スケジュール管理やファイル共有をオンラインで進められるグループウェア。商品情報や売上速報の共有など、小売業の業務効率化を効率的に進められます。
この記事では小売業界におすすめのグループウェアを7製品紹介。特徴や機能で徹底比較します。
小売業界におすすめのグループウェア7選
小売業界におすすめのグループウェアを7製品紹介します。
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「Microsoft 365」WordやExcelと連携可能
- WordやExcelなどoffice製品との連携機能が充実
- チャットツール・ファイル共有など、グループウェアの機能を網羅
- アプリケーションは自動で最新版にアップデート
マイクロソフトが提供する「Microsoft 365」は、ExcelやWordなどのoffice製品に、チャットツールやファイル共有機能を加えた、グループウェアです。ドキュメントやファイルを共有することで、メンバーとの共同作業やスケジュール管理などが可能になります。
ストア内・ストア間通信など、小売組織向けの機能を備えたシナリオに活用可能です。また従業員間のコミュニケーションに使えるアプリケーションや、サービスも充実しています。
「店舗Linkle」小売業にぴったりなグループウェア
- 複数の店舗を持つ小売業に特化したシステム
- 店舗へ指示した結果をすぐに確認できる
- 画像報告を基にした売り場管理の徹底が可能
北都システム株式会社の「店舗Linkle」は、多店舗業務を支援するグループウェアです。煩雑になりやすい指示や報告経路を明確にするだけでなく、開封や回答の状況も一目で確認できます。
指示に対する実施状況も一覧でチェック可能です。優先度の高い指示には「重要」のアイコンを付けられるので、店舗側でも業務の優先順位が分かりやすいでしょう。
そのほかにも店舗専用チャットや売上速報、近隣店の情報収集など、多店舗運営に必要な機能が充実しています。
「サイボウズOffice」情報共有を円滑化
- 累計導入社数7万社以上
- 業種に合わせてアプリケーションをカスタマイズ可能
- リーズナブルな利用料金で気軽に始められる
サイボウズ株式会社の「サイボウズOffice」は、使い勝手を追求した豊富な機能、を一括で提供するグループウェアです。在庫やクレームの管理、ネットショップ運営といった、小売業向けの業務を効率化するアプリケーションのセットも用意されています。
トップページの表示内容はユーザーごとにカスタマイズが可能です。自分の予定や受信メッセージなど、確認や対処が必要な情報を表示するようにすれば、見逃しやうっかり忘れの防止に役立ちます。
「Google Workspace」店舗の業務を効率化
- Gmailやスプレッドシートを組織で円滑に運営
- さまざまなデバイスから共有作業が可能
- 高度なセキュリティと24時間365日対応のサポート
グーグルが提供する「Google Workspace」は、豊富なコラボレーションツール(アプリケーション)を備えた、グループウェアです。多くの大手小売業者やブランドから支持されています。個人的に使っている人も少なくないでしょう。
小売業向けに必要なコラボレーションツールを従業員と共有することで、さまざまな業務をクラウド上で進められます。
例えば店舗の業績を基にした迅速な売上予測や在庫計画、従業員の質問に答えるチャットルームの作成などが可能です。業務の効率化やコミュニケーションの活性化が期待できます。
「WaWaoffice」直感的な操作で使いやすい
- 画面がシンプルで誰でも使いやすい
- ニーズに合わせて月額料金の調整もできる
- フォローやセキュリティも充実
株式会社アイアットOECの「WaWaOffice」は、直感的に使える操作性と、状況や課題に合わせてカスタマイズできる拡張性が特徴の、グループウェアです。ニーズに応じて月額料金の調整も可能なので、グループウェアは初めてという企業も導入しやすいでしょう。
同シリーズのワークフローやデータベース、他社のシステムとも連携が可能です。データを共有することで、業務の効率化にもつながります。14日間の無料期間を利用して実際に操作したり、使い勝手を確認したりしたうえで導入できるのもポイントです。
「kintone」働く場所を選ばない
- SNSのようなコミュニケーションが可能になる
- データ管理が一画面に集約できる
- タブレットやスマホ対応で時間と場所を選ばずに使用可能
サイボウズ株式会社の「kintone」は、チーム間のコミュニケーションや、データ管理を集約して、業務の見える化を促進するグループウェアです。クラウド上で共有できるので、効率アップも期待できます。
さまざまな業種や業務に合わせて、自由にアプリケーションを追加できるのが特徴です。小売業において重要な情報共有・業務効率化・コミュニケーションをスムーズにするアプリケーションを、まとめたパッケージもあります。
また帳票出力や見積作成、営業・顧客管理といった、拡張機能も豊富です。
「Stock」情報を簡単にストック
- チームの情報をストックできる
- タスク管理やメッセージのやり取りも可能
- 削除したデータも30日間保管される
株式会社Stockの「Stock」はチームの情報のストックや、アクセスが簡単にできるグループウェアです。社内で共有した情報が流れてしまったり、保管したファイルにアクセスしづらかったりする課題を解決します。
社外のクライアントなどの関係者も人数無制限で招待できるので、情報の共有も可能です。「外部のメンバーは閲覧のみ」など権限を付与すれば、編集や削除も制限できます。
ノートの編集履歴は自動バックアップされるだけでなく、削除したデータも30日間保管されます。以前の状態に復元したいときや、誤削除してしまったときも安心です。
小売業界に適したグループウェアの選び方
小売業に適したグループウェアを選ぶ際のポイントを紹介します。
クラウド型とオンプレミス型を比較
グループウェアの導入形態を確認しましょう。小売業の場合はクラウド型の導入が基本的におすすめです。
インターネット上のサーバーを利用するクラウド型は、初期費用がほとんどかかりません。またユーザー数に対して利用料金が発生するなど、コストを抑えられるのがメリットです。煩雑な設定も必要ないので、アカウントを登録すればすぐに使えます。
外部のサーバーを使用するためリスクが全くないとはいえませんが、グループウェアをリーズナブルに使いたい場合や、すぐに利用したい場合におすすめです。
自社サーバーにインストールするオンプレミス型は、初期費用や運用コストがかかります。使い始めるまでに時間も必要です。しかしカスタマイズ性は高いので、多少コストがかかっても自社に合ったものを使いたい場合に検討するとよいでしょう。
操作性で選ぶ
接客や品出しといった業務が多い小売業では、パソコンの前に長時間座っていられないことがほとんどです。グループウェアを小売業で使う場合には、操作性が重要なポイントになります。
画面構成がシンプルで誰が見てもわかりやすいか、機械操作が苦手な人でも簡単に操作できるかなどをチェックしましょう。小売業向けの機能が、パッケージになっているグループウェアもあります。最低限のレクチャーをすれば、直感的に使えるようなものがおすすめです。
気になるグループウェアに無料トライアルがあったら、実際に使ってみて操作性を確認するとよいでしょう。
使えるデバイスを確認
小売業ではパソコンより、スマートフォンやタブレットを使う機会が多いでしょう。グループウェアを選ぶ際には、使えるデバイスの確認が不可欠です。
スマートフォンやタブレットで使える(マルチデバイス対応)グループウェアなら、売り場や外出先からでもアクセスできます。情報やスケジュールの共有、緊急性の高い連絡にも迅速な対応が可能です。
またマルチデバイス対応していないと、表示が崩れて視認性が低下することがあります。見づらいだけでなく、見間違いや操作ミスにもつながりかねません。
「せっかく導入したのに使えなかった」ということにならないよう、現在使用しているOSの種類やバージョンが適合しているかどうかを事前にチェックしておきましょう。
小売業がグループウェアを導入するメリット
従業員が売り場に立ったり、接客したりすることも多い小売業では、グループウェアの必要性をあまり感じていないかもしれません。しかしグループウェアには、店舗や売り場間の情報や、従業員のスケジュールを共有できるメリットがあります。
情報共有に役立つ
複数の店舗展開をしている小売業では、従業員数が多いため、情報が全員に行き渡らない・連絡漏れがあるなど、情報の共有がしづらい傾向があります。特に期日までに従業員から、解答を得なくてはならないようなときは、管理する側の手間も膨大になるでしょう。
グループウェアを活用することで、情報共有の問題を改善できます。操作が簡単なものを選べば、使う人の年代やITスキルを心配する必要もありません。
またグループウェアの導入によって、従業員間のコミュニケーションの活性化も期待できます。掲示板やチャットなどの機能を活用すれば、遠方の店舗ともやり取りが可能です。店舗間での情報共有だけでなく、緊急性の高い情報を、迅速に伝えられるのもメリットです。
スケジュールを共有できる
従業員のスケジュール管理も、複数の店舗展開をしている場合には、重要な課題です。管理者であっても、全員のスケジュールを把握するのは難しいでしょう。シフトの人数が足りない、担当者がいないなど、業務が滞ってしまうこともあります。
グループウェアには共有カレンダー機能や、自分を含めた、チーム全員のスケジュールを一覧で表示できる機能などが備わっているものがあります。活用すれば、スケジュール管理が効率的になるだけでなく、店舗間での会議や打ち合わせの日程調整もスムーズにできるでしょう。
チームの全員が見られるので、シフトの変更や交代などの調整も従業員同士で相談しやすくなります。
小売業のグループウェア導入事例
小売業のグループウェア導入事例を紹介します。
部署を超えた商品やサービスのアイデア出しが実現
独自の営業形態や展示方法を展開する、「ドン・キホーテ」では、グループウェアの導入によって、部署を超えた従業員間のコミュニケーションが実現しました。
掲示板機能は商品やサービスのアイデアを出す場として、活発に利用されています。またワークフロー機能によって、稟議書の申請や承認も効率化されました。
魅力的な売り場づくりに活用
首都圏を中心に200店舗以上を展開する「スーパーマーケット ライフ」では、グループウェアを魅力的な売場づくりに活用してきました。
本社と店舗をつなぐ貴重な情報伝達手段として、重要な機能の位置づけで定着しているとのことです。日によってはレポートのやり取りが1日数千件に及ぶことも。店舗のチーフからサブチーフ、アルバイトまで現場を支えるスタッフがレポートの情報を確認しています。
仕入れ情報や旬の食品、販売強化を進める商品などさまざまな情報を全スタッフで共有して、店舗の動きにリアルタイムで反映。現場で得られた最新情報を店舗運営に活かすことで、顧客満足度の向上を図っています。
グループウェアの導入で理想の店舗づくりを
グループウェアを導入することで、情報やスケジュールの共有、連絡事項の一括送信など、小売業の幅広い業務の効率化が期待できます。
スマートフォンやタブレットからアクセスできるタイプなら、売り場や外出先でも、さまざまな業務を効率的に進められるでしょう。
グループウェアを導入して、理想の店舗づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
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