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【2023年】電子カルテ比較10選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

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電子カルテとは

電子カルテとは従来紙で管理していた診療内容や既往歴、経過、投与した薬剤の種類や量を電子保存できるカルテのことです。パソコンやタブレットでも場所を選ばず閲覧でき、複数科の医師による同時閲覧も可能です。


この記事では編集部が厳選したおすすめの電子カルテを紹介します。導入メリットや選び方の基本について解説していますので、比較検討の参考にしてください。

電子カルテの主な種類

オンプレミス型

オンプレミス型は電子カルテの情報を自院に設置したサーバーで保管します。外部からアクセスされにくいローカルネットワークを使用しているため、セキュリティレベルが高く、情報漏洩がしづらいです。


その分、サーバーの設置費用や数年単位でリプレース費用が発生してしまいます。導入費用とランニングコストを試算したうえで、可否を検討していきましょう。


クラウド型

クラウド型は電子カルテの情報をインターネット環境に保管する方法です。自院内にサーバーを設置する必要がないため初期コストが安く、導入時のハードルとなりません。またPC、スマホ、タブレットなど複数の端末から場所を問わずアクセスできます。メンテナンスや更新も自動で実施されるため、管理の手間も少ないです。


その分、料金形態は月額制であることが多く、毎月一定のランニングコストがかかります。患者数が増えればその分費用が膨らむケースもあるので、事前の試算が欠かせません。


レセコン一体型

レセコンとは診療報酬を健康保険組合などに請求するためにレセプト(診療報酬明細書)を作成するシステムです。電子カルテのなかには、レセコン一体型のものがあるのでチェックしてみましょう。


レセコン一体型の場合、カルテの情報も含めて一元管理することができるので、管理の手間がかかりません。医療事務や看護師にとっても使いやすいシステムであり、煩雑な院内手続きをなくせるのもメリットです。


レセコン分離型

レセコン分離型は、電子カルテのシステムとレセコンのシステムとが分離しているタイプのことです。片方に不具合が生じた場合でも、もう片方は問題なく稼働することが多いので業務の手を止めずに済むことがメリットです。


ただし、電子カルテに入力した情報を再度レセコンにインプットするなど、ひと手間かかることを承知しておきましょう。ユーザーインターフェースもバラバラなので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

注目の電子カルテ一覧

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Medicom-HRf
PHC株式会社
Medicom-HRf
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  • 電子カルテと約170社の外部機器を連携できる
  • 自動チェックで事務作業の負担を軽減
  • 安心・信頼はそのままに、利用環境に合わせたクラウド対応


Medicom-HRfは予約や問診、検査機器をはじめとした約170社の外部機器と連携可能な医事一体型電子カルテシステムです。病院ごとの診療スタイルに合わせて、最適な運用方法を構築できます。1つのシステムに情報を集約できるので、大幅な事務作業軽減につながるでしょう。


入力された診察に関する情報に誤りがないか自動的にチェックする機能が備わっています。リアルタイムでチェックがかかるので、後から修正する必要がありません。修正漏れや算定漏れを防げるだけでなく、入力の手間を軽減することが可能です。


クラウド型とオンプレミス型運用を融合させたハイブリット型電子カルテです。障害時にはクラウドに切り替えることができるので、運用継続を重視した環境を利用可能です。

更新日:2023-02-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • クラウド型に特化している
  • 見やすさを重視した操作性がある
  • 開業や経営のサポートも万全

CLIUSはクラウド特化型の電子カルテシステムです。オンプレミス型は提供されていないので、クラウドで検討している医院向けと言えるでしょう。

直観的に操作できる圧倒的な使いやすさで支持されており、カルテ業務に関するストレスを軽減します。必須項目の設定やよく使う選択肢のチェックボックス化など柔軟なアレンジもできるので、より使いやすく工夫も可能です。

また開業や経営をサポートする連携機器もあります。新規開業を目指すクリニックや事業継承を検討中の方でも使いやすく、長期的なサポートを受けられます。
更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 2年連続新規電子カルテシェアNO.1(※)
  • AI自動学習機能が搭載されているので入力の手間を削減できる
  • 初期費用やランニングコストが安い

2年連続新規電子カルテシェアNo.1および5年連続クラウド電子カルテシェアNo.1のシステムです。地域密着型のクリニックから基幹病院まで幅広い導入実績があり、広く普及しています。

最新AIが搭載されている電子カルテなので、よく使う専門用語や検査項目を自動で検知します。カルテ入力の効率が格段に向上し点数や病名の入力漏れも防げるのでヒューマンエラー予防に役立ちます。

初期費用は完全無料で月額9,800円から利用できる料金設定も魅力です。クラウド型なので診療報酬改定などのシステム更新も自動でおこなわれ、買い替えも不要なのでランニングコストを抑えられます。

※1 m3.com調べ(2022年1月時点)
更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 在宅医療に特化した機能が搭載されている
  • 患者側からの予約にも対応している
  • 写真のアップロードが早くて楽


外来医療でも在宅医療でも使えて、充実した機能が標準搭載されています。在宅医療機能では、訪問スケジュールや担当者を事前に指定して、その間のカレンダーをロックするなど多彩な使い方ができるので試してみましょう。


また患者側からの予約にも対応しており、オンライン予約の情報と電子カルテの情報とをリンクさせたいときに最適です。受付対応の手間が減ることはもちろん、診察スケジュールづくりにも貢献します。


カルテと連動した専用アプリがあり、スマートフォンやタブレットで撮影した写真をそのままアップロードすることも可能です。文字だけでは伝わりづらい症状も可視化できるので、診療科間での連携にも向いています。

更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
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セコム・ユビキタス電子カルテ
セコム医療システム株式会社
セコム・ユビキタス電子カルテ
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  • チーム医療や診療科連携に最適
  • セコムグループによる強力なITセキュリティが魅力
  • 災害時の利用やバックアップ機能が豊富


チーム医療や診療科連携に最適です。iPhoneやiPadなどから手軽にアクセスできるクラウド型であり、患者のIDは統一されているため院内での検査や診察の記録をリアルタイムで共有できます。


強力なITセキュリティが構築されていることも、自社内でデータセンターを運営するセコムグループならではの特徴です。高度なセキュリティ技術と警備体制に守られているからこそ、個人情報や院内情報の漏洩を予防できます。


セコムの専用回線「ヘルスケアネット」もあり、回線障害時に備えたバックアップも万全です。万が一天災などによりネットワークが完全遮断された場合でも、パソコン上のバックアップデータを活用できるので安心です。

更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
セコムOWEL(オーウェル)
セコムOWEL(オーウェル)
セコム医療システム株式会社
基本プラン要お問い合わせ
セコムOWEL(オーウェル)
セコム医療システム株式会社
セコムOWEL(オーウェル)
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  • 在宅クリニックと無床診療所に特化しているツール
  • シンプルな画面デザインなのでパソコン慣れしていない従業員でも使いやすい
  • 対応している文書種類が多い


セコムOWELは、在宅クリニックと無床診療所に特化している電子カルテです。クラウド型なので往診先でのカルテ入力もでき、クリニックとリアルタイムで連携できるので訪問診療のサポートにも向いています。


シンプルな画面デザインなので、これまでパソコンが苦手で紙カルテを続けていたクリニックにもおすすめです。ボタンひとつで必要な情報にアクセスでき、カラフルでわかりやすい見た目をしているので親しみやすいシステムと言えるでしょう。


また訪問介護指示書や居宅療養管理指導書など対応している文書の種類が多く、カルテの内容を反映して作成できます。書類作成にかかる事務的な時間を削減できるでしょう。

更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
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CLINICSカルテ
株式会社メドレー
CLINICSカルテ
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  • オンライン診療用のシステムと連携できる
  • 日医標準レセプトソフトを内包している一体型システム
  • 経営分析機能が標準装備されている


CLINICSカルテは、メドレーとNTTドコモが共同運営する患者向けアプリ「CLINICS」と連携しています。オンライン診療やアプリ上でのメッセージ送信に対応しており、診療内容をそのまま電子カルテに反映が可能です。


また日医標準レセプトソフトである「ORCA」を内包している一体型システムなので、レセプトソフトを別に操作する必要がありません。医療事務に携わる従業員の負担を軽減しやすく、現場の業務効率改善にも寄与します。


診療に関わる網羅的なデータを多様な分析軸で評価でき、データドリブンなクリニック経営をサポートしてくれ、経営分析ができる点も強みです。

更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
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Qualis Cloud(クオリスクラウド)
株式会社ビー・エム・エル
Qualis Cloud(クオリスクラウド)
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  • 外注検査オーダーから検体ラベル印刷まで幅広く可能
  • 自社運営のサポートセンターに強みがある
  • オンプレミス型なのでセキュリティレベルを重視したいときに最適

診察だけでなく受付や会計などさまざまな業務をサポートします。外注検査のオーダーから検体ラベルの印刷までワンクリックでできるオールインワン型であり、便利な機能も豊富です。

自社運営のサポートセンターは年間の応答率が90%を超えており、専門のオペレーターが常駐しています。リモート操作による直接的な問題解決もできるので、急なトラブルに困ることもありません。

またQualis Cloudは完全オンプレミス型なのでセキュリティレベルを重視したい医院に最適です。マシンの設置や動作確認はもちろん、入念なデモンストレーションもしてくれるので導入後のイメージを掴みやすいでしょう。
更新日:2023-01-11
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
HAYATE/NEO(ハヤテネオ)
HAYATE/NEO(ハヤテネオ)
株式会社ファルコバイオシステムズ
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HAYATE/NEO(ハヤテネオ)
株式会社ファルコバイオシステムズ
HAYATE/NEO(ハヤテネオ)
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  • 有床診療所向けオールインワンのクラウド型システム
  • 電子カルテ以外の機能も複数搭載されている
  • 経営の効率化推進にもおすすめ

有床診療所向けオールインワンのクラウド型システム、電子カルテ以外の機能も複数搭載されていることも特徴です。日医標準レセプトソフト「ORCA」や自社医事会計システム「HAYATE/ML-A」とも連携できるので、ツールの使い分けを避けたいときに最適でしょう。

またシステム専任管理者やサーバーの設置がいらないので、経営の効率化推進にも向いています。使いやすいユーザーインターフェースで教育の手間も減り、診療に集中できる環境を構築できることもポイントです。
更新日:2023-01-10
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
blanc
blanc
亀田医療情報株式会社
基本プラン要お問い合わせ
blanc
亀田医療情報株式会社
blanc
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  • マスタ設定や運用提案などオンボーディングが手厚い
  • 導入後のアフターサービスも豊富
  • オンプレミスの電子カルテ「Ecru」(エクリュ)のノウハウを活用

オンプレミスの電子カルテ「Ecru」(エクリュ)の機能はそのままに、クラウド化を叶えたツールです。遠隔診療や訪問医療にも使いやすいようアレンジされ、さまざまな医療現場を支えています。

マスタ設定や運用提案などオンボーディングが手厚いため、初めて電子カルテを導入するシーンにもおすすめです。他にも、従業員向けの操作教育や研修会も開催してくれるので、育成にかかる手間と費用を削減できます。

導入後は24時間365日体制のコールセンターサービスやセキュリティ運用などのアフターサポートを受けられます。導入前から導入後までしっかりサポートしてもらいたいときに検討するとよいでしょう。
更新日:2023-01-10
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

電子カルテを導入するメリット

保管場所が必要なくなる

電子カルテの情報はサーバーに記録されるため、専用の保管場所が要りません。コンパクトかつ最小限の範囲で保存でき、かつ期限切れのカルテにはアラートを出してくれるツールも多いです。


一方、紙カルテの場合は保管期限を過ぎるまで書庫に入れておくのが一般的であり、スペースもコストもかかります。膨大なスペースを省略したいときにこそ、検討してみましょう。


業務の効率が上がる

電子カルテにすると、特定のキーワードで検索したり必須項目がないと登録できないようにしたりできるので、業務効率が改善します。他にも、テンプレートを登録して入力の手間を削減したり、診療科間のリアルタイムな連携に使ったりするのもおすすめです。


カルテに関わる業務効率を改善できれば、医師や看護師など全ての従業員が診療に集中できるようになります。事務が滞ることもなく、働き方改革の一環として導入している病院も少なくありません。


レセプト請求の流れが効率化する

レセコン一体型の電子カルテシステムであれば、レセプト請求の流れが効率的になります。複数のツールを渡り歩く必要がなく、電子カルテの情報を再度インポートする手間もかからないことから、ボタンひとつでレセプトを作成できます。


面倒な入力作業を省きつつ業務効率化を叶えたいときにこそ、電子カルテが最適な選択肢と言えるでしょう。またレセプト以外の文書作成をサポートする機能も豊富なので、チェックしてみましょう。

電子カルテを検討する際の注意点

電子カルテを導入していない医療機関との連携が難しい

地域の医療機関と連携するシーンにおいては、全ての医療機関が電子カルテに対応しているとは限らないため、不便さを感じるかもしれません。もちろん電子カルテ上の情報を印刷して診療情報提供書を作成するなどの工夫はできますが、完全に紙をゼロにできるとは限らないので注意しておきましょう。


電子カルテとしての使いやすさはもちろん、他医療機関との連携の取りやすさを重視しながらシステムを選定することも大切です。


安定した通信環境がないと使いづらい

安定した通信環境がない場合、待ち時間ばかり多くなって却ってストレスを感じるケースもあります。特にクラウド型の場合はインターネット環境に左右されやすく、通信が安定しないときは紙の方が便利と感じる可能性も高いです。


まずは院内のネットワーク環境を見直し、訪問診療などをする場合は外出先でのネットワーク選定も重視してみましょう。また膨大な作業量に対してサーバーダウンしないかなども検討項目です。


費用が膨大にかかる可能性がある

電子カルテの料金形態次第では、費用が膨大にかかってしまう可能性があります。オンプレミス型の場合、サーバーの設置費用や更新費用などを確認し、数年後のランニングコストまで試算することがポイントです。


クラウド型の場合、導入する診療科の数や患者数に応じて月額費用が変わらないか、あらかじめ問い合わせておきましょう。医院の規模が大きくなればなるほどコストが膨らむ可能性が高いので、どこまでが予算の範囲内になるか検討する必要があります。


現状の運用を変えなくてはいけない

紙カルテから電子カルテに移行する場合、現状の運用を変える必要があります。いつから電子カルテに切り替えるのか、既存の紙カルテをいつまでどこで保管するのかなど、細かく院内で話し合っておくことが大切です。


また移行時のミスコミュニケーションにより業務の連携が疎外されないよう、シミュレーションを重ねることも意識しておきましょう。場合によっては緩やかな移行期間を設けるなど、対策する方法もあります。

電子カルテの選び方

必要な機能が揃っているか

まずは自院で必要な機能が揃っているか、システムごとに比較してみましょう。電子カルテを導入する目的と照らし合わせながら、今の課題を解決できるようなシステムを選定することが大切です。


例えばMedicom-HRfの場合、予約受付システムと連携できるため問い合わせ窓口の負担も同時に軽減できます。またエムスリーデジカルには最新のAIによる入力補助機能があり、誤字脱字だけでなくよく使う用語の登録などもできるので入力の負担が少なくなるでしょう。


レセコンと連携できるか

電子カルテのなかには、レセコン一体型と分離型とが存在します。レセプト作成も自動化したい場合や電子カルテと都度連携するのが面倒な場合、レセコン一体型のシステムを選ぶとよいでしょう。


具体的には、CLINICSカルテやQualis Cloudなどが当てはまります。ひとつのシステムで電子カルテにもレセコンにも対応しているので、オールインワン型のシステムを求める医院に最適です。既存のレセコンと連携できるものであれば、移行時のストレスも最小限に抑えやすいでしょう。


自院の規模や専門領域に合っているか

電子カルテのなかには、特定領域に強みがあるシステムが存在します。反対にそれ以外の分野には対応しづらいケースもあるので、自院の規模や専門領域に合っているか事前に確認しておきましょう。


例えばHAYATE/NEOは有床診療所向けのシステムとして有名です。入院設備がある大規模な病院に最適ですが、一方で無床診療所や入院設備が要らない診療科単独のクリニックでは使いづらいかもしれません。


その場合は、在宅クリニックと無床診療所に特化しているセコムOWELなどを検討してみましょう。相性のよいツールを選択し、使いやすさを意識することが大切です。


操作環境が自院に合っているか

導入する電子カルテシステムがWindowsやMacにも対応しているか、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも使用できるかなど、動作環境をチェックしておきましょう。


既存のOSに対応していない場合、デバイスを丸ごと入れ替える必要があるので注意が必要です。また訪問診療などのシーンでモバイルデバイスが使えないと不便なことも多いので、注意する必要があります。


セコムOWELは訪問診療でもよく使われている電子カルテなので、モバイルデバイスでの利用に向いています。CLIUSもクラウド型であり、タブレットひとつあれば出先での閲覧や入力もできるので試してみましょう。


管理画面や機能が使いやすいか

見やすく分かりやすい画面デザインをしているか、他診療科や医師以外の従業員でも使いやすいユーザーインターフェースになっているかなど、複数の視点でチェックすることが大切です。なかにはデモ版を提供している電子カルテもあるので、不安なときは先に操作してみるのがおすすめです。


写真のアップロードを日常的にしたいのであれば、きりんカルテがおすすめです。スマートフォンやタブレットで撮影した写真をそのまま電子カルテ上に登録できるので、煩雑な手間がかかりません。


またCLIUSも見やすさや操作性を重視したデザインになるよう工夫されていながらも、カスタマイズ性が高いシステムとして注目されています。


外部システムと連携できるか

電子カルテの機能だけでなく、他に活用できる機能や外部システムがあるか比較してみましょう。使えるシステムが多ければ情報を一元管理しやすく、更なる業務効率化が進みます。


例えばQualis Cloudでは、外注検査オーダーから検体ラベル印刷まで完結させられます。HAYATE/NEOは自社医事会計システム「HAYATE/ML-A」とも連携でき、会計部門の業務負荷軽減に貢献します。自院で課題となっている部分があれば、電子カルテ導入を機に変革できないか検討してみましょう。


予算に見合っているか

事前に予算を調べ、大幅にズレが生じていないかチェックすることも大切です。導入コストや月額費用はもちろん、長期間使い続けた場合のランニングコストにも注目しておきましょう。


エムスリーデジカルでは初期費用が一切かからず、月額9,800円から使えるなどリーズナブルな料金形態です。またシステムの更新費用がかからず、必要な機能はオプション式で都度追加できるようになっているので、使わない機能にコストが発生することもありません。


患者の数や電子カルテを使用する診療科の数で料金が変動する場合、事前に試算してもらってコストのイメージを掴んでおきましょう。


提供形態が希望と合っているか

オンプレミス型かクラウド型か、提供形態が希望と合っているかも確認しておきましょう。両方の形態に対応している電子カルテもあれば、片方だけを提供している電子カルテも存在します。


Qualis Cloudはオンプレミス型のみであり、自院内に強固なサーバーを設置できることが強みです。マシンの設置や動作確認まで丁寧にオンボーディングしてくれるので、実際の導入に戸惑うこともありません。


一方、クラウド型にしたいのであればHAYATE/NEOなどを検討してみましょう。電子カルテ以外の豊富な機能をインターネット環境上で使えるので、利便性が抜群です。


導入サポートや運用サポートが手厚いか

導入サポートや運用サポートが手厚いシステムであれば、万が一の困りごとが起きたときも安心です。「操作方法が分からない」など突発的な質問にも、セキュリティ対策など専門的なアドバイスが必要な質問にも柔軟に対応してくれるシステムを選定するのがポイントです。


blancは導入前後のフォローが手厚く、マスタ設定から従業員への操作教育まで幅広く手がけているのが特徴です。いつでも使えるコールセンターも設置されており、リモートでの操作などにも対応してくれるので、何でも相談してみましょう。

平均2分!ぴったりの電子カルテ探しはミツモアで

電子カルテを導入するといっても、製品によって機能や料金はさまざまです。「製品が多くて、どのシステムを選べばいいかわからない…」といった方も多いのではないでしょうか。


そんなときはミツモアにおまかせください。従業員数や欲しい機能など項目を画面上で選択するだけの自動診断で、電子カルテ候補が見つかります。もちろん費用はかかりません。


さらに最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬシステムとの出会いもあるかもしれません。ミツモアなら、あなたにぴったりの電子カルテがすぐに見つかります。

電子カルテについて

無料で利用できる電子カルテはありますか?

フリーソフトなどを活用すれば、無料で電子カルテを使うことも可能です。また、有料の電子カルテでもデモ版が用意されており、あらかじめ無料で使い心地を試してから導入できるケースもあるのでチェックしてみましょう。

ただし、無料の電子カルテはサポートやオンボーディングが提供されていないのが一般的です。手厚いサポートや高いセキュリティ対策を期待するのであれば、安価に使えるコストパフォーマンスのよい電子カルテを探してみましょう。

クラウド型のおすすめ電子カルテはありますか?

クラウド型の電子カルテとして、きりんカルテ、CLIUS、HAYATE/NEOなどが挙げられます。いずれもインターネット環境が整備されていればいつでもどこでも使えるので、訪問診療や多診療科が加わるチーム医療などのシーンで役立ちます。


また、クラウド型の電子カルテは自院内にサーバーを設置する必要がないため、導入コストが比較的安く抑えられます。ITセキュリティ専任の従業員を雇用することもなく、ランニングコストを抑えやすい選択と言えるでしょう。

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