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デジタルコンテンツとは?基本情報から販売方法まで徹底解説

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最終更新日: 2023年03月30日

「デジタルコンテンツ」という言葉は、10年以上前から一般的に使われており、パソコンやスマートフォンを使う人にとっては身近な存在です。しかし、仕組みや特徴をうまく説明できる人はあまり多くないかもしれません。この機会に基本知識を押さえておきましょう。

デジタルコンテンツとは

デジタルコンテンツイメージ

デジタルコンテンツとはデジタルデータの形式で提供されているものの総称です。テキストデータで構成された文章や画像データ、音楽ファイルや動画ファイルが、デジタルコンテンツの代表例といえるでしょう。

書籍やCD、Blu-ray Discなど、手に取って扱える「物」として提供されるのではなく、インターネットを使ったネットワーク内でやり取りされる商品やサービスは、基本的にデジタルコンテンツとなります。

仕組みと特徴

デジタルデータは簡単に複製が可能で、いくら複製しても元のデータが劣化しないのが特徴です。もともとは数字(デジタル信号)で構成されているため、データが記録されている媒体に問題が起こらない限り、基本的に完璧な状態で保存できます。

コンピューター上で自由にやり取りもでき、USBメモリーやHDDといった記録媒体にコピーして持ち歩くことも可能です。何千回、何万回コピーしても劣化せず、完璧な状態で残せるのが利点ですが、不正にコピーが出回ってしまう場合も多く、コンテンツの海賊版などの問題もたびたび生じています。

アナログコンテンツとの違い

アナログコンテンツは書籍や雑誌など、実際に手で触れられるコンテンツ全般をいいます。「物」として見ることができ、実物を入手しなければ視聴できません。複製し続けると、質が劣化してしまう場合もあります。

一方、デジタルコンテンツは音や映像、文字などをデジタルデータに変換したものです。0と1の数字の組み合わせで構成されており、どれほど複製を重ねても劣化しません。パソコンやスマートフォンから簡単に視聴でき、インターネット環境があれば場所を選ばず楽しむことができます。

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デジタルコンテンツの販売例

デジタルトランスフォーメーション

デジタルコンテンツはインターネットを通じて提供できるため、さまざまな形式で数多くの種類のコンテンツが販売されています。大きく分けて「芸術・娯楽系」「知識系」「素材系」「ゲーム系」に分けられ、いずれも大きな市場規模があります。

芸術や娯楽系

芸術・娯楽系は電子小説や電子漫画、音楽、映画が代表例です。芸術作品や娯楽作品をデジタルデータ化したコンテンツであり、非常に人気のあるカテゴリーになっています。

特に音楽配信サービスや動画配信サイトは、近年、急激に登録者数が増えており、月額数千円で何千もの映像コンテンツを楽しめるサービスが少なくありません。

知識系

役立つ知識やノウハウを電子書籍や音声、映像としてデジタルデータ化して販売する方法も盛んです。

いわゆる情報商材と呼ばれるもので、株式投資の方法やダイエットのコツ、秘伝の料理レシピなど、たとえ専門家ではなくても、自分なりの知識やノウハウを提供して成功した例も多くあります。ブログで役立つ情報を発信することも、知識系のデジタルコンテンツに入るでしょう。

素材系

Webページのアイキャッチや、サムネイルとして挿入する画像やイラスト、写真素材を提供する例もあります。

ビジネスで必要となる文書のテンプレートや、効率的にWebサイトの作成・運用ができるCMSに使えるテンプレートの素材を提供するサービスも多いです。提供用のWebサイトから、訪問者が気に入った素材をダウンロードして使うのが主流になっています。

ゲーム系

ゲームやアプリも、デジタルコンテンツ市場の中で非常に大きなシェアを持っています。公式サイトからダウンロードしたり、Apple StoreやGoogle Playなど、スマホアプリの提供サイトからコンテンツをダウンロードしたりするのが一般的です。

特にモバイルアプリゲームは7兆円を優に超える莫大な市場規模になっており、デジタルコンテンツの中でも特に成長著しい分野といえるでしょう。

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デジタルコンテンツの販売方法

映像デジタルコンテンツ

デジタルコンテンツを販売する場合、自ら販売用のWebサイトを作成する方法と、既存の販売プラットフォームを利用する方法があります。

すぐに結果は出ないものの、長期的な視点で自由に販売したい人は自力でWebサイトを作成してもよいですが、初心者の場合は安全に販売できるプラットフォームの利用がおすすめです。

自分でサイトを作る

CMSを導入して、自分で販売用のサイトを作成すれば、好きなデザインやフォーマットでデジタルコンテンツの販売ができます。

Webサイト自体はCMSのテンプレートを利用すればスムーズに作成可能で、さらに訪問者がコンテンツを購入するための決済システムも、最近では比較的簡単に導入できます。

デジタルコンテンツを自分のメディアでダウンロード販売する場合、全額が売上になるため利益率は非常に高いです。ただし販売サイトの構築・運用には相応の知識が必要で、さらに集客にコストや時間がかかることから、中上級者向けの方法といえるでしょう。

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プラットフォームを使用する

コンテンツ販売用のプラットフォームを利用する方法もあります。初めてデジタルコンテンツを販売する初心者におすすめで、基本情報を登録しておけば、後は作成したコンテンツをプラットフォームにアップロードするだけで販売できます。

販売管理に手間がかからず訪問者数も多いため、特に個人の場合は、自力で集客するよりもコンテンツを購入してもらえる可能性が高いでしょう。小説や漫画などは、業界の著名人が利用しているケースも少なくありません。

おすすめのプラットフォーム3選

映像デジタルコンテンツ

それでは、おすすめのコンテンツ販売プラットフォームを紹介します。無料で利用できるサービスもあるため、これからデジタルコンテンツを作成・販売してみたい人は、積極的に利用してみましょう。

「BASE」140万以上の利用店舗数

BASE
公式ホームページ:BASE

BASEは登録費用・月額費用ともに無料で利用できるネットショップ作成サービスです。すでに140万以上の店舗に利用されており、画像素材や音楽データ、PDFの電子書籍などが販売可能です。

コンテンツが売れた場合、決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%、振込申請時の手数料が差し引かれた金額が利益になります。商品が販売された時点で手数料を支払うシステムになっているため、コンテンツが売れずに赤字になってしまうリスクはありません。

「note」企業の登録例も多数

note
公式ホームページ:note

noteは文章や写真、イラスト、音声や動画を投稿・販売できるプラットフォームです。サービス自体は2014年からスタートしていましたが、特にここ数年で注目が集まるようになり、2020年時点で260万人以上の登録者がいます。

自分の伝えたいことを文章にして投稿し、一部を有料記事として販売する例が多いようです。企業アカウントも多く登録されており、話題になった記事が書籍化された例も少なくありません。

「STORES」手軽に本格ショップ開業

STORES
公式ホームページ:STORES

STORESはインターネットショップを手軽に開業できるプラットフォームで、テンプレートを利用するだけで、スタイリッシュで本格的なショップを開けるのが特徴です。

スタンダードプランは月額2178円から利用可能で、無料のフリープランでも充分クオリティの高いショップを開設できます。物販サイトを開設する人が多いようですが、デジタルコンテンツの販売も可能です。

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可能性が広がるデジタルコンテンツ

撮影

デジタルコンテンツの基本的な知識を解説しました。インターネット環境やスマートフォンが生活に欠かせないものになった昨今では、電子書籍や音楽・映像データ、デジタル素材やアプリ・ゲームなど、数多くのデジタルコンテンツを簡単に利用できます。今後も、さまざまなデジタルコンテンツが登場するでしょう。

自作のコンテンツも自由に販売でき、専用のプラットフォームを利用すれば、誰でもすぐにネットショップを開設できます。周りに伝えたい知識やノウハウのある人や、専門知識を持っている人は、自分で販売サイトを作ったりプラットフォームを利用したりして、ダウンロード販売にチャレンジしてみるとよいでしょう。

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