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オフィス向けスマートロック9選!高セキュリティを担保する選定基準

ぴったりの入退室管理システムをさがす
最終更新日: 2026年01月14日

オフィスのセキュリティを向上させるためにスマートロックの導入を検討する企業は多いです。しかしレンタルオフィスに入居している場合は、退去時の原状回復を行う必要があるので、大規模な工事はできません。

工事不可という条件の中でも、ISMSやプライバシーマークの基準を満たすスマートロックは存在します。高度なセキュリティ基準を満たせる製品を選ぶために、判断基準を明確にしておきましょう。

オフィスに特化したスマートロックの選定基準と、主要製品9製品の比較結果を解説します。

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オフィス向けスマートロック9製品比較表

市場には多種多様な製品が存在しますが、企業の規模や求めるセキュリティ水準によって最適な選択肢は異なります。以下に、主要な10製品の特徴とスペックを整理します。

製品名 月額費用(税込) 設置形態 特徴
bitlock PRO 5,000円〜 後付け 初期費用0円。圧倒的な低コスト。
Akerun 要見積もり 後付け 導入実績No.1。高度なAPI連携。
カギカン 4,500円〜 後付け 国内80%のドアに対応。サポート重視。
KEYVOX 1,650円~ 後付け/工事 空間ビジネス・予約連携に特化。
ALLIGATE Lock Pro 要見積もり 後付け 電源配線により電池交換が不要。
VeriKey 要見積もり 後付け ハンズフリー解錠と複数拠点管理。
RemoteLOCK 要見積もり 交換(工事) Wi-Fi直接接続。暗証番号管理に強み。
iDoorsクラウド 13,200円〜 工事 電気錠制御。最高水準の安定性。
SESAME Biz 1,980円~ 後付け シンプルな機能。5人まで無料。

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オフィス向けスマートロックに求められる3つの必須機能

オフィス向けスマートロックを選定するときは、一般住宅のものとは異なるポイントに着目する必要があります。以下3つの機能を最低限有している製品の中から、オフィスに導入するスマートロックを選定しましょう。

  1. 原状回復がしやすい後付け型か
  2. ISMSやPマークの基準を満たす入退室ログの自動記録ができるか
  3. 遠隔・一括で権限付与・無効化ができるか

これらの要件は、単なる利便性の向上だけでなく企業のガバナンス強化と、退去時のリスク回避を念頭に置いた際に重要になります。

1. 原状回復がしやすい後付け型か

一般的にレンタルオフィスでは、ドアへの穴あけ工事が禁止されています。堅牢なセキュリティを誇るスマートロックを導入しようとしたものの、工事禁止という制約があったために導入を断念するというストーリーは珍しいものではありません。

ドアへの穴あけ工事が難しいレンタルオフィスでは、既存のサムターン(つまみ部分)にかぶせる形で設置し、工業用の強力な粘着テープで固定する後付け型のスマートロックが一般的です。

後付け型スマートロックを導入するときは、以下の点に注意が必要です。

  • テープの粘着力が低く、使っていくうちにずれないか
  • テープの粘着力が落ち、機器が剥がれ落ちないか
  • 退去時に機器を撤去する際、ドアを傷つけずにテープを剥がせるか

なお、粘着テープを剥がすときはドライヤーなどで熱を与えることで粘着力が低くなり、剥がしやすくなります。ドアに熱風を当てても問題ないかも含めて、スマートロックの導入を考える際はオフィスの管理会社に確認をとることを推奨します。

2. ISMSやPマークの基準を満たす入退室ログの自動記録ができるか

企業のセキュリティ水準を維持するためには、いつ誰がどこに入室したかを客観的に記録しなければなりません。

スマートロックを導入すると手書きやエクセルでの管理簿を廃止し、改ざんできないデジタルログをクラウド上で一元管理できます。これは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)やプライバシーマークの更新審査においても有効な証跡として機能します。

3. 遠隔・一括で権限付与・無効化ができるか

一般住宅向けスマートロックも含めたスマートロックシステムは、管理画面から遠隔での権限付与や無効化が可能です。

ビジネスでの運用を行う場合は、効率的に管理をするために遠隔かつ一括での権限付与・無効化ができるシステムを選ぶ必要があります。

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オフィス向けスマートロック4つの選定基準

オフィス向けスマートロックを選ぶときは、現場の物理的環境と運用フローに適合しているかを重視しましょう。この2点を測るために、4つの選定基準を意識してください。

  1. ドアの形状とサムターンの種類
  2. 解錠方法の多様性
  3. バッテリー寿命と電池切れ時の対策
  4. 既存の勤怠管理システムとのAPI連携

ドアの形状とサムターンの種類

特に後付け型スマートロックを検討していると「ドアに設置するだけ」と安易に考えてしまいがちですが、日本のオフィスで採用されているドアの形状や錠前は多岐に渡ります。美和ロック(MIWA)やGOAL社などの主要メーカーであっても、サムターンの形状とドアノブの距離によっては、設置できないリスクがあります。

オフィス向けスマートロックを選定するときは、特殊な形状のドアやサムターンにも対応できるアダプターやメーカーによる設置可否診断サービスの有無を確認しましょう。可能な限りベンダーに現地を確認してもらい、どの製品であれば問題なく利用できるかのアドバイスをもらってください。

解錠方法の多様性

スマートロックの解錠方法は様々です。スマホアプリによる解錠だけではなく、交通系ICカードや社員証、暗証番号など複数の解錠方法に対応しているかどうかは、解錠しやすさを向上させるために必ずチェックすべきポイントです。

仮に、スマホアプリのみで解錠できる場合、スマホが電池切れを起こしたりアプリが障害を起こしたりした際に従業員を締め出してしまうことになります。複数の解錠手段を確保することで、従業員の締め出しリスクを低減し、スムーズな入室を支えます。

バッテリー寿命と電池切れ時の対策

多くの後付け型スマートロックは電池式です。電池の残量が減ると、スムーズなロック解除ができなくなるリスクがあります。オフィスは一般住宅よりも頻繁にドアの開閉が行われるため、それに耐えうるバッテリー寿命があるかを確認しましょう。

電池残量が低下した際に管理者にアラートが送信される機能があるかも必ず確認してください。万が一電池がなくなってしまった際や停電の際に物理の鍵が併用できるのか、外部から給電できる端子があるかはリスク管理の観点から重要です。

既存の勤怠管理システムとのAPI連携

2025年以降、スマートロックは単なる鍵ではなく、勤怠管理の打刻データ源としての役割が強まっています。King of Timeやfreee人事労務、SmartHRといった主要なSaaSとAPI連携が可能であれば、入室ログを出退勤記録として自動集計でき、人事労務部門の業務効率化と残業の抑制に直結します。

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オフィス向けスマートロックおすすめ9選

bitlock PRO|初期費用0円・サブスク型で導入ハードルを最小化

出典:「bitlock PRO」公式サイト

株式会社ビットキーが提供するbitlock PROは、初期費用ゼロ、月額5,000円からという極めて低い導入ハードルが特徴です。独自のプラットフォームworkhubとの連携により、座席予約や受付システムと連動した統合的なオフィス管理が可能になります。多種多様な解錠方法に対応しており、コストパフォーマンスを最重視する中堅・中小企業に適しています。

Akerun|導入実績No.1。高度なAPI連携で情シスの工数を削減

出典:「Akerun」公式サイト

株式会社フォトシンスのAkerunは、法人向けスマートロックの先駆者として圧倒的なシェアを誇ります。最大の特徴は、勤怠管理システムや人事労務SaaSとの連携実績の豊富さです。API連携の安定性が高く、入退室ログをそのまま客観的な労働記録として活用したい企業において、最も信頼性の高い選択肢となります。

カギカン|国内80%のドアに対応、サポート体制が充実

出典:「カギカン」公式サイト

カギカンは、既存の錠前への適合範囲が広く、国内の約80%のドアに設置可能とされる汎用性の高さが魅力です。管理コンソールは直感的に操作でき、複数のドアを一元管理する機能に優れています。マグネットセンサーによるオートロック機能を標準装備しており、鍵の締め忘れといった人的ミスを物理的に防止します。

KEYVOX|空間ビジネス・施設運営の効率化に特化

出典:「KEYVOX」公式サイト

ブロックチェーンロック株式会社が展開するKEYVOXは、単なる入退室管理にとどまらず、空間の予約・決済機能との統合に強みを持ちます。シェアオフィスやコワーキングスペースの無人運営に適しており、利用時間に応じた期間限定のデジタルキー発行が容易です。オンラインとオフラインの両方のロック形式を選択できる柔軟性を備えています。

ALLIGATE Lock Pro|電源配線により電池切れリスクを解消

出典:「ALLIGATE Lock Pro」公式サイト

株式会社アートのALLIGATE Lock Proは、建物から電源を取得する配線タイプ(後付け可能)を選択できる点が特徴です。これにより、スマートロック運用の最大の懸念事項である「電池切れ」から解放されます。クラウド型で複数拠点の一元管理が可能であり、高い稼働率が求められる大規模オフィスや多拠点展開企業に向いています。

VeriKey|ハンズフリー解錠で従業員の利便性を最大化

出典:「VeriKey」公式サイト

VeriKeyは、スマートフォンをポケットに入れたまま近づくだけで解錠できるハンズフリー機能に定評があります。荷物を持った状態での入室が多い環境において、従業員のストレスを軽減します。また、室内外にリーダーを設置することで、入室だけでなく退室ログも正確に記録できるため、より厳格な在室管理を必要とする組織に適しています。

RemoteLOCK|Wi-Fi直結型で通信の安定性と暗証番号管理を両立

出典:「RemoteLOCK」公式サイト

RemoteLOCKは、ハブを介さずWi-Fiに直接接続する形式を採用しており、通信の安定性が高い製品です。暗証番号(テンキー)による解錠に特化しており、物理的なカードやスマートフォンの所持を前提としない運用が可能です。不特定多数が利用するレンタルスペースや、宿泊施設を併設するオフィス環境で高い支持を得ています。

iDoorsクラウド|既存の電気錠・自動ドアをIoT化する堅牢なシステム

出典:「iDoorsクラウド」公式サイト

株式会社エーロックのiDoorsクラウドは、既存の電気錠や自動ドアにコントローラーを接続する工事型のシステムです。貼り付け型に比べ導入コストは高くなりますが、脱落のリスクがなく、極めて高い堅牢性と安定性を実現します。長期入居が確定している自社ビルや、最高レベルのセキュリティが要求されるサーバールーム等への設置に最適です。

SESAME Biz|最小限の機能で直感的な操作を実現

出典:「SESAME Biz」公式サイト

CANDY HOUSEが提供するSESAMEシリーズの法人版です。機能を必要最小限に絞り込むことで、極めてシンプルなUIと低価格を実現しています。特殊アダプターの利用により、ほぼ全ての形状の鍵に取り付けが可能です。小規模なチームや、まずは特定の会議室だけでスモールスタートしたいというニーズに適したエントリーモデルです。

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自社にぴったりなオフィス向けスマートロックを自分で選ぶのが難しい理由

情報セキュリティの担当者が、自社に最適なオフィス向けスマートロックを選ぶことは非常に困難です。その理由は複数あります。

まず物理的な適合条件において、以下を検証する必要があります。

  • ドアの厚み
  • バックセット(ドアの角から錠の中心までの距離)
  • サムターンの形状・回転させるための力の強さ

この3つだけでも、数千パターンの組み合わせが考えられます。

さらに通信環境の安定性やAPI連携をする各SaaS製品の仕様変更への追従性など、スペック表だけからでは判断できない運用上のリスクがあります。

また初期費用が安価な製品でも、電池交換やサポート費用、SaaS利用料など数年間の運用コストを合算すると他製品のほうが投資対効果(ROI)に優れているケースもあります。

これらの条件をすべて考慮し、自社の運用ルールにあったスマートロックを探すことはきわめて高い専門性と時間を要すため、知識を持った専門家への相談が不可欠です。

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まとめ:オフィス環境に合わせたスマートな鍵管理を

オフィスにおけるスマートロック導入は、物理鍵の紛失リスクを排除するだけでなく、勤怠管理の自動化やセキュリティレベルの向上をもたらす、極めて投資価値の高い施策です。

  1. 工事不要かつ原状回復が可能な「後付け型」を選択する
  2. 入退室ログの活用方法(ISMS/勤怠連携)を明確にする
  3. ベンダーの事業継続性とAPIの拡張性を評価に加える

これら3つのポイントを軸に、自社の環境に最適なソリューションを選定してください。最新のテクノロジーを導入することで、管理部門の負担を軽減し、より安全で効率的な職場環境の構築が可能となります。

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