紙カルテを電子データ化できる電子カルテの中には、macでも利用可能なものがあります。
そこで本記事ではmacユーザーにおすすめの電子カルテを7製品紹介します。それぞれの特徴や選び方のポイントを押さえておきましょう。
macユーザーにおすすめの電子カルテ7選
macを利用している医師の方におすすめの電子カルテを7つ紹介します。
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「CLIUS」クリニック向けクラウド型電子カルテ
- Windows-macで連携が可能
- 患者情報やカルテデータをバックアップ
- 診療効率のアップに注力した画面設計
オンライン診療機能が搭載された、クリニック向けの電子カルテです。Windowsとmac、iPadで操作が可能で、医師の診療効率アップを目指した設計になっています。
直感的な操作で全ての機能を活用でき、AI(人工知能)技術を使ったランキング表示で、頻繁に使う処方やSOAPを選択できるのが特徴です。
さらにCLIUSの契約により、ジョブカン勤怠管理や労務HRなどが、永年無料で利用できます。必要に応じて導入するとよいでしょう。無料トライアル版もあります。
「CLINICSカルテ」患者向けアプリと連携しつながり強化
- 「予約」「問診」「診察」「会計」を一元管理
- 自宅や往診先からも電子カルテを確認
- 「ORCA」を内包しレセプト業務を簡略化
予約から会計まで一元的に管理できる、mac対応の電子カルテです。CLINICSの他の製品と連携することで、Web予約から問診、オンライン診療や決済まで、まとめて管理できます。
日本医師会の標準レセプトソフト「ORCA」も内包しており、事務スタッフの受付や、会計作業の効率化も可能です。
充実した経営分析機能も特徴で、患者の基本情報から傷病、診療情報から会計情報まで、網羅的に分析できます。サービスベンダーによる導入支援に加えて、オンラインと往訪を組み合わせた、サポートも受けられます。
「エムスリーデジカル」最新AIであらゆる手間を楽にする
- AI自動学習機能による入力
- iPadやスマートフォンによる利用も可能
- 予約・会計システムとのスムーズな連携
AIを活用した自動学習機能とシンプルな画面設計で、カルテの入力時間を大幅に削減できる、クラウド型電子カルテです。
検索・機器連携機能が充実しており、iPadやスマートフォンでの利用にも対応しています。さまざまなサービスと連携でき、クリニックのニーズに応じた機能構成が可能です。
一人で簡単に導入できる手軽さも魅力です。専門スタッフが丁寧にサポートしてくれるほか、設定から運用のコンサルティングも受けられます。期間限定の無料体験も可能なので、まずは機能と操作性を確認してみるとよいでしょう。
「きりんカルテ」シンプル操作で負担を軽減
- 直感的で使いやすいインターフェース
- 予約機能やカルテ連動など在宅医療に特化した機能を実装
- 「日レセクラウド」とも連動
外来・在宅のいずれにも対応できるクラウド型の電子カルテです。タブレット端末と電子ペンの活用で、紙のカルテのように情報を入力できます。
基本的な電子カルテの機能はもちろん、患者からの予約をカルテに連動する機能や在宅医療に特化した機能が充実しており、画像撮影アプリも内蔵しています。
さらに日本医師会の標準レセプトソフト「日セレクラウド」と連動可能です。これらをワンパッケージで導入すれば、クリニックの受付から診療、会計、レセプト業務をまとめて効率化できるでしょう。
「セコムOWEL」大事なデータを安全に管理
- セコムのデータセンターでカルテを管理
- Windowsやmacなど任意の端末で操作可能
- 誰でも扱いやすく簡単に導入できる
在宅クリニックと無床診療所に特化したクラウド型の電子カルテです。
Windowsやmacだけでなく、iPadやiPhone、androidでも操作可能で、使いやすい画面構成です。電子カルテのデータはセコムのデータセンターで管理されるので、災害に強く、地震や津波などが発生しても大切なデータを保持できます。
さらに外部からの攻撃に対してぜい弱性対策や診断を定期的に実施し、常に強固なセキュリティを維持できるのも魅力です。セキュアな環境で、安全に電子カルテを運用したいクリニックに向いています。
1カ月の無料お試し版も利用可能です。
「Henry」不要なボタンをなくし操作を簡単に
- 100名以上の医療従事者の声をもとに開発
- 不要な要素をそぎ落としたシンプルな設計
- iPadなどのタブレット利用も可能
15年以上カルテ開発に携わるエンジニアが開発した、レセプト一体型のクラウド電子カルテです。
不要なボタンや導線などを極力そぎ落とし、誰でもスピーディに使える画面設計が特徴で、説明書なしで直感的に操作できます。カルテのテンプレートや患者メモ、予約管理など、さまざまな機能が実装されており、外部機器との連携も可能です。
既存のレセコンからのデータ移行もできるので、システムの刷新を考えているクリニックは、導入を検討してみましょう。元医療事務や看護師を含め、医療分野の経験者の在籍するチームが、運用をサポートしてくれるのも魅力です。
「WINE STYLE」現役の医師が開発したmac専用電子カルテ
- 医師目線で開発された電子カルテ
- macOSの画面に溶け込むデザイン
- ワンクリックでカルテ記載やオーダーができる
現役の医師が業務の省力化を念頭に開発した、mac専用の電子カルテです。
医師ごとに異なるカルテの記述方法やパターンなどに、柔軟に対応できる仕様になっており、医師が自分だけの入力環境を設計できるのが特徴です。カスタマイズ性が非常に高く、快適な診察環境を構築できます。
基本となる情報入力機能から、検査結果データの取り込みに加え、受付に関する機能や、患者リストの作成機能などが実装されています。
数々のバージョンアップを経て機能が拡張されており、表示速度の速さも魅力の一つです。iPhoneやiPadでもカルテの内容を確認できるので、訪問診療にも対応できます。
macでも使える電子カルテを選ぶ際のポイント
導入する電子カルテを選ぶ際には、以下のポイントを基準に環境に合ったものを選択しましょう。
- スムーズに扱えるか
- iPhoneやiPadでも使えるか
- サポート体制が整っているか
スムーズに扱えるか
電子カルテを選択する上で、最も重視すべきなのが、システムの使いやすさです。操作を覚えるまでに時間がかかったり、使い方が複雑だったりすると、カルテの入力に時間がかかってしまいます。せっかく導入したにもかかわらず、業務効率性が下がってしまうでしょう。
医師だけでなくスタッフ全員が使うことを想定し、直感的に理解できるインターフェースや、必要な機能を利用しやすいシステムを選ぶことが大事です。特にこれまで紙のカルテに慣れていたクリニックでは、システムの導入に、抵抗を感じるスタッフも出てくるでしょう。
スムーズに移行できるシステムを導入するとともに、電子カルテを利用するメリットについて、事前に周知しておく必要があります。医師目線・看護師目線で開発された電子カルテならば、現場に浸透しやすいでしょう。
iPhoneやiPadでも使えるか
mac環境はもちろん、windowsやiPhone・iPadなど、さまざまな端末で利用できるかどうかも、チェックしましょう。
すでに何らかの管理システムを導入しているクリニックの場合、既存の端末に対応していない電子カルテだと、新たに利用環境を構築しなければいけません。導入から運用までに時間がかかってしまうでしょう。
mac対応の電子カルテの中にも、iPhone・iPadなどの端末に対応していないものもあるので、注意しましょう。事前に対応デバイスを確認することが大事です。
近年はクラウド型の電子カルテが主流となっており、端末を選ばず利用できるものが多くあります。それでも端末ごとに使い勝手は変わってくるので、どの環境での利用を想定した電子カルテなのか、必ずチェックしましょう。
サポート体制が整っているか
サービスベンダーのサポート体制にも注目しましょう。ベンダーによってサポートの内容は異なるので、公式サイトを確認するとともに、必要に応じて問い合わせることも大事です。
電子カルテに限らず、情報管理システムは導入時・導入後に、何らかの問題が発生するのは珍しくありません。トラブルは付きものだと考えて、迅速なサポートを受けられるベンダーの製品を、選びましょう。
ベンダーの企業としての実績や評判にも、目を向ける必要があります。すぐにサービスが終了するリスクはないか、製品の仕様や価格が変わってしまう可能性がないかなど、よく確認しておきましょう。
macで使える電子カルテを導入し、業務効率を上げよう
macで利用できるおすすめの電子カルテを紹介しました。電子カルテを選ぶ際は料金や機能だけでなく、操作性や利用できる端末、ベンダーのサポート体制などを確認することが大切です。
カルテの書き方は医師によって異なるので、自分やスタッフのやり方に合わせたカスタマイズができる製品を、選びましょう。
近年は端末を選ばず利用できる、クラウド型のシステムが主流ですが、既存の情報管理システムと親和性が高いかどうかも重要です。すでに運用しているシステムと連携できれば、管理体制を大きく変えることなく、スムーズに電子カルテを導入できます。
さまざまな観点から最適な電子カルテはどれか、慎重に判断しましょう。
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電子カルテは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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