「Zoom」はあらゆるデバイスからのWebカンファレンスやメッセージを簡単にするWeb会議ツールです。高度な画面・音声調整機能で、安全・快適なリモートワークをサポートします。
本記事ではZoomの利用者から届いた口コミを集め、使ってみて感じたZoomの良い点・悪い点をまとめました。Zoomの使い勝手を確認し、Web会議やリモートワークをストレスなく行える環境を整えましょう。
Zoomのよい評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたメリット】
Zoomの利用者からは以下のような喜びの声が届いています。
- URLひとつで誰でもどこからでも簡単に参加できる
- MAC、Windows、スマホとデバイスを問わず気軽に使える
- ブレイクアウトルーム機能で、大人数の会議でもグループ分けが容易
- 接続が安定しており映像・音声が途切れにくい
- 認知度が高いので導入者が多く指定しやすい
- 画面が共有でき、リモート下でもスムーズに説明できる
- バーチャル背景機能によりプライバシー保護も可能
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URLひとつで誰でもどこからでも簡単に参加できる
Zoomの利用者から届いた口コミでは、手順の簡単さを評価する意見が見られました。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomのオンライン会議への参加方法は、会議の主催者から送られてくるURLをクリックするだけです。またZoomはミーティングURLを前もって発行・配布できるので、参加者だけでなく主催者の準備負担も軽くなります。手軽にWeb会議を使えるという強みが特徴です。
MAC、Windows、スマホとデバイスを問わず気軽に使える
Zoomの利用者からは「デバイスを問わず使える」といった喜びの声が上がっています。
【ユーザーの口コミ】
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ZoomはWindowsだけでなく、MacやLinux、Chrome、タブレット、スマホ等からも使えます。導入時にわざわざ対応するデバイスを用意する必要がないので、初期費用も安く済むでしょう。
ブレイクアウトルーム機能で、大人数の会議でもグループ分けが容易
Zoomは「大人数でも使える」と利用者から好評です。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomは無料プランでも最大100人が参加できるミーティングが開けます。
またZoomの「ブレイクアウトルーム」機能は1つのミーティングの参加者を最大50グループに分けることができます。大人数でミーティングを開き、少人数のグループワークを実施することも可能です。
接続が安定しており映像・音声が途切れにくい
Zoomの大きなメリットである映像・音声の安定性は、利用者も実感しているようです。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomは高い品質のマイクやカメラ、スピーカーを備えています。快適な環境でWeb会議を実施したい場合におすすめです。
認知度が高いので導入者が多く指定しやすい
Zoomの利用者からは認知度の高さも評判を博しています。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomはコロナ禍最初期から普及したWeb会議ツールのため、一度は使ったことがあったりアプリをインストールしていたりする人も多いようです。Googleアカウントで使えたり、アカウントがなくてもURLひとつで参加できたりする簡易性が優れています。
画面が共有でき、リモート下でもスムーズに説明できる
Zoomは画面共有のしやすさにも利用者の間で高評価を受けています。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomは無料版でも画面共有が可能です。また複数人で各自の画面を同時共有することもできます。オンラインでも画面を見ながら、認識を揃えてスムーズに会議を進められるでしょう。
バーチャル背景機能によりプライバシー保護も可能
口コミでも背景のカスタマイズ機能のお蔭でリモートに参加しやすいと好評です。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomは豊富なバーチャル背景を選べるので、背後を気にせず自宅からでも気軽に会議に参加できます。Zoomを導入すれば、自宅勤務の従業員にもあまりストレスなく、オンライン会議に参加してもらえるでしょう。テレワークで働く従業員の多い企業では、円滑な業務遂行に役立ちます。
Zoomの悪い評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたデメリット】
Zoomの利用者からは以下のような口コミも上がっています。
- 無料版には40分の時間制限がある
- バーチャル背景の画質が悪く、違和感がある
- 有料版の料金体系が複雑で高いと感じる
無料プランは40分の時間制限がある
悪い評判・口コミの中には、改善してほしいポイントに時間制限を挙げる意見が多くありました。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomの無料プランは40分の時間制限が設けられています。40分以上の会議や面接を定期的に実施する場合や、オンライン商談において時間制限で取引先に迷惑を掛けたくない場合は、有料プランに移行した方が良いでしょう。
バーチャル背景の画質が悪く、違和感がある
Zoomのユーザーからはバーチャル背景に対する不満の声も聞かれました。
【ユーザーの口コミ】
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Zoomのバーチャル背景は利用者以外を人物と認識して拾ってしまったり、相手に違和感を与えてしまったりもするようです。グリーンバックを使ったり、背景が単色の場所を選んだりと、バーチャル背景をうまく利用する際には工夫が必要でしょう。
有料版の料金体系が複雑で高いと感じる
Zoomの利用者からは料金に対する改善要望も届いています。
【ユーザーの口コミ】
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無料でより長い時間使えるWeb会議ツールがある一方、Zoom有料版の料金は最低でも年に2万円ほどかかってきます。有料版のZoomを利用する際はどれだけZoomを利用するか等の費用対効果を考えて選択する必要がありそうです。
Zoomの導入がおすすめの企業
Zoomは以下のような企業におすすめです。
- 遠方の相手ともオンライン面接・商談を実施したい企業
- 大人数のオンライン会議・イベントが多い企業
遠方の相手ともオンライン面接・商談を実施したい企業
Zoomの通信品質は高いレベルで安定しているので、遠方の相手ともオンラインで面接や商談を実施する企業におすすめです。
面接・商談では入社希望者や取引先の人間を相手にするため、通信が不安定な状態だと企業イメージを悪くしてしまうかもしれません。
しかし接続が安定しているZoomなら映像・音声が途切れにくく、相手に不快感を与えるリスクを減らせます。面接・商談をオンラインでスムーズに進められるでしょう。
大人数のオンライン会議・イベントが多い企業
Zoomは大人数でも快適なオンライン会議ができるように開発されたツールです。参加者が増えても通信が安定しやすいため、大人数のオンライン会議やイベント開催が多い企業に向いています。
またZoomの参加者をグループ分けする機能や画面に文字を書き込める機能も、大人数のオンライン会議を前提に搭載されたサービスです。
有料プランを利用すれば、会議への出席人数は最大で500人になります。さらに参加者を増やしたい場合は、年間88,440円(税込み)のオプションで1,000人まで接続できるようになります。大規模イベントの開催にもぴったりでしょう。
Zoomの導入事例
Zoomを導入した企業を2社紹介します。
- 日商エレクトロニクス
- プラチナゲームズ株式会社
日商エレクトロニクス
日商エレクトロニクスは情報通信技術のシステム企画・構築・販売するIT商社です。国内外に多くの拠点を持ち、テレビ会議システムを利用していました。
オンライン会議の問題は、インターネットの回線環境によって、画像や音声が不安定で、会議をスムーズに進行できなかった点です。リハーサルや事前準備に手間が掛かり、通信が途切れたときのためにIT技術者を待機させる等コストがかかっていました。
そこでZoomを導入したところ、課題はほとんど解決されました。オンライン会議の開催数はZoom導入で4倍以上に増加。リモートワークの手軽さによって、社内の働き方改革やワーク・ライフ・バランスの向上がより一層進んでいます。
プラチナゲームズ株式会社
プラチナゲームズ株式会社は国内外にファンの多いゲーム開発メーカーです。外部の協力会社とコミュニケーションを円滑にするために、他のWeb会議ツールを利用していました。
しかし使っていたWeb会議ツールはしばしば接続が不安定だったので、通信の安定性に定評があるZoomを導入しました。操作性や使い勝手の良さも決め手になったそうです。
近年は採用活動もZoomで行うようになっています。会社説明会には例年1000人を超える学生が集まるため、大人数が参加できるウェビナー機能を活用しています。
Zoomの料金プランは5種類!価格と機能の比較表
Zoomでは無料プランと4つの有料プランが用意されています。料金は1ユーザーあたりの年間費、利用時間はミーティング1回当たりの制限時間です。
基本 | プロ | ビジネス | ビジネスプラス | 企業 | |
料金(税込) | 無料 | 22,110円 | 29,590円 | 34,375円 | 要問い合わせ |
利用可能時間 | 40分 | 30時間 | 30時間 | 30時間 | 30時間 |
参加可能人数 | 100名 | 100名 | 300名 | 300名 | 500名 |
クラウド保存 | × | 5GBまで | 5GBまで | 10GBまで | 無制限 |
チャット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
画面共有 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Zoom Whiteboards | 3ボード | 3ボード | 数制限なし | 数制限なし | 数制限なし |
自動字幕 | ○ | ○ | ○ | ○(翻訳可) | ○(翻訳可) |
電話機能 | × | × | × | ○ | ○ |
同じ資料を見ながら会議できる「画面共有」
「画面共有」機能は主催者のパソコン画面を参加者と共有する機能です。全てのプランにおいて利用可能で、タブレットやスマホとの共有もできます。
画面上に文字や図などを書き込める「ホワイトボード」機能も便利です。2022年4月には旧バージョンに加えて、新しく「Zoom Whiteboard」がリリースされました。ミーティング外でも書き込みを閲覧・編集・共有できる上、データを永続的に保存可能です。
画面共有・ホワイトボード機能を活用すれば、同じ資料を参加者に見せながら会議しやすく、事前に資料を配布する手間が省けるでしょう。
ワンクリックで実行できる「録音・録画」
Zoomはワンクリックで録画・録音でき、全プランで録画・録音データのローカル保存が可能です。有料プランに移行すればクラウド上にも保存し、メールやメッセージアプリで共有することもできます。
録音・録画をする際には、Zoom画面の自動字幕をテキスト化する「文字起こし」機能も使い勝手が良い機能です。インタビュー記事や議事録の作成に役立つでしょう。ビジネスプラン以下は英語表示が基本ですが、有料オプションの「Zoom 翻訳版字幕」では日本語変換が可能です。
ただし注意点として、セキュリティの面から、参加者の録画・録音は主催者側で制限を掛けた方が安全です。
全体と個別に使い分けられる「チャット」
会議中にメッセージを送る「チャット」機能は全てのプランで利用できます。チャットの内容を全体に見せたくない場合は、参加者を指定した個別のやりとりも可能です。
チャットの内容は簡単に検索できます。知りたい情報や見逃したメッセージがあるときは、検索機能を使うと便利です。
会議中のチャットは手動または自動で保存されます。文字起こし機能と併用すれば、インタビュー記事や議事録をより正確に作れるでしょう。
Zoomのセキュリティリスクは?安全に使う方法と注意点
かつてのZoomにはセキュリティ上の問題が数多く発生していました。以下に代表例を挙げます。
- WindowsユーザーのID・パスワードが抜かれた
- iOSアプリを通じて端末情報がFacebookに自動送信された
- 参加者追跡機能で参加者が第三者から監視される危険性
- 第三者が会議に入り込んで、荒らし行為が行われた(Zoom爆弾)
- 暗号化の鍵をユーザーではなくZoomが保管していたため、安全性が低かった
しかしこうした問題を受けて、Zoom側はセキュリティの改善・バージョンアップを重ねました。現在では多くの危険性が改善され、高いセキュリティを保っています。
ただしネット上では常に新しい脅威が生み出されているため、現在もくり返しZoomシステムはアップデートされています。Zoom側の対策に頼るだけでなく、安全な使用方法をユーザー側も意識しなければなりません。
ユーザー側でできるZoomを利用する際のセキュリティ対策をいくつか紹介します。
- 常に最新バージョンへアップデートする
- 通信内容を傍受されないよう、社外で利用する際はフリーWi-Fiを避ける
- 参加者にのみミーティングのURLとID・パスワードを伝える
- 「待機室」機能でワンクッション挟み、確実に参加者のみを主催者側で参加許可する
誰でも利用しやすいツールだからこそ、特に会社として使う場合はこうしたセキュリティ面へ注意を払って運用しましょう。
Zoomの活用で快適なオンライン会議の実現を
Zoomの主なメリットは参加の簡単さや通信接続の安定性です。また豊富なバーチャル背景が用意されているので、背後を見せたくない自宅からでも気軽に会議に参加できます。
無料プランは40分の時間制限がありますが、有料プランに切り替えれば長時間の会議でも問題なく利用できます。
Zoomを活用して快適なオンライン会議環境を整えていきましょう。
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「Zoom」をはじめとするWeb会議ツールは、製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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