プラグインを利用すれば、WebブラウザやWordPressの利便性を高めることが可能です。仕組みや入手方法を知っておけば、スムーズに導入できるようになるでしょう。プラグインの意味やインストール方法、導入時の注意点について解説します。
最終更新日: 2024年06月28日
気になる用語「プラグイン」とは？
WebブラウザやWordPressを使いこなすためには、プラグインの知識が必須といえます。プラグインとは何か、まずは概要を確認しておきましょう。
ソフトウェアに追加する拡張機能のこと
プラグインとはソフトウェアの機能を拡張するために追加するプログラムのことです。「差込口」や「差し込む」の意味を持つ英語「Plug in」から名付けられています。
WebブラウザやCMSが、プラグインを利用できる代表的なソフトウェアです。それぞれに数多くのプラグインが用意されており、さまざまな機能を追加できます。
プラグインは基本的に単体では動作しません。原則として各プラグインに対応するソフトウェアが決まっており、ソフトウェアにインストールすることで使えるようになります。
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プラグインの種類と入手方法
プラグインにはどのようなものがあるのか、代表的な種類を紹介します。主な入手方法も覚えておきましょう。
代表的な種類
プラグインの代表的な例としては「Adobe Acrobat Reader」が挙げられます。Webブラウザ上でPDFデータの閲覧や印刷ができるようになるプラグインです。
Windowsに標準装備されている「Windows Media Player」も、Webブラウザ用のプラグインが用意されています。FireFoxやGoogle Chromeにインストールすれば、Windows Media Playerでサポートされている動画を視聴することが可能です。
WordPress用のメジャーなプラグインには、内部SEOに役立つ「All in One SEO」やスパム対策を行える「Akismet Spam Protection」、問い合わせフォームを作れる「Contact Form 7」があります。
プラグインの入手方法
Webブラウザにインストールして使うプラグインは、ネット上からダウンロードできます。特定のプラグインがなければサイトを閲覧できない場合は、プラグインのダウンロード先を案内されるのが一般的です。
WordPressで利用するプラグインも、WordPressの管理画面で検索・入手できます。ほとんどのプラグインは無料でダウンロードすることが可能です。
パソコン雑誌に付属しているCD-ROMからも、雑誌の情報に関連したプラグインを入手できることがあります。雑誌で使い方を学べるため、理解をより深められるでしょう。
プラグインの利用場面とインストール方法
プラグインがよく利用されているケースについて解説します。Webブラウザで使う場合のインストール方法もチェックしましょう。
WebブラウザやWordPressなどで使う
プラグインはさまざまなソフトウェアで専用のプログラムが用意されています。中でもよくインストールされているソフトウェアが、WebブラウザとWordPressです。
Webブラウザには数多くの種類があり、それぞれに対応したプラグインがあります。いずれのプラグインも、標準的な機能がより使いやすくなったり、新しく機能を追加したりできるプログラムです。
WordPressでは数万種類のプラグインが用意されています。目的に合わせてさまざまなプラグインを導入すれば、より自由度の高いサイト作成が可能になるでしょう。
Webブラウザへのインストール方法
ほとんどのWebブラウザでは、ブラウザ上での操作でプラグインをインストールできます。メニュー内にあるプラグイン・拡張機能・アドオンなどの項目から選択することにより、プラグインの検索や導入が可能です。
Google Chromeの場合は、画面右上のメニューから「その他のツール」→「拡張機能」と進めば、「Chrome ウェブストア」でプラグインをインストールできます。
FireFoxでプラグインを導入するケースでも、画面右上のメニュー内にある「アドオンとテーマ」からプラグインを探すことが可能です。FireFoxではプラグインをアドオンと呼んでいます。
インストールする際の注意点
プラグインをインストールすると、データやソフトウェアに悪影響を与える恐れがあります。導入時には以下に挙げる三つのポイントに注意しましょう。
ウイルスに注意
プラグインの中には、インストールするとパソコンがウイルスに感染してしまうものもあります。ソフトウェアが公式に紹介しているプラグインも例外ではありません。
リリースされてから日が浅く、実績に乏しいプラグインは、導入を避けたほうが無難です。利用者が少ないマイナーなプラグインも注意しましょう。
世間の口コミや評判がチェックできるなら、安全かどうか確かめるのも一つの方法です。インストールする前にネットで調べてみましょう。
表示速度に影響する場合も
プラグインを数多くインストールしたソフトウェアは、動作が遅くなる可能性があります。ソフトウェア自体にプラグインを読み込むための負荷がかかるのです。
Webブラウザの場合は、サイトの表示速度に影響を与える恐れがあります。
WordPressにプラグインを導入し過ぎると、自作サイトが重くなり訪問者の離脱率を高めかねません。
プラグインのインストール時には、表示速度に与える影響を確認する必要があるでしょう。未使用のプラグインがあるなら削除することも重要です。
不具合が起こる可能性も
プラグインをインストールする際の注意点としては、ソフトウェアに不具合が生じかねないことも挙げられます。相性が悪いプラグインの導入時によくある現象です。
場合によってはデータが消えてしまったり、ソフトウェアを修復できなくなったりする恐れがあります。古いプラグインはソフトウェアのバージョンと合わないこともあるため、注意が必要です。
不具合の発生に備え、インストール前にバックアップを取っておくようにしましょう。データが不用意に消えてしまうリスクを回避できます。
プラグインで利便性を上げよう
プラグインとはソフトウェアの機能を拡張できるプログラムのことです。WebブラウザやWordPressなどでプラグインを利用すれば、使い勝手の向上を期待できます。
多くのプラグインは、ネット上の専用サイトから無料で入手することが可能です。利便性を上げるためにも、インストールする際はトラブルや不具合がないかを確認しておきましょう。
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