毎年さまざまな機種が販売されているエアコン。いざ新しいものを買おう、買い替えようと思っても、どのように選べばよいのか悩んでしまいますよね。
- エアコン選びで失敗したくない
- メーカーごとの特徴が気になる
- おすすめの機種が知りたい
この記事ではエアコンの選び方のポイントやメーカー各社の特徴、おすすめの機種を紹介します。
見出し
- 1 エアコンの選び方4つのポイント
- 2 【1】適用畳数~部屋の広さに合わせて選ぶ~
- 3 【2】エアコンの省エネ性能で選ぶ
- 4 【3】エアコンの付加機能で選ぶ
- 5 【4】エアコンメーカー各社の特徴
- 6 エアコンの価格が変わる理由
- 7 エアコンの種類
- 8 事前確認【1】エアコン設置する周辺環境
- 9 事前確認【2】エアコン設置する部屋
- 10 6~8畳向けのおすすめエアコン
- 11 10畳向けのおすすめエアコン
- 12 14畳向けのおすすめエアコン
- 13 18畳以上向けのおすすめエアコン
- 14 窓用タイプのおすすめ
- 15 床置きタイプのおすすめ
- 16 最適なエアコンを選んだら、定期的にお掃除をしましょう
- 17 エアコン取り付け業者を探すならミツモアがおすすめ
エアコンの選び方4つのポイント
エアコンを選ぶ際には、次の4つのポイントを意識することが大切です。
- 適用畳数
- 省エネ性能
- 付加機能
- メーカー各社の特徴
エアコンはそれぞれ適用畳数が決まっているため、部屋の広さに合わせた機種を選ぶようにしましょう。
日当たり加減や部屋の構造によって室内の温度環境が変わるため、実際の畳数よりも2~4畳広めの適用畳数のものを選ぶのがポイントです。
省エネ性能はエアコン使用時の電気代や、環境(エコ)の観点からも大切です。
省エネ性能がよいものほど本体価格も高くなるため、エアコンを長く使用するか、頻度はどうかで優先度を立てましょう。
また近年では、エアコンに多くの付加機能がついたモデルが販売されています。
「お掃除機能」以外にも「気流制御機能」や「スマホ連動機能」など、日々進化しています。
エアコンを頻繁に活用する方や、家族と共有で使う方は特に重視しておきたいポイントです。
なお、メーカー各社で得意な機能が異なるため、それぞれの特徴を知っておくとさらに選びやすくなります。
【1】適用畳数~部屋の広さに合わせて選ぶ~
エアコンを利用して1年を快適に過ごすためには、部屋の広さに適したモデルを選ぶことが重要です。
エアコンの能力に対して部屋があまりに広いと暑さや寒さを感じたままになりかねません。
一方、コンパクトな部屋に過剰な性能のエアコンを設置すれば、高い購入金額を余計に支払うことになります。
畳数表の見方
エアコンの各モデルの説明を見てみると、適した広さを「おもに畳数」「畳数のめやす」で示します。
イメージしやすいのがよい点ですが、参考数値を間違えないように注意しなければなりません。
「おもに畳数」に関しては、各メーカーが独自に表示している数値です。大きなズレは基本ないのですが、日本電気工業会が定めた規格「畳数のめやす」を確認しましょう。
「畳数のめやす」は、設置する建物が鉄筋か木造のどちらかで捉え方が異なります。
例えば、エアコンの能力が「8~12畳」となっていたとします。
これは「木造の一戸建住宅(平屋南向きの和室)だと8畳」「鉄筋集合住宅(中間の層南向き)だと12畳」という意味です。
木造と鉄筋では、耐熱性や気密性等に違いがあります。同じエアコンを使用しても、効果はそれぞれ異なります。
また「冷房能力8~12畳」のエアコンは、暖房能力を8~10畳と考えておきましょう。冷房に比べて、暖房の適用畳数が少なくなる点に注意が必要です。
少し広めの適用畳数のものを選ぶのがポイント
失敗しないエアコン選びをするためには部屋の広さよりも適用畳数がやや広めのモデルを選ぶことをおすすめします。
エアコンの適用畳数は一般的な状況を想定しているため、平均室温が高い部屋で同じ推奨畳数のモデルを使用するエアコンに負担がかかります。
エアコンの寿命が短くなったり、電気代が高くなったりすることが考えられます。
余裕をもった運転を実現させるためにも、2~4畳ほど広めの適用畳数のものを選ぶとよいでしょう。
キッチンには4畳広めのモデルがおすすめ
キッチンには実際の広さより4畳広めの適用畳数をもったエアコンがおすすめです。
キッチンは家の中でも特に暑くなりやすい場所です。
料理で火や油を使うだけでなく、換気扇から外の暑い空気も入りやすい環境です。
キッチンやリビングキッチンにエアコンを取り付ける際には、さらに余裕をもって適用畳数の大きなタイプを選択することが大切です。
【2】エアコンの省エネ性能で選ぶ
省エネ性能が高いエアコンは月々の電気代を抑えて負担を軽減します。
家計だけでなく環境にも優しい機能でもあるので、エアコンを選ぶうえで大切な視点といえるでしょう。
統一省エネラベルをチェック
エアコンの省エネ性能を確かめる際には「省エネラベル」を確認します。
国が定めた省エネ基準をどれだけ達成しているかを示す経済産業省による統一ラベルです。
省エネラベルでは、省エネの達成割合をパーセンテージと星の数で表示しています。そのため、省エネに関する性能の高さが一目で分かるのです。
表示されている達成基準のパーセンテージと星マーク(★)による多段階評価のレベルは以下の通りです。
【省エネ基準達成率】 | 【多段階評価(星の数)】 |
121%以上 | ★★★★★ |
114%以上121%未満 | ★★★★ |
107%以上114%未満 | ★★★ |
100%以上107%未満 | ★★ |
100%未満 | ★ |
星が多くついているエアコンを選べば、より省エネ度が高いといえます。購入時には欠かさずチェックしましょう。
通年エネルギー消費効率(APF)をチェック
通年エネルギー消費効率もあわせてチェックしましょう。APF(Annual Performance Factor)と表記されるケースもあります。
ある一定の条件下において、1年間エアコンを運転した時、1年に必要な冷暖房能力を1年でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で割った数字です。
通年エネルギー消費効率の数値が大きいほど、省エネ性が優れているという判断になります。
【計算式】
通年エネルギー消費効率(APF)=1年間で必要な冷暖房能力の和(kWh)÷期間消費電力量(kWh) |
エアコンのパワー(能力)をチェック
カタログに記載されている「能力(kW)」箇所は数字の幅が大きいほど能力が高くなります。
冷房能力を見ると「2.8」と書いてあります。「2.8」は標準パワーを示していて数値が大きいほど冷房能力が高いことを意味しています。
そして()内に記載がある数値(0.7~4.0)がパワーの範囲を表しています。
最小値が小さいと温度調整がしやすく、最大値が大きいとパワーが大きく素早く冷房ができることになります。
つまり、最小と最大の数字に差があるほど、エアコンのパワー範囲が広く、細かな対応も可能となり能力が高いということになります。
省エネを重視した機能をチェック
省エネをサポートしてくれる機能の一例について解説します。
自動運転や自動お掃除など自動機能活用することで、無駄のない効率的なエアコン運転が実現します。
①自動運転機能
多くのエアコンに搭載されている機能です。自動運転機能は「冷房や暖房の風量を自動で調整」するモードです。
微風や弱風で運転すると、室内が設定温度に達するまでに時間がかかるので、冷暖房の消費電力が大きい状態が長く続いてしまいます。
自動運転に設定することで短時間で設定温度を目指し、そのあとは弱い風量で室温維持をしてくれます。
手動で風量を調整しなくても電力消費量が最適に運転してくれるので、電気代の節約になります。
②フィルターお掃除機能(自動お掃除機能)
「フィルター自動掃除機能」がついているかどうかも、省エネ性能を意識するうえで大切なポイントです。
「自動お掃除機能」という名前でも呼ばれています。
お掃除機能付きエアコンであれば、ホコリで汚れやすいフィルターを自動で掃除して、きれいな状態を保ってくれます。
フィルターに汚れが付着した状態のままで運転すると、エアコンに負荷がかかってしまい、その分電力を消費し電気代の増加にもつながってしまうのです。
また最近では、フィルター以外掃除機能が付いているエアコンも登場し、汚れやカビ対策に力を入れています。
③AI(自動学習・予測)機能
AI(人工知能)を活用した機能を搭載したエアコンも登場しています。
AIが外気温や日射し等の気候条件をもとに室温の変化を学習し、予測します。
室内の温度をAIで感知するので、冷やしすぎや暖めすぎを防ぎます。
その結果、エアコンの運転効率が上がり、電気代の節約につながるのです。
④センサー(センシング)機能
「人感センター」は部屋にいる人の存在を感知し、必要な場所に対して空調を行う機能です。
たとえばリビングで1人読書をするような場合、部屋全体にヘアコンを効かせるのではなく、人のいない場所には冷やしたり暖めたりをしないよう自動調整します。
また室内の人の動きや人数だけでなく、湿度や外の天気、部屋の間取りなどもセンサーが検知し、効率的で無駄のない運転を実現します。
AI機能と合わさることでより効果を発揮する機能です。
⑤スマホアプリとの連動
お子様やペットがエアコンをつけてしまった、エアコンを消し忘れてしまった(消し忘れたかわからない)場合、スマホとエアコンが連動していると便利です。
外出先からもスマホから運転状況が確認することできます。
また運転操作状況も確認できるので、余分な電気代の発生を抑えることができるでしょう。
【3】エアコンの付加機能で選ぶ
エアコンは多彩な付加機能を備えているモデルが豊富にそろっています。
空調・空清(空気清浄)・操作と切り口を3つに分けて、便利な機能を紹介します。
①空調機能
快適な室内空間を重視したい方は、次の機能が搭載されているエアコンがおすすめです。
- 気流制御機能
- 除湿・加湿機能
- 換気機能
「気流制御機能」は、室内に適した気流を生み、エアコンからの空気を部屋全体にまんべんなく行き渡らせてくれます。
部屋のどこにいても心地よく過ごせるよう気流を工夫する技術は日々進化しています。
「除湿」「加湿」機能は部屋の湿度を調整してくれる機能です。
湿度を調整することで、ジメジメした梅雨時期や乾燥が気になる冬時期の部屋を心地の良い場所にしてくれます。
環境に配慮した仕様を望むなら「新冷媒R32」採用型がおすすめです。
約1/3という地球温暖化係数を誇る話題の省エネ機能です。
また部屋の換気することで部屋を涼しくしたのに暑くなったり、暖めたのに寒くなったりするのは嫌だという人もいるでしょう。
「換気機能」付きであれば、室温を変えずに無駄なく空気を換気してくれます。この換気機能は各社力を入れて開発に力を入れている機能の一つです。
②空清(空気清浄)機能
エアコンを窓を閉めっぱなしにして食事したり、ペットを飼っている方は空気の汚れが気になることでしょう。
清潔な空気をエアコンに求める方は次の機能を重視してみてください。
- 空気清浄機能
- 除菌機能
- 脱臭機能
- イオン機能
「空気清浄機能」付きならば、チリ・ホコリ・花粉等の除去してくれます。
「除菌機能」が加わっていれば、抗菌や抗ウイルス効果も期待できます。
部屋中の臭いに敏感な方は「脱臭機能」が付いているタイプもおすすめです。
そのほか電子を帯びた原子を活用した「イオン機能」を備えていれば、一般的な空清機能と比べてより高い抗菌・抗ウイルス効果や防臭効果が期待できるでしょう。
③操作機能
「スイッチを入れてエアコンを作動させる」「設定した温度に常に調整してくれる」操作に加え、さまざまな機能が装備されたモデルが登場しています。
エアコンを少しでも便利に使用したい方は、次の機能を重視してみましょう。
- スマホ連動機能
- 音声機能
「スマホ連動機能」付きなら、リモコンの代わりにスマホを使った直感的な操作が可能です。
室内のみならず、外出先からの遠隔操作できるタイプもあります。
「音声機能」は設定内容やその時の運転状況を音声で知らせてくれます。
ボタンひとつで状態を教えてくれるのでリモコンの液晶画面が読みにくい方には親切な機能といえるでしょう。
【4】エアコンメーカー各社の特徴
生活必需品といえるエアコンには数多くのメーカーが参入し、それぞれが独自の商品を展開しています。
【企業名】 | 【特徴】 |
ダイキン工業(DAIKIN) |
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パナソニック(Panasonic) |
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三菱電機(Mitsubishi Electric) |
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日立(HITACHI) |
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富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL) |
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シャープ(SHARP) |
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東芝(TOSHIBA) |
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アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) |
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コロナ(CORONA) |
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HISENSE(ハイセンス) |
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製造するメーカーそれぞれの特徴や違いについてくわしく見ていきましょう。
①ダイキン工業(DAIKIN)
ダイキン工業(DAIKIN)は空調・エアコン業界業界において、グローバルトップシェアを誇る日本を代表するメーカーです。
「うるさら」シリーズ、「risola」シリーズ、寒冷地利用の「スゴ暖」シリーズを展開し、基本性能の高さはもちろん優れた機能の数々も人気を集めています。
「無給水加湿機能」はその名の通り、水を足さずに加湿を可能にしています。「ストリーマ」という空気清浄機能や、暖房を素早く立ち上げる「ヒートブースト制御」等を搭載した機種も人気です。
②パナソニック(Panasonic)
パナソニック(Panasonic)のエアコン「Eolia(エオリア)」シリーズの魅力は、清潔な空気へのこだわりにあります。
新「ナノイーX」が室内に浮遊し、付着している8種のカビ菌(クロ力ビ、コウジ力ビ、アオカビ、スス力ビなど)を抑制します。
また「ナノイーX」内部クリーンによって、エアコン内部に付着した油分の分解し、低減させることで、部屋を清潔に保てるのが魅力です。
③三菱電機(Mitsubishi Electric)
三菱電機(Mitsubishi Electric)のエアコンの「霧ヶ峰」シリーズは半世紀以上展開し、長く愛され続けています。
赤外線センサー機能「ムーブアイmirA.I.+」が部屋の中だけでなく、外の影響を分析し、進化するエアコンを開発。
このセンサーと開発力によって「霧ヶ峰FZシリーズ」は4年連続省エネNo.1です。
清潔機能にも力を入れ、前面パネルやフラップといったパーツが容易に取り外せ、本体内部の掃除が簡単にできるタイプも登場しています。「三菱」の特徴は、優秀なセンサー機能を備えたモデルを発表している点にあります。
④日立(HITACHI)
日立(HITACHI)のエアコンは「白くまくん」シリーズを展開しています。
凍結洗浄除菌「ヒートプラス」機能で、熱交換器を自動お掃除します。
また、銅合金を採用することで、風が通るフィルターや通風路、フラップに付着する菌やウイスを除去し抑制。
ファン自動お掃除「ファンロボ」が、エアコン内部の奥にある汚れやほこりをファンも自動で掃除してくれる機能を開発しています。
⑤富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL)
富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL)のエアコンは「エアコンの常識をひっくり返す」をコンセプトによって名付けられた「nocria(ノクリア)」シリーズです(「aircon」文字を逆から読む)。
世界初のフィルター自動掃除機能を搭載しましたが、最近では、AIによって学習し環境に合わせて、ユーザーの好みを分析。
学習した内容は蓄積されブラッシュアップを行い、常によりよい環境を作ります。
またスマートフォンからの遠隔操作や、スマートスピーカーによる音声操作が可能なタイプもあります。
⑥シャープ(SHARP)
シャープ(SHARP)のエアコンは、「プラズマクラスター」を搭載しています。
Airest(エアレスト)シリーズは、「空気清浄機と呼べる、唯一のエアコン」と表記があるように空気清浄機と同じ仕組みのシロッコファンを採用。
エアコン停止中にカビが発生しそうな環境を検知し、自動でイオンを放出ツするプラズマクラスターがパトロールする機能も搭載。
さらにエアコン内部のカビも抑制します。
⑦東芝(TOSHIBA)
東芝(TOSHIBA)のエアコン「大清快」シリーズを展開しています。
「プラズマ空清」機能により目に見えない花粉やホコリだけでなく、PM2.5レベルの粒子までしっかりつかまえ取り除きます。
また「無風感冷房」機能が風を拡散、冷たい風を感じさせず、部屋を涼しくしてくれます。
「無風感空清(空気清浄機能)」「無風感除湿(除湿機能)」「無風感暖房(暖房)」とオールシーズンで活躍します。
⑧アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)は、airwill(エアウイル)シリーズを展開しています。
独自開発された高性能フィルターを搭載、ホコリやカビ、ウイルスを捕まえ、内部の汚れを清潔に保ちます。
Wi-Fi機能タイプ(部屋の外からエアコン操作)、音声で操作するタイプのエアコンがあります。
スマホによる操作することで消し忘れや気温チェックなどが可能になります。
⑨コロナ(CORONA)
石油ファンヒーターで有名なコロナ(CORONA)のエアコンは ReLaLa(リララ)シリーズです。
「アクアドロップ洗浄」機能は最大約3Lの水を利用し、熱交換器に付着した汚れを水洗いします。
また「ワンタッチダストボックス」は簡単に取り外すことができ、日常のお掃除も簡単、便利な設計を実現しています。
参考:エアコン|株式会社コロナ |
⑩ハイセンス(HISENSE)
ハイセンスは1969年に誕生した中国発のメーカーです。世界では年間1000万台(2018年実績)の家庭用エアコンを取り扱っています。
日本ではテレビや冷蔵庫なども展開し、2019年にエアコンが発売されています。
「ダブルクリーンシステム」機能がエアコン内部にある熱交換機を凍結洗浄し、しっかり乾燥させカビや臭いの発生を抑制しています。
エアコンの価格が変わる理由
家電量販店やホームセンター、ネットショップ等でエアコンを見てみると、実に多様なモデルが並んでいます。
そして、商品によってその価格には大きな開きがあることが分かるでしょう。
なぜエアコンは機種によって価格に差が生じるのでしょうか。その理由について解説します。
省エネ性能の差
同じメーカーのエアコンで、かつ同じ広さに対応する機種なのに、価格が大きく異なるケースを見かけます。差が出る理由のひとつが、省エネ性能の違いによるものです。
省エネの効果を計る指標に「期間電気代」があります。東京での使用を想定し、冷房は27度で5月23日~10月4日、暖房は20度で11月8日~4月16日にわたって使用するものとします。
その期間、毎日6~24時の18時間使用した時の電気代を、1kWhあたり27円(税込)で算出するのです。
この環境で、あるメーカーの14畳用エアコンを普及型と省エネ型それぞれで稼働させた場合、電気代は省エネ型の方が年間で1万5,000円程安くなります。
本体の価格差は10万5,000円でしたが、計算上は7年で元が取れることになります。省エネ性能が搭載されていると本体価格が高めですが、ランニングコストを考えると、状況は変わってくるのです。
付加機能の多さ
付加機能の多さによっても、価格差が生まれます。
室温を調整するだけでなく、近年は便利な機能を備えたモデルが数多く登場しています。
付加機能が多ければ、それだけ価格にも反映されるのです。
例えば、エアコンから発する気流をコントロールしてくれる機能は、心地よい居心地につながります。
人気の機能ですが、多彩な気流制御が可能なモデルは高くなりがちです。
室内の空気をきれいにしてくれる空気清浄機能も、高いニーズがあります。
花粉などのアレルギーやウイルスを気にする家庭にとっては、心強いでしょう。
エアコンの種類
エアコンと耳にすると、天井付近に設置された光景を思い浮かべる人は多いものです。
しかし、エアコンの仕様やタイプはひとつではなく、さまざまなタイプがあります。
設置場所が異なるエアコンの種類を、5タイプに分けて見てみましょう。
①壁掛け型
「壁掛けタイプ」は天井付近の壁に室内機を設置する最も一般的なスタイルのエアコンです。
空気は室内機とセットで購入する室外機によって、屋外から配管を通じて室内に送られます。
壁掛けタイプの利点は、部屋全体の温度調整が得意な点や、他のタイプと比較して電気代が安い点です。
また壁の一部を利用するので、日ごろの生活で邪魔になることもありません。
一方ほかのタイプと比べて本体価格が高いこと、設置には工事が必要な点をデメリットと感じる人もいます。
②窓型
「窓用タイプ」の特徴は、室外機がおりません。
窓に直接本体を設置できるため、壁掛けタイプの取り付けが困難な部屋に適した仕様といえます。
ほかのタイプよりも手頃な価格であること、設置しやすく取り外しやすい点は大きなメリットです。
本格的な取り付け工事をせずに利用できます。
ただし、電気代がかかることは把握しておきましょう。
壁掛けタイプの利用に慣れている人にとっては、高い電気代に驚くこともあります。
また、冷気や暖気を部屋全体に行き渡らせることは苦手です。
窓の一部に本体を常設してしまうので、日光を遮ってしまうこともあります。掃除に手間がかかることも把握しておきましょう。
③床置き型
「床置きタイプ」も、窓用タイプ同様に室外機がありません。
部屋の床に室内機を置いて、そのまま使用できるエアコンです。
壁掛けタイプの取り付けがしにくいうえ、窓にも設置しづらいような部屋で、とても便利に利用できるでしょう。
家庭用だけでなく業務用としても活躍しており、また室内のみならず屋外で使用できるモデルもあります。
工事が不要でコンパクト、特定の場所に集中して送風できる点が床置きタイプのメリットです。
ただし、部屋全体を涼しくする・暖めるといったことは得意としていません。
④天井埋め込み型
天井に埋め込むタイプのエアコンです。「ビルトインエアコン」とも呼ばれたりしています。
壁掛けタイプと異なり、部屋の見た目をスッキリさせることができます。
風向きも1方向だけでなく、2方向、4方向とすることもできるので設定温度まで素早く調整できます。
ただし壁掛けタイプより多くは普及していないため、取り付け工事や本体価格は高くなる傾向にあります。
⑤寒冷地仕様のエアコン
寒さの厳しい地域向けのエアコンで、暖房機能に優れています。
通常タイプのエアコンとの違いは、室外機にあります。
寒冷地タイプの室外機は、普通のものより大きな熱交換器、パワフルなコンプレッサーが搭載されています。
優れた暖房効果は、他の機器よりも効率がよく、電気代も抑えることが可能です。
一方性能の高さから部屋が乾燥しやすくなってしまうケース、室外機設置条件が通常より厳しくなる点は考慮しておきましょう。
詳しくは下記記事と合わせてご確認ください。
事前確認【1】エアコン設置する周辺環境
エアコンを選ぶ前に、設置のための周辺環境も忘れずにチェックしておきましょう。
購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、室内機や室外機の設置スペースやコンセントの仕様を確認しておくことが大切です。
室内機や室外機の設置スペースを確認
壁掛けタイプのエアコンを購入する場合、室内機の取り付けと合わせて室外機の設置が必要です。
室外機を置けるスペースがあるかどうか、室内機が設置できるか、購入前にしっかりとチェックしておきましょう。
例えば一戸建て住宅であれば庭・裏庭の片隅、バルコニーやベランダの一画でもよいでしょう。
場所がなく見栄えを気にしなければ、玄関脇でもかまいません。
本体の設置場所の近くが望ましいですが、管でつなぐため場合によっては離れていても対処できます。
【室内機の確認ポイント】
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【室外機の確認ポイント】
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詳しくは下記記事にて解説しています。参考してください。
コンセントの種類やブレーカーの位置を確認
コンセントやブレーカーの仕様確認も大切です。
エアコンは機種によって電圧が異なります。100Vと200Vのどちらかですが、数値が高い方がパワフルに稼働します。
「広い部屋に強力なエアコンを設置したい」「効き目が高い方がよい」といった理由で、200Vを選んだとしましょう。
しかし、コンセントが100V用だった場合には、工事をして交換する必要が生じます。
そのため、本体を購入する前に自宅のコンセントをしっかりと確認しておきましょう。
ブレーカーのチェックも重要です。
一般家庭の多くは単相100V、もしくは単相200Vの電源を使用していますが、エアコンによっては200Vを必要とする場合があります。
この場合、設置する家庭の電気容量が100Vであれば、エアコンは使用できません。
ブレーカーを確認し、取り付ける住宅の容量を調べておきましょう。
事前確認【2】エアコン設置する部屋
エアコンを設置する部屋も事前に確認しておきましょう。
キッチンがある場合の選び方について上述にて記載しましたが、他の部屋で気にかけておきたいポイントについて解説します。
該当する方は、エアコンを探す際、相談しながら最適なエアコンを見つけてください。
リビングルーム
滞在時間の長いリビングルームには、省エネ性能が高さやパワーの強さだけでなく、自動で温度調整してくれるセンサー機能付きタイプ、空気清浄機能付きのタイプもがおすすめです。
部屋の条件によっても変わるので、ハイスペックなエアコンを選ぶ意識をもちましょう。
寝室
エアコンを運転し続けながら睡眠する場合、エアコンが効きすぎてしまうケースも少なくありません。
センサーが自動で室温調整してくれるタイプのエアコンが登場しています。
静音性の高いエアコン、空気清浄機能がついたタイプのエアコンも快適、健康な睡眠をサポートしてくれるでしょう。
子供部屋
お子様の健康を気遣うなら、空気清浄機能やイオン機能が空気中のウイルスや花粉をキャッチして空気をキレイにしてくれます。
また子供の肌は乾燥しやすいため、冬場に備えて加湿機能があると快適でしょう。
エアコンの音が気になって勉強や読書に集中できないというケースもあるので、静音タイプもおすすめです。
そのほか気を付けたい部屋の条件
そのほかエアコン選びで気になるお部屋の条件を解説します。
大きな窓(南向き、北向き)がある、窓がたくさんある
室温が上がったり、下がったりする主な原因は窓から入る熱です。
窓が大きかったり、数を多いと太陽の日差しもあたりやすくなりますし、冷たい空気も入りやすくなります。
天井が吹き抜けている
暖かい空気は上へ流れる性質があります。冬場の暖房は運転効率が悪くなってしまう傾向があります。
部屋全体の空間も広いため、冷房が効くのに時間がかかってしまいます。
最上階にある部屋、西日があたる部屋
最上階で直接屋根や屋上がある場合、夏は熱がこもりやすくなります。
西日が当たる部屋も室温が上がりやすく、下がりにくいと言われています。
6~8畳向けのおすすめエアコン
エアコンの種類や選び方、便利な機能、購入時の注意点等エアコン全体について見てきました。
ここからは適応畳数や設置方法別に、おすすめの機種を厳選して紹介します。まずは6~8畳タイプです。
パナソニック(Panasonic) Eolia(エオリア) [CS-222DFR]
「快速」制御(「立ち上げ時」温度シフト)により、暑さが厳しいときでも設定温度以下まで一気に冷やしてくれます。
室外機にあるコンプレッサー制御により、安定した冷房運転を可能にします。
運転終了後は、エアコン内部を加熱して乾燥させ、内部の臭い除去、カビの繁殖を抑制します。
熱交換器のコーティングが、冷房や除湿で発生した水でホコリを洗い流します。
※Fシリーズの最新情報はパナソニックのホームページをご確認ください。
日立(HITACHI) 白くまくん [RAS-AJ22L]
「ソフト除湿」機能が、外気温10℃(室内温度16℃)から使え、夏の弱冷房としてもおすすめです。
「エアコン内部クリーン」はセットしておけば自動で冷房や除湿運転後にエアコン内部を乾燥してくれます。
切タイマーは30分、もしくは1~9時間を1時間単位、入タイマーは30分、もしくは1~12時間を1時間単位で設定できます。
※AJシリーズの最新情報は日立のホームページをご確認ください。
ダイキン工業(DAIKIN) [S22ZTES-W]
水内部クリーンは、結露によってできた水を利用し、熱交換器を洗浄します。
洗浄後にストリーマ照射と乾燥運転(ストリーマ内部クリーン)によって熱交換器をキレイに保ちます。
またストリーマ内部クリーンが、エアコン内部のカビや臭いの原因も抑制し、ストリーマ空気清浄によって浮遊ウイルスを抑制します。
すっきりコンパクトサイズなので、限られたスペースでも設置することが可能です。
※Eシリーズの最新情報はダイキンのホームページをご確認ください。
10畳向けのおすすめエアコン
リビングダイニングなど、10畳ほどの広い部屋に適したエアコンを紹介します。
三菱電機(Mitsubishi Electric) 霧ヶ峰 [MSZ-ZW2822]
暑さが厳しく屋外温度が46°C(室外機の吸込み温度)になったとしても冷房運転が止まりません。
エアコンが停止後、部屋が暑くなると自動で冷房運転を開始します。
家に近づくとエアコンを自動で運転開始し、家に入ったら快適に過ごせます。
離れると自動でOFFして、消し忘れも防いでくれます。
※Zシリーズの最新情報は三菱電機のホームページをご確認ください。
シャープ(SHARP) [AY-N28H-W]
冷暖房を使わない時も、プラズマクラスターの運転ができます。
エアコン停止中にカビが発生しそうな環境を見つけるとイオンが自動で部屋に放出されます。
カビを抑制するだけでなく、エアコン内部のカビも抑制します。
家具やソファの気になる臭いも消臭し、部屋干しの嫌な臭いも抑える部屋干しモードが便利です。
※N-Hシリーズの最新情報はシャープのホームページをご確認ください。
HISENSE(ハイセンス) [HA-S28E-W]
ダブルのクリーンシステムで、普段お手入れで手が届きにくい内部までキレイにしてくれます。
「解凍洗浄」はエアコン内部にある熱交換器を冷やし、凍らせた後に一気に汚れを洗い流します。
「暖房乾燥内部クリーン」機能はエアコン内部を乾燥させることで、カビや臭いの発生を抑制します。
立体気流で部屋の温度を均一化し、冷房、暖房ともに風の向きを上下左右自動で動かします。
※Sシリーズの最新情報はハイセンスのホームページをご確認ください。
14畳向けのおすすめエアコン
続いて、一般住宅の部屋としてはやや広めの14畳に対応する機種について紹介します。
ダイキン工業(DAIKIN) うるさらX [S403ATRS-W(-C)]
外の空気中の水分をエアコンが取り込むことで冬の気になる乾燥にも給水いらずのうるおい加湿してくれます。
お部屋の状況や気温などシーンに合わせた除湿を行い、快適で寒くなりにくい部屋に整えます。
AI床・壁温度を検知して、空間全体が快適な自動運転を行います。
加湿水洗浄&ストリーマ照射+乾燥(ストリーマ空気清浄)でエアコン内部を水で洗浄、菌やウイルスの発生を抑えます。
さらにフィルターの汚れも自動でキレイにしてくれます。
※RXシリーズの最新情報はダイキンのホームページをご確認ください。
富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL) nocria(ノクリア) [AS-C402M]
ハイドロフィリック熱交換器を採用し、熱交換器加熱除菌によってエアコン内部を清潔に保ちます。
内部クリーン運転で、カビを抑制、臭いの発生を抑えます。
体にやさしい2WAY除湿(ソフトクール・ひかえめ)機能があります。
ロング気流&ワイド暖房で広く、遠くまで風を届ける工夫しています、また冷房時は風を持ち上げ暖房時は風を押し下げて効率よく運転します。
※Cシリーズの最新情報は富士通ゼネラルのホームページをご確認ください。
東芝(TOSHIBA) 大清快 [RAS-H401R]
ウイルスや花粉、ハウスダスト等を帯電させ、熱交換器表面で捕まえます、0.1~2.5μmの微粒子も除去します。
「無風感ルーバー」が風の流れを変え、ほぼ感じない風の強さで涼しさを届けます。
ダストボックス内に溜まったホコリは、掃除機に付属のお掃除ノズルを挿し込んで簡単にお掃除できます。
1時間あたり1リットルの水で熱交換器に付いた汚れを洗い流します。
※H-Rシリーズの最新情報は東芝のホームページをご確認ください。
18畳以上向けのおすすめエアコン
大型タイプの18畳以上向けのモデルについて、おすすめの人気の機種をピックアップしました。
三菱電機(Mitsubishi Electric) 霧ヶ峰 [MSZ-GE5622S]
赤外線センサーが、床(人の近く)の温度を測定し、冬はあたため、夏は冷やしすぎない快適な環境を整えます。
エアコンの前面パネルやフラップなどのパーツを自分で取り外すことができるので、奥までお掃除が簡単にできます。
体感温度にあわせて2つの運転(エアコンと扇風機)を自動で切り替えを行います。
暑さが厳しく屋外温度が46°C(室外機の吸込み温度)になったとしても冷房運転が止まりません。
エアコン停止後、部屋が暑くなると自動で冷房運転を開始します。
※GEシリーズの最新情報は三菱電機のホームページをご確認ください。
ダイキン工業(DAIKIN) [S563ATCP-W]
水内部クリーン(結露水洗浄)、ストリーマ内部クリーンで熱交換機やエアコン内部をキレイに保ちます。
フィルター自動お掃除でフィルターに付いたホコリを自動でお掃除します。
専用のアプリ(ソフト)を使ってエアコンのリモコン変わりになります、外出先でもエアコン操作ができます。
300以上の厳しいテストを通過、暑い夏でも寒い冬でも、タフに動きます。
※CXシリーズの最新情報はダイキンのホームページをご確認ください。
パナソニック(Panasonic) Eolia(エオリア) [CS-X562D2]
フィルターお掃除と高濃度の「ナノイーX」で自動お掃除し、カビ菌を除菌します。
新・エネチャージで極上の冷暖房を実現、夏はすばやく涼しく、快適な湿度をキープ、冬は足元からあたたかく霜取り中も止まりません。
外からでもスマホでエアコン操作ができ、便利で快適です。加湿空気清浄機と連携することで「うるおい暖房」を実現します。
※Xシリーズの最新情報はパナソニックのホームページをご確認ください。
窓用タイプのおすすめ
窓用タイプのエアコンは、大がかりな取り付け工事が不要な点が人気です。
おすすめの3機種を紹介します。
コロナ(Corona) ReLaLa [CW-1621]
マイナスイオンを滝や渓流付近と同じ程度に発生させ、さわやかな空気に近づけます。
エアコンの底に溜まったドレン水に銅イオンを満たし、細菌の繁殖を抑えます。
※最新情報はコロナのホームページをご確認ください。
ハイアール(Haier) [JA-16W]
マイナスイオンで部屋の空気をリフレッシュします。
環境にやさしいR410a冷媒使用、冷やしすぎを防ぐ「おやすみ運転機能」が便利です。
※最新情報はハイアールのホームページをご確認ください。
ミナト電機工業(Minato Electric Works) トヨトミ [TIW-A180L]
センター(中央)に吹き出し口があり、風がカーテンに当たることがないので、効率的に冷房ができます。
窓の取付用標準枠にエアコンをはめ込み、買ったその日に使える簡単取付けです。
※最新情報はミナト電機工業のホームページをご確認ください。
床置きタイプのおすすめ
壁にも窓にも設置することなく、床に置いて使える床置きタイプの人気商品を紹介します。
ナカトミ(NAKATOMI) [MAC-20]
1時間ごとに設定可能なタイマー付きです。16~35度の範囲で室温設定が可能です。
付属の窓パネルを使って室外へ廃熱することで、効率よく冷房できます。
※最新情報はナカトミのホームページをご確認ください。
HISENSE(ハイセンス) [HPAC-22D]
窓パネル+排気ダクト付属で簡単に設置で購入後すぐに使えます。
夜でも使いやすいバックライト付きリモコン、さらにリモコン周辺温度感知で快適な室内温度調整が可能です。
※最新情報はハイセンスのホームページをご確認ください。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) [IPP-2221G]
窓パネル+排気ダクト付属で簡単に設置で購入後すぐに使えます。
夜でも使いやすいバックライト付きリモコン、さらにリモコン周辺温度感知で快適な室内温度調整が可能です。
※最新情報はアイリスオーヤマのホームページをご確認ください。
最適なエアコンを選んだら、定期的にお掃除をしましょう
まず確認したいエアコンの選び方のポイントは次の4点でした。
- 適用畳数
- 省エネ性能
- 付加機能
- メーカー各社の特徴
特に部屋の広さや性能は理解しておきたいポイントです。
適用畳数は忘れずにチェックするようにしましょう。
そして、自分の生活に必要な機能とそうでない機能を吟味し、ぴったりのエアコンを見つけてください。
エアコン購入後は定期的なお掃除に行うことでエアコンも効率よく運転することができ、続く利用し続けることが可能です。
そして、1~2年に1度はプロにエアコンクリーニング業者にカビが溜まりやすいエアコン奥までしっかり洗浄をしてもらいましょう。
日常生活でできるエアコンのお掃除に関しては、下記記事にて解説していますので参考にしてください。
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