WBSツールはプロジェクトにおける作業タスクの細分化や、スケジュール管理を行えるツールです。進捗の可視化やタスクの優先順位付けなどにより、プロジェクトの工数管理を効率化します。
本記事ではおすすめのWBSツールを10製品ご紹介。選び方やメリットもあわせて解説します。ぜひ、ツール選びの参考にしてください。
WBSツールおすすめ10選
おすすめのWBSツールを10製品紹介します。
製品名 | 特徴 |
Wrike | 世界中で2万社以上の導入実績!チームの生産性を飛躍的にUPする |
Brabio! | 簡単操作でチャート作成からマイルストーン管理まで |
Time Krei | 業務の可視化で作業効率アップ |
Backlog | タスク管理も業務の進行状況も一目瞭然 |
Redmine | 自社サーバーにインストールして使う無料WBS |
Planio | WBSからチーム内のチャットまでオールインワン |
OBPM Neo | PMBOK準拠のプロジェクト管理ツール |
Lucidchart | 直感的な操作で見やすいWBS図を作成 |
Nozbe | チームメンバー5人までなら無料で利用可能 |
TeamHack | タスク管理もチャットでの情報共有もツール上に一元化 |
WBSツール選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のWBSツールが見つかります。 |
「Wrike」世界中で2万社以上の導入実績!チームの生産性を飛躍的にUPする
- プロジェクト管理がこれひとつ!豊富な機能を網羅したWBS
- チーム全体の進捗を見える化、連携力をUPする
- 400以上のシステムと連携可能、ワークフローをより円滑に
タスク進捗機能やコミュニケーション機能、成果レポートなどを搭載し、プロジェクト管理をオールインワンでこなせるWBSツールです。部署や部門をまたいで共有できるダッシュボードが社内全体の連携力を大幅に向上してくれます。
1人ひとりの生産性向上につながる機能も豊富です。個人のTodoをピン留めする機能や、目標達成レポートの生成機能などを利用できます。
SalesforceやOneDrive、Gmailをはじめ、400以上のシステムと連携可能です。カスタム連携機能も搭載しているので、使い慣れた既存システムと接続できます。
初期費用 | 0円 |
月額費用(※1) |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 | ⚪︎ |
無料トライアル | 14日間 |
※1 公式サイトの料金表ではドル表記となっています。
「Brabio!」簡単操作でチャート作成からマイルストーン管理まで
- ドラッグ&ドロップ操作だけでガントチャートがサクサク作れる
- メンバーの状況がグラフで可視化!負担がかかっているメンバーがすぐ分かる
- 5人までなら無料で使える!
ガントチャートやマイルストーンを簡単に作成できて、スケジュールや工程管理を手軽に始められるツールです。
担当状況ビュー機能ではメンバーの空き状況がグラフで可視化されます。どのメンバーが忙しいのか一目で分かり、効率的かつ公平にタスクを分散できて便利です。
進捗報告機能を使えば、報告の依頼や報告が簡単操作で実現します。ユーザーモードを切り替えれば、外部メンバーとも進捗状況を共有可能です。
初期費用 | 0円 |
月額費用 |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 | − |
無料トライアル | − |
「Time Krei」業務の可視化で作業効率アップ
- メンバーの予定からプロジェクトのコストまで管理・収集・分析
- 表計算ソフトの操作感で本格的なWBS図を作成可能
- メンバーの予定作業や工数、作業実績まで一目で分かる
社員のスケジュールや作業進捗、実績などを多角的に見える化するWBSツールです。経営者や管理者が社員の状況を把握しやすい設計となっており、縦の情報共有から意思決定までを加速させます。
セル入力や行のコピーなど、表計算ソフト同様の操作感でWBS図やガントチャートが作成できます。タスクのスケジューリングやタスク同士の依存関係など、簡単操作でさまざまな設定が可能です。
事前に登録した予定に対して、実績を登録することもできます。メンバーごとの工数超過も可視化され、生産性UPや労働環境の適正化にも打って付けです。
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
⚪︎ |
無料トライアル | 30日間 |
「Backlog」タスク管理も業務の進行状況も一目瞭然
- 簡単操作と見やすい画面で誰でも安心して使える
- 担当者・期日・チェックリストなど一目で業務が分かるカンバン形式
- スタンダードプラン以上ならテンプレートとガントチャートあり
簡単な操作と見やすいインターフェースで、PCやアプリ操作に不慣れな人でも安心して使えるWBSツールです。
細やかな管理がしやすいカンバン方式なので、タスクの進捗状況も簡単に把握できます。担当者・期日・チェックリストなどを記載して共有できます。
スタンダードプラン以上なら、ユーザー数無制限で利用可能です。ガントチャートやバーンダウンチャート、課題のテンプレートが利用できます。
初期費用 | 0円 |
月額費用 |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | 30日間 |
「Redmine」自社サーバーにインストールして使う無料WBS
- タスクを「チケット」として登録管理
- チケットに基づいたガントチャートが自動で作成される
- Wikiやニュース機能でメンバーに知識やお知らせを共有
Redmineは自社サーバーにインストールして使う、オープンソースの無料プロジェクト管理ツールです。細かく分けたタスクをチケットとして登録して管理します。親子チケットの作成や関連チケットの紐づけなど、タスク同士の関係性の明確化が可能です。
作業開始日や期日、進捗率など、チケットに登録されたデータを元にガントチャートが自動で作成されます。チームの進捗状況を可視化することにより、生産性を向上してくれるのが強みです。
手順書や議事録などのナレッジを共有しやすいWiki機能や、チームへの通達に便利なニュース機能で、簡単に情報を共有できます。クラウド型をお探しの場合は、同社から提供されている有料版サービス「My Redmine」がおすすめです。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | − |
「Planio」WBSからチーム内のチャットまでオールインワン
- カテゴリ・担当者・工数など細かく設定可能なタスク管理
- ロードマップ・マイルストーン・ガントチャートでプロジェクトを可視化
- タスクごとに時間管理を実現!レポート化し分析も可能
「Redmine」がベースとなっているクラウド形式のプロジェクト管理ツールです。カテゴリ・担当者・工数・サブタスクなど、細やかに設定できるタスク機能が特徴です。
作業開始時にボタンをクリックするだけで、時間カウントを開始してくれる時間管理機能を搭載しています。時間データレポート機能を使えば、タスクごとに時間がどう使われたのか把握できます。
ロードマップとマイルストーン・ガントチャートで、プロジェクトの進行状況が簡単に共有可能です。
初期費用 | 0円 |
基本料金 |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | 30日間 |
「OBPM Neo」PMBOK準拠のプロジェクト管理ツール
- プロジェクトデータを一元管理し報告・管理の効率化
- タスクや工程、リソースなどを総合管理!組織的にプロジェクトを把握
- Microsoft365を利用中ならシングルサインオンOK
リアルタイムな情報共有を得意とし、リモートワークにも役立つプロジェクト管理ツールです。プロジェクトデータを一元管理できるので、管理業務の属人化防止や転記作業の削減を見込めます。
タスクや工程、リソースだけでなく、原価・採算・品質なども可視化してくれる点が優秀です。全社でも確認できるため、組織内のコラボレーションを活性化できます。
Azure AD認証に対応しているので、Microsoft365を導入している企業なら、シングルサインオンを利用することも可能です。
初期費用 | 0円 |
基本料金 |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | ⚪︎ |
「Lucidchart」直感的な操作で見やすいWBS図を作成
- ドラッグ&ドロップで見やすいWBS図を作成し、複雑な工程を視覚化
- 共同編集・チャット・コメント機能でチーム内の情報共有が実現
- 作業内容や担当のフロー図をクラウドで保存、データの埋め込みも可能
ドラッグ&ドロップの簡単操作で業務フローの作図ができるサービスです。業務のタスク化・担当割り当てなどを簡単に可視化できます。
作成した図はリアルタイムで共同編集できるため、チーム内の情報共有が円滑に進みます。チャット機能やコメント追加機能で、メンバー同士の意思疎通もスムーズです。
条件付き機能を活用すれば、業務フロー図上で業務プロセスの進捗状況を確認できます。
初期費用 | 0円 |
基本料金 |
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ガントチャートの作成 | ⚪︎ |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | 7日間 |
「Nozbe」チームメンバー5人までなら無料で利用可能
- 設定したタスクには作業や担当など、必要なステップを設定可能
- タスクに直接コメント・ファイル添付可能
- 自分がチェックすべきタスクは自動的に「受信タスク」へ格納
チームメンバーが5人、プロジェクト5つまでなら無料で使えるプロジェクト管理ツールです。簡単にインストールできるアプリと、直感的に操作できるUIで気軽に利用できます。
プロジェクト内に作業内容や担当者、必要なステップを設定できます。コメントやファイルの添付も可能。どのメンバーが何をしているか把握しやすい上に、確認のためのやり取りの手間が低減するのがメリットです。
自分がチェックすべきタスクは、自動的に「受信タスク」に入ります。今日のタスクや自分に割り当てられたタスクだけでなく、自分の名前が出されたタスクも入るため、確認漏れ防止につながります。
初期費用 | 0円 |
基本料金 |
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ガントチャートの作成 | − |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | 30日間 |
「TeamHack」タスク管理もチャットでの情報共有もツール上に一元化
- 作業者・担当者・完了予定日などの情報を記載したタスクを簡単登録
- タスク・ドキュメントそれぞれにチャット機能付きでやり取りを効率化
- 時間計測機能でタスクごとの作業時間を把握可能
タスク管理・作業時間計測・ドキュメントや情報を共有するツールが1つになったWBSツールです。作業者・担当者・完了予定日・予定作業時間をタスクに入力し登録すると、担当者に自動で通知。見落としや対応漏れを防ぎます。
タスクやドキュメントを整理しやすい設計が魅力です。それぞれにチャットが付いているので、作業や情報ごとのやり取りや振り返りも簡単です。
タスクごとに時間計測機能が付いています。作業開始ボタンをクリックするだけで簡単に計測でき、生産性の向上を手軽に叶えてくれる機能です。
初期費用 | 0円 |
基本料金 |
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ガントチャートの作成 | − |
タスク変更に伴うスケジュールの自動補正 |
− |
無料トライアル | − |
おすすめWBSツール10選の比較表
WBSツールのおすすめ10選を比較します。
製品名 | 初期費用 | 月額費用 |
Wrike | 0円 |
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Brabio! | 0円 |
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Time Krei | 要問い合わせ |
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Backlog | 0円 |
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Redmine | 0円 | 0円 |
Planio | 0円 |
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OBPM Neo | 0円 |
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Lucidchart | 0円 |
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Nozbe | 0円 |
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TeamHack | 0円 |
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WBSツールとは
WBS(Work Breakdown Structure)ツールとは、プロジェクト管理や計画においてタスクを細かく分割し、段階的に整理してくれる製品のことをいいます。
プロジェクトのタスクとサブタスクを視覚的かつ体系的に整理し、プロジェクトの解像度を上げることが可能です。リソースの割り当てや進捗状況の追跡を容易にします。
WBSツールの基本機能
WBSツールで基本的にできることは「タスクの分解と見える化」「タスクの割り当て」「スケジュールの管理と自動補正」の3つです。
タスクの分解と見える化
プロジェクトを細かく分解して、必要なタスクを洗い出す機能が付いています。
WBSツールにはタスク入力用のフォーマットが付いていることがほとんどです。ゴールとなるプロジェクトから分岐する形で、必要な工程を漏れなく書き出せます。
書き出したタスクには、重要度の設定や期限の設定などを行うことが可能です。プロジェクトに必要なタスク情報を1か所で把握できます。
タスクの割り当て
分解したタスクをそれぞれの社員に割り当てできます。優先順位や期日を明確に見える化したうえで、社員に仕事をリクエストすることが可能です。意思疎通がとりやすく、社員のパフォーマンス向上につながります。
1つ1つのタスクがプロジェクトの目標地点をもとに算出されたものなので、作業に無駄な工程も生じません。さらに、一定のルールを設定しておくとタスクをルーティン化も可能。担当者がチームのタスクを割り当てする手間がなくなり、負担を削減できます。
スケジュールの管理と自動修正
WBSツールにはガントチャートの作成機能が付いています。プロジェクトに携わる社員たちが全体のスケジュールを把握できるため、共通認識のもとで動きやすくなるでしょう。
また成果物の進捗状況を共有するのも簡単です。リアルタイムのレポートにより、チームの状況が一目でわかります。
スケジュールの自動修正も魅力的な機能のひとつ。タスクの親子関係を設定することが可能で、万が一予定の変更があった場合にも前後のスケジュールを自動調整してくれます。スケジュール変更に伴う業務負担を大幅に軽減できるでしょう。
WBSツールを選ぶ際のポイント
WBSツールを選ぶ際は「利用人数と予算」や「ツールの使用感」に注目しましょう。
利用人数と費用のバランスはいいか
WBSを選ぶ際は、利用人数に合った製品を選びましょう。
例えばチームで利用する場合は、クラウド型がおすすめです。リモートワークや外出の多いメンバーがいる場合や、部署がバラバラな場合でもスムーズに進捗状況を共有できます。
また利用人数や必要な機能数が多かったり、社外のメンバーと共用で使いたかったりする場合、追加費用が発生することがあるので事前の確認が大切です。
必要な機能が含まれたプランを洗い出し、自社の予算と照らし合わせて検討しましょう。
チームメンバーにとって使いやすいか
PCやスマホ操作が不得手なメンバーでも直感的に使えるなど、社内のリテラシーに適したツールかどうかを確認しましょう。
便利な機能を搭載している高性能なツールでも、メンバーにとって使いにくければ本末転倒です。日常的にストレスなく活用できるWBSツールを選び、社内全体でプロジェクト管理の効率化を狙いましょう。
無料プランやトライアル期間があるWBSツールなら、導入前にチームで使用感を試せます。実際に操作して、メンバーが使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
WBSツールを導入するメリット
WBSツールを導入するメリットは「作業内容や工数を簡単に管理できる」「チームワークやモチベーションの向上」の2点です。
タスクを誰でも効率的に管理できる
WBSツールは作業内容・担当者・工数・納期といった項目を、誰でも簡単に扱える画面で管理できるのが特徴です。Excelのように手作業で更新する必要がなくなり、タスク管理にかかる時間を削減できます。
また、ガントチャートやマイルストーンなどを使ってチーム内で作業進捗を共有できるのも便利です。進捗を尋ねたり報告する手間が発生せず、コア業務に集中できます。
チームワークやモチベーションの向上
WBSツールはタスクの細分化や可視化が得意なツールです。そのためメンバーが自分の担当しているタスクの役割を自覚しやすく、モチベーションアップにつながります。
また、メンバー同士で作業進捗を把握しやすく、チームワーク向上につながる点もWBS導入のメリットです。
タスクの抜け漏れや重複を防いだり、作業が遅れているメンバーや業務負担の大きいメンバーをサポートしたりできます。
WBSツールで効率的なプロジェクト管理を実現しよう
作業タスクを分解して効率的に管理できるWBSツール。担当者や進捗状況などを明らかにすることで、チームの生産性が向上します。
WBSツールを選定する際は、必要な機能と費用を照らし合わせて選ぶことが大切。チーム内のメンバーが迷わず使えるのも生産性UPにつなげるポイントです。
自社に合ったWBSツールを導入して、効率的なプロジェクト管理を実現しましょう。
ぴったりのWBSツール選びはミツモアで
WBSツールは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのツールを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのWBSツールが見つかります。
ぴったりのWBSツールを最短1分で無料診断
従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適なWBSツールを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
ぴったりの料金プランも一緒にお届け
希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。実際にかかる金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
診断結果は最大5製品!比較・検討で最適なツールが見つかる
最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬツールとの出会いもあるかもしれません。
ミツモアなら、ぴったりのWBSツールがすぐに見つかります。