無料で使えるメールフォーム作成ツール8選！作り方や選び方も紹介

メールフォームとは、Webページに組み込まれたフォームへ文章を入力するだけでメールとして送信できるシステムです。メールフォームはWebサイトにHTMLなどでコードを入力することでも作成できますが、メールフォーム作成ツールを利用すれば、ノーコードで作成できます。

本記事では、無料で使えるメールフォーム作成ツールを8製品紹介します。メールフォームを無料で作成する方法やツールの選び方も紹介しているので、ぜひ導入検討の一助にしてください。

無料で使えるメールフォーム作成ツール8選

無料で使えるメールフォーム作成ツールを8製品紹介します。

「Googleフォーム」直感的な操作で手軽にフォームを作成できる

• 豊富なデザインで目的・ユーザーに合ったフォームを選択できる
• マルチデバイス対応！外出先でもフォームの作成・編集が可能
• 自動集計・分析機能で回答の傾向を掴みやすい

豊富なテンプレートが用意されており、さまざまなデザインの中から好み・用途に応じて、デザインを選べるメールフォームです。テンプレートを選択したらあとは入力事項を設定し、リンクを発行するだけ。誰でも簡単に作成・送付が行えます。

マルチデバイスに対応しており、パソコンだけでなく、スマートフォン・タブレットからメールフォームの作成・編集ができます。出先での作業にも便利です。

リアルタイムで回答されたデータを集計・分析し、グラフにしてくれる機能もあるため、回答データをまとめるのに役立つでしょう。回答の傾向を分析してその先の運用に役立てることもできます。

「フォームメーラー」登録数40万アカウント！個人から官公庁まで幅広い層から支持されている

• 個人から官公庁まで、登録数40万アカウントの実績
• アンケートから社内報告、問い合わせまでさまざまなシーンに対応
• 回答データの保存件数が無制限！無料プランでも大容量で利用できる

幅広い層から支持されているメールフォームで、登録数は40万アカウントを超えており、個人から大企業、官公庁まで利用しているシステムです。導入実績の豊富さから、信頼性の高さがうかがえます。

問い合わせフォームや報告書の作成・ネット販売のページ、アンケートなど、さまざまな用途で使うことができます。回答はリアルタイムでメール送信されるため、問い合わせを見逃さずにキャッチできます。

無料版は回答されたデータを保存できる期間は6ヵ月ですが、保存件数は無制限なのが魅力的です。6ヵ月以内であれば何件でも回答を保存できます。

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「formrun」40種類以上のテンプレートで幅広い業務に対応

• デザイン・コードの知識がなくてもフォームを簡単に作成できる
• フォームの回答はドラッグ＆ドロップのカンバン方式で管理可能
• 顧客管理ツールとしての活用もでき、マーケティングにも役立つ

テンプレートの種類の多さが特徴のメールフォームです。テンプレートの数は40種類以上あり、問い合わせ・アンケート・イベント申し込み・資料請求・予約受付といった幅広い業務で使えます。

回答データをカンバン方式で管理できるのも特徴です。数が多いと雑然としてしまいがちなデータも、「未対応」「対応済み」などステータスごとにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に振り分けられます。

回答データをGoogleスプレッドシートやSalesfoceに転送でき、顧客管理に役立てることもできます。マーケティング効果をさらに上げる施策へと繋げられるでしょう。

「ORANGE FORM」柔軟な設計のメールフォームを簡単操作で作成できる

• 入力項目の自由度が高く、柔軟にフォームを作成できる
• Chatwork・Slackへの自動通知機能も無料で便利に使える
• 手厚いサポートを受けられ、ずっと安心して使い続けられる

シンプルで使いやすいデザイン・操作性が特徴のメールフォームです。複雑なマニュアルは必要なく、最短1分でメールフォームを作成できます。

他社サービスとの連携も可能で、Chatwork・Slackの2つのチャットツールに回答データを転送できます。無料版でもこの機能は使用できるため、リーズナブルかつ便利に回答データを確認できます。

サポート体制が充実しているのも特徴です。新規導入や乗り換えの際はもちろん、運用中もユーザーをしっかりサポートしてくれるので、トラブルがあったときや運用がうまくいかないときはすぐに頼れます。

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「Tayori」顧客対応におすすめ！回答データのグラフ化で直感的な理解が可能

• アンケート結果をリアルタイムでグラフ化！視覚的に確認できる
• フォームをFAQと組み合わせることで顧客対応を効率化
• Google Analyticsと連携し、回答データを分析できる

コードの知識がなくても、企業にとって必要な機能を使えるメールフォームです。無料プランでもFAQを作成でき、フォームと組み合わせて表示させることで問い合わせ数の削減に繋げられます。

アンケート機能ではリアルタイムで回答結果をグラフ化してくれるため、視覚的に分かりやすく結果を確認できます。どのような要件での問い合わせが多いのか、直感的に分析することが可能です。

他社サービスとの連携もスムーズで、Google Analyticsと連携させるとよりしっかりとした分析ができます。問い合わせの傾向や顧客の特徴をより深く探りたいという方におすすめです。

「SurveyMonkey」20年以上の歴史を持つ業界の老舗

• 20年以上の導入実績と1,700万人のアクティブユーザーを抱える老舗メールフォーム
• 無料プランでもアンケートの回答者数は無制限！回答人数が多くても安心
• テンプレートが豊富なため、さまざまな種類のアンケートの作成が簡単

20年以上にわたって、世界中で多くの企業に使われている老舗メールフォームです。現在も1,700万人以上のアクティブユーザーがおり、信頼性の高いシステムといえます。

無料プランでもアンケート回答者に制限はありません。回答者が多くなると予想される問い合わせフォームやアンケートでも安心して使えます。

テンプレートは専門家が作成しており、種類の多さと使いやすさに秀でています。項目の追加も簡単なので、フォーム作成の初心者やコードの知識がない人でも簡単に作成できるでしょう。

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「FC2メールフォーム」無料で問い合わせ・予約管理を一元化できる

• メールフォームのファイルは1,000KBまで添付できる
• メールや問い合わせログの一元管理が可能
• 簡単に自社オリジナルデザインのフォーム作成を行える

簡単にオリジナルのメールフォームを作成でき、企業の色を出すことができるメールフォームサービスです。それぞれのフォームに1,000KBまでファイルを添付できるため、動画や写真を貼り付けられます。

問い合わせフォームから来た問い合わせのログをまとめて管理し、対応状況に応じてステータス設定ができます。複数人で管理している場合でも対応状況を把握しやすい点がメリットです。

問い合わせフォームのほかに、予約に特化したフォームも作れます。無料プランでも作成できるうえ、予約した顧客とのメッセージのやり取りも可能なので、より顧客満足度の高いサービスに繋げられるでしょう。

「EasyMail」完全無料で利用できるデザイン性の高いツール

• 自動返信機能あり！対応漏れを防げる
• HTMLコードを編集すればデザインを自由にカスタマイズできる
• メールフォームの管理ツール付き！管理画面からメールフォームを操作できる

完全無料ながら十分な機能が備わったメールフォームです。自動返信機能が搭載されており、顧客への対応漏れを防止できます。

HTMLコードを編集することで、デザインを自由にカスタマイズできます。コードの知識はいりますが、その分自由度が高く、自社オリジナルのフォームの作成が用意です。

メールフォームを管理できるツールが付属しており、管理画面から簡単にメールフォームの操作が可能です。

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メールフォームを無料で作成する方法

ユーザーへの問い合わせや見積もりなどへの導線を引きやすくなるメールフォーム。無料で作成する方法を3つ紹介します。

HTMLやPHPなどで作成する

1つ目に、HTMLやPHPなどのプログラミング言語を用いて作成する方法があります。サイトにコードを作成して埋め込むことにより、フォームに入力された連絡先や問い合わせなどを特定の場所に転送することができます。

この方法は完全無料でメールフォームを作成できるものの、プログラミングの知識が必要です。不具合が生じた場合も自社で対応する必要があります。また、既存のメールソフトを使わない場合、メッセージの転送先の作成もしなければなりません。作成以外の部分でも労力が必要です。

WordPressのプラグインで作成する

2つ目に、WordPressのプラグインを利用して作成する方法があります。WordPressにはメールフォーム作成用のプラグイン(拡張機能)が用意されています。プログラミングの知識不要のプラグインもあり、専門知識がなくても作成することが可能です。

注意点として、セキュリティ上の問題があります。あくまでWordPress上での運用となるため、サイト運用におけるセキュリティは自社での保守をしなければなりません。

無料のメールフォーム作成ツールを使う

3つ目が、無料のメールフォーム作成ツールを使う方法です。メールフォーム作成ツールを使えば、問い合わせなどの一元管理が可能です。チーム内で共有をしたり、タスク管理をしたりすることもできるため、単なる作成に留まらない使い方ができるでしょう。

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無料で使えるメールフォーム作成ツールの選び方

無料で使えるメールフォームを選ぶ際のポイントを解説します。

外部ツールと連携できるか

送信されてきたデータをまとめたり、顧客対応をスムーズにしたりするには、スプレッドシートやCRM、SFAなどの外部ツールとの連携が便利です。メールフォームを有効活用するためには、外部ツールと併用して使えるかが大事になってきます。

自社で使っているツールと連携できるかや連携方法、連携して何ができるかなどをしっかり確認して、情報を一つのシステムにとどめないような利用方法を考えましょう。

フォームのデザインはユーザーにとって使いやすいか

メールフォームはデザインも重要視されます。ユーザー目線に立つと、入力しやすいメールフォームであるか、簡単に他の画面に移動してしまうことがないかも大切です。埋め込み機能があればページの遷移が必要なくなるため、ホームページなどへの埋め込み機能があるかどうかも検討しましょう。

また、企業で使う場合、ユーザーが使いやすいかはもちろん、その会社のイメージ・雰囲気とマッチしているかどうかも大事です。テンプレートの種類が多く、多様なデザインをそろえているサービスであれば、シーンに応じて使い分けしやすいでしょう。

セキュリティは万全か

メールフォームで個人情報を入力するケースも多くあるため、セキュリティに問題があると企業側・ユーザー側双方にとってデメリットとなります。メールフォームを取り入れる上で、セキュリティ対策がしっかりされているかはとても重要です。

SSL暗号化通信への対応やISMS認証の取得状況、サーバー監視のサービスには対応しているかといった点も事前にチェックしておきましょう。

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メールフォーム作成ツール導入のメリット

メールフォーム作成ツールを導入するメリットを紹介します。

自分でプログラミングをする必要がない

メールフォーム作成ツールを使えば、ノーコードでメールフォームを作成できます。難しいプログラミング言語やソースコードの入力は必要ありません。不具合が起こった場合もサポートセンターで対応してもらえるため、運用・保守の手間がかからず手軽に運用できます。

自動返信や通知などの機能を使える

メールフォーム作成ツールの中には、来た問い合わせへの自動返信や、問い合わせが来た際の通知などの機能を利用できるものもあります。問い合わせを見逃してしまうことがなくなるため、一人一人の顧客にしっかりと対応できるでしょう。

ステータスをチーム全体で確認できる

来た問い合わせをタスクとしてチーム全体で管理することも可能です。ステータスを各段階へ設定できるため、どれに対応してどれに対応していないのかが一目でわかります。メールをいちいちタスク化する必要がなく、すべての問い合わせに確実に対応することができます。

無料のメールフォームで簡単かつリーズナブルに顧客対応を行おう

メールフォームは無料で使えるものも多く、外部ツールと連携させると顧客管理がしやすくなり、問い合わせ業務や予約業務などを効率化できます。メールフォームにはさまざまなものがあるため、デザイン性や自社で利用している外部ツールとの連動性などを加味して比較検討するとスムーズです。

メールフォームを上手に活用すれば、顧客からの問い合わせや予約を一元管理できるだけでなく、顧客像の把握にも役立ちます。無料のメールフォームを導入してデータを集め、顧客が求めているものを見つけ出すことで、売上アップに繋げましょう。