無料で使える応募フォーム作成ツール10選！選び方のポイントも解説

応募フォーム作成ツールは必要な情報だけを取り出し、効率よく管理するのに適しています。無料のツールを利用すれば、簡単かつお得に応募者情報を管理できるでしょう。

本記事では無料で使える応募フォーム作成ツールを10製品紹介します。選び方のポイントも解説するので、ぜひ導入検討の一助にしてください。

無料で使える応募フォーム作成ツール10選

誰もが使いやすいツールを選べば、チーム・会社内での定着が早くなります。操作性の高い無料応募フォーム作成ツール6個を紹介します。

「Googleフォーム」どんなデバイスからも使いやすい

• 回答データを即時に分析しグラフ化できる
• 回答者はさまざまなデバイスからアクセス可能、回答率を高められる
• 転送や保存時のデータは暗号化されセキュリティも安心

「Googleフォーム」はGoogleが提供するサービスの1つです。Googleのアカウントを持っていれば手軽に始められます。回答データを素早く分析してグラフ化するため、リアルタイムでデータの確認が可能です。

フォームはスマホ・タブレット・PCなどそれぞれの機器に応じて適切な画面表示に対応しており、回答者は場所を問わずフレキシブルに回答できます。複雑なステップで足止めすることがなくなり、回答率を高められるでしょう。

またデータの転送時や保存時には、暗号化されるため、セキュリティ面も安心です。重要な応募者情報を確実に守れ、情報漏洩を未然に防げます。

「formrun」コードの知識不要で高い品質のフォームを簡単に作成

• 40種類以上の豊富なテンプレートで幅広い業務に対応
• 直観的な操作でフォームの作成が可能
• 回答の対応状況をカンバン方式で効率よく管理できる

「formrun」はフォームで様々な課題解決を目的としているツールで、25万を超えるユーザーに利用されています。

40種類以上もの豊富なテンプレートがあり、幅広い業務に対応できる他、テンプレートを活用すればテキストの入力だけで簡単にフォーム作成が可能です。直観的に操作できるので、専門的な知識がなくても簡単にフォームが作れます。

カンバン方式を取り入れているため、応募への対応状況をスムーズに管理できます。個人で管理するだけでなく、チーム全体での管理にも便利です。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

「FormMailer」イベント応募や採用など、さまざまな場面に対応

• 様々な利用場面に応じた多彩なフォームが作成可能
• テンプレートを活用してオリジナルのフォームをデザインできる
• Google Analyticsとの連携で回答結果の集計と分析を詳しく行える

「FormMailer」は約40万アカウントに利用されているツールです。イベント応募や採用など、様々な利用場面に応じたフォームのテンプレートが備わっているため、幅広く活用できる点が特徴です。

フォーム入力項目も多彩に揃い、テンプレートを活用しつつオリジナルフォームをデザインできます。必要な要素を担保しながらも、自社に最適化されたフォームの作成が可能です。

回答結果を集計し、応募者の属性分析や振り分けに役立てられます。加えてGoogle Analyticsにも対応しているため、より詳しい分析も可能です。

「Conference ER」プリセットフォームの活用で作成時間を大幅短縮

• WEBの知識不要でフォームページを自動で作成できる
• プリセットフォームを使えば、作成時間を短縮可能
• PCからスマホまで様々なデバイスに対応したフォームを作成できる

「Conference ER」はフォームの作成から、イベントの集客・メール配信・データ管理まで、様々な機能を持つツールです。HTMLやPythonなど、各種コードの知識がない方でもフォームページを自動で作成できるため、操作方法の習得に時間がかかりません。

フォームにはあらかじめよく使われる項目が多数用意されています。入力の手間が省けて作成時間を大幅に短縮できて便利です。

各種デバイスへの対応も万全で、それぞれの表示形態に適したフォームを作成できます。どのデバイスからでも入力しやすいので、回答者側の混乱を防げます。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

「Questant」質問用データベースの活用で、応募者の傾向を把握

• 100種類以上の質問用データベースが揃っているため、作成に悩まない
• 70種類以上のテンプレートで、目的に合ったフォームが作成可能
• QuickCrossと連携することで詳細に分析できる

「Questant」は利用者数27万人を超える無料アンケートツールです。ネットリサーチで高い実績を誇る「マクロミル」が開発したツールで、豊富な実績とノウハウが詰まっています。

ノウハウを活かして作成された質問用データベースは100種類以上と豊富なので、様々なジャンルのフォーム作成に役立つでしょう。

テンプレートは70種類以上取り揃えられ、目的に応じたフォームを直感的に作成できます。集まった回答データはQuickCrossという集計ソフトへシームレスに転送でき、詳細な分析が可能です。

「Tayori(タヨリ)」フォーム作成やチャット機能で応募者を適切に管理

• 6万アカウントへの豊富な導入実績があり、安心して使える
• フォーム・FAQ・アンケート・チャットと充実した機能
• Google Analyticsで来訪者数を分析できる

「Tayori(タヨリ)」は株式会社PR TIMESが運営するカスタマーサポートツールで、6万アカウントへの導入実績があります。信頼性の高さがうかがえ、安心して使えるでしょう。

フォームを作成できるだけでなく、FAQやアンケート、チャット機能もあります。応募者の疑問点を応募前に解消したり、応募者に関する情報をチャットでやりとりできたりと、便利に使えるでしょう。

フォームにGoogle Analyticsを設置することで、来訪者数や流入経路などをフォームに紐づけて集計できます。次回以降の施策立てに便利です。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

「Microsoft Forms」AIによる作成サポートで初心者でも簡単

• 組み込まれたAIが作成をサポートするため、初心者でも安心
• 場所やブラウザを問わず、アクセスが可能
• グラフ機能やレポートにより、データを可視化できる

「Microsoft Forms」は既存のMicrosoftアカウントがあれば、手軽に始められるツールです。組み込みのAIが適切にサポートしてくれるため、フォーム作成ツール初心者でも安心して作成に臨めます。

ExcelやTeamsなど、他のMicrosoft 365アプリケーション内でもフォームや投票機能の使用が可能です。多彩なデバイスやブラウザに対応しており、場所を問わず簡単にアクセスできます。

グラフ機能やレポート機能もあるので、回答の結果が一目でわかります。応募者の属性分析にも役立てられるでしょう。

「formzu」コードのツール不要で埋め込み式の応募フォームを作成可能

• デザインの変更やページへの埋め込みを柔軟に行える
• 入力結果はCSVファイルで取り込み可能
• フォームのログ情報は100件まで無料で保存できる

「formzu」はメールアドレスの登録のみで使えるフォーム作成ツールです。ノーコードでデザインの変更やホームページへの埋め込みを行えるため、簡単に自社に最適なフォームを作成できます。

無料プランでもフォームから送信されたログファイルを100件まで保存でき、過去の情報分析も容易です。応募者の属性分析などから、次回施策に繋げるのに役立てられるでしょう。

回答データはCSV形式で取り込み可能なので、Excelを用いて詳細な分析も行えます。データ量に不安がある人は、CSV形式のファイルを自社のデバイスに保存するのがおすすめです。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

「オレンジフォーム」ビジネスチャットと連携し、応募の確認漏れを防止

• ChatworkやSlackと連携すると、回答されたときに通知が来る
• 登録されたメールアドレスは自動でメルマガに登録できる
• 自社サイトにフォームを埋め込む場合は、HTMLとCSSで自由にカスタマイズ可能

「オレンジフォーム」は株式会社オレンジスピリッツが提供するツールです。ChatworkやSlackと連携することで、フォームに回答されたタイミングで通知がきます。応募に対する対応漏れを防げるため、回答者にマイナスイメージを与える可能性を軽減できます。

フォームを使って集めたメールアドレスはメルマガ配信までシームレスに連携でき、転記の手間が省けます。その後の応募者対応に便利です。

さらに自社サイトへフォームを埋め込む際は、HTMLとCSSを使用して自由なデザインのフォームを作成できます。多少のコードの知識は必要になるものの、カスタマイズ性が高く、自社に最適化したフォームの作成が可能です。

「MovableType.netフォーム」kintoneとの連携で応募情報を簡単に管理

• フォームの管理権限を複数人に設定できる
• 応募データを「kintone」とのデータ連携で効率よく管理
• トラブル時はテクニカルサポートを何度でも利用可能

「MovableType.netフォーム」は簡単かつ高機能であることが特徴のツールです。フォームの管理権限を複数人に設定できるため、担当者の変更や増員にも対応し、安全な管理を実現できます。

フォーム経由で集めた応募データは、CSV形式で書き出しできます。またサイボウズ社の「kintone」とも連携が可能なので、「kintone」で作成した業務アプリを用いたデータ管理も可能です。顧客リスト作成やステータス管理など、さまざまな使い方ができるでしょう。

全プランでテクニカルサポートを利用できて、トラブルが起こった際も安心です。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

無料で応募フォームを作成する方法

無料で応募フォームを作成するには、HTMLやPHPなどでコーディングを行う方法やWordPressのプラグインを利用する方法、無料の応募フォーム作成ツールを利用する方法があります。

HTMLやPHPなどで作成する

1つ目に、HTMLやPHPなどのプログラミング言語を用いて作成する方法があります。作成した応募フォームのコードをサイトに埋め込むことにより、フォームに入力された氏名や住所などの情報を特定の場所に転送することができます。

この方法を用いれば完全無料で応募フォームを作成できるものの、プログラミングやコーディングの知識が必要です。不具合が生じた場合も自社で対応する必要があります。また、メールソフトやスプレッドシートなど、メッセージの転送先を用意して指定しなければなりません。作成以外の部分でも労力が必要です。

WordPressのプラグインで作成する

2つ目に、WordPressのプラグインを利用して作成する方法があります。WordPressにはフォーム作成用のプラグイン(拡張機能)が用意されています。プログラミングの知識不要のプラグインもあり、専門知識がなくても作成することが可能です。

注意点としてセキュリティ上の問題があります。あくまでWordPress上での運用となるため、サイト運用におけるセキュリティは自社での保守をしなければなりません。さらにWordPressの利用料がかかってくる場合もあります。WordPress以外で作成したサイト上に応募フォームを埋め込みたい場合は、この方法は不向きかもしれません。

無料の応募フォーム作成ツールを使う

3つ目が、無料の応募フォーム作成ツールを使う方法です。メールフォーム作成ツールを使えば、名前や住所などの応募者情報を一元で管理できます。入力されたメールアドレスに確認メールを自動送信したり、リピーターを見つけたりもできるため、単なるフォーム作成に留まらない使い方ができるでしょう。

応募フォーム作成ツールの無料プランでは、機能制限がある場合が多いことに注意が必要です。フォーム作成数やデータ保存件数などに制限が設けられています。無料で使ってみて、値段以上のメリットが得られると感じた場合は、有料プランへの移行も検討しましょう。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

無料の応募フォーム作成ツールの選び方

無料の応募フォーム作成ツールを選ぶ際のポイントを解説します。

作りたい応募フォームに対応しているか

ツールを選ぶ際に重要なポイントは、自社が作りたいフォームに必要な項目が備わっていることです。

フォームの目的によって、必要となる項目や情報は異なります。例えばキャンペーン用の応募フォームなら、応募者の個人情報や商品の選択肢が必要ですし、人事採用のフォームなら、個人情報の他、履歴書等のファイル添付や志望理由・希望する職種の選択肢が必要です。

まずは自社のフォームに必要な項目や情報を洗い出し、目的に合ったフォームを作れるツールを選ぶことが大切です。

項目数やテンプレートが充実しているか

フォームのテンプレートが揃っているツールでは、テンプレートに沿って入力するだけで、高品質なフォームが簡単に作成できます。

さらに項目数が多く備わっているツールを使うと、カスタマイズがしやすく、自由度の高いフォームが作成可能です。つまり項目数やテンプレートが充実したツールは、フォーム作成側の手間が大幅に削減できるのです。

選ぶツールは、項目数やテンプレートの充実度も確認して選定ポイントにしましょう。

応募者が入力しやすいフォームを作成できるか

応募フォームではユーザーが最後まで画面から離脱せずに、送信完了することが、何よりも重要です。項目数が多すぎたり、分かりにくかったりするフォームでは途中で回答をやめてしまう可能性があります。

応募フォーム作成ツールには、ユーザーが保存している情報を自動で入力する「自動入力」や、入力時のタイプエラーをその場で表示する「リアルタイム入力アラート」などの便利な機能があります。このような機能を活用することで、ユーザーにとって分かりやすいフォームになります。

ツールの選定時は、入力しやすいフォームを作れるかという点に重点を置いて選ぶのもおすすめです。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する

応募フォーム作成ツールのメリット

応募フォーム作成ツールを利用するメリットとしては、自分でプログラミングをしなくても簡単に応募フォームを作れることがあります。さらに応募者情報をリスト化したり、レコメンドメールを一斉送信したりと、イベントやセミナー開催の際に便利な機能を利用できます。

自分でプログラミング・コーディングをする必要がない

応募フォーム作成ツールの最大のメリットとして、プログラミングやコーディング不要で応募フォームを作成できる点があります。フォーム作成のために複雑なプログラミング言語を学ぶ必要はありません。テンプレートに沿って質問内容を入力するだけで、デザイン性の高い応募フォームを作れます。

不具合が起こった場合もサポートセンターで対応してもらえるため、運用・保守の手間がかからず手軽に運用できます。

レコメンドメールやリスト化などの機能を使える

応募フォーム作成ツールの中には、応募者に対して開催日付近にレコメンドメールを送信できる機能や、応募者の個人情報を分類・リスト化できる機能が備わっている製品もあります。

これらの機能によって、ドタキャンの防止や応募者名簿のスムーズな作成に繋げられます。応募者管理をすることで、リピーターの創出にも役立てられるでしょう。

無料の応募フォーム作成ツールで応募者管理を効率化しよう

応募フォーム作成ツールを活用すると、フォームの作成から応募者データの管理まで、様々な作業を効率よく行えます。

無料のツールを選ぶときは、自社が作りたいフォームの形態に適しているかを確認しましょう。ツールによって様々な機能が搭載されていますが、作成したいフォームの目的に合っている機能であることが重要です。

無料で使える応募フォーム作成ツールを導入して、コスパよく応募者管理を効率化しましょう。

ぴったりのフォーム作成ツールを無料で診断する