紙カルテから電子カルテに切り替えることで、顧客の情報が探しやすくなり、美容室の業務も一元化できます。
最終更新日: 2024年06月28日
本記事では美容室での利用に必要な機能を搭載した電子カルテを9製品紹介します。導入事例や選ぶ際のポイントも押さえておきましょう。
美容室向けカルテのおすすめ9選
美容室での利用に適したおすすめの電子カルテを9製品紹介します。
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「LiME」カルテ管理をとことん便利にするアプリ
- カルテとカレンダーを連動できる
- LINEでヘアスタイルの写真・ヘアケアを共有できる
- 有料プランでLINE予約・外部予約サイトとも連携可能
無料プランで予約表・写真付き顧客管理・当月の売上レポート機能が利用できる、カルテ管理アプリです。
顧客のカルテを作成すると同時に、カレンダーの予約情報にも反映されます。入力の二度手間やミスを防ぎ、業務を効率化できるでしょう。
スタッフや顧客とカルテの共有ができるほか、POSレジ・カード決済機能もあるので店舗での会計業務のために導入したい場合にも向いています。
「美歴」美容室向けの機能が充実した電子カルテアプリ
- スマートフォン・タブレットで予約管理から会計までワンストップ
- 作成した電子カルテを顧客本人と共有可能
- 無料でダウンロードして試せる「Trialプラン」あり
わかりやすいインターフェースで、簡単に操作できる電子カルテアプリです。写真・メモ・検索機能などが付いた顧客管理機能のほか、予約管理や会計機能も充実しています。個人利用から店舗利用まで、幅広く対応可能です。
また作成した電子カルテは顧客と共有できます。ヘアスタイルの履歴をお互いに確認することで、過去の施術も簡単に再現できるでしょう。
また紹介ページやデジタルインビテーションカードも作成可能なため、顧客満足度を高められるだけでなくコスト削減にもつながります。
「KaruteKun」業務効率化が叶う美容室向け電子カルテアプリ
- 多くの業務がスマホで完結する
- PC版ではカルテのデータを分析レポートとして確認できる
- 30日間のトライアル期間がある
スマートフォンだけで、カルテ管理・予約・売上・分析・コミュニケーションまでこなせるアプリです。会計機能やスタッフ管理、レポート機能も搭載しています。
PC版KaruteKunを連動させておけば、スタッフが作成した電子カルテを分析できるので経営戦略に役立ちます。
オプションのLINE連携機能を使えば、予約受付やレシート送付、メッセージの一斉送信が可能です。LINEから予約が入ったら、KaruteKunの予約台帳に自動反映されるため、業務効率化につながります。
「Bionly」電子カルテとPOSレジが使えるiPad専用アプリ
- 写真を保存できる書き込み可能な電子カルテ
- タブレット型POSレジとして使用可能
- オプション料金なしでキャッシュレス決済・予約サイトを利用できる
優れた顧客管理機能のほか、写真保存・手書きメモを残せる機能が搭載されたiPad専用アプリです。
POSレジ機能も充実しており、割引やメニュー一覧、入出金管理機能が備わっています。Square・楽天ペイ・STORES決済と連携すれば、キャッシュレス決済に対応可能です。
またBionlyが提供しているWEBサイトを利用したり、美容サロン予約サイトと連動したりと予約管理機能も充実しています。
「BEFORE AFTER」カウンセリングに便利な電子カルテ&顧客管理アプリ
- 項目を自由に設定し、オリジナルカルテを作成可能
- 写真を重ねたり並べたりしてカウンセリングできる
- ほぼすべての機能を無料で利用できるトライアルあり
項目を使いやすいように設定したオリジナルカルテに、テキスト・手書きでメモを残せます。来店ごとの施術写真も残せるうえ、カウンセリングモードで写真を比較できるのでヘアスタイルの提案に役立つでしょう。
POS・会計などの機能はなく、顧客管理・電子カルテ機能に特化したアプリです。紙で管理していた顧客台帳・カルテの電子化を代行するサービスもあります。
「BEAUTY PALETTE」紙カルテ感覚で使えるタブレット型電子カルテアプリ
- 絵・手書きメモで感覚的な内容も自由に記録可能
- タブレットで撮影した写真をそのまま簡単取り込み
- POSシステムと連動し、予約・受付状況をリアルタイムで確認できる
紙カルテに書くように、手書き・フリーハンドで簡単に記入できる電子カルテです。文字だけでは伝わりにくい感覚的な内容も、わかりやすく共有できます。
PCが苦手なスタッフでも使いやすい設計ながら、テキスト入力機能も搭載しています。手書きでは時間がかかると感じるスタッフでも使いやすいでしょう。
既存のPOSシステムと連動すれば、予約台帳・受付情報などがリアルタイムで確認できます。
「coming-soon KARTE」予約獲得システムに付属の電子カルテ
- 美容室でスムーズに使えるよう設計された電子カルテアプリ
- 予約獲得システム「coming-soon」と連携して使用
- フリープランでも利用可能なデバイスは無制限
予約獲得システム「coming-soon」と連動させて使う、電子カルテアプリです。これまで使っていた紙カルテのレイアウトを、電子カルテで再現できます。仕上がり写真・メモなどを残すことも可能です。
coming-soonと連動させると、来店予定の顧客が電子カルテのホーム画面に表示されます。変更・キャンセルにも対応しているので、単独の電子カルテシステムのように、顧客を検索する手間がかかりません。
カルテの料金プランは3種類です。フリープラン以外なら、顧客の予約アプリやほかのアプリと写真を共有できます。
「サロエボ」カルテ機能が充実したPOSシステム
- カルテに写真の取り込みや手書きができる
- 予約・売上・販促など、業務を効率化する機能が充実
- 販促アプリでポイント管理や予約を簡単に行える
予約管理・カルテ管理・売上管理・顧客管理・販促機能を一元化して、美容室の運営業務を効率化できるシステムです。
電子カルテには手書き機能を搭載しており、取り込んだカルテや写真に施術内容を書き込めます。感覚的な内容もわかりやすくスタッフ間で共有可能です。
そのほか高度な分析機能や、アプリを使った販促活動で効果的にリピーター集客ができます。
「coming-soon KARTE」予約獲得システムに付属の電子カルテ
- 美容室でスムーズに使えるよう設計された電子カルテアプリ
- 予約獲得システム「coming-soon」と連携して使用
- フリープランでも利用可能なデバイスは無制限
予約獲得システム「coming-soon」と連動させて使う、電子カルテアプリです。これまで使っていた紙カルテのレイアウトを、電子カルテで再現できます。仕上がり写真・メモなどを残すことも可能です。
coming-soonと連動させると、来店予定の顧客が電子カルテのホーム画面に表示されます。変更・キャンセルにも対応しているので、単独の電子カルテシステムのように、顧客を検索する手間がかかりません。
カルテの料金プランは3種類です。フリープラン以外なら、顧客の予約アプリやほかのアプリと写真を共有できます。
「STORES 予約」電子カルテを活用し、顧客満足度と売上アップを実現
- 電子カルテによる顧客情報の一元管理で接客品質を向上
- 予約メモ機能で顧客ごとのニーズに合わせた対応が可能
- 電子カルテ情報を活用した商品・メニューの提案で売上アップ
STORES予約は、美容サロンで利用できる予約受付システムで、電子カルテ機能により顧客情報を一元管理できます。予約メモ機能では、顧客ごとの画像やテキストを登録でき、APIによる外部システムとの連携も可能です。
POSレジと連携することで、予約情報、来店履歴、購入履歴、カルテ情報をひとつに管理でき、顧客に合わせた商品やメニューの提案が可能になります。
これにより、スタッフが変わっても、スムーズな接客を実現し、売上アップにつなげることができます。
美容室の電子カルテ導入事例
データの記入や検索に時間がかかる紙カルテを電子カルテに切り替えると、どのような変化があるのでしょうか？電子カルテを導入した美容室の事例を紹介します。
courageの導入事例
美容室courageは紙カルテの保管場所を十分に確保できないことに悩んでいました。また業務後に施術内容などを記入するケースもあり、業務効率がよいとはいえない状況にありました。
これらの状況を改善するため、電子カルテに移行しようと考えて「LiME salon」を導入したそうです。
電子カルテ導入後は、書類の保管場所を取らないうえに紛失の心配もなくなりました。店舗以外の場所でも閲覧でき、空いた時間に記入できるので、業務効率化にもつながったそうです。
Andernの導入事例
美容室Andernは紙カルテの整理作業を閉店後に行っていましたが、カルテをスマートフォンで管理したいと考え「美歴」を導入したそうです。
しかしスマートフォンでの入力が苦手なスタッフもいたため、Siriを活用して口頭でメモ帳に記入した後、その内容を美歴のアプリにコピペするなどの工夫をしているようです。
美歴を導入した結果、カルテの準備にかかる時間が大幅に短縮されました。また顧客からの「あのときと同じスタイルにして」というリクエストにもすぐに応えられるので、顧客満足度もアップしています。
美容室向け電子カルテのメリットと注意点
美容室が電子カルテを導入した場合のメリットと注意点を紹介します。電子カルテアプリ・システムを導入する前に、決めておくべきことも把握しておきましょう。
業務効率化と顧客満足度アップにつながる
紙カルテは量が増えると保管場所を取ってしまうものです。該当顧客のカルテを探すのに時間がかかるだけでなく、破損したり紛失したりする恐れもあるでしょう。
電子カルテなら保管場所を必要とせず、該当顧客のカルテも検索すればすぐに出てきます。テキストはもちろん写真も添付できるので、細やかなカウンセリングが可能になり、顧客満足度のアップにつながるでしょう。
導入前に予算と目的をはっきりさせる
電子カルテを導入する前に、利用目的や必要な機能を整理し、予算を決めておきましょう。
電子カルテ機能のみでよいのか、もしくはPOSシステム・予約管理システムなどの機能も用いて業務効率化を図りたいのかで選ぶべきアプリ・システムが変わります。
アプリ・システムによっては、利用人数に応じて料金が変わるものもあります。利用するスタッフの人数をはっきりさせて、予算に収まるものを選びましょう。
また使用中の不明点・トラブルなどに対応してくれるサポート体制も重要です。必要な機能・利用人数・予算・サポートに注目して選びましょう。
美容室向け電子カルテで顧客満足度アップを
紙カルテは量が増えると保管スペースが必要となったり、探すのに時間がかかったりしてしまいます。店舗でしか記入・確認ができないので、閉店後に残って作業することもあるでしょう。
電子カルテを導入すれば、ペーパーレス化が実現します。素早く検索できるうえに、クラウドタイプなら店舗以外での記入や確認が可能です。
細やかなカルテ管理は、顧客満足度の向上につながります。自分の店に合った、使いやすい電子カルテを導入しましょう。
美容室にぴったりの電子カルテ選びはミツモアで
電子カルテは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのシステムを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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