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meta descriptionとは?役割とSEOへの影響を解説

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最終更新日: 2024年06月28日

meta descriptionは訪問者にWebサイトの概要を説明し、クリック率を上げるのに有効な要素です。具体的なmeta descriptionの書き方と注意点を解説します。これからWebページを制作する人は、ぜひ参考にしてください。

meta descriptionとは?

パソコンを操作する人

まずはmeta description(メタ・ディスクリプション)の概要から説明していきます。Web制作に携わった経験のない人にとっては難しい概念に感じられるかもしれませんが、誰しも一度は見たことがあるはずです。

Webサイトの概要を示した文章

meta descriptionとは、Webページの内容を端的に記載したテキストで、検索エンジンで表示された際に、タイトルのすぐ下に表示される項目です。インターネット検索をしている人ならば、必ず一度は見た経験があるでしょう。

Webページの要約が書かれている場合が多く、タイトルと合わせて訪問者にどのような内容が記載されたページかを伝える目的で記載されます。

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meta descriptionの役割

タグ画面

検索した人にWebページの内容を的確に伝えることと、検索エンジンにページの内容を理解させるのがmeta descriptionの役割です。検索エンジンのユーザーは特定のキーワードで検索した際に、タイトルとmeta descriptionを確認すれば、表示されたWebサイトが自分の検索意図に合っているかどうか判断できるようになります。

ページの内容を分かりやすく伝える目的

meta descriptionを設定すると、Webサイトの内容を訪問者に分かりやすく伝えることができ、結果としてクリック率の向上を実現できます。

特定のキーワードで検索するユーザーの属性を分析し、ユーザーが魅力的に感じられるキーワードを入れ込んで文章を構成することにより、多くの訪問者をWebサイトに誘導することが可能です。

逆に、ユーザーにとって魅力的なmeta descriptionでなければ、ユーザーの反応を引き出すことができず、なかなかクリック率は上がりません。

検索順位に影響する?

結論を言えば、meta descriptionは検索順位に直接的には影響はしないと言われています。meta descriptionを設定していなくても、GoogleはWebサイト内にある文章を検知して自動的に表示してくれるので、たとえ未設定だからといってSEOに必ずしも悪影響があるとはいえないでしょう。

ただし、訪問者のクリック率には影響するため、特に企業のWebサイトにとっては重要な要素です。魅力的な文章にして多くの訪問者を集められれば、結果的に売上げの向上につながります。

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meta descriptionを設定するメリット

仕事をする女性

次に、meta descriptionを設定するメリットについて、もう少し掘り下げてみましょう。検索順位には直接影響はないものの、Webサイトの内容を的確に表現することで、以下のメリットが得られます。

ページの内容を一目で理解してもらえる

Webサイトの内容を一目で理解してもらえるので、興味のあるユーザーをサイトに誘導しやすくなります。meta descriptionを読むだけで何が書いてあるWebサイトなのか把握できるため、実際に訪問したユーザーの理解度もアップするでしょう。

内容を正確に理解してもらえれば、訪問者のサイトに対する印象も良くなり、ブログやSNSなどでシェアしてもらえるかもしれません。

訪問者のクリック率の向上

上記のように、魅力的なmeta descriptionは訪問者のクリック率の向上をもたらします。直接的に検索順位には影響はありませんが、他の検索結果に表示されたWebサイトよりも多くクリックしてもらえる可能性があるのです。

たとえば自社のWebサイトが検索結果で2位だったとしても、meta descriptionの効果で、1位のWebサイトよりも訪問者数が多くなる場合もあるでしょう。

訪問者の「質」の向上

meta descriptionによって、質の高い訪問者を呼び込めるメリットもあります。内容に興味を示したユーザーが訪れるので、自然と滞在時間が伸び、Webページの制作者側が意図した動きをしてくれる可能性が高まるでしょう。

アクセス数が多くても離脱率の多いWebサイトは少なくないようですが、meta descriptionを正しく設定することで、初めからページの内容に興味のあるユーザーだけを引き込めるようになります。サイトから早期に離脱する人も減るはずです。

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meta descriptionの書き方

HTMLのブロック

それでは、具体的なmeta descriptionの書き方を説明します。Web制作の初心者にとっては難しく感じられるかもしれませんが、記載場所さえ覚えてしまえば誰でも簡単に作成できます。

html内の記載場所

meta descriptionは次のようにhtmlの<head>タグ内に記載します。

<html>
<head>
<meta name=”description” content=”メタ・ディスクリプションの内容を記載”>
</head>

<meta>タグはWebページの内容を検索エンジンに理解させるための情報を記載する場所で、meta descriptionの他にWebページの重要なキーワードなどを入れ込む場所です。contents属性内にページの内容を表す文章を記載しましょう。

ページ内の情報を要約する

これまで説明してきたように、meta descriptionにはWebサイト全体の情報を要約して記載します。

端的に記事内容が分かる文章でなければならないのに加えて、多くの訪問者を呼び込めるように、検索ユーザーが興味を持つ構成や内容にする必要があります。タイトルだけでは伝えられないWebサイトの魅力を積極的に記載しましょう。

検索キーワードを含める

meta descriptionには必ず検索キーワードを含めるようにしましょう。ユーザーが検索したキーワードと合致するものがmeta descriptionに含まれていると、その部分が太文字で表示されるので、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。

自分のWebサイトのターゲットとしているユーザーが検索するキーワードを予測し、上手く文章に落とし込むことで、結果的にユーザーのクリック率を向上させられます。

適切な文字数は?

meta descriptionには適切な文字数があります。長すぎる文章は省略されてしまうので、できるだけ過不足なくページ全体を要約した文章にすることが重要です。

パソコン画面では90~120文字程度、スマホの場合は50~70文字が目安とされています。近年はスマホで検索する人が多いので、初めの70文字程度に重要な事柄を含めるようにしましょう。

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meta descriptionを書く際の注意点

パソコン画面

続いて、実際にmeta descriptionを書く際、特に気を付けるべきポイントを説明します。最も重要なのは、適切な文字数を守ることと、誰にとっても理解しやすい文章にすることです。加えて、Webサイトへの訪問者を増やすために、次の点を意識しましょう。

読みたくなるような文章を心掛ける

単にWebサイトの内容を伝えるだけでなく、ユーザーが読みたくなるような文章を心掛けましょう。

検索キーワードを上手く使いながら、ユーザーが得られる情報は何か、どのような問題や課題を解決できるのかを伝えることが大事です。競合サイトのmeta descriptionも参考にして、自分のWebサイトがクリックしてもらえるように工夫しましょう。

全てのページを同じ文章にしない

meta descriptionはページごとに設定するのが原則です。全てのWebページを同じ文章にすることは避けましょう。

無関係な内容が検査結果に表示されてしまう可能性があり、クリック率の低下を招く恐れがあります。逆に、それぞれのページの内容に合致した文章にすることができれば、より多くのユーザーをWebサイトに誘導できる可能性が高まります。

なお、Google Search Consoleを活用すると、meta descriptionの重複を確認できるのでおすすめです。全てのページのdescriptionをチェックできる無料ツールもあります。

(※Google Search Console:Webサイトの状態を確認したり、改善のヒントとなる情報を得られたりするツールで、基本的に無料で利用可能。多くのWebサイト管理者に利用されており、「HTMLの改善」から重複しているmeta descriptionの確認ができる)

キーワードの埋め込み過ぎに注意

上記のように、meta descriptionには検索キーワードを入れ込むことが大事です。ただし、あまり多くのキーワードを含めると文章が不自然になってしまうので、入れ込むキーワードの優先順位を付けておきましょう。

検索ユーザーが求める情報は何かを吟味し、ユーザー視点で適切なキーワードを盛り込んだ文章を考える必要があります。

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meta descriptionでクリック率を向上させよう

笑顔の女性

meta descriptionの概要と主な役割、具体的なdescriptionの書き方を解説しました。meta descriptionはそのページの要約を記載する場所であり、検索ユーザーのクリック率に大きく影響します。

適切なキーワードを盛り込みつつ、ユーザーが読みたくなるような文章を心掛ける必要があります。キーワードの埋め込み過ぎにも注意が必要です。ユーザーが「面白そう」「興味がある」と感じてもらえるような文章を作り上げることで、Webサイトへの訪問者を増やすことができます。

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