サーベイツールおすすめ10選！機能や料金で徹底解説

サーベイツールとは従業員が労働環境について感じている不安や課題を調査できるツールです。匿名のアンケートや組織に合った質問項目を通じて従業員の本音を知ることで、組織の改善に役立てられます。

そこでこの記事ではおすすめのサーベイツールを10製品ご紹介。あわせて選び方やメリットも解説するので、ぜひ製品選びの参考にしてください。

おすすめのサーベイツール10選

おすすめのサーベイツールを10製品紹介します。

EX Intelligence

• 設問内容から配信スケジュールまで柔軟にカスタマイズが可能
• アクセス権限の設定・IPアドレス制限などの強固なセキュリティ
• ヘルプデスクや活用するためのWebセミナーなど、サポート内容が豊富

「EX Intelligence」は設問内容や配信対象・配信スケジュールを、高いレベルでカスタマイズできるツールです。結果はダッシュボードで管理でき、スコアの低い従業員をリアルタイムでフォローできます。

セキュリティ管理も充実しており、結果へのアクセス権を設定したりIPアドレスを制限したりできます。

またチャットや電話によるヘルプデスク、使い方を学べるWebセミナーなど、サポート体制も充実。操作に不安や疑問がある場合でも安心して運用できるでしょう。

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Geppo

• アンケート内容のほかに入力率もリアルタイムで可視化
• eNPSベースの設問設計で気持ちの機微まで把握
• オンボーディングやカスタマーサクセスなど、サポートが充実

「Geppo」は個人サーベイと組織サーベイの組み合わせにより、個人と企業全体の課題を可視化できるツールです。個人サーベイの設問は3つのみで、回答のためのログインは不要です。

組織サーベイの設問はeNPSをベースに作成されており、簡単に従業員のエンゲージメントを把握できます。回答の内容はもちろん、入力率までリアルタイムで可視化されるため、課題への対応にタイムラグが生じません。

オンボーディングやカスタマーサクセスなどのサポートも充実しており、運用に不安のある企業でも安心です。

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SMILE SCORE

• リマインドメールの自動送信で入力忘れを防止
• 気になる投稿があったら個別でメッセージの送信が可能
• マイル制度で入力のモチベーションがアップ

「SMILE SCORE」はスタンプや短文コメントで、従業員のコンディションを把握できるツールです。リマインド機能があるので、従業員の入力忘れを防げます。

メンターが気になる投稿を見つけたときは、従業員に個別メッセージを送ることも可能です。クローズドなやり取りなら従業員の本音を引き出しやすく、トラブルが顕在化する前に課題解決につなげられます。

またSMILE SCOREは、投稿をするたびにマイルが貯まる仕組みです。ゲーム感覚で入力できるため、従業員の入力モチベーションを維持しやすいでしょう。

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MotifyHR

• 定期的なパルスサーベイ(心の健康度に関する調査)の配信で従業員の気持ちを把握
• 個人・部署単位でサーベイ結果をチェック可能
• 社内の改善すべきポイントがすぐに分かる

「MotifyHR」はパルスサーベイの配信により、従業員エンゲージメントを可視化・把握できるツールです。

パルスサーベイでは働きがいに関する10の質問が定期的に配信されます。結果は個人・部署単位で確認できるうえ、社員ごとのeNPS(職場の推奨度)の数値化が可能です。

パルスサーベイの結果を確認すれば、社員がどのような点に不満を持っているのか、どのような点を評価しているのかが分かります。評価する側もされる側も適切な対策をとれるでしょう。

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モチベーションクラウド

• 国内最大級のデータベースを元にして組織分析が可能
• 組織内だけではなく業界・同業他社との比較もできる
• コンサルタントによるサポートやセミナーが豊富

「モチベーションクラウド」は国内最大級のデータベースから、従業員分析・組織分析を行えるサーベイツールです。

サーベイによって得られた結果は、他社との比較や項目ごとの比較ができるうえ、属性同士を組み合わせたクロス分析にも対応。組織全体の課題を明確化しやすく、次に打つべき手の判断が容易です。

ツールを導入した企業は、経験豊富なコンサルタントによるコンサルティングを受けられます。組織変革のためのナレッジ共有無料セミナーもあり、サポートが充実しています。自社の中だけでは見えてこなかった新しい視点も得られるでしょう。

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カオナビ

• 基本の設問が固定なのですぐに利用を開始できる
• サーベイ結果と評価・所属などの相関関係を可視化
• 従業員の性格診断結果を元にコミュニケーションを改善

「カオナビ」は組織の人事戦略に有益な人材管理ツールです。従業員エンゲージメントの把握やモチベーション向上の機能として、パルスサーベイやアンケート機能を活用できます。

設問のうち、仕事満足度・健康状態・人間関係は固定式です。自社で設問を考える必要がなく、すぐにサーベイを実施できます。

サーベイの結果は評価・所属などを組み合わせて、マトリクス図で可視化できる仕組みです。性格診断も付いているため、従業員1人ひとりに合わせたコミュニケーションで人事施策を実行できます。

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ハタラクカルテ

• メールアドレスの登録なしで利用が可能
• レポートはさまざまな面からグラフ化されるので分かりやすい
• 回答内容に合わせてフリーコメントの設問が自動で生成される

「ハタラクカルテ」はメールアドレスが登録不要の従業員サーベイで、組織課題を把握できるツールです。スマホにも対応しているため、空き時間や移動時間にサクッと入力を進められます。

回収した結果はスコア化され、従業員の持つ価値観がひと目で分かります。集計は属性別にグラフ化されるほか、異なる属性を組み合わせたクロス集計も可能です。

なお従業員の選択した回答によって、フリーコメントの設問は自動生成。良スコア・低スコアのそれぞれの原因を具体的に把握することで、効果の高い改善策を検討しやすくなるでしょう。

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One人事[タレントマネジメント]

• 従業員のプロフィールなど集める情報を柔軟に設定可能
• アンケートテンプレートが豊富なので目的に合わせて選択できる
• アンケート結果はリアルタイムで集計・グラフ化される

「One人事[タレントマネジメント]」は従業員のプロフィールや顔写真・スキルや資格などの情報を収集し、従業員管理と人材活用に役立てられるツールです。従業員情報が一元管理されるため、人事情報のプラットフォームとしても活かせます。

従業員エンゲージメント向上のための機能として、豊富なテンプレートで運用できるアンケート機能も搭載。回収方法や記名の有無も選択でき、自社のニーズ・組織にマッチしたアンケートの実施が可能です。

収集したアンケート結果はリアルタイムで集計され、各種グラフで可視化できます。

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wellday

• 従業員から送られるメッセージの変化からもコンディションをチェック
• 不調の原因に合わせて、1on1で活用できる解決マニュアルを自動発行
• 課題解決のためのアクション後のコンディション変化も確認できる

「wellday」はSlackやMicrosoft Teams、メールと連携して従業員や組織の状況を見える化できるツールです。

精度の高いAIが、メッセージの内容から従業員のコンディションを予測するため、サーベイなしでも従業員の様子を把握できます。課題や不安を抱えた従業員がいる場合には、課題解決マニュアルを自動発行したり、1on1に活用したりすることが可能です。

また従業員の課題解決までの流れは、システム上で一元管理されます。エンゲージメントの活動記録が組織の資産として蓄積され、今後の組織運用に有効活用しやすいでしょう。

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LLax forest

• 計108問の設問で心と体の健康状態とエンゲージメントを調査
• 分析結果は項目別で詳細に報告
• 結果に合わせて、解決のために必要なコラムを自動で表示

「LLax forest」は健康経営の観点から、従業員の心身の健康状態を測定・把握できるツールです。オプションとして、従業員のセルフケアまでサポートできるプランもあります。

サーベイは108問で構成されており、分析結果は項目ごとに管理画面に表示される仕組みです。誰がどのような課題を抱えているのかがひと目で分かり、必要があればスムーズにフォローできます。

従業員には必要な動画やコラムが自動表示されるため、個々に自主的な課題解決への取り組みを促すことが可能です。

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サーベイツールを選ぶポイント

調査方法

組織サーベイにはセンサスと呼ばれるものとパルスサーベイと呼ばれるものがあります。この2つの違いはサーベイの頻度と設問数です。

センサスは半年から1年の間に1度、数十問の質問に答えてもらいます。そしてパルスサーベイは週1から月1の頻度で、数問の質問に答えてもらう形です。

センサスは多くの設問で細かく組織の状況を把握できる分、回答や集計が負担になってしまうかもしれません。パルスサーベイは手軽に行える分、長期的な組織課題の解決には向いていないとされています。どちらが自社に合っているか検討してみましょう。

機能面

サーベイツールは製品によって強みが異なります。

例えば状況の見える化を得意としている製品や従業員の健康状態の把握ができる製品、結果をもとにコンサルティングを受けられる製品などさまざまです。

自社の課題や目標につながる機能が充実したツールを選びましょう。

操作性

サーベイツールは直感的に使えるものがおすすめです。負担の大きいツールは敬遠される傾向があり、サーベイの回収率が悪くなってしまう可能性があります。

本記事で紹介した製品は、すべて無料トライアルまたは無料デモでツールの使いやすさや効果を体感できるので、積極的に利用してみましょう。

コストパフォーマンス

従業員サーベイを選ぶときは、コストの負担が少なく、継続できるツールを選択することが大切です。

ただし安価なツールでは、必要な機能が実装されていない可能性があります。料金を見るときは額面だけではなく「何ができるか」を踏まえたうえで、比較検討しましょう。

ツールの料金体系には月額定額制・従量課金制があります。利用人数や必要な機能を割り出し、運用方法にマッチした料金形態を選びましょう。

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サーベイツールを導入するメリット

生産性の向上

サーベイツールを導入すると、普段は見えてこない従業員の声を拾うことができます。またサーベイ結果をもとに職場環境の改善を行えるため、従業員が働きやすい環境を構築可能です。

そうすれば従業員のエンゲージメントが向上し、意欲的に業務に取り組んでもらえ、最終的には生産性の向上につながります。全員がやりがいをもって働ける会社に成長できるでしょう。

離職率の低下

サーベイツールは従業員の満足度を向上させられるため、離職率の低下にも直結します。

いくら優秀な従業員がいても知らない間に不満がたまり辞められてしまっては大きな機会損失になってしまいます。また離職率が低い企業は採用でもアピールポイントになるため、採用活動のメリットにもなるでしょう。

課題の可視化

サーベイツールを用いて組織サーベイを行うことで従業員や企業全体の課題を可視化することができます。

調査結果をもとに課題が発見できればサーベイツールが課題に応じた改善案を立案してくれるので、効果的な改善に直結するでしょう。組織全体のパフォーマンス向上につながり、企業の成長につながります。

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サーベイツールを導入して従業員満足度を向上させよう

サーベイツールは従業員エンゲージメントを把握するうえで有益なツールです。スマホから簡単に入力できるツールや緻密な質問でリアルな現状把握を行えるツールなど、種類はさまざまあります。

自社に合ったサーベイで従業員のフォローを行えれば、従業員の満足度や生産性を向上させられます。まずはどのような調査をしたいのか、そして目標を明確にして、サーベイツールを導入してみてはいかがでしょうか。