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CRMの費用相場はいくら?製品タイプ別で初期費用や月額費用を解説

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最終更新日: 2024年12月04日

顧客情報を管理して利益の最大化を目指すCRM。どのようなタイプを利用するかによって、その導入費用は大きく異なります。

この記事ではCRMの費用相場を製品のタイプ別に紹介。初期費用や月額費用など、その内訳についても解説します。ぜひ。CRM選びの参考にしてください。

CRMの費用相場

CRMの費用相場はクラウド型の場合、初期費用が0円~10万円、月額費用が1ユーザーあたり1万円です。たとえば利用ユーザーが10名の場合、月額10万円ほどの費用がかかります。

一方、自社のサーバーで運用するオンプレミス型の場合は、初期費用が50万円~200万円ほど必要です。そして保守費用として1ライセンスあたり月額5~10万円ほどの費用がかかります。

オーダーメイドで仕様を決定する自社開発のCRMの場合は、初期費用が200万円~500万円ほど必要で、月額のランニングコストは個別見積もりになります。

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クラウド型CRMの費用相場

インターネットを経由して利用するクラウド型CRMの場合、初期費用が0円~10万円、月額費用が1ユーザーあたり1万円ほどかかります。

初期費用:0円~10万円

クラウド型CRMの場合、初期費用が発生しないケースもあります。しかし、導入時の初期設定や運用支援などのオプションをベンダーへ依頼するケースが多く、その場合は10万円前後の初期費用が導入サポート代として発生します。

月額費用:1万円/1ユーザー

クラウド型CRMは1ユーザーあたりの月額課金制の料金体系を取っているベンダーが多く、その費用相場は1ユーザーあたり1万円前後です。年間契約にすると月額費用に割引がかかるケースも多いので、中長期的な使用を検討しているなら年間契約のプランを選ぶと費用を抑えられます。

製品の中には月額無料で使えるCRMもあるため、まずはこれらの製品から運用をはじめてみるのもひとつの選択肢となりえます。

オンプレミス型CRMの費用相場

自社サーバーで運用するオンプレミス型CRMの場合は、初期費用が50万円~200万円、ランニングコストが1ライセンスあたり5~10万円ほどかかります。

初期費用:50万円~200万円

オンプレミス型CRMは導入時の設計や仕様の反映に応じて、50万円~200万円前後の初期費用が発生します。そのぶんカスタマイズ性が高く、自社の業務実態にあわせてCRMを導入しやすい利点があります。

ランニングコスト:5~10万円/1ライセンス

オンプレミス型CRMはライセンスに応じて5~10万円ほどのランニングコストがかかるケースが多いです。サーバーの保守やネットワークの管理費など、設備や人材をはじめとする運営環境の整備によってコストが発生します。

CRMを自社開発する場合の費用相場

CRMをフルカスタムする自社開発での導入の場合、200万円~500万円ほどの高額な初期費用が発生します。そのぶん自社の業務実態や周辺の自社システムとの連携性を考慮して独自開発できるので、柔軟なツール運用や高いセキュリティ性を担保できるのがメリットです。

初期費用:200万円~500万円

CRMを自社開発する場合、200万円~500万円ほどの初期費用が発生します。自社が求める要件や設計に応じて詳細な打ち合わせや開発を伴うため個別見積もりが必要となり、その金額幅も大きくなっています。

ランニングコスト:要見積もり

自社開発のCRMはランニングコストも設計や仕様に応じて変動するため、個別見積もりが必要です。

初期費用とランニングコスト共に、CRMを提供するベンダーによって費用感が大きく異なるため、事前に数社から相見積もりを取っておくのがおすすめです。

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CRMの費用対効果を考えるうえでおさえておきたい3つのポイント

CRMはほかの業務効率化システムと比べて、比較的費用感が高い製品です。そのような中で費用対効果を最大化するためには、適切な費用感で製品の導入を進めることが重要だといえます。

顧客関係を重視して収益の最大化をめざしつつ、ツールの導入から運用にかかる費用を考慮して、その費用対効果を高めるためのポイントを解説します。

機能とユーザー数を必要な数に絞る

CRMの導入にあたって、まずは機能とユーザー数を必要な数に絞るところからはじめましょう。

CRMの費用は機能数とユーザー数の大小によって、費用感が増減するケースがほとんどです。また必要のない機能やユーザー数に対応した料金プランを契約したからといって、そのぶん業務効率が向上するわけでもありません。

業務や運用の実態に即した形で自社に最適な製品と料金プランを選択するのが、費用対効果を最大化するうえで最初のポイントになるといえます。

クラウド型など導入形態を検討しておく

CRMの費用相場は導入形態に応じて、大きく変動します。大きく分けてクラウド型、オンプレミス型、自社開発型の3パターンに分類することができるので、あらかじめどの導入形態で運用を進めるべきか検討しておくとよいでしょう。

導入形態 おすすめのケース
クラウド型CRM
  • CRMの導入にあわせて業務フローを改善したい
  • 出先からもCRMを活用したい
  • 中小企業やスタートアップ
オンプレミス型CRM
  • 自社の業務にあわせてCRMを導入したい
  • 高いセキュリティ性を確保したい
  • 中堅~大企業
自社開発型CRM
  • 自社の独自システムと連携したい
  • 高いセキュリティ性を確保したい
  • 中堅~大企業

人件費などほかのコストを考慮しつつ中長期で考える

CRMの運用は短期的に成果があらわれるものではありません。顧客関係を整理して分析したうえで、中長期にわたる顧客との信頼関係構築によって売上などの成果に結びついてくるものです。

そのためCRMの導入にかかる初期費用や月額費用だけで費用対効果を考えると、割高に感じてしまうケースもしばしばあります。

CRMを導入しないことによって生じる人件費や得られる可能性のあった収益など、顧客案件にかかわる変数を整理したうえで、中長期的な観点からCRMの導入がどのくらいの利益をもたらすのかを考えておくのがポイントです。

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費用対効果を考慮したCRM選びでムダなく業務効率化を

CRMの導入にはある程度の費用が生じますが、そのぶん得られる導入効果も大きなものとなります。顧客との接点を整理して分析したうえで、改善につながるアクションへ落とし込めば、着実に成果へと結びついてくるでしょう。

そのため、費用だけで製品を選ぶのではなく、あくまでも自社が何を実現したいのか、そしてその機能や規模に見合ったCRMかどうかを見極めたうえで製品を選ぶことが大切です。

中長期的な観点からCRMの費用を見極めたうえで、業務効率化と収益の最大化を目指していきましょう。

以下の記事では、クラウド型・オンプレミス型も含めたおすすめのCRMを、価格や特徴などの観点から比較しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。

関連記事:【2024年】CRM(顧客管理システム)比較31選!導入メリットや おすすめ製品の選び方|ミツモア

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