チェックリスト

引っ越しで住所が変わったときに必要な車の手続きは大まかに以下の4つです。手続きを行う順番と場所をまとめました。

やること 手続き場所
1 運転免許証の住所変更 警察署または運転免許センター
2 車庫証明(自動車保管場所証明書)の再取得 管轄の警察署
3 車検証の住所変更・ナンバープレートの交換 管轄の運輸支局
4 自動車保険の住所変更 電話・郵送・Webなど

運転免許証の住所変更と車庫証明の再取得は、警察署で一気に済ませると楽です。車庫証明の取得には多くの書類が必要なので、引越し前にある程度用意しておくことをおすすめします。

車検証の住所変更手続きの際には、新しい車庫証明を提出しなければなりません。この順番は前後できないので注意しましょう。

それぞれの手続きに必要なものや手順は後述します。

住所変更期限を過ぎるとどうなる?考えられる5つのリスク

打ちひしがれる男性

引っ越しをすると大量の手続きや家の片付けに追われ、ついつい車の手続きを後回しにしてしまうことがあるかもしれません。

住所変更をしないと、具体的にどんなリスクがあるのかまとめてみました。

  • 罰金を科されるおそれがある
  • リコール案内が届かず、車の重大な欠陥を放置してしまう
  • 税金や保険の通知が届かず、滞納や手続き漏れにつながる
  • 盗難や事故のときに所有者・使用者の確認が遅れる
  • 車の売却時に必要書類が増える

罰金を科されるおそれがある

免許証の住所変更、自動車の保管場所の変更(車庫証明の再取得)、車検証の住所変更は、それぞれ法律で義務付けられた手続きです。

違反すると罰金を科される可能性もあります。

やること 期限 罰則
運転免許証の住所変更 2万円以下の罰金
車庫証明の再取得 住所変更日から15日以内 10万円以下の罰金
車検証の変更 住所変更日から15日以内 50万円以下の罰金

実際には、期限を過ぎたからといって即座に罰金が科せられることはめったにありません。15日以上経ってから手続きに行っても、その場で摘発されることもないようです。

ただし厳密には法律違反であることは忘れてはいけません。罰金を求められても文句は言えないのです。

期限を過ぎていても、思い出した時点ですみやかに手続きを行うことをおすすめします。

リコール案内が届かず、車の重大な欠陥を放置してしまう

車に重大な欠陥が見つかったときのリコール案内は、車検証の登録住所に送られます。つまり車検証の住所変更を怠ると、現住所にリコールの案内が届きません。

車の欠陥に気づかないまま車に乗り続け、重大な事故に発展してしまうリスクがあります。

税金や保険の通知が届かず、滞納や手続き漏れにつながる

自動車にかかる税金の納付書や自動車保険の通知の送り先も、車検証の登録住所です。また路上での道交法違反による反則金の通知も、ナンバープレートから割り出した車検証の住所に送られます。

送られたことに気づかず、税金や反則金を知らないうちに滞納していたり、必要な手続きが漏れたりするかもしれません。

盗難や事故のときに所有者・使用者の確認が遅れる

自動車の盗難や事故のとき、巻き込まれた車のナンバープレートから所有者(または使用者)の情報が割り出され、連絡がいくことがあります。

住所変更手続きをしていないと、連絡が届かずにトラブルへの対処が遅れてしまうかもしれません。

車の売却時に必要書類が増える

車を売却するとき、車検証記載の住所と現住所が異なる場合、2か所のつながりを証明する書類を求められます。

具体的には、1つ前の住所が載った住民票の写し(1回転居した場合)や、今までの転居履歴がすべて載っている戸籍の附票(複数回転居した場合)です。

住所変更をしていないことで、必要な書類が増えて売却手続きが煩雑になってしまうかもしれません。

【STEP1】運転免許証の住所変更

運転免許証

運転免許証は、自動車を運転するために携帯するほか、あらゆる場所で身分証明書として使える書類でもあります。

住所変更をしていないと運転免許証による本人確認もできなくなってしまうので、引っ越したらすみやかに変更手続きをしましょう。

手続き場所
  • 新居の住所がある都道府県の警察署
  • 運転免許センター
  • 運転免許試験場
必要なもの
  • 運転免許証
  • 新住所を確認できる書類
    • 住民票(マイナンバー記載なし)
    • 住所変更済みのマイナンバーカード
    • 健康保険証
    • 消印入り郵便物
手順
  1. 窓口で「運転免許証記載事項変更届」をもらい、記入する
  2. 窓口に変更届を提出し、新住所を確認できる書類を提示する
  3. 運転免許証と住所確認書類を返却してもらう

免許証の手続きが完了すると、裏面に新住所を記載してもらえます。

新住所を確認できる書類は手続きが終わると返却されます。

参考:記載事項変更(住所、氏名、本籍(国籍等)の変更の方)|警視庁

【STEP2】車庫証明(自動車保管場所証明書)の再取得

車庫証明の申請書

引っ越しをすると、普段車を停めておく駐車場も変わります。

車の保管場所が確保されていることを証明する「車庫証明(正式名称:自動車保管場所証明書)」も、新しい駐車場の住所であらためて取得しなければなりません。

手続き場所 車庫の住所を管轄する警察署
期限 住所変更から15日以内
必要なもの
  • 自動車保管場所証明申請書
  • 保管場所標章交付申請書
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 保管場所使用権原疎明書面(自認書):自己所有の駐車場の場合
  • 保管場所使用承諾証明書/駐車場の賃貸借契約書コピー:他人所有の駐車場の場合
  • 自動車を使用する本拠の位置(新居の住所)を証明するもの
    • 住所変更済みの本人確認書類
    • 消印入り郵便物
    • 公共料金の領収書
  • 手数料(収入証紙)
費用
  • 申請手数料:2,000~2,200円程度
  • 標章交付手数料:500~600円程度
手順
  1. 必要書類を用意し、記入する
  2. 警察署の窓口で必要書類を提出し、手数料を支払う
  3. 3~7日後に保管場所標章を受け取り、車に貼る

駐車場はそのままで、自分だけ近隣の別の場所に引っ越したという場合も、車庫証明は再取得する必要があります。さらにこのとき、新居は駐車場から2km圏内でなくてはなりません。

必要書類の中には、駐車場と自宅の位置を示す配置図というものがあります。これは手書きのほか、Googleマップなどのネット地図を出力して貼り付けることも可能です。

車庫証明の手続きについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:引っ越したら車庫証明の住所変更をしよう!必須書類や手数料を解説|ミツモア

【STEP3】車検証の住所変更・ナンバープレートの交換

車検証

車検証(正式名称:自動車検査証)は、車が国で定められた保安基準を満たしていることを証明する書類で、検査を受けた年月や車種・年式などの情報のほか、車の所有者・使用者の氏名や住所が載っています。

車検証の記載事項に変更が生じたら、変更手続きをしなくてはなりません。

手続き場所
  • 普通自動車:車庫の住所を管轄する警察署
  • 軽自動車:軽自動車検査協会事務所
期限 住所変更から15日以内
必要なもの
  • 住民票(発行から3か月以内のもの)
  • 古い車検証
  • 車庫証明(発行から概ね1か月以内のもの)

窓口で手に入るもの

  • 手数料納付書
  • 自動車税・自動車取得税申告書
  • 申請書(第1号様式)
費用
  • 登録手数料:350円
  • ナンバープレート代:1,500円程度
手順
  1. 必要書類を用意し、記入する
  2. 変更登録手数料分の印紙を購入し、納付書に貼り付ける
  3. 管轄の運輸支局の窓口に提出する
  4. 受理されたら新しい車検証を受け取る
  5. 運輸支局内の税事務所に車検証と税申告書を提出する
  6. 古いナンバープレートを返却する
  7. 新しいナンバープレートを購入し、取り付ける

車検証の住所変更の手続きには、「ナンバープレートの交換」と「自動車税納税通知書の送付先変更」という手続きも含まれています。どちらも運輸支局内で手続き可能です。

車検証の住所を変更しないと、法律違反となるだけでなく、いざというときに自賠責保険が下りないおそれもあります。

引っ越したらナンバープレートの変更は必須?

ナンバープレートの変更が必要かどうかは、引越し前と後の住所がそれぞれどこかによって変わります。

プレートに表示する地域名はエリアごとに決められており、旧居のエリア外に引っ越すときはナンバープレートの変更が必須です

以下に具体的な例を挙げます。

旧居 新居 ナンバープレートの変更
品川区(品川ナンバー) 大田区(品川ナンバー) 不要
品川区(品川ナンバー) 中野区(練馬ナンバー) 必要

ナンバープレートの変更や車検証の住所変更に関する情報は、以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事:引っ越し後にナンバープレートの変更は必要?手順や費用を解説|ミツモア

【STEP4】自動車保険の住所変更

自動車保険証券

自動車保険には、必ず加入しなければならない「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」と、自由加入の「任意保険」があります。

保険会社との契約には、契約者情報(氏名、住所など)に変更があった場合はすみやかに通知するよう義務付けられています。

連絡先 自分が自動車保険に加入している保険会社
手続き方法 電話、インターネット、郵送

住所変更をしていないと、保険契約に関する重要な通知が現住所に届きません。

いつのまにか契約満了を迎えていて、入っていると思っていた保険に入っていない状態だったということがないよう、忘れず変更手続きを行いましょう。

自動車関連の住所変更手続きを一括オンライン申請する方法

パソコンを使う男性の手元

引っ越しにともなう自動車関連の住所変更手続きは、「自動車保有関係手続のワンストップサービス」を用いてオンラインで一括手続きすることもできます。

参考:自動車保有関係手続のワンストップサービス

オンライン申請に必要な環境

オンライン申請に必要なインターネット環境と設備は以下の通りです。

  • Windows OSの入ったパソコン
  • ICカードリーダー(NFC対応スマートフォンのアプリでも可)
  • 利用者クライアントソフト(パソコンにインストールする)

2021年9月現在、OSは「Windows 8.1または10」、ブラウザは「Internet Explorer 11.0」のみ対応しています。

手続きの途中でマイナンバーカードの読み取りや電子証明書の利用が必要なので、スマートフォンアプリまたはカードリーダーの用意と、電子認証用のソフトをインストールしておきましょう。

参考:事前の準備|公的個人認証サービス ポータルサイト

オンライン申請の手順

ワンストップサービスのWebサイトに沿って手続きを開始し、フォームに沿って必要情報を入力していきます。

途中の指示にしたがって、車検証記載の情報の転記やマイナンバーカードの読み込み、必要書類のアップロードを行ってください。

手元に用意
  • 古い車検証
  • マイナンバーカード
画像をアップロード
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 保管場所使用権原疎明書面(自認書)
  • 保管場所使用承諾証明書/駐車場の賃貸借契約書コピー
  • 自動車を使用する本拠の位置を証明するもの

自動車関連の住所変更手続きは代行してもらうことも可能

車に乗り込む男性

車関連の手続きをするとき、注意が必要なポイントがあります。期限内に手続きをしないと違法になってしまうため、早めの手続きが必要です。事情があって本人が出向けず代理人を立てる方法も解説します。

家族や知人を代理人に立てる/業者に代行申請してもらう

車の使用者本人が手続きに出向けない場合、家族や知人に代理で申請してもらうことも可能です。

申請に必要な書類一式のほか、代理人の本人確認書類や委任状が必要になる可能性があります。しっかり事前に確認しましょう。

費用を支払ってディーラーや行政書士に手続きを代行してもらうという選択肢もあります。

どちらも車関連の手続きのプロなので、指示にしたがって書類を提出するだけでとても手軽です。

ディーラー・行政書士に依頼する場合の費用・手間を比較

すべての手続きを自力で行う場合と、ディーラーや行政書士にまとめて依頼する場合を比較してみました。

手間をかけてでも安く済ませたいのであれば自力、多少お金がかかっても楽に手続きをしたいのであれば代行申請をおすすめします。

費用 手間
自力で申請 全部で5,000円程度
  • 必要書類を調べて取り寄せる
  • 自力で警察署や運輸支局に行く必要あり
代行申請 1~3万円程度
  • 代行業者の指示にしたがい書類をそろえるだけ

引っ越し先に車を運ぶ方法

走る車

引っ越し当日は車を新居に運ばなければなりません。選択肢としては主に「車輸送の専門業者」か「引っ越し業者」の2つです。

それぞれのメリットやデメリットを比較して、自分の状況に合った依頼先を選びましょう。

①専門業者に依頼する

メリット
  • 車の輸送のプロなので、サービスの質が高い
  • オプションで手続きの代行も依頼できる可能性がある
デメリット
  • 引っ越し業者とは別で手配する必要がある

車の輸送に特化しているため、質の高いサービスを受けられるのがメリットです。知識や専門の設備を活用して、依頼主の大切な車を運びます。

追加費用を払って車関連の手続きも一緒に頼めば、引っ越し後にかかる事務作業の手間を減らせるでしょう。

ただし引っ越し業者とは別で手続きを行う必要があり、依頼までの時間や手間はかかります。引っ越し業者と引っ越しの日程を決めた後で車の輸送業者に連絡し、車を運ぶ日程を決めるとなれば費やす時間は少なくありません。

②引っ越し業者に頼む

メリット
  • 車の輸送のプロなので、サービスの質が高い
  • オプションで手続きの代行も依頼できる可能性がある
デメリット
  • 引っ越し業者がさらに別の業者に外注している場合は割高になりやすい

引っ越し業者の中には車の輸送を有料オプションで引き受けている会社もあります。引っ越しの依頼と合わせて車の輸送も依頼できるため、時間や手間をかけずに依頼が可能です。

しかし引っ越し業者は車の輸送を外注しているケースがあり、専門業者に依頼するよりも輸送費が高くなる可能性があります。

引っ越したら早めに車の手続きを

契約する人

引っ越し前後はさまざまな手続きが必要になるため、車関連の住所変更を忘れる人も少なくありません。車関連の住所変更を怠ると法律違反となり、懲役や罰金・科料に処せられる場合もあります。引っ越したら必ず期日内に手続きを行いましょう。

車を輸送する方法は専門業者に依頼する方法と、引っ越し業者に依頼する方法があります。業者を選ぶときは見積もりを取って料金を比較した上で、納得のいく依頼先を探すのがポイントです。

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