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JiraとBacklogはどちらがおすすめ?機能や料金を比較

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最終更新日: 2023年05月19日

作業の進捗やスケジュール管理を効率的に行えるツールの存在は、プロジェクトの成功の鍵といっても過言ではありません。多くのツールがある中で、特に評価の高い「Jira Software」と「Backlog」の機能や料金を比較してみましょう。

Jira SoftwareとBacklogを比較

プロジェクトマネジメント

プロジェクト管理ツールの代表格である「Jira Software」と「Backlog」は、多くの企業に導入されている人気のツールです。

いずれもプロジェクト管理に必要な機能を備えていますが、どちらが自社に合うのでしょうか? 機能や料金などを比較する前に、まずは両者の概要や特徴を押さえておきましょう。

ソフトウェア比較のイメージイラスト「Jira Software」や「Backlog」をはじめとするプロジェクト管理ツール選びで迷ったときは、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のプロジェクト管理ツールが見つかります。

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Jira Softwareとは?

Jira
出典:「Jira Software」公式Webサイト

Jira Softwareはアトラシアン社によって、2004年から提供されている、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。

ソフトウェア開発のプロジェクトを支えるツールとして導入・利用されており、業務を分割してタスク化するとともに、ダッシュボードやレポート機能によって、「見える化」できます。

特にアジャイル開発に向いたツールであり、高いカスタマイズ性と、コミュニケーションを円滑にする機能によって、小規模な開発チームから、大規模プロジェクトまで広く活用されています。

Backlogとは?

Backlog
出典:「Backlog」公式Webサイト

Backlogはシンプルで直感的なデザインが特徴の、プロジェクト管理ツールです。

プロジェクトをスムーズに進めるための機能が充実しており、ガントチャートによって作業計画を俯瞰できます。カードのドラッグ&ドロップによって、直感的に課題の状況を把握できるのが特徴です。

発生した問題や課題を、システム上で一元的に管理でき、タスクに紐づいたファイル共有がスムーズに行えます。大容量のファイルのやり取りにも対応しており、さまざまなプロジェクトの管理に対応できるのも魅力です。

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Jira Softwareの機能や特徴、評価

プロジェクトプランニング

Jira SoftwareとBacklogの特徴を比較してみましょう。まずはJira Softwareの特徴や機能、ユーザーからの評判を紹介します。

アジャイルチームにおすすめのツール

Jira Softwareはソフトウェア開発の、プロジェクト管理に対応したツールとして、設計されています。

アジャイル開発はシステムやソフトウェアの開発において、それぞれの工程を小さな単位のサイクルで繰り返す方法です。IT開発分野で広く知られている手法です。

単位に分割した開発工程の管理に役立つ機能が多く、テンプレートを組み合わせることで、柔軟なタスク管理が可能になります。

「カンバン方式」フレームワーク向けのツールであり、継続的なリリースや、作業リストの作成・管理も、テンプレートですぐに実行できます。

実装されている機能

Jira Softwareに実装されている機能は、主に次の通りです。

  • 工数管理
  • 進捗管理
  • タスク管理
  • ユーザー管理
  • データ管理
  • プラグインによる拡張

プロジェクト管理ツールに必須な、工数管理や進捗管理、個々のタスク管理機能をはじめ、最大2GBまでのデータ管理や、プラグインによる機能拡張が利用可能です。

カンバン方式で視覚的に進捗を管理するのが基本となっており、プロジェクトの進捗状況や予定工数なども管理できます。

さらにプロジェクトの課題を早期に発見できる高速検索機能や、ダッシュボードによる情報共有など、プロジェクトを円滑に進めるための機能が、網羅されています。

ユーザーからの評判

Jira Softwareのユーザーが最も評価している点は、高い操作感と多機能性です。アジャイル開発に携わるエンジニアが使いやすい仕様と、システムエンジニアに分かりやすい表示形式も、高評価につながっています。

一部に機能が多すぎて使いづらいといった声もあるものの、操作性がシンプルで分かりやすく、他ツールとの連動性の高さを評価する人が多い傾向です。ツールを導入したことで、プロジェクトを円滑に進められるようになった、という声が多く聞かれます。

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Backlogの特徴や機能、評価

ビジネス

次にBacklogの特徴や機能、ユーザーからの評判を確認してみましょう。こちらも代表的なプロジェクト管理ツールとして、多くの企業から高い評価を得ています。

社員の課題やタスクを「見える化」できる

Backlogは数あるプロジェクト管理ツールの中でも、特にシンプルな画面構成であり、ユーザーの使いやすさに重きが置かれています。

個々の社員が抱える課題やタスクを「見える化」し、件名や開始日、期限、優先順位などを設定することで、課題の解消やタスクの実行が計画的に進みます。

エンジニアをはじめとした、ソフトウェア開発に携わる人はもちろん、ITリテラシーが高くない人でも、問題なく使いこなせるように設計されており、プロジェクトの進捗や課題とともに、各々の社員の課題を把握しやすいのが特徴です。

実装されている機能

Backlogに実装されている機能は、主に次の通りです。

  • 工数管理(プロジェクト管理)
  • タスク管理
  • 情報(ファイル)共有

主に「プロジェクト管理」「タスク管理」「情報(ファイル)共有」の三つに関する機能が実装されています。ガントチャートを用いての工数管理や、進捗管理が可能で、カンバンボードによって、メンバーの課題の把握や、タスクの状況を確認できます。

またそれぞれのタスクに紐づいたファイル共有機能により、チーム内でスムーズに情報のやり取りが可能です。アーカイブされているファイルや、会話なども検索できます。他のシステムとの連携も可能で、環境に合った柔軟な運用を実現できます。

ユーザーからの評判

Backlogがユーザーから最も評価されている点は、タスク管理のしやすさです。直感的なインターフェースで、誰にでも使いやすく、タスクのアサインを一元管理できるため、作業の抜け漏れを防げる点が評価されています。

またシンプルな画面構成で、機能がある程度絞り込まれているため、さまざまな業務分野に導入できる点も、高評価の理由です。業界・業種にかかわらず、広く利用できるため、取引先との情報共有に活用している企業もあります。

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Jira SoftwareとBacklogの料金

ミーティング

続いてJira SoftwareとBacklogの、料金プランを紹介します。プランによって利用できる機能やサポートなどが異なるので、詳しい内容は公式サイトを確認しましょう。

Jira Softwareの料金プラン

Jira Softwareの料金プランは以下の通りです。ユーザー数に応じて1人あたりの料金が変動する体系のため、平均額を記載しています。具体的な料金は公式サイトで確認しましょう。

大企業向けの「エンタープライズ版」の料金のみ、ベンダーに問い合わせが必要です。

プラン 月額料金 ユーザー制限 備考
Free 無料 10名まで ・2GBのストレージ

・コミュニティサポート

Standard 900円(1人あたり平均)

※年額は8万9,100円(平均)

2万ユーザーまで ・250GBのストレージ

・営業時間内サポート

Premium 1,730円(1人あたり平均)

※年額は17万3,000円(平均)

2万ユーザーまで ・無制限のストレージ

・Premiumサポート

Enterprise 要問い合わせ 2万ユーザーまで ・無制限のストレージ

・Enterpriseサポート

Backlogの料金プラン

Backlogの料金プランは次の通りです。スタンダードプラン以上では、ユーザー数無制限で利用できます。いずれのプランも30日間の無料体験版が使えるので、積極的に活用しましょう。

プラン 料金 ユーザー数 備考
スタータープラン 2,640円(月額) 30人 ・プロジェクト数:5

・ストレージ容量:1GB

スタンダードプラン 1万2,980円(月額) 無制限 ・プロジェクト数:100

・ストレージ容量:30GB

プレミアムプラン 2万1,780円(月額) 無制限 ・プロジェクト数:無制限

・ストレージ容量:100GB

プラチナプラン 5万5,000円(月額) 無制限 ・プロジェクト数:無制限

・ストレージ容量:300GB

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ベンダーのサポート体制の比較

ビジネス

それぞれのベンダーによる、サポート体制も比較しましょう。トラブルが起こった際に、迅速なサポートを受けられるか否かは、システムを選択する際の重要なポイントです。

Jira Softwareのサポート体制

Jira Softwareは利用プランによって、受けられるサポートが異なるため、きちんと把握しておきましょう。StandardとPremiumプランは、Cloudサポートチームによる支援が受けられ、現地の営業時間を基準として、症状によりレスポンスの時間が変わります。

StandardよりもPremiumの方が、スムーズなサポートを受けられますが、さらにEnterpriseプランは専任のシニアチームによる支援と、電話でのサポートもあります。Freeプランの場合は、コミュニティ内でのサポートのみです。

Backlogのサポート体制

Backlogはいずれのプランにおいても、メールやチャットでのサポートを受けられます。以前は電話サポートも受けられましたが、2020年以降はメールやチャット、あるいはヘルプページによるサポートのみです。

サポートチャットの対応時間は平日10~17時で、それ以外はメールで問い合わせるか、専用フォームから質問事項を送る形式になっています。

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その他おすすめのプロジェクト管理ツール

ミーティング

Jira SoftwareとBacklogの機能や特徴、料金などを紹介してきましたが、それ以外にも評判の高いプロジェクト管理ツールはあります。おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。

Trello

Trelloは在宅ワークから、大規模オフィスでの運用まで、幅広く活用できるプロジェクト・タスク管理ツールです。

タスクを記載したカードを張り付けて管理する「カンバン方式」が基本で、タスクの入れ替えや、チーム内でのコミュニケーションなどを、一カ所で実現できるのが特徴です。

メンバーごとにカードを作成し、タスクの内容を記載・整理しておけば、誰がどのような状況に置かれているのかを、一目で把握できます。基本機能は全て無料で使えるので、まずは導入し、使い勝手を確認してみるとよいでしょう。

Wrike

Wrikeはタスクの進捗管理やスケジュール管理、ワークフローの作成などができる、プロジェクト管理ツールです。各タスクに設定するステータスをカスタマイズ可能で、ステータスごとにタスクを一覧把握できる、ダッシュボードも作成できます。

タスクのコメント欄で、リアルタイムにコミュニケーションを取りながら、仕事を進められます。

情報の共有がスムーズになるので、複数部門にまたがったプロジェクトの管理にも、対応できるでしょう。クラウドツールのため外出先からも、タスクの確認や編集が可能です。

Asana

Asanaはマルチタスクを効率的にこなすために、Facebookの共同創業者がエンジニアとともに開発した管理アプリです。

チームの仕事を共有場所にまとめた上で、自分のスタイルに合った画面構成で、タスク管理ができるのが特徴です。タイムラインから直感的に仕事の予定を確認できます。

メニュー欄が非常に分かりやすく、管理ツールの利用に慣れていない人でも、問題なく使いこなせるでしょう。英語をはじめフランス語やドイツ語など、多言語に対応しています。もちろん日本語でも利用が可能です。

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機能や料金だけでなくサポート体制にも注目

ビジネス

「Jira Software」と「Backlog」の特徴や機能、料金などを紹介しました。

Jira Softwareはシステムエンジニア向けのツールで、主にアジャイル開発の効率化に役立ちます。一方Backlogは、課題やタスクの「見える化」に寄与するツールで、小規模から大規模なチームまで、幅広く活用可能です。

いずれもプロジェクト管理に必要な機能が網羅されており、さらに他のツールとの連携も可能なので、環境に合わせてカスタマイズして、利用するのがおすすめです。

料金や機能はもちろん、ベンダーのサポート体制にも注目しながら、自社に合ったツールを選択するとよいでしょう。

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「Jira Software」や「Backlog」をはじめとするプロジェクト管理ツールは製品によって機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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