近年で多くの変化がある新卒採用。優秀な人材を確保するためにも、採用スケジュールを把握して効率よく採用活動を行いたいですよね。
新卒採用のスケジュールを立てる際は前年の夏期・秋期、広報解禁日、選考解禁日、内定解禁日の5つのフェーズに分け、時期に合わせた準備をしていきます。
さらに採用したい人物像を立てたり、説明会やインターンシップなどのイベントを開催したりするなど、採用活動には多くのタスクがあります。
そこで、採用戦略を入念に練ることでスムーズに採用活動を進めることが重要なのです。
戦略的な採用活動で学生に十分にアピールを行い、将来有望な人材を獲得しましょう。
本記事では、新卒採用スケジュールの実態や組み方など「スムーズな採用活動を実現するためのポイント」をわかりやすく解説します。
新卒採用スケジュール【企業】
経団連が定めていた就活ルールに従った採用スケジュールが基本ですが、加盟していない企業では少しずつ対応が異なります。
就活ルールに強制力はなく守らなくても罰せられないため、実質的に従っている企業は少ないでしょう。
日本経済団体連合会(経団連)のルール
日本経済団体連合会(経団連)が定めていた就活ルールに従っている企業の新卒採用スケジュールを簡単にまとめると以下の通りです。
|
ただし、就活ルール上の広報活動には規定されていない、不特定多数へ向けた非対面での広報活動(冊子やホームページ)はインターンシップと同時期の6月から行われます。
経団連の就活ルールに従うメリットは次の2つが挙げられます。
- 合同企業説明会の開催が多く、自社アピールの機会が増える
- 同じタイミングで動き出す学生が多いため、学生の動きにあった採用活動ができる
就活ルールに従っていても、すべての企業が10月の内定出しで新卒採用活動を終えるわけではありません。
留学から戻った学生や体育会系の学生、公務員試験や他企業の選考から漏れてしまった学生に対しても二次募集を行う企業があります。
大企業
大企業を志望して就職活動を行う学生は多く、多くの企業の流れに合わせた経団連の就活ルールに従う企業が多いです。
|
多くの学生が複数の大企業にエントリーするため、内定辞退や他企業への流出が懸念点です。
そのため選考活動と内定出しを早めに行い、効率的に採用活動を進めるケースがほとんどです。
中小企業
中小企業の採用活動では、戦略的な採用活動と短期決戦が重要です。
【第一次採用】
|
【第2次採用】
|
大企業を志望する学生が多いため、選考時期をずらすことで会社説明会への参加を促し、内定辞退も最小限にすることに重点を置いていきます。
大企業が採用選考を始める前の2~5月や、内定を取れなかった学生が就職活動を継続する5月以降が、中小企業にとって人材獲得の機会なのです。
外資系・マスコミ・ベンチャー企業
外資系やマスコミ・ベンチャー企業の場合は、優秀な学生を確保するため早めの時期から採用活動を始める傾向にあります。
|
そのため、他の大企業や中小企業が選考を始める3年次2月頃には、内定出しまで終わっていることが多いです。
また、他の企業以上にインターンシップやセミナーが採用と直結しているケースが多いのも1つの特徴。3年次に事実上の内定を出し、選考では形だけの面接を行うこともあります。
就職活動スケジュール【学生】
企業の動きに合わせて学生は就職活動を行いますが、次のようなスケジュールで進めることが多いです。
大学3年次6月~ | インターンシップ・ガイダンス参加 |
大学3年次2月~ | エントリーシート(提出) |
大学3年次3月~ | 説明会や企業合同イベントの参加
WEBテスト提出 |
大学4年次6月~ | 採用選考
内々定 |
大学4年次10月 | 内定式 |
就活スケジュール【3年次6月からスタート!】
多くの学生は経団連が定めていた就活ルールに従って、就活スケジュールを組むことが多いでしょう。
最近では就活ルールが廃止されたことから広報活動・採用選考・内定の早期化が進んでおり、希望する業種や企業によっては、学生のスケジュールも早まっています。
さらに、部活での大会や公務員試験の合否によって内定解禁日の10月以降も就活を続ける場合もあります。
また、近年ではインターンシップの重要性が高まっており、春や夏・冬の時期で複数のインターンシップに参加する学生が増えているのも特徴です。
23卒就活スケジュール
23年卒の採用活動は、これまでのスケジュールとさほど変わらないでしょう。
新型コロナウイルスの影響下であっても、従来通りに22年卒の採用活動が行われたことから、コロナ禍であっても予定通り行える見通しが立っているのです。
また、採用活動を早める企業も増えてきていることから、23年卒の企業側の採用スケジュールは前年と同じか早まる傾向にあります。
23卒の就活スケジュールはこれまでと大きくは変わりませんが、企業によっては採用活動の早期化が考えられるので、早め早めの準備をしておくとよいでしょう。
新卒採用のスケジュールの変遷
2020年卒までは経団連の策定する就活ルールをもとにしていましたが、2021年卒からは経団連ではなく政府主導のルールになりました。
経団連の就活ルールに強制力はなく守らない企業が多かったため、学生の囲い込みを防ぐ効果がないとされたためです。
経団連のルールーが廃止されても、学生や企業の混乱を防ぐために今のところ採用スケジュールは現状維持となっています。
就活ルールの偏移
2016年卒では広報活動が採用選考活動が4年次4月からでしたが、2017年卒以降では6月以降になるなど、企業側の大まかな新卒採用スケジュールが変わっています。
1953年 | 就職協定開始(現在の就活ルールの元)
広報活動解解禁:3年次10月1日~ 採用選考解禁:4年次4月1日~ |
2013~2015年卒 | 広報活動解禁:3年次12月1日~
採用選考解禁:4年次4月1日~ |
2016年卒 | 広報活動解禁:3年次3月1日~
採用選考解禁:4年次8月1日~ |
2017~2020年卒 | 広報活動解禁:3年次3月1日~
採用選考解禁:4年次6月1日~ |
2021年卒~ |
|
1953年に就活ルールの基になる「就職協定」が開始してから現在まで、10月の内定解禁日に変化はありませんが、広報活動解禁日と選考解禁日は10年ほどの間で3回の変更がありました。
21卒からは政府主導の就活ルールとなっていますが、急激に内容を変えると学生と企業ともに混乱を招く恐れがあるため、21・22卒の日程は従来と変わりません。
さらに、23卒の新卒採用スケジュールもこれまでと変わらないことが通達されています。
しかし、採用活動の早期化の動きにより今後の新卒採用のスケジュールも変動する可能性があるので、周りの企業の動きや採用のトレンドを把握しておくとよいでしょう。
23年卒の採用スケジュール
21年卒からは政府主導の新ルールに基づいた採用スケジュールとなりますが、学生の混乱を招かないため23卒のスケジュールに大きな変化はありません。
|
21年・22年卒ともに従来の就活ルールをそのまま踏襲しています。そのため、上のスケジュールを参考に採用活動を進めるとよいでしょう。
スケジュールが変化する理由
新卒採用のスケジュールが変化する理由は、就活ルールを守らずに早くから新卒採用を始める企業が多くなっているからです。
もともと、就活ルールを策定した目的には次の2つがありました。
- 公平・公正で透明な採用の徹底
- 正常な学校教育と学習環境の確保
1つ目は企業による学生の青田買いや囲い込みを防ぐためで、2つ目は学生の就活の負担を減らして学業に専念する時間を確保するためです。
しかし経団連加盟企業は少数で、そもそも経団連主導の就活ルールを守ろうとする企業が多くありませんでした。
さらに、就活ルールには強制力が無いため、違反しても企業にペナルティが課せられることはありません。
就活ルールが守られないことで新卒採用のスケジュールは早まり、学業にも支障が出ることから政府主導の新ルールとなりました。
学生にとってよい条件で就活を進められるように改定することで、就活ルールと実際の採用活動とのギャップを解消しているのです。
採用スケジュール設定までの3ステップ
企業が新卒採用スケジュールを設定する際は、次の3つのフェーズで行っていきます。
- 採用したい人物像を設定する
- 採用戦略を立てる
- スケジュールを作成する
①採用したい人物像を設定する
採用基準を明確にし、事業計画に必要な人物像を確立して細かな人物像を設定しましょう。
【採用基準の例】
|
さらに、職種や仕事内容に応じて「何人の人材が必要か」、どの部署に「どんなスキル・特性を持った人材が欲しいか」なども設定していきます。
そうすることで採用基準を明確にして社内でも共有できるため、企業の欲しい優秀な学生の取りこぼしを防げるのです。
②採用戦略を立てる
採用戦略を立てる際は、学生のスケジュールに合わせた活動を行うのがポイントです。
【採用戦略の例】
|
いくら会社の沿革や業績で自社をアピールしても、学生が知りたい処遇面や職場環境についての情報が説明されなければ意味がありません。
学生に積極的に採用活動に参加してもらえるよう、学生に魅力を感じてもらえる情報でアピールしたり、長期休暇でイベントを企画したりしましょう。
③スケジュールを作成する
広報活動や選考活動など、メインとなる採用活動の時期を設定し、そこから逆算して細かい活動のスケジュールを組んでいきます。
メインの採用活動以外にもインターンシップ、求人サイトへの掲載、会社説明会、内定連絡などを設定します。
さらに、採用活動において説明会の日程やエントリー受付日、面接回数など、細かい部分まで設定することがポイントです。
採用活動の状況や学生の反応などを予想しながら採用活動時の対策を練り、スムーズに進めていけるようスケジュールに組み込んでいきましょう。
時期ごとの準備内容【夏期・秋期・広報解禁・選考解禁・内定】
新卒採用スケジュールを細かく作成するには、活動内容に合わせて5つの時期に区切って対応していきます。
- 前年夏期(~8月)
- 前年秋期(9~11月)
- 広報解禁日に向けて(12月~2月)
- 選考解禁日向けて(3~5月)
- 内定解禁日に向けて(6月~9月)
1前年夏期 (~8月)
前年(大学3年次)の8月までに行うのは、新卒採用計画の立案と直近で行われる夏季インターンシップの開催です。
【前年8月までにやること】
|
特に、インターンシップは学生が社内の様子や仕事を体験できる機会で、企業を選ぶうえで重要視されています。
そのため、インターンシップ実施後は振り返りと参加学生のフォローを行うようにしましょう。
実施状況と応募状況から学生の動きを把握し、インターンシップ参加後も学生をフォローすすることで本選考までの良好な関係が期待できます。
前年秋期 (9~11月)
前年(大学3年次)の秋期には、翌年(大学4年次)に行う広報活動の準備と秋冬インターンシップ開催です。
【前年の9~11月にやること】
|
広報活動で使用する就活サイトへの掲載やパンフレットなどは、計画から完成までに2か月以上かかるので早めに取り掛かりましょう。
秋冬インターンシップ開催後も振り返りや学生のフォローを行い、選考活動まで学生との関係を継続させる取り組みもお忘れなく。
広報解禁日に向けて (12月~2月)
冬季(大学3年次12~2月)は、3月の広報解禁日に向けて広報活動のスケジュールや資料の確認を行いましょう。
【前年12月~2月にやること】
|
広報から選考、内定出しまでの全体スケジュールを細かく確認したうえで、社内で採用活動の目標を共有します。
さらに、広報活動の確認と学生の集まりが悪かった場合のリカバリープランの作成など、入念に練っていきます。
近年では、学生が事前に情報収集するため広報解禁日前の就活サイト利用率が高いため、スムーズな掲載ができるよう各種設定をしておきましょう。
説明会やセミナーは学生が参加しやすい日程や会場を調整し、資料の手配やオンライン対応の準備、座談会や参加型コンテンツにするなど工夫を施します。
また、この時期は次年度のインターンシップの計画・準備も同時に進めるので、タスクが複雑化しないためにも手順立てて効率よく行うのがおすすめです。
選考解禁日に向けて (3月~5月)
新卒採用の選考解禁日(4年次6月1日)に向けて、3~5月はエントリーを増やすために企業側から積極的にアプローチを行いましょう。
【3~5月にやること】
|
会社説明会などの広報活動の進み具合や手応えにも注意し、思うように効果が出ていない場合は臨機応変に対応することが大切です。
説明会に参加してくれた学生には個別説明会や懇談会への誘導、フォロー、お礼メールなど選考につなげられるようアプローチします。
さらに、選考解禁日の制約を受けないESや適性診断などは、この時期に早めに対応しておくとよいでしょう。
事前にさまざまなケースを想定しておき、リカバリープランの作成や対応策を用意しておくと安心です。
応募状況が予定通りではないときの確認事項例
エントリー数がなかなか伸びず、2月までの広報活動の効果が予定通りではなかったときは以下のポイントを確認してみてください。
|
例えば、アクセス数に比べてエントリー数が少ない場合は学生にとって魅力的な情報が提示できていないなどの問題を見つけられます。
自社の広報における課題点を探し出して改善することで、応募する学生の数も増え優秀な人材の確保につながるでしょう。
内定解禁日に向けて (6月~9月)
内定解禁日(4年次10月1日)に向けた6~9月の時期は、最終選考と内定者への対応がメインの活動内容です。
【6~9月にやること】
|
新型コロナウイルスの影響で、内定式は従来のような対面形式ではなくオンラインで行う企業も増えています。
そして近年では、数社のオンライン内定式に参加してから最終的に入社する企業を決定するケースもあります。
そのため、魅力ある内定式になるよう工夫したプログラムも必要なのです。
採用スケジュールを組む際の6つのポイント
欲しい人材を採用するには、学生の動向を把握して説明会に参加してもらったうえで選考活動を行うなど、いくつか押さえるべきポイントがあります。
- 採用したい学生の動向をつかむ
- ライバル企業の動きをチェックする
- 過去の採用データを活用する
- 代行企業への委託を検討する
- 採用ツールの準備や作成を行う
- 説明会や選考会場の場所を手配する
採用したい学生の動向をつかむ
大学の行事や就活動向など、学生の動きを考慮したうえで採用スケジュールを組むことが大切です。
全ての学生が同じタイミングで就活を進めているわけではなく、部活や公務員試験の合否など、就活スケジュールに影響を与える要因があるからです。
【体育会所属学生向けた採用活動】
部活を引退した大学3年生の冬ごろから就活を開始する傾向にあり、人によっては採用選考よりも大会出場を優先するケースもあります。
<アプローチ例>
|
【公務員試験に落ちてしまった学生に向けた採用活動】
大学4年次の夏から秋にかけて試験の合否が発表されるため、秋冬採用での就職を目指す学生が多くみられます。
<アプローチ例>
|
ライバル企業の動きをチェックする
ライバル企業とスケジュールがかぶってしまうと、自社の選考に参加できない学生が生じて人材確保に悪影響を及ぼしかねません。
そのため、ライバル企業のスケジュールや手法を参考にしたり、広報や選考日程がかぶらないようスケジュールが決まったら早めに公表したりしましょう。
また2,3回目の選考を行う際には、大手企業の1回目の選考に漏れた学生にも参加してもらえるようにスケジュールを組むことも大切です。
企業規模別のポイント
大企業は3月の広報解禁に向けて入念に準備すること、中小企業は6月以降も学生へアプローチすることがポイントです。
【大企業】
|
【中小企業】
|
ライバル企業と日程がかぶらないよう調節を行うなど、入念な準備をして広報活動にのぞむことで学生に合わせたアプローチが可能になります。
過去の採用データを活用する
これまでの採用データを洗い出し、採用活動において効果の高かった手法や改善策を見つけることで優秀な人材を確保するための活動をブラッシュアップできます。
<活用する採用データの例>
|
過去の採用データと比べてよかった点、悪かった点を洗い出し、今後の採用活動に改善が必要なのかを見つけ出すのがポイント。
例えば、採用活動が対面からオンラインに移行することで学生のエントリー数が減少傾向にあれば、新たなイベントや取り組みを実施するなど戦略を切り替えることが可能です。
過去のデータと比較して現状を把握し、今後の戦略転換や次年度の採用活動の参考にしましょう。
代行企業への委託を検討する
採用活動を重視するあまり通常業務に支障が出そうな場合は、代行企業へ委託するのも1つの方法です。
<委託可能な業務例>
|
外部へ依頼をすれば最新のノウハウを取り入れた採用活動が可能になりますが、すべての業務を委託してしまうと自社の採用スキルは磨かれないまま。
そのため、委託する際はどこまで任せるかを設定したうえで依頼を検討するとよいでしょう。
採用ツールの準備や作成を行う
採用活動のためのメールアドレスや対応マニュアル、自社サイトやパンフレットなど準備することが多くあります。
採用活動専用のメールアドレス
学生との連絡や問い合わせに対応するための新しいメールアドレスを準備します。
社員の個人アドレスを使用すると募集開始の際に連絡先が公開され、迷惑・勧誘メールが届くなどのリスクがあるので避けてください。
対応マニュアル
学生が会社に連絡するタイミングは人によってばらばら。採用担当者以外が電話を受けた際にも対処できるよう、前もってマニュアルをつくるとよいでしょう。
電話を受けた社員の対応で、学生が会社にもつイメージが変わるなど採用に影響しかねません。
自社サイトやパンフレット
自社の採用ページやパンフレットを外注する場合は、見積もりから制作まで長期間かかるため早めの準備が必要です。
例えば自社サイトの制作であれば2~4ヵ月、パンフレット制作には2~3ヵ月程度の時間を要します。
そのほか、プロモーション動画などを外注するとなれば1~2か月はかかります。
採用活動のために外注予定のものがあれば公開・配布日から換算して、予定日に間に合うようなスケジュールを立てましょう。
説明会や選考会場の場所を手配する
採用スケジュールに合わせて、会社説明会や選考のために使用する施設や会場の手配が必要です。
自社が所有する施設で全ての行事を行えれば手配の必要はありませんが、開催規模や利便性を考慮して外部会場での開催が好ましい場合もあります。
個別での会場準備が難しい場合は、就活サイトに登録を行い合同企業説明会に参加するものおすすめです。
合同企業説明会への参加費用は1日程につき50~100万円程度かかるため、採用活動における予算を計算しながら検討するとよいでしょう。
優秀な人材を見つけるにも自社での説明会実施や合同企業説明会への参加など、自社にあったやり方で学生を集めるのが大切です。
コロナによる採用スケジュールへの影響【22卒】
22卒の採用では21卒に比べて早めに採用活動が進められていることが調査の結果で出ています。
WEBを有効活用することで比較的スムーズに進められるようになり、23卒では対面とWEBを併せたハイブリッド形式の採用活動となるでしょう。
2022年卒の影響
マイナビ「2022年卒 企業新卒採用予定調査」では、2022年卒の新卒採用スケジュールは新型コロナウイルスの影響下ではあるものの、2021年卒のスケジュールより早まる企業が増えています。
その理由には次の3つが挙げられます。
- コロナ禍の就活に不安を抱える学生が多い
- 人員確保の遅れを取り戻したいという企業側の思惑
- 採用活動にWEBを活用することで予定通り進められる見通しが立った
そして、コロナが収まりつつある2023年卒の採用活動では、WEBと対面をかけ合わせた方法が採られると予想されています。
企業はどちらにも対応できるようにマニュアルの作成やスケジュール調整を行い、効率的かつ円滑に採用活動を進めていけるように準備を徹底して行いましょう。
戦略的なスケジュール設定で採用活動をスムーズに!
採用活動はインターンシップや説明会の開催、効果的な広報活動、選考から内定までのフローなどやるべきことがたくさん。
そのため「自社のどの部分をアピールしていくか」「学生にどうアピールしていくか」を考慮したうえで、戦略的に採用活動を進めるのが大切です。
新型コロナウイルスの影響で対面でのイベント実施が難しくなる中、WEBを活用した採用活動がより重要になっています。
そして新卒採用の早期化によって、ライバル企業とのスピード勝負は今後も加速化する見込みです。
将来有望な人材を確保するためにも、時代の流れを把握して戦略的な採用活動を実施していきましょう。
ミツモアで採用管理システムを探してみよう
採用管理システムを導入すれば、求人情報の掲載や選考の管理、過去の採用データの分析など、数多くのタスクを効率的にこなすことができます。
しかし、システムの導入を検討するにしても「どのサービスを選べばいいかわからない…」なんてこともしばしば。
サービスを比較するために資料を請求したり問い合わせたりしていては、時間も手間もかかってしまいます。
そんな時はミツモアにおまかせ。ラクラク2分で終わる質問に答えるだけで、あなたの会社にぴったりのプランをご提案します。
採用管理システムの比較が2分で完了!
ミツモアなら簡単な質問に答えるだけで見積もり依頼が2分で完了。
採用管理システムの導入目的や欲しい機能等の質問に答えることで、あなたの会社に最適なプランが必ず見つかりますよ。
複数の採用管理システムを一度に比べることができるんです。豊富なソフトウェアサービスの中から口コミや料金、機能などの項目で比較検討ができますよ。
質問はパソコンやスマートフォンで手軽に答えることが可能です。
あなたにぴったりの見積もりが届く!
見積もりを依頼すると、あなたの条件に合った最大5つのシステムから金額・おすすめプランの見積もりが届きます。
その見積もりの中から、条件にあったプランを探してみましょう。もちろん見積もり費用は無料です。