インボイス制度のスタート後は、制度に合わせた経費処理や領収書発行が必要です。
経費精算に不安のある個人事業主・企業は、インボイスに対応したシステムを積極的に導入しましょう。
この記事ではインボイス制度に対応した経費精算システム6製品や、選び方を紹介します。
自社に最適なシステムを選んで、安全で円滑な経営体制を整えましょう。
インボイス制度に対応した経費精算システム6選
インボイス制度に対応した経費精算システムを6製品紹介します。
製品名 | 特徴 |
楽楽精算 | 請求書の自動読取で作業効率UP |
HRMOS経費 | 事業者番号の読取をOCR機能で自動化 |
MOT経費精算 | MOT文書管理との連携でさらに便利に |
Spendia | スマホだけで経費精算業務を完了 |
BIZUTTO経費 | デジタル化で作業効率UPを実現 |
J’sNAVI NEO | 大手旅行会社JTBが提供!旅費・交通費の経費精算に強い |
経費精算システム選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の経費精算システムが見つかります。 |
「楽楽精算」請求書の自動読取で作業効率UP
- 請求書の自動読取・データベースとの自動照合が可能
- 6年間の経過措置期間にも対応!取引先がインボイス制度に未対応でも大丈夫
- 導入サポートが充実しており、初心者でも安心
「楽楽精算」は累計導入実績15,000社以上(2023年9月時点)を誇る経費精算システムです。
この製品の大きな特徴として、請求書の自動読み取り・国税庁のデータベースとの突合ができます。振込データの作成や仕訳を自動化でき、経費精算業務の効率アップを実現できるでしょう。
6年間の経過措置期間に対応している点も、この製品の特徴です。取引先がインボイスに対応していない場合でも、スムーズかつ正確な経費処理を実現できます。
また本製品の大きな魅力が、充実した導入サポート。経費精算に精通した専任のスタッフが導入や運用を支援してくれます。初めて経費精算システムを導入する方は積極的に検討してください。
経費精算機能 | 〇 |
請求書処理機能 | 〇 |
自動仕訳機能 | 〇 |
インボイス制度対応 | 〇 |
電子帳簿保存法対応 | 〇 |
API連携 | 〇 |
料金プラン |
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無料トライアル | 〇 |
おすすめの個人事業主・会社 |
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「HRMOS経費」事業者番号の読取をOCR機能で自動化
- OCR機能で事業者番号を自動読取!高速の経費精算を実現可能
- 仕入税額控除対象の有無を一覧表示
- スマホから領収書やレシートを取り込み可能
「HRMOS経費」は経費の申請から承認・支払い処理までを一気通貫で行える経費精算システムです。
この製品の最大の特徴として、事業者番号の読取をOCR機能で自動化できます。領収書が仕入税額控除対象か自動で識別することもできるため、担当者の負担を軽減できるでしょう。
また仕訳データは免税事業者・適格請求書発行事業者で分けて出力可能です。どの取引先がインボイス制度に対応しているか、詳細なデータを簡単に把握できます。
領収書やレシートをスマホから取り込める点も、この製品の魅力です。従業員にとって手軽に経費を報告できるので、利便性が大きく向上するでしょう。自動読取・入力に対応しているので、担当者も簡単に経費処理ができます。
経費精算機能 | 〇 |
請求書処理機能 | 〇 |
自動仕訳機能 | 〇 |
インボイス制度対応 | 〇 |
電子帳簿保存法対応 | 〇 |
API連携 | 〇 |
料金プラン |
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無料トライアル | 〇 |
おすすめの個人事業主・会社 |
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「MOT経費精算」MOT文書管理との連携でさらに便利に
- MOT文書管理と併用すれば、電子帳簿保存法に則った保管も可能
- 適格請求書発行事業者番号を国税庁システムで自動照会
- 登録されてない事業者についてはエラーで表示
「MOT経費精算」は1IDあたり月額199円(税別)から利用できる、コスパのよい経費精算システムです。
この製品の大きな特徴は、MOT文書管理との連携。経費申請の内容を自動アップロードしたり、電子帳簿保存法に則って保管したりすることが可能です。
またOCR機能による請求書の自動読取ができます。適格請求書発行事業者番号を読み取った後、国税庁のデータベースと自動照会が可能です。請求書を自動仕訳してくれるので、手軽な経費精算が実現できるでしょう。
うれしい機能として、インボイス対象外の領収書はエラー通知されます。区分の異なる事業者が混在していても、ミスを防ぐことができるので、安定した運営を続けられるでしょう。
経費精算機能 | 〇 |
請求書処理機能 | 〇 |
自動仕訳機能 | 〇 |
インボイス制度対応 | 〇 |
電子帳簿保存法対応 | 〇 |
API連携 | 〇 |
料金プラン |
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無料トライアル | 〇 |
おすすめの個人事業主・会社 |
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「Spendia」スマホだけで経費精算業務を完了
- スマホだけで経費精算業務が完結
- 各種税額計算方法に対応
- 適格請求書発行事業者チェック機能を搭載
「Spendia」はTIS株式会社が提供する、使いやすさが抜群の経費精算システムです。
この製品の最大の特徴として、スマホのみで経費精算業務を完了できます。OCRによる自動入力機能も備えており、スマホで領収書を撮影するだけで経費精算が可能です。
また積上げ計算・帳簿積上げ計算・割戻し計算に対応することができます。適格請求書発行事業者登録番号の自動確認などもできるので、手軽で確実な経費精算を実現できるでしょう。
適格請求書発行事業者と免税事業者を区別できる機能も、この製品の魅力。経理担当がわざわざ手入力したり、データを仕訳したりする必要はありません。人的ミスを防ぐことにもつながるので、安定した運営に役立つでしょう。
経費精算機能 | 〇 |
請求書処理機能 | △ |
自動仕訳機能 | 〇 |
インボイス制度対応 | 〇 |
電子帳簿保存法対応 | 〇 |
API連携 | 〇 |
料金プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | × |
おすすめの個人事業主・会社 |
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「BIZUTTO経費」デジタル化で作業効率UPを実現
- 領収書やクレジットカードの情報を用いた効率的な申請を可能に!
- 直感的に操作できる使いやすいUI
- 適格請求書発行事業者の登録番号を自動照会
「BIZUTTO経費」は経費申請から承認・振込入金までをデジタル化できる経費精算システムです。
この製品の最大の特徴として、領収書やクレジットカードの決済データを利用して申請ができます。アナログな作業を省けるので、余計な手間がかからず、データの改ざんや不正の心配もありません。
誰でも直感的に操作できるシンプルなUIを搭載している点も、この製品の魅力。入力ミスを防ぐアシスト機能もあるので、使用者のデジタルリテラシーを問わず利用できます。
また適格請求書発行事業者の自動照会や、仕訳の自動作成が可能です。経費精算システムに欲しい機能が揃っているので、安心して利用できるでしょう。
経費精算機能 | 〇 |
請求書処理機能 | 〇 |
自動仕訳機能 | 〇 |
インボイス制度対応 | 〇 |
電子帳簿保存法対応 | 〇 |
API連携 | △ |
料金プラン |
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無料トライアル | 〇 |
おすすめの個人事業主・会社 |
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「J’sNAVI NEO」大手旅行会社JTBが提供!旅費・交通費の経費精算に強い
- 旅費・交通費の経費精算に強みがある
- 出張旅費と利用実績データとの連携により不正を防止
- 領収書のスマホ取込や仕訳データの自動生成が可能
「J’sNAVI NEO」はビジネスパーソンの旅行・出張を多く手掛ける、JTBが提供する経費精算システムです。企業規模を問わず、旅費・交通費の経費精算に課題を持つ企業に支持されています。
この製品の最大の特徴は、旅費・交通費の経費精算に強みがあること。たとえば出張旅費の処理について、自社の経費規程や出張旅費規程に合わせたカスタマイズが可能です。
うれしい機能として、旅費は利用実績に基づいて処理されます。カラ出張などの不正を防止できるので、徹底した社内管理を実現できるでしょう。
領収書のスマホ取り込み、勘定項目の自動仕訳機能を搭載しているのも、この製品の魅力。旅行・出張に特化しつつも、基本的な機能が揃っているので、スムーズな経費処理が可能です。
経費精算機能 | 〇 |
請求書処理機能 | △ |
自動仕訳機能 | 〇 |
インボイス制度対応 | 〇 |
電子帳簿保存法対応 | 〇 |
API連携 | × |
料金プラン | 月額3万円~ |
無料トライアル | 〇 |
おすすめの個人事業主・会社 |
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インボイス制度に対応した経費精算システムの選び方
インボイス制度に対応した経費精算システムを選ぶ際は、次のポイントに注意しましょう。
【インボイス制度に対応した経費精算システムの選び方】
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既存システムとの連携ができるか
既に利用している会計システム・文書管理システムがある場合、連携の可否を確認しましょう。
経費処理がそのままシステムに反映されれば、データを読み込んだり移行させたりする手間が省けます。インボイス制度がスタートしても、会計処理のスピードが落ちません。
連携しやすいシステムを探すなら、API連携可能なシステムがおすすめです。
また会計システムを提供している企業の多くは、他の業務についても同じシリーズでパッケージ化しています。現在使用中のシステムと同じシリーズを探すと、使いやすい経費精算システムが見つかる可能性が高いでしょう。
電子帳簿保存法に対応しているか
ツールを選ぶ際には「電子帳簿保存法の要件を満たしているかどうか」確認が必須です。2024年1月1日以降は、電子データで受け取った領収書を紙で保存できなくなります。
新制度適用後にやり取りする電子データの保存については「真実性の確保」「可視性の確保」が必要です。システムを選ぶ際は「保存するデータにタイムスタンプを付与できる」などの要件をチェックしましょう。
サポートが充実しているか
製品のサポートが充実しているかどうかも、重要なポイントです。
インボイス制度に対応する機能は実装されたばかりで、どのようなトラブルが発生するか分かりません。サポートが不十分な場合、システムの導入効果を得にくくなります。
サポート体制でチェックしたいのは「無料で相談できるか」「相談方法は多彩か」といった点です。製品によっては質問が有料だったり、相談方法が限定的だったりします。
導入が不安な場合は、24時間365日のフルサポートなどを提供している製品がおすすめです。
インボイス制度対応の経費精算システムを導入しよう
インボイス制度に対応したシステムを導入すれば、適格請求書発行事業者の確認や仕訳を自動化できます。複雑な制度変更にも対応しやすくなり、安定した運営を実現できるでしょう。
インボイス制度の開始後は、従業員の経費精算について、3万円未満でも領収書の適切な処理・保管が必須です。領収書や請求書の処理を誤ると、本来なら受けられるはずの仕入税額控除の適用を受けられません。
自分の事業や会社にマッチしたシステムを導入して、インボイス制度の開始に備えましょう。
ぴったりの経費精算システム選びはミツモアで
経費精算システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのシステムを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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