会計ミスや未収金に頭を悩ませているクリニックや病院はPOSレジの導入がおすすめです。請求金額の計算だけでなく、金銭のやり取りまでを自動化できる製品も多く、正確でスピーディーな会計業務を実現できます。
そこでこの記事では、クリニック・病院におすすめのPOSレジを紹介します。選び方やメリットも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
クリニックにおすすめのPOSレジ7選
クリニックに役立つ機能を搭載したPOSレジを7製品紹介します。
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POSCO
- 医療現場の声をもとに作られたPOSシステム
- 既存機器との連携がとりやすく、導入費用を抑えやすい
- 使用者を選ばない操作性の高いUI
「POSCO」は従来の精算システムの持っていた課題や現場の要望をもとに作られた、医療機関向けPOSです。
拡張性が高く、自動釣銭機や電子マネー決済端末などの機器ともスムーズに連携します。すでに使っている決済端末があっても、有効活用できるでしょう。
直感的に操作できる画面設計で、既存機器からの移行もスムーズに進められます。
日本リテイルシステム クリニック向けPOSレジシステム
- 24時間365日対応の安心サポート
- キャッシュレス決済対応
- セミセルフレジ化もできる
日本リテイルシステムの「クリニック向けPOSレジシステム」は、24時間365日の充実したサポートで人気のPOSレジシステムです。
ソフトの不具合はオンラインで即時対応されるため、小規模病院はもちろんのこと、システムの稼働時間が長い大規模病院でも安心して利用できます。
時代のニーズに合わせ、キャッシュレス決済やセミセルフレジにも対応しています。そのほかでは、未収金管理とデータ連動した医療費入力にも今後対応予定です。ますます利便性が高まることが期待されるPOSレジシステムです。
ビジコム セミセルフレジ
- レセコンと連携ができ、業務を効率化
- システム導入に必要な機材も要望に合わせて選べる
- 患者との金銭のやり取りを自動化できる
ビジコムの「セミセルフレジ」はレセプトコンピューターから出力された情報をPOSレジに取り込むことで、会計業務の効率化を図れるPOSレジです。
自動釣銭機やタッチパネルPC、バーコードリーダーなどPOSレジ導入に必要な機材も併せて提供しています。ニーズに最適なシステム構築を簡単に実現できるでしょう。
スタッフと患者の直接的な金銭授受が不要なセミセルフレジにすることも可能です。医療機関にとって大きな課題である感染症対策にもぴったりでしょう。
Square POS
- 操作を迷わないシンプルな設計
- 世界で200万を超える事業者への導入実績
- 登録手数料や月額固定費を無料で導入できる
「Square POS」はオンライン上でアカウント登録するだけで、最短申込当日から導入可能なPOSアプリです。シンプルな設計で誰でも直感的に操作でき、出勤日数の少ないパートの方がいるクリニックでも安心でしょう。
現金のほか各種クレジットカードや、デビットカード・電子マネーなど、幅広い決済方法に対応しているので、利用者を選びません。また決済した売上は、最短翌日で入金されます。
登録手数料や月額固定費は無料。必要な費用は決済手数料のみといった、分かりやすい料金形態も魅力です。
スマレジ
- iPhoneまたはiPadがあれば導入できる
- オフラインでも使えるため、万が一のときでも安心
- 電子カルテの金額をそのまま反映し、会計ミスをなくせる
「スマレジ」はiPhone・iPadアプリを利用するため、専門機器の用意が不要なPOSレジです。クラウド上で管理されるので、常に最新の状態にアップデートされたシステムが使えます。システムの入れ替えが不要で、コストの削減にも役立ちます。
インターネットへの接続不良やサーバー停止といった万が一の事態にも、オフラインモードで対応可能です。大きなトラブルを招く心配は少ないでしょう。
電子カルテの金額をそのままPOSレジに反映できるため、会計ミスが起こりません。また自動釣銭機を導入すれば、レジ金の過不足もなくせます。
ICC-POS
- 請求漏れを防ぐ一元化した受付情報管理
- 自動硬貨釣銭機接続を標準搭載しており、レジ金の過不足をゼロを実現
- リアルタイムで入金される
「ICC-POS」は受付情報の一元管理により、複数の科を受診する患者の精算漏れを防ぐ、大規模病院にも安心のPOSレジです。
標準搭載の自動硬貨釣銭機接続が、会計業務で起こりがちな精算ミスを防ぎます。オプションで用意されている自動紙幣釣銭機を追加すれば、より正確でスムーズな金銭管理ができるでしょう。
そしてリアルタイムの入金処理で、スピーディーな精算を助けるPOSレジです。
プロスパー・ネットワーク セミセルフレジ専用POSレジ
- 会計時の混雑を防ぐセミセルフ専用のシステム
- レセプトコンピューターとの連携可能
- 非接触での会計業務を実現
場所を取らずどんな空間にもなじむスリムさとフルフラットディスプレイで人気のPOSレジです。オプションの背面ディスプレイと釣銭機を設置することで、非接触決済が可能なセミセルフPOSレジを簡単に構築できます。
またレセコンと連携もとれるため、受付での業務負担を大幅に削減できます。
計算と会計を完全に分けることで、衛生面に配慮するだけでなく待ち時間も短縮できます。患者にとって魅力的な院内環境を提供できるでしょう。
クリニック向けPOSレジの選び方
クリニックに最適なPOSを見つける際にはレセコンとの連携や受付業務に対応しているか、病院の規模にあっているかを確認しましょう。
クリニックならではの機能を備えているか
POSレジとひと口にいっても、備えている機能はさまざまです。業種ごとに求められる機能が変わることから、病院に必要な機能を備えているPOSを選ぶ必要があります。
【病院に必要な機能の例】
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これらの機能の中から欲しい機能を備えたPOSレジを導入することで、院内業務の円滑化と患者の満足度向上を実現できます。
クリニックの規模に合っているか
導入する機器が病院の規模に合っているかどうかも、POSを検討する際に忘れてはいけない大切なポイントです。
POSに求められる機能は、病院の規模によっても大きく変わります。一般的に機能が増えれば増えるほどコストもかかるので、必要な機能やスペックを見極める必要があります。
例えば小規模の病院であれば、基本的な機能を標準搭載しており、必要に応じてオプションを付け加えて拡張していけるPOSレジが良いでしょう。
POSレジをクリニックに導入した事例
実際にクリニックへPOSレジを導入した事例を紹介します。
おしげ皮フ科クリニック
神奈川県平塚市のおしげ皮フ科クリニックでは、電子カルテとレセコンの入れ替えを機にセミセルフレジORCA連動POSレジシステムの導入を決定しました。
会計のミスに対するスタッフの精神的なプレッシャーを防ぎ、同時に業務のスピードアップにも期待していたそうです。結果システムの導入により、正確な精算が行われ、スタッフの負担が少ない医院運営を実現しています。
ユウ動物病院
静岡県御殿場市のユウ動物病院では、会計業務にまつわる時間の負担と煩雑な現金管理が長年の課題でした。加えて新型コロナウイルス感染症のまん延により、感染症対策が新たな課題となったのです。
そこで院内システムの刷新を検討した結果、ビジコム セミセルフレジの導入に至りました。導入の結果、現金管理の手間がなくなり、作業に必要な時間が短縮。直接お金に触れる機会は減少し、感染症対策としても役立っているそうです。
まとめ
POSレジは会計にまつわる人的ミスや工数を削減し、業務の円滑化をサポートしてくれます。
クリニック・病院で導入する場合、電子カルテやレセコンと連携できるかが大切です。そうすれば診療報酬や診察代などの計算を自動化したり、非接触のレジへ切り替えて感染症に備えたりできます。
最終的に会計業務にまつわる工程を簡略化することで、スタッフの負担が軽減され、患者の満足度向上にもつながります。ぜひこの機会にPOSレジの導入を検討してみましょう。
次の記事では、おすすめのPOSレジを一挙紹介しています。ほかの製品もあわせて検討するなら、ぜひ参考にしてください。
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