中小企業でCMSを導入する場合、目的を明確にした上で、予算に合う製品を選びましょう。担当者の知識や技術レベルに合わせ、スムーズに扱える製品を選ぶのもポイントです。
この記事では、中小企業におすすめのCMSを10製品紹介。選び方のポイントもあわせて解説します。
中小企業向けのおすすめCMS10選
中小企業におすすめのCMSを10製品紹介します。
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「Movable Type」
- 国内トップクラスの導入実績
- コンテンツを構造化して保存するため、出し入れが容易
- Data APIによる多様な出力方法
Movable Typeは国内5万サイト以上に導入されている、実績豊富なCMSです。コンテンツタイプと呼ばれる構造化されたデータを作成できる仕組みにより、作成したコンテンツを簡単に再利用できます。
Data APIも搭載している点も特徴です。Webサイトはもちろん、アプリやデジタルサイネージ、印刷物など、どのような出力形態でもコンテンツを使用できます。
「HeartCore」
- Office感覚のエディターを搭載した、使いやすい編集画面
- 他システムとの豊富な連携機能
- マーケティング支援機能で集客、売上を強化できる
HeartCoreはビジネスシーンでよく用いられている、WordやExcelのような編集画面を採用しています。使い慣れたOfficeソフトと似ているため、初めてでも感覚的に操作しやすいでしょう。
他のシステムとの連携ができるのはもちろん、部門ごとに管理している社内のデジタル資産の一元管理ができるようになります。
加えてマーケティング支援機能を活用すれば、適切な顧客管理による最適なアプローチが可能です。見込み顧客に効果的に働きかけることで、目標達成をサポートします。
「CREAM」
- SEOを強化できる仕組み
- 標準機能が豊富ですぐに使い始められる
- 記事作成や広告設定が簡単で初めてでも使いやすい
記事で構成されたオウンドメディアの制作を目指しているなら、CREAMが向いています。自然検索からの訪問者を増やせるよう、メタディスクリプションや見出し設定、内部リンクなど、さまざまな内部施策が用意されているCMSです。
マイページや問い合わせフォーム、記事の承認機能などが標準機能として備わっており、すぐにメディア運用を始められるのも特徴といえます。記事の作成もブログのように簡単で、専門知識は不要です。
ウィジェット枠という機能を利用すれば、広告の挿入も簡単です。タグを貼るだけで挿入、削除ができるため、最適な掲載位置を見つけられます。
「CS-Cart」
- ECモールの構築と運用に特化したCMS
- 洗練されたデザインのサイトを作成可能
- 集客に役立つ機能が豊富
自社でECモールの構築を検討しているなら、CS-Cartがおすすめです。標準搭載している9種類のデザインは、テーマエディターを使い、パーツごとに色やフォントを変更できます。
加えてレイアウトマネージャーでページレイアウトの変更も可能です。HTMLやCSSの詳しい知識がなくても、洗練されたサイトを簡単に作れる仕組みを実現しています。
構築したECモールへの集客に役立つよう、クーポンの発行やポイント付与、会員ランクの管理などの機能も用意されているCMSです。
「RCMS」
- 250以上の標準機能と充実した管理機能を搭載
- 優れた拡張性で外部のサイトとも連携しやすい
- 豊富なセキュリティ機能
今後複数のWebサイトを構築していく計画なら、250以上の標準機能を搭載したRCMSが役立ちます。備わっている機能のみで会員制サイト、メディアサイ、ECサイトなどのあらゆるサイトを構築可能です。
外部連携することを前提に構築されたシステムのため、拡張性に優れているのも特徴です。必要に応じたカスタマイズ対応を依頼できます。
また常時SSLやパスワード暗号化、脆弱性診断など、複数のセキュリティ対策を組み合わせた堅牢なCMSです。
「はてなブログMedia」
- オウンドメディア運営に特化したCMS
- 最新のSEOが自動反映
- はてなブックマークとの連携が可能
オウンドメディアの運営に特化しているのは、はてなブログMediaです。自社でオウンドメディアを運用する場合、SEOに苦慮するケースもあるでしょう。
はてなブログMediaであれば最新のSEO状況で成果を出せるよう、機能が自動的にアップデートされます。サーバー環境も自動アップデートされるため、CMSの運用にかかる手間は最小限です。
より多くのユーザーへコンテンツを届けられるよう、はてなブックマークとの連携もできます。
「ジンドゥー」
- 無料で始められるから使い勝手を試せる
- 自身で思い描いているイメージを簡単に形にできる
- 充実のサポート体制で始めての利用でも安心
まずは無料で使えるCMSを試してみたいと考えているなら、ジンドゥーの導入を検討するのがよいでしょう。カスタマイズしながら構築できるクリエイタープランのほか、AIの質問に回答していくだけでWebサイトが完成するAIビルダープランもあります。
知識の有無にかかわらず、誰でもプロのようなデザインのWebサイトを作れるCMSです。使い方を解説しているハンドブックや動画、サポートサイトが用意されており、書籍も多く出版されているため、学びやすい環境が整っています。
使い方が分からない場合やWebサイトの運営について相談したい場合には、全国にあるJimdo Cafeでサポートを受けられる体制です。
「BlueMonkey」
- 中小企業向けの機能が豊富
- 初心者でも利用しやすい操作感
- サポートやセミナーでWebサイトの運用ノウハウを学べる
BlueMonkeyは中小企業で利用されることを想定して作られたCMSです。初めてCMSを使う人でも扱いやすいよう、Officeのような操作感のユーザーインターフェースに仕上げられています。加えてHTMLを知らなくても更新できる設計で、社内の誰でも運用できるCMSです。
充実のサポート体制が整っているのもBlueMonkeyの特徴です。操作講習に参加すれば基本の使い方を身につけられ、分からない点は電話やメールで質問できます。
また毎月実施されているWebサイト運用セミナーは、初めてWebサイトを構築する場合に役立つサポートです。
「a-blog cms」
- 会員制サイトを簡単に構築できる
- 標準機能が充実しているから導入後もスムーズ
- 万全のサポート体制で疑問があってもすぐに解決できる
a-blog cmsは会員制サイトの構築を目指す企業に向いているCMSです。一般的にはプログラミングを行い構築する会員制サイトをプログラムの必要なく素早く作成できます。
作成したWebサイトに搭載できる機能は、スマホ対応・在庫管理・属性別表示・承認機能・多言語など多彩です。すべて標準機能のため、導入すればすぐに高機能な会員制サイトを作れます。
導入から1年間は万全のサポートを受けられるのも特徴です。管理画面の操作方法や、テンプレートのカスタマイズ方法など、分からないことがあれば何度でも質問できます。
「FREECODE」
- 自由度の高いレイアウトデザイン
- 無料スキルアップ研修で社内での教育時間を削減
- 担当スタッフによるコンサルティングにより、さらに効果的なWebサイト運営を実現
自社ならではのWebサイトを作りたいなら、レイアウトの自由度が高いFREECODEがおすすめです。エディター画面でレイアウトできるため、簡単にオリジナルサイトを作れます。
FREECODEを導入すれば、Webサイトの運用で成果を出すための研修にも参加可能です。無料で参加できるウェビナー形式の研修を活用すれば、Webサイトをよりスムーズに運用しやすくなります。
Webサイトのコンサルティングを受けられるのも特徴です。アナリティクス分析やSEOによるサポートを受けながら、Webサイトの運用に取り組めます。
中小企業向けCMSを選ぶポイント
中小企業が自社に合うCMSを選ぶ場合には、まずCMSのタイプがクラウド型かオープンソース型かオンプレミス型か、どれに当てはまるかを確認します。そのうえで目的にあわせた機能を過不足なく備えており、予算に見合う製品を選ぶのがポイントです。
導入形態ごとのメリットとデメリット
クラウド型、オープンソース型、オンプレミス型のメリットとデメリットを比較表にしてみました。ぜひ参考にしてみてください。
メリット | デメリット | |
クラウド型 |
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オープンソース型 |
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オンプレミス型 |
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初心者にはクラウド型がおすすめですが、長い目で見て自社にとって運用しやすいものを選びましょう。
必要な機能を明確にしよう
自社に合うCMSを選ぶには、どのような機能が必要なのか洗い出しておく必要があります。多くの機能を使えるCMSはコストが高くなりがちですので、必要な機能を過不足なく備えているCMSを選べば、コストの削減につながります。
また高機能なCMSを使いこなすには知識も必要です。必要な知識を伝えるため、担当者の教育にも手間と時間がかかるケースもあります。
事前に導入目的を明確にして、導入後もスムーズに運用できるようにしましょう。
初期費用や運用コストの予算はいくら?
中小企業がCMSを導入する際は限られた予算内で検討するのが一般的です。まずはいくらまでなら資金を投下できるのか、社内で明確にしておく必要があります。
クラウド型のCMSを導入する場合には、ライセンス費用に加えてサーバー費用とドメイン費用がかかります。導入後もこれらの費用は毎年必要です。加えてコンテンツの作成やアクセス解析などの運用コストも考慮しなければいけません。
これらの費用をかけてWebサイトを運営した結果、どのくらいの成果が見込めるのか、費用対効果を慎重に検証することが重要です。
自社の課題とリソースに合ったCMSを選択
Webサイトの導入や運営にかけられる予算が限られている中小企業では、必要な機能があり予算内のCMSを選びましょう。また担当者が、どの程度Webサイトに関する知識を持っているかも重要なです。
コストをかけてCMSを導入しても、期待したほどの成果を得られなければ損失が膨らみます。導入の結果、どの程度の集客や売上が見込めるのか予測し、費用対効果に見合うCMSを選ぶのがポイントです。
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