「紙カルテだと過去の診療履歴を探すのに毎回時間がかかる…」「電子カルテを導入したいけど、いきなり月数万円はコストが重い…」「まずは無料で試せるサービスだけ知りたい。比較して判断したい。」
そんな悩みを抱えるクリニック・医院向けに、本記事では無料で使える電子カルテ5選を厳選して紹介します。
無料で試せる電子カルテ5選
電子カルテ選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能や導入形態を選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の電子カルテが見つかります。 |
「電子カルテ Doctor_File」14日間無料で使える
- Microsoft Accessのテンプレートとして利用可能
- 医院、クリニック、整骨院向け
- シンプルな管理画面と機能で使いやすい
Microsoft Accessで作成された電子カルテで、同アプリを導入している医院やクリニック、接骨院であれば、無料で電子カルテの作成を効率化できます。
デザイン的に少し古めかしい印象を受けるものの、難しい操作は不要で、誰でも使いやすいテンプレートです。紙のカルテからの脱却を目指している医療機関は、利用を検討してみましょう。
| 連携できるソフト | Word |
| 予約機能 | - |
| 検索機能 | - |
| 参考価格 | 要お問い合わせ |
「電子メモカルテ」カスタマイズしやすく病院に合わせて使える
- Access2003で作成されたデータベース
- 電子カルテのように患者や病名などを管理できる
- 自分仕様にカスタマイズしやすい
Access2003で作成された、クリニック向けの管理フリーソフトです。電子カルテの専用管理システムではありませんが、患者のデータや検査の内容、病名などを入力し、データベースとして管理できます。
電子カルテの入門版に位置づけられているので、将来的に電子カルテの本格導入を検討しているなら、まずはこのフリーソフトを使ってみるとよいでしょう。Accessを使える人なら、自分好みにカスタマイズできるのも特徴です。
| 連携できるソフト | - |
| 予約機能 | - |
| 検索機能 | - |
| 参考価格 | 無料 |
「CaruteFile」カルテをPDFに変換できる
- 紙のカルテをスキャナーで読み取り
- PDFに変換して電子カルテ化
- ペーパーレス化を目指す医院におすすめ
紙のカルテをPDFに変換して管理できる無料のファイリングシステムです。データ化したカルテは共有フォルダに格納もできるため、他の端末や複数人での閲覧も可能になります。
さらに別途、フリーのファイル管理システムを導入すれば、有料の電子カルテソフトと遜色ない環境を構築できます。すでにたくさん紙のカルテを管理しているクリニックは、ペーパーレス化のきっかけとして、導入してみるとよいでしょう。
| 連携できるソフト | - |
| 予約機能 | - |
| 検索機能 | - |
| 参考価格 | 無料 |
「blanc」2拠点のサーバーで障害が起こっても安心
- クラウド型の低価格が魅力
- 障害に強くシステムエラーが起こりづらい
- 西日本、東日本それぞれでサーバー管理
「blanc」はクラウド型で、ハードウェアなどの選定コストを抑えており、低価格で導入できるのが魅力のシステムです。
クラウド型であると障害に懸念を抱かれる方も多いでしょうが、blancは障害の強さにも強みがあります。システムエラーが起こりづらく、カルテが止まらずに利用できます。
西日本と東日本のそれぞれにサーバーがあるため、地震などの災害が起こった際も安心です。
| 連携できるソフト | 要お問い合わせ |
| 予約機能 | - |
| 検索機能 | ○ |
| 参考価格 | 要お問い合わせ |
「エムスリーデジカル」300万人の信頼できる導入実績
- 30万人の導入実績
- 15年で約1,000万円のコストカットが期待できる
- サポートが充実していて初めての病院も安心
「エムスリーデジカル」は医師30万人への導入実績があり、長期的な運用を考えている場合も安定した稼働が可能です。
試算では15年間でおよそ1,000万円のコストカットが期待できます。長いスパンでのコスト削減につながり、長期的な経営におすすめです。
サポートプランが充実しており、初めて電子カルテを導入する病院も安心できます。
| 連携できるソフト | 要お問い合わせ |
| 予約機能 | - |
| 検索機能 | ○ |
| 参考価格 | 9,800円/月~ |
無料で使える電子カルテとは?

無料で使える電子カルテとは、医療現場で必要となる診療記録・処方履歴・検査結果・来院情報などを、費用をかけずにデジタルで管理できるシステムのことです。
一部は完全無料で利用でき、別のタイプは基本機能のみ無料で提供され、有料版へ拡張することでカルテ連携・レセプト・バックアップ容量などが強化されるものもあります。
無料の電子カルテは初期コストを抑えつつ、診療情報を素早く検索・閲覧できる環境を構築できるのが大きな特徴です。クラウド型のサービスであればPC・タブレットなど複数端末から閲覧・入力できるため、小規模クリニックやオンライン診療にも向いています。
ただし、無料版には「保存容量」「使える機能」「サポート範囲」などの制限があることも多く、どこまで無料で運用できるかを見極めることが重要です。
無料の電子カルテを使うメリット
費用ゼロで業務効率を底上げできる
紙カルテやExcel管理では、過去データの検索、患者情報の共有、処置内容の更新など多くの作業が人の手に依存し、時間もミスも発生しやすくなります。
一方、電子カルテであればカルテ検索・処方歴・検査情報が一元的に記録され、必要な情報に数秒でアクセス可能です。スタッフ間のやり取りもスムーズになり、カルテ探し・転記作業・二重入力の手間が大幅に削減。 費用をかけずに業務を自動化できるため、導入ハードルは低く、効果は高いのが特徴です。
無料でも医療判断がデータドリブンに
電子カルテは、単なる記録ツールではなく医師の意思決定を支えるデータ資産になります。
投薬履歴・検査結果・X線画像・過去の診察内容を患者単位で紐付けられるため、過去の経過や治療反応を即座に確認でき、根拠に基づいた診療判断を可能にします。
紙カルテだと「過去カルテを棚から探す」「別ファイルで検査結果を照合する」といった作業が必要でしたが、電子カルテならワンクリックで統合参照できます。無料であっても診療判断がデータドリブン化され、診断の質・スピードが向上します。
無料で院内DXの土台を作れる
最初の導入では、 スタッフの操作習熟・院内の情報フロー整理・機能の必要・不必要の洗い出し といった課題を明確にできるため、いきなり高額な契約をするよりもリスクが低いのがメリットです。
運用してみて初めて、予約連携・レセプト出力・画像保存など次に必要な機能が見えてくるため、無料版はDX推進の実験環境として有効です。
まずは費用をかけずに導入し、運用フィットを確認しながら必要な機能を拡張していくことで、コストを最小化しながら段階的にDXを進められます。
無料の電子カルテの選び方
無料版で使える範囲が診療フローをどこまでカバーできるか
電子カルテは「入力できる」だけでは不十分です。実際の診療現場では、受付 → 問診 → 診察 → 検査 → 処方 → 会計 → レセプトと業務が連続して進むため、無料版でその流れのどこまでを電子化できるかが最重要ポイントになります。
カルテ入力、患者検索、検査履歴の閲覧など基本機能は無料でも搭載されることが多い一方、画像保存やレセプト連携は有料プランのみというケースも珍しくありません。
導入前には診療フローを分解し「無料でできる範囲」を明確にすることが失敗を防ぐ鍵になります。
無料プランから有料プランへ“段階的に拡張”できるか
実際に運用していくと「もっと効率化したい」「画像取り込みも行いたい」「レセプトと一括連携したい」といった追加ニーズが必ず生まれます。 その際、無料版からスムーズに機能拡張できるサービスほど、導入の価値は高まります。
特に確認すべきは、
・アップグレードでどこまで自動化が進むか?
・拡張によって月額・導入費はどの程度増えるか?
という3点です。
端末・場所を問わず操作できるか
クラウド型であれば、処置室・診察室・受付・訪問診療先でもログインでき、情報共有のタイムラグがなくなります。
PCだけでなく、タブレット・スマホでも操作できるか、院外からもアクセスできるか(オンコール対応含む)など確認しましょう。
クラウド対応・マルチデバイス対応している電子カルテほど、院内業務の分断がなくなり、患者対応のスピードと精度が上がります。無料でもここを押さえておくと、導入後の使い勝手が大きく変わります。
ぴったりの電子カルテ選びはミツモアで

電子カルテは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの電子カルテが見つかります。
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