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エアコンのファンは自分で掃除できる?分解せずブラシやスプレーでカビを取る方法

最終更新日: 2024年11月07日

エアコンの吹き出し口の奥には「送風ファン」と呼ばれる部品があります。吹き出し口から覗くと、カビや汚れが付着していて気になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

汚れてしまったファンをどのように掃除するのか、業者に依頼する場合はいくらかかるのかを解説します。実際に自分で掃除をした体験談も載せているので参考にしてみてください。

エアコン内部をプロにクリーニングしてもらう

エアコンのファン掃除は自分でできる?

ファンの汚れが気になっていても、内部にある部品なのでどうやって掃除するのか迷ってしまうかもしれません。

そもそも自分で掃除して良いのでしょうか?

ファンはエアコンの奥にある部品なので掃除が難しい

エアコンの送風ファンはフィルターや熱交換器の奥に位置する筒状の部品です。回転によってエアコンの空気の流れを作る役割を果たしています。具体的には、室内から空気を取り込み、フィン(熱交換器)で冷やした空気を室内に再度吐き出す一連の流れを作っています。

エアコンの内部構造イラスト

ファンは多くの部品に囲まれており手が届きにくいので、基本的には自分で掃除するのが難しい箇所です。

吹き出し口から見えているのは限られた範囲であり、一般消費者が簡単に分解して取り外せるつくりにもなっていません。

なるべくプロにクリーニングを依頼するのがおすすめ

ファンを掃除するにはエアコンの部品を分解するか、内部まで届く高圧洗浄機やエアコン洗浄スプレーを使うか、奥まで届く掃除道具を使うことになります。

どの方法も正しく行わないとエアコンが故障するリスクがあるので、エアコンに関する十分な知識や経験がない個人が自分で行うのはあまりおすすめできません。

ファンの掃除はなるべくプロのエアコンクリーニング業者に任せることをおすすめします。

エアコンメーカー各社の見解

エアコンのファンを自分で掃除できるかどうかについて、代表的なエアコンメーカー各社の見解をまとめました。

いずれのメーカーも自分で内部の洗浄を行うことを推奨しておらず、専門知識を持ったプロのクリーニング業者やメーカーに問い合わせるように案内しています。

メーカー名 見解
三菱電機 ・自分で掃除できる箇所は「前面パネル(本体カバー)」「フラップ」「フィルター」のみ
・エアコン内部の熱交換器やファンは、プロのエアコンクリーニングが必要
日立 ・エアコンクリーニング(内部洗浄)は、洗浄方法や、使用する洗浄剤の選定、取り扱い、処理などに高い専門技術が必要
・自分では行わず、専門知識を持った業者や販売店、メーカーに相談
ダイキン ・エアフィルターをはずした本体内部 ( アルミフィン部分など ) は、自分でお手入れすることができない
・汚れが気になる場合など内部洗浄が必要な場合は、販売店またはメーカーに相談
シャープ (市販の洗浄スプレー使用についての見解)
・エアコン内部の構造についての知識(電気系統の配置、プラスチックに及ぼす薬剤の影響に関する知識)が必要なので、専門知識がない人によるエアコン内部の洗浄はお勧めできない
東芝ライフスタイル ・エアコン内部のクリーニングは自分で行わない
富士通ゼネラル ・誤った洗浄剤の選定・使用方法でクリーニング(内部洗浄)すると故障の原因となる
・エアコンクリーニング(内部洗浄)は、高い専門知識を有する業者に依頼する

自分でファンを掃除するときの注意点

エアコンの送風ファンを自分で掃除することにはリスクが伴います。

基本的にはプロのエアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめですが、どうしても自分で掃除したい場合には以下の点に注意しながら進めましょう。

エアコン掃除スプレーのリスクを理解し正しく使う

前述の通り、市販のエアコン掃除スプレーには故障や火災、カビ繁殖のリスクがあり、メーカーからも推奨されていません。

推奨されていない方法で掃除したことでエアコンに不具合が発生した場合、修理保証がきかない可能性もあります。

プロのクリーニング業者に依頼する費用を節約した結果、もっと高額な修理費用を払うことにもなりかねません。

どうしても自分で掃除したい場合、万が一のリスクを十分に把握した上で実施しましょう。

自分でエアコン内部まで分解しない

自分で取り外せるエアコンの部品は、本体カバー、吹き出し口(ルーバー)、フィルターくらいです。

フィルターよりも奥にある部品の分解は、エアコンに関する知識をもたない人が行うのは難しい作業です。

無理に分解しようとすると部品が破損してしまったり、元に戻せなくなったりするおそれがあります。

分解して徹底的に汚れを落としたい場合は、プロのクリーニング業者に依頼しましょう。

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エアコンのファン掃除の前に用意する道具

エアコンのファンを掃除するときは、以下の道具を用意しましょう。

道具 用途
送風ファン用洗浄スプレー
アルカリ電解水
送風ファンに吹きかけて洗浄する
養生シート 出てきた汚水を集めて周囲が汚れるのを防ぐ。スプレーに付属していることが多い
掃除用ブラシ(歯ブラシなど) ブラシが送風ファンに届く場合、ファンを回転させたり汚れをこすったりするのに役立つ
加圧式噴射スプレー 水を入れて、付属の薬剤で落としきれなかった洗剤を洗い流す
新聞紙・ビニールシート 洗剤が垂れても大丈夫なように床に敷く
ぞうきん・タオル スプレーで洗浄した後に水分を拭き取る
手袋 洗剤がついたり、内部部品にさわってケガをするのを防ぐ
マスク 掃除中にカビを吸い込むのを防ぐ

今回使用したファン洗浄スプレーは、ショーワ社「くうきれい」です。
エアコン用の洗浄スプレーには主にフィン(熱交換器)用と送風ファン用の2種類あるので、間違えないようにしましょう。

エアコンのファン掃除用スプレー ショーワの「くうきれい エアコンファン洗浄剤 ( 養生シート付き)」

エアコン洗浄スプレーの代わりに、アルカリ電解水を使うことも可能です。洗浄スプレーよりも洗浄力は落ちますが、水が主成分なので乾いた後に成分が残らず、すすぎ残しの心配が少なくなります。

養生シートを自作する場合は、以下の道具が必要です。

  • 45Lサイズのビニール袋
  • 養生テープ
  • ハサミ

エアコンのファンを洗浄スプレーで掃除する方法

市販の洗浄スプレーを使ってファンを掃除するときは、以下の手順で行いましょう。

  1. 電源プラグを抜いてカバーやルーバーを取り外す
  2. 周囲を養生する
  3. 洗浄用のスプレーを吹きかける
  4. 専用の薬剤か水で洗い流す
  5. 送風運転で内部を乾燥させる

1)電源プラグを抜いてカバーやルーバーを取り外す

コンセントを抜く

エアコンに電気が通ったまま洗浄作業を行うと、感電や故障のリスクがあります。必ず電源を切った上で、コンセントからプラグを抜いておきましょう。

吹き出し口からファンに向かってスプレーを噴射したり、ブラシを差し入れたりしやすくするために、外せる場合はルーバーを取り外します。ルーバーにカビが付着している場合はついでに拭き掃除しておきましょう。

2)周囲を養生する

スプレー付属の養生シートを使用して養生した場合

今回使用しているショーワ「くうきれい エアコンファン洗浄剤」には、養生シートが付属しています。

あらかじめ家庭用エアコンにぴったりなサイズと形状で作られており、両面テープもついているので簡単に取り付けられます。素材もポリ袋より頑丈なのでかなり安心です。

泡や汚れが飛び散るのを防ぎたい場合は、エアコン周囲の壁にビニール袋を貼った上で養生シートを取り付けると確実に守れます。

実際にファンを掃除した筆者のアドバイス
上の写真は私が実際にフィルタ―・フィン・ファンをすべて掃除したときのものなので、カバーがすべて外されてフィンが露わになっています。
しかし、ファンのみの掃除の場合はエアコンをすべて分解する必要はありません。

自分で養生する場合

洗浄スプレーに養生シートがついておらず自作する場合は、以下の道具を用意しましょう。

  • 45Lのポリ袋
  • 養生テープ
  • ハサミ

45Lポリ袋の切るべき場所にラインが入っている

まず45Lポリ袋の片側のみをハサミで切ります。

養生用のポリ袋にハサミで切り込みを入れる図

ハサミで切った辺が一番長くなるので、この辺が手前に垂れ下がるように、もともと袋の口だった辺をテープでエアコンに貼り付けます。この時テープはエアコンに接する部分すべてに貼り付けてください。そうでないとビニールの隙間から排水が漏れ出てしまう可能性が高いです。

下の図で三角形の下側の頂点に汚水が溜まっていく仕組みになります。

ポリ袋をハサミで切り養生用シートの完成

完成した様子が以下の写真です。

自作のエアコン養生シートを使った時の養生完成像

実際にファンを掃除した筆者のアドバイス
ガムテープは粘着力が強すぎて、壁紙を傷つけてしまうリスクもあります。両面テープか養生用のテープなら適度な粘着性があるのでオススメです。

3)洗浄用のスプレーを吹きかける

ムースの缶(STEP1)にノズルを取り付け、噴射する直前に缶を10回ほど振ります。

エアコンの吹き出し口からノズルを差し込んで、ファンにまんべんなくスプレーを噴射しましょう。

スプレー噴射前のファンの汚れ

今回使用した「くうきれい」は、スプレーをした1秒後ぐらいに時間差でムース状に泡立つように作られています。ファンの表面に吹きかけるのではなく、ファンの羽根の間にノズルを入れてスプレーすると洗剤が行き渡りやすいです。

ノズルの先やブラシでファンを回転させながら噴射し、ファン全体に泡が行き渡るようにします。

スプレー噴射前のファンの汚れ

このまま30~60分放置して、泡の力で汚れを浮かせます。

実際にファンを掃除した筆者のアドバイス
スプレーを噴射している最中に泡や排水が垂れてきて、それが腕をつたって来てしまいました。
腕まで覆うタイプの手袋をはめて作業すると、不快な思いをせずに掃除できそうです。

4)専用のリンス剤や水で洗い流す

リンス(STEP2)の缶にノズルを取り付けます。リンス缶は振るとガスが抜けてしまうので、振ったり傾けたりしないように注意しましょう。

ファンの洗浄後に養生シートに溜まっていく汚水

送風ファンに残った泡を消すように、全体的にリンスを噴射します。リンスを吹きかけた部分はみるみるうちに泡が消えていきました。

ペットボトル専用加圧式スプレーノズル

リンスを使い切ってもまだ泡が残っていたので、ペットボトルに取り付ける加圧式スプレーを使って、泡が見えなくなるまで水で洗い流しました。

「くうきれい」取扱説明書でも、リンスだけで泡が落としきれなかった場合は霧吹きなどで洗い流すように書かれています。

実際にファンを掃除した筆者のアドバイス
あれば便利かなというぐらいの気持ちで購入しましたが、このスプレーノズルはかなり重宝し、エアコン掃除業者として高圧洗浄機を使っているような気持ちになり爽快でした。

エアコンファンの掃除で出てきた汚れ・汚水

泡がまったく見えなくなるまで水を吹きかけ、洗浄液が完全に落ちてくるまで5分ほど置きます。

養生シートの中に水が大量に溜まると、落下するおそれがあるので気を付けましょう。

5)送風運転で内部を乾燥させる

吹き出し口の水気をタオルで拭き取り、ルーバーを外した場合は元の位置に取り付けます。

電源プラグを差し直して、送風運転でファンに残った水滴を飛ばしましょう。吹き出し口から水が垂れてくることがあるので、タオルなどを当てておくとよいです。

ファンの水滴が落ちたら、養生シートを外して汚水を捨てます。

掃除後のエアコンのファン周辺

そのまま送風運転をして乾かすか、1時間ほど自然乾燥させてから通常のエアコン運転を行いましょう。
もし薬剤臭が消えない場合は、再度水を吹きかけてファンを流すか、エアコンクリーニング業者に見てもらうことをおすすめします。

実際にファン掃除した筆者のコメント
下準備から掃除終了までの総時間は4時間弱かかり、エアコンの養生とファン掃除にかかる時間だけで見ると、合わせて1時間~1時間半ぐらいでした。
ファン掃除は確かにフィルターやフィンの掃除に比べると大変でしたが、養生も手軽でしたし、想像よりずっと楽にできたというのが正直な感想です。
最終的には上の写真以上の汚れ・カビが落ちて、達成感と同時に、これからはこんなに汚れたエアコンから吐き出される空気を吸わなくていいんだという安堵感がありました。

エアコンのファンをブラシで掃除する方法

パーツを分解したり、扱いの難しい洗浄スプレーを使わず、以下のようなブラシを差し込んで掃除する方法もお伝えします。

ただしこの方法は汚れを落としきるのが難しく、中途半端に掃除すると黒いカスが部屋に舞い散ってしまうリスクがあることに気を付けましょう。

1)エアコンの電源プラグを抜く

スプレーで洗浄するときと同様、電源プラグをコンセントから抜いておきます。

2)吹き出し口からブラシを差し込んでファンをこする

ルーバーを開けたり取り外しできたりする機種の場合は、開けてファンが見やすい状態にしておきましょう。

吹き出し口からブラシを差し込み、ファンについた汚れを直接こすり取ります。

このときファンまでうまくブラシが届かない場合は、無理をせずプロの業者にクリーニングを依頼することをおすすめします。

3)送風運転でカスが落ちてこないか確認する

ファンからはがれた汚れを取り除ききれていないと、黒いカスが落ちてきてしまいます。

カスが出てくる場合は、吹き出し口にタオルを当てるか、養生シートを設置した状態でしばらく送風運転をするなどして、カスが出てこなくなるまで待ちましょう。

エアコンのファンが汚れる原因

エアコンのファンに付く汚れの原因はおもに3つあります。

  1. エアコン内部に生えるカビ
  2. ホコリ・ペットの毛
  3. タバコのヤニ・油汚れ

原因1. エアコン内部に生えるカビ

エアコンの内部は湿度が高く、カビが好む環境になることがあります。

エアコンは室内の空気を中に取り込み、設定された温度に調整してから再び排出する仕組みです。

特に冷房運転をするときに、吸い込んだ暖かい空気が内部で冷やされることで温度差ができ、結露が発生します。

この状態を放置すると、カビが生えやすくなってしまいます。

原因2. ホコリ・ペットの毛

エアコンは室内の空気を取り込むとき、同時に空気中のホコリや汚れも吸い込みます。

基本的にはフィルターがホコリや汚れの侵入を防いでくれますが、ろ過しきれなかったホコリや汚れは内部まで到達し、ファンが汚れる原因になります。

ホコリが入り込むのを完全に防ぐのは難しいですが、フィルターをキレイに保つだけでもファンの汚れ防止になるでしょう。ホコリがたまっているのを確認したら、早めの掃除が必要です。

原因3. タバコのヤニ・油汚れ

室内でタバコを吸っている場合や、キッチンと同じ部屋にエアコンが設置されている場合、エアコンはヤニや油汚れを一緒に吸い込んでしまうことがあります。

これらの汚れは油性なので、ホコリと結び付いてべたついた汚れになり、カビのエサにもなります。

エアコンのファンの汚れを放置するとどうなる?

ファンは空気の流れを作る役割を果たしており、エアコンを通過する空気は必ずファンを通る構造になっています。

エアコンのファンにカビやホコリが付着していると、エアコンが排出する空気に乗って部屋に汚れが蔓延してしまいます。

また、内部が汚れていることによってエアコンの運転効率が下がり、本来の冷暖房効果を発揮できなくなってしまうことも。

具体的には以下のようなトラブルにつながります。

  • エアコンの効きが悪くなる
  • 電気代が高くなる
  • 故障のリスクが高くなる
  • エアコンの風から嫌な臭いがする
  • 健康への影響が出る

エアコンを快適に使うには、ファンをきれいに保つことが大切なのです。

エアコンのファンに汚れがつきにくくするコツ

エアコンのファン掃除は、プロにお金を払ってやってもらうか、自分で養生やスプレー洗浄などの手間をかけて行う必要があります。

あまり気軽にやりやすいものではないので、なるべくファンに汚れがつきにくい使い方をして予防することも大切です。

フィルターをこまめに掃除する

エアコンフィルターは自分でお手入れをする前提で作られており、カンタンに取り外して掃除できます。

フィルターをきれいに保っておくことで、吸い込んだ空気のろ過機能が正常に働き、内部まで汚れが通過するのを抑えられます。

エアコンを使っているシーズンであれば、2週間に1回はフィルター掃除をするのが理想的な頻度です。

エアコンを稼働させるたびに表面にホコリが溜まるので、掃除機で吸い取りましょう。

できれば水洗いをして、歯ブラシで目詰まりした細かいホコリまで取り除くのがベストです。

以下の記事でフィルターの掃除方法を詳しく解説しているので、参考にしてください。

冷房・除湿運転のあとに内部を乾燥させる

エアコンで冷房や除湿を使うと、温度差でエアコン内部に結露が発生します。結露を放置するとカビや雑菌が繁殖する原因になるので、「内部クリーン」や「送風」モードで内部を乾燥させましょう。

内部クリーン運転は電源を切ったあとに自動で運転する方法と、手動で運転する方法の2つがあります。自動で作動するように設定しておけば、毎回忘れずに内部クリーン運転ができるのでおすすめです。

内部クリーン機能がついていないエアコンの場合は、送風運転を1時間ほど行うことで同じ効果が得られます。

エアコンのファン掃除はプロのクリーニング業者に依頼がおすすめ

エアコンのファンは手が届きにくい位置についており、自分で掃除するには難しい部品です。

掃除も不可能ではありませんが、市販のエアコン洗浄スプレーは、うまく使わないと汚れが悪化したり、電装部品にかかって故障したりするリスクがあります。

プロのエアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。エアコンの知識をもった事業者が、正しく養生・分解を行い、高圧洗浄機でファンを始めとする内部部品を洗浄してくれます。

エアコンのファンのビフォーアフター

エアコンクリーニングをプロに依頼する費用相場

エアコンクリーニングには「非分解洗浄(通常クリーニング)」と「完全分解洗浄」があります。両者の違いはおもに分解する範囲です。

メニュー 料金相場 ミツモア価格中央値
壁掛けエアコン(お掃除機能なし) 7,000~12,000円 9,000円
壁掛けエアコン(お掃除機能付き) 16,000~20,000円 15,000円
壁掛けエアコン(お掃除機能なし)・完全分解洗浄 20,000~35,000円
壁掛けエアコン(お掃除機能付き)・完全分解洗浄 25,000~40,000円
消臭防菌コート(オプション) 2,000円前後 2,000円
室外機洗浄(オプション) 3,000~5,000円 2,500円
お掃除機能付きのエアコンは、通常タイプの壁掛けエアコンよりも分解や組み立てに時間がかかり、作業コストが高いので、料金も高額になります。

非分解洗浄(通常クリーニング)と完全分解洗浄の違い

非分解洗浄は、シロッコファンを取り外さず、高圧洗浄で汚れを落とす掃除方法です。比較的手軽に行えますが、内部のカビや汚れを完全に取り除くことが難しいです。

完全分解洗浄は、全ての部品を取り外してクリーニングする掃除方法です。メリットとしてはこびりついた頑固な汚れを落とせることが挙げられますが、デメリットとして費用が高くなることと対応していない業者もいることが挙げられます。

非分解洗浄は手軽に清掃する方法であり、完全分解洗浄はエアコンを部品単位で分解して内部まで徹底的に洗浄する方法です。どちらの方法を選ぶかは、エアコンの状態や洗浄のニーズに合わせて判断することが大切です。

エアコンクリーニング業者を選ぶポイント

エアコン掃除を依頼するなら、複数業者から相見積もりを取って比較することが大切です。金額を見比べれば適正な相場が分かりますし、高額な業者に頼む失敗も防げます。

エアコンクリーニング業者の相見積もりには「ミツモア」を利用するのがおすすめです。

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見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。

口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

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