「面接官が足りず、日程調整や他の採用業務まで手が回らない」
「面接設定が追いつかず、応募者を取りこぼしてしまう」
「選考辞退率が高く、内定までつながらない」
そんな採用担当者の悩みを解決する手段として注目されているのが、面接代行サービスです。専門のプロが応募者一人ひとりに丁寧に対応し、面接の実施や評価はもちろん、サービスによっては日程調整などの事務連絡まで任せられます。
この記事では、サービス選びに役立つ情報をお届けします。さらにおすすめの面接代行サービスも紹介。自社にぴったりのサービスを見つけてみてください。
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面接代行サービスを利用するメリット
人材獲得の競争が続くなか、面接は企業が候補者を見極めるだけでなく、候補者から選ばれるための場にもなっています。複数社を比較する候補者に選んでもらうには、選考を滞りなく進めながら、一人ひとりと丁寧に向き合う必要があります。
しかし、人事部門では人員や専門性が不足し、応募者対応や日程調整に追われる企業も少なくありません。近年の人事・採用に関する調査でも、連絡の遅さが候補者の志望度を下げることや、限られた人員で選考の質を保つ難しさが指摘されています。
AIによる採用業務の効率化が進むなかでも、面接では人との対話を求める候補者が多いことがわかっています。選考の速さと人による丁寧な対応を両立するために、面接実務を外部の専門スタッフへ任せる企業が増えています。
面接実務を任せ、採用戦略や候補者への訴求に集中できる
日程調整や一次面接、評価記録などを任せることで、採用担当者は採用基準の見直しや候補者への個別フォローに時間を使えます。日々の対応に追われにくくなり、自社の魅力を伝える業務へ注力できます。
面接枠と対応スピードを確保できる
社内の面接官が空くのを待たずに選考を進められるため、応募から面接までの期間を短縮できます。候補者が複数社の選考を受けるなかでも、連絡の遅れによる選考離脱を防ぎやすくなります。
質問と評価基準をそろえられる
質問項目や評価基準を事前にすり合わせ、研修を受けた面接官が対応することで、担当者による評価のばらつきを抑えられます。面接記録も統一され、次の選考へ候補者の情報を引き継ぎやすくなります。
人による対話の機会を確保できる
面接官不足を補いながら、人が候補者の話を聞き、仕事内容や職場の雰囲気を伝える場を設けられます。候補者が疑問や不安を解消しやすくなり、企業と候補者の相互理解につながります。
面接代行サービスの選び方
自社に合う面接代行サービスを選ぶには、料金だけでなく、対応範囲や面接官の体制、情報共有のしやすさまで見ておくことが大切です。ここでは、採用の現場でつまずきやすいポイントに沿って選び方を紹介します。
料金体系を面接の量や頻度で見極める
面接代行の料金体系は、大きく月額固定型・従量課金型・時間制課金の3つに分かれます。自社の面接の量や頻度に合うタイプを、以下のポイントで見極めましょう。
- 月額固定型:毎月一定額を支払い、契約範囲内で面接を依頼できる料金体系。面接件数が多く、継続的に依頼したい企業におすすめ
- 従量課金型:面接1件あたりの単価に応じて費用が発生する料金体系。件数の増減が読みにくく、使った分だけ払いたい企業におすすめ
- 時間制課金:30分や1時間などの単位で費用が発生する料金体系。繁忙期や急な欠員など、スポットで補いたい企業におすすめ
なお、多くのサービスで金額は非公開のため、具体的な費用は各社への問い合わせが必要です。
対応範囲とスピードを確認しよう
面接代行サービスに依頼できる業務の範囲は会社によって異なり、面接の実施のみを担うものもあれば日程調整や評価レポートまで任せられるものもあります。応募が集中する時期や大量採用では、即時や当日の対応が可能かどうかも選考のスピードを左右します。自社の採用規模に見合う対応範囲か、選考を止めずに動けるかをあわせて確認しましょう。
面接官の質と候補者対応もチェック
面接官の対応は自社の印象に直結し、候補者の入社意欲や選考辞退にも影響します。担当する面接官の経験や資格の有無などとあわせて、人事経験が豊富か、自社の業界知識を持っているか、応募者への案内や連絡が丁寧かどうかなども見ておきたいところです。面接官の質と候補者への対応の両面から見極めましょう。
情報共有のスムーズさで選ぶ
面接を外部に任せると、選考の状況や評価が社内から見えにくくなりがちです。評価レポートの形式や共有の頻度、連絡の取りやすさは、比較表からは読み取りにくい部分です。
チャットツールなどで迅速にやりとりできるか、フィードバックの頻度はどのくらいかを確認しておくと安心。やりとりがスムーズなサービスを選ぶと社内での最終判断もスピーディーに進みます。
面接代行サービス6社比較表
面接代行サービスは、料金体系や対応する雇用形態、依頼できる対応範囲によって特徴が分かれます。まずは主要6社を3つの軸で見比べて、自社の採用課題に近いサービスを見つけましょう。
| サービス名(会社名) | 料金体系 | 料金体系 | 対応業務の範囲 |
|---|---|---|---|
| 面接代行(株式会社uloqo) | 要問い合わせ | 新卒や中途など全雇用形態 | 面接設計から実施まで月500件に対応 |
| 人事ライト(株式会社アールナイン) | 月額固定型 | 新卒や中途 | 面接代行に加えRPOにも対応 |
| Faceview(株式会社エスプールリンク) | 要問い合わせ | 雇用形態を問わず対応 | 受付、Web面接、評価などに対応 |
| 面接官代行(株式会社トライアンフ) | 要問い合わせ | 新卒や中途 | 一次から最終、内定者面談まで対応 |
| 面接官代行(マンパワーグループ株式会社) | 要問い合わせ | 新卒や中途 | 面接代行、研修、事務代行に対応 |
| 採用面接代行(株式会社リーガルブライト) | 時間制課金 | 新卒や中途 | 面接官の派遣と評価に対応 |
※ミツモア調べ(2026年7月時点)
面接代行サービスおすすめ6選
ここからは、おすすめの面接代行サービス6社を紹介します。得意とする面接の範囲や面接官の体制、料金の考え方はサービスごとに異なるので、自社の採用課題と照らし合わせながら任せたい業務に強みを持つサービスを探してみてください。
面接代行(株式会社uloqo)
uloqoの面接代行は、面接の設計から実施までを一貫して支援するサービスです。人事経験が豊富なコンサルタントが選考に加わり、自社の求める人物像に沿って面接を進めます。
新卒や中途、アルバイトなど全雇用形態の採用に対応し、月500件規模の面接まで任せられる体制が強みです。土日祝や夜間の面接にも対応できるため、応募者の都合に合わせた面接設定がしやすく、取りこぼしや選考辞退の防止にもつながります。
人事ライト(株式会社アールナイン)
アールナインの人事ライトは、有資格者や人事経験者が面接を担当し、評価の質を保ちながら選考を代行するサービスです。月額固定型のため、毎月の費用を一定に保ちつつ計画的に依頼できます。
面接代行だけでなく、採用業務を幅広く任せるRPOにも1ヶ月単位で対応。採用の状況に合わせて依頼の範囲を調整できるため、繁忙期だけ手厚く支援を受ける使い方ができるのも魅力です。
Faceview(株式会社エスプールリンク)
エスプールリンクのFaceviewは、応募受付から日程調整、Web面接の実施、評価レポートの納品までを一貫して任せられるオンライン面接代行サービスです。
応募から面接までのリードタイムを短くできる体制が持ち味で、最短で応募当日の面接にも対応します。面接は専任のオペレーターが担当し、Web面接15万件超の実績をもとに評価基準を整理して統一します。
面接官代行(株式会社トライアンフ)
トライアンフの面接代行は、一次面接から最終面接まで幅広い選考フェーズに対応するサービスです。経験が豊富な面接官が、カジュアル面談や内定者面談まで担当します。
面接官のスキルを高める模擬面接にも取り組んでおり、面接の質そのものを底上げできるところが強みです。採用業務を幅広く任せられるRPOにも対応しているため、面接の質と採用業務の両面に課題を感じている企業に適しています。
面接官代行(マンパワーグループ株式会社)
マンパワーグループの面接代行は、人材サービスで培った知見を生かして面接を代行するサービスです。経験豊富な面接官が、公平な視点で応募者を評価します。
面接の実施に加えて、面接官研修や事務代行にも対応。面接を任せつつ社内の面接官の力を高めたいといった、複合的な依頼にも応えられる体制です。
採用面接代行(株式会社リーガルブライト)
リーガルブライトの面接代行は、自社の面接官を派遣する形で選考を支えるサービスです。時間制課金で、必要な時間だけスポットで依頼しやすい点を特徴としています。
面接の実施と評価に対応しており、面接官が不足する場面をピンポイントで補えます。なお、日程調整や合否連絡は含まれないため、面接前後の事務対応は自社で行う前提で検討するとよいでしょう。
面接代行サービスを利用する際の注意点
面接代行サービスには多くのメリットがある一方で、任せ方を誤ると採用に思わぬ影響が出ることもあります。契約後につまずかないよう、あらかじめ押さえておきたい注意点を紹介します。事前に対策を考えておけば、リスクを抑えながら面接代行サービスを活用できます。
自社の魅力が伝わらず、候補者の入社意欲が下がる恐れ
社外の面接官は、自社のカルチャーや事業の面白さを、当事者ほどの熱量で語りにくい場合があります。その結果、候補者に自社ならではの魅力が十分に伝わらないおそれがあります。伝えたい訴求ポイントや大切にしている価値観は、あらかじめ面接代行サービスの担当者と共有し、認識をそろえておきましょう。
すり合わせ不足でミスマッチが起こりうる
求める人物像の共有が不十分なまま面接を任せると、評価基準にズレが生じて採用後のミスマッチが起こりやすくなります。利用する前に、評価の基準や採用の背景を丁寧にすり合わせておくことで、こうしたズレを防げます。
違法な業者・怪しい業者に注意
面接代行のなかには、法律の要件を満たさずにサービスを提供する業者が紛れていることもあります。契約の前に業務の範囲や実績、コンプライアンスなど運営の体制を確認し、信頼できるサービスかを見極めましょう。また、実績や体制を公式サイトで確認できるかどうかも判断の目安になります。
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