マークダウンのメリットは?
マークダウンは仕組みが簡単で、HTMLの知識がなくても使えます。また執筆自体はどのツールでも可能なため、スマホやオフライン環境で書くことができます。
マークダウンはいつ何に使うの?
マークダウンは主にIT業界のエンジニアの間で使用されています。しかし会議の議事録やオウンドメディア、ブログ作成にも活用でき、効率よく見やすい文書を作成可能です。
マークダウンは仕組みが簡単で、HTMLの知識がなくても使えます。また執筆自体はどのツールでも可能なため、スマホやオフライン環境で書くことができます。
マークダウンは主にIT業界のエンジニアの間で使用されています。しかし会議の議事録やオウンドメディア、ブログ作成にも活用でき、効率よく見やすい文書を作成可能です。
マークダウンとは、HTMLなどのマークアップ言語を簡略化できる書き方です。簡単に文章構造を明示でき、装飾されたHTML文書などに変換できます。
記号を使って構造や修飾を表すため、HTMLの知識がない人でも扱えます。
装飾の反映には専用のエディタが必要ですが、執筆に特別なソフトは必要なく、デフォルトのメモ帳でも執筆可能です。そのため、移動中やネットのない場所でも書き進められます。
マークダウンは主にIT業界のエンジニアの間で使用されていますが、会議の議事録やオウンドメディア、ブログ記事の作成にも役立ちます。
例えば会議の議事録をマークダウンで書くと、見出しなどの体裁が整った議事録をリアルタイムに作成可能です。
またオウンドメディアやブログ記事で「ライターが記事を書くのはGoogleドキュメントだが、記事をアップロードするのはWordPress」といった場合にも役立ちます。
WordPressに拡張機能としてマークダウンエディタを追加しておき、ライターにマークダウンを使って執筆してもらえば、コピペするだけでアップロードできます。
マークアップとは「ここがタイトル」「ここは太文字」という指示をコンピューターに認識してもらうための言語です。HTMLやXMLがなどがあります。
元々はマークアップ言語が使われていましたが、記述の種類や覚えることが多く、専門的な知識を必要とするという弱点がありました。
その悩みを解決するために開発されたのが、マークダウンです。これにより複雑だったコードが簡略化され、スピーディかつ簡単に使えるようになりました。
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マークダウンの基本的な書き方を「文構造系」「文字修飾系」「挿入・引用系」の3つに分けて紹介します。
【文構造系】
【文字装飾系】
【挿入・引用系】
見出しにするには「#+半角スペース」を文章の前につけます。#の数が1つなら「見出し1」、2つなら「見出し2」となり、階層が深くなっていきます。
# 見出し1
## 見出し2
改行は、文末に「半角スペース2つ」を打ったあと改行すればOKです。
これは主にエンジニア向けのエディタで用いられます。文章執筆が中心のエディタの場合、通常のようにエンターキーで改行できる場合があります。
「-(ハイフン)+半角スペース」で箇条書きになります。「-」ではなく「*(アスタリスク)」や「+(プラス)」を使ってもOKです。実際にマークダウンが反映されると、箇条書きの部分が1段下がって表示されます。
– 箇条書き
* 箇条書き
+ 箇条書き
チェックなしのボックスは「箇条書き記号+半角スペース+[ ]+半角スペース」で記載出来ます。
チェックを入れたい場合は[]の中にx(エックス)を入れます。
– [] チェックなし
* [x] チェックあり
「1.(数字とピリオド)+半角スペース」で番号付きリストになります。「1.」の部分を記入して改行すれば、次の行頭で自動的に「2.」が表示されるので便利です。
1. ナンバリング
文字を**(アスタリスク2つ)で挟むことで太字になります。
**太字**
文字を*(アスタリスク1つ)で挟むと斜体になります。
*斜体*
文字を~~(チルダ2つ)で挟むと打ち消し線になります。
~~打ち消し線~~
引用符をつけたい文章の前に「>(不等号・大なり)」を入れます。なお行が変わる場合は、例のように行ごとに「>」を入力します。
>引用
「![代替テキスト](画像URL)」と入力することで画像を挿入できます。
「代替テキスト」とは、Webサイトに画像が正しく表示されないときや、音声読み上げ機能を用いる際に表示されるテキストのことです。Googleに画像の内容を伝えるためにも使用されます。
![マークダウンで執筆する人のイラスト](https://sample.jp/sample.png)
[リンクテキスト](URL)と記載すると、リンクテキストの文字を押すことでURLに飛べるようになります。
[マークダウン講座はこちらから](https://sample.jp)
「|(パイプ)」で縦の区切り、「-(ハイフン)」で横の区切り、「-」と「:(コロン)」で文字寄せを行います。
「*(アスタリスク)」「-(ハイフン)」「_(アンダーバー)」のどれかを3つ以上並べることで横長の線を引くことができます。
上半分
***
下半分
執筆した文章の装飾を反映するには、マークダウン対応のエディタが必要です。このエディタを使えば、執筆だけでなく装飾のチェック・PDFへの出力などができます。
エディタには動作する環境で以下の3つに分けられます。
エディタ名 | 特徴 | 料金 |
Typora | シンプルで文章作成しやすい | 14.99ドル |
Joplin | スマホ版がある | 無料 |
Visual Studio Code | 動作が軽い | 無料 |
Typoraのメリットは、マークダウンで入力した記号がその場で変換されること。見た目も非常にシンプルで、マークダウンでの文章執筆にかなり適したエディタです。
唯一のデメリットは有料であること。15日間は無料トライアル期間ですが、それ以降も使用する場合は14.99ドル(1,700円ほど)を支払う必要があります。
JoplinはiOS・Android版も存在するマークダウンエディタ。移動中などにスマホやタブレットで執筆する方におすすめです。
データを各種クラウドストレージに保管できるので、スマホで執筆した内容を他のデバイスでも閲覧・編集できます。
VSCodeのメリットは、無駄なものがなくサクサク機能すること。Microsoft社が開発したソフトであり、老舗の安心感があるのも特徴の1つです。
マークダウンからPDFへの変換は、無料の拡張機能ダウンロードが必要です。
ブラウザで使用するエディタは、ネット環境が必須です。しかしネット環境さえあればデバイスを選ばず使えるというメリットがあります。
エディタ名 | 特徴 | 料金 |
Dillinger | シンプルで動作が軽い | 無料 |
StackEdit | Google系サービスとの連携がいい | PDF出力:5ドル |
Dillingerの特徴の1つとしてオートセーブ機能があります。うっかり保存し忘れても安心です。
後述のStackeditと比較すると、Dillingerはシンプルさがより際立っています。またDillingerはPDF出力が無料で使用できます。
StackEditはGoogleアカウントと紐づけができます。普段からGoogle系サービスを利用する人にとっては便利なエディタです。
太字や箇条書きなどは記号入力で可能ですが、StackEdit上の操作ボタンでも入力できます。突然記号を忘れた初心者にも優しい設計です。
利用は無料ですが、PDFへの変換機能は5ドルが必要。無料のエディタを探している場合、ここがデメリットとなります。
ウェブサイトやブログの記事をWordPressで作っている場合、以下のようなプラグインを使えばマークダウンで執筆できます。
プラグイン名 | 特徴 | 料金 |
Gutenberg(標準装備) | 他のプラグインとの干渉がない | 無料 |
Jetpack | ボタン1つで準備ができる | 無料 |
一番おすすめなのが、1の「Gutenbergの使用」です。バージョン5.0以降のWordPressなら標準装備されており、下準備が必要ありません。
見出しや箇条書き・引用文といった基本的なマークダウン記法はその場で即座に反映されます。
以下に記載しますが、他のプラグインやエディタを介するとコードが適正に反映されないトラブルが増えます。そういったトラブルを極力避けられるのが、Gutenbergを使用するメリットです。
しかし以前からのWordPressユーザーにとっては「クラシックエディタ」の方がしっくり来る場合もあります。クラシックエディタでマークダウンを用いるためには、以下のようなプラグインが必要です。
Jetpackをダウンロードしたあと、設定画面からワンタッチでマークダウンが使用可能になります。
ただし編集画面は通常のエディタのまま。そこにマークダウンで記述すると、箇条書きとナンバリングだけはその場で反映されます。
他の記号はその場では変換されません。「プレビュー表示」を行うとマークダウンが反映されたことが分かります。
いちいち「プレビュー」を見なければビジュアルのチェックができない点が、Jetpackのデメリットですね。
また「他のプラグインが干渉して表示が乱れる」というトラブルが発生する場合があります。Gutenbergと比較した場合、これもデメリットとなります。
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