近年は問い合わせ対応を効率化するため、自社のWebサイトやSNSとチャットボットをAPI連携する企業が増えています。
しかし「どのチャットボットを選べばいいのか分からない…」「API連携ってどうやってやるの…?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、API連携できるおすすめのチャットボットツールを5製品紹介。APIの基礎知識や連携の方法もわかりやすく解説します。
API連携できるおすすめのチャットボットツール5選
API連携できるおすすめのチャットボットツールを5製品紹介します。
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「ChatPlus」月1,500円~の低コストで顧客満足度を向上できる
「ChatPlus」は月1,500円~の料金プランで、問い合わせ対応を自動化できるチャットボットです。導入企業は10,000社を超え、豊富なノウハウに基づいた手厚いサポートをしてくれます。
シナリオの作成はカンタン操作で完了。社外のカスタマーサポートにおいては80%ものコストを削減(※1)、社内のヘルプデスクでは約70%のお問い合わせを自動化(※2)してくれるという優れものです。
他社サービスとのシームレスな連携も特徴で、LINEやZOOM、Slackなど豊富な製品と併せて利用できます。外部連携の仕方に不安がある場合にも、チャットやオンライン会議、対面訪問などでサポートを受けられるので安心です。
料金 | 初期費用0円、月額1,500円〜 |
AIの有無 | ○ |
用途 | 社外、社内 |
※1 チャットプラス株式会社調べ(2022年12月現在)
※2 チャットプラス株式会社(2022年12月現在)
「FirstContact」オペレーターの有人対応へワンクリックで簡単切り替え
「FirstContact」はLINE、Facebook、Chatwork、Slackなど豊富な外部サービスと連携できるチャットボットです。AIによる無人対応からオペレーターの有人対応へワンクリックで切り替えでき、一連の対応を円滑に進められます。
早くて即日の導入が可能で、管理画面が使いやすいため運用開始もスムーズです。専属チームによる手厚い運用サポートが付いており、自社独自の機能カスタマイズにも柔軟に対応してくれます。
AIを搭載しているため、テキスト入力時の言葉の揺らぎにも対応可能。無料で20日間お試しできるので、一度使ってみるのもおすすめです。
料金 | 初期費用0円、月額15,000円〜 |
AIの有無 | ○ |
用途 | 社外、社内 |
「HiTTO」バックオフィスの問い合わせを効率化、社内向けに特化したチャットボット
「HiTTO」は社内向けに特化したAIチャットボットです。バックオフィスに関する膨大なデータを学習したAIが、社内の問い合わせに自動で対応してくれます。
導入時にシナリオ設計を行う必要はありません。運用中も回答精度が自動で向上していくので、メンテナンスにかかる時間を短縮可能です。
大企業を中心に30万人以上に利用されており(※1)、利用者同士で成功の秘訣をシェアし合うユーザー会が開催されます。専任担当による運用サポートも付いているので、チャットボットを確実に社内で定着させたい企業にもってこいの製品でしょう。
料金 | 要お問い合わせ |
AIの有無 | ○ |
用途 | 社内 |
※1 株式会社マネーフォワード(2024年11月時点)
「IBM Watson Assistant」無料プランで費用を掛けずに導入できる
「IBM Watson Assistant」はアメリカの企業によって公開されたチャットボットAPIです。言語処理能力が高く、文脈に沿った自然な顧客対応ができる点が評価されています。
月間ユーザー数や機能面の制限はありますが、無料版も提供されているので試しに導入しやすいのが利点です。日本語でも利用できるので安心ですよ。
料金 | 月140ドル~(※1)、無料版あり |
AIの有無 | ○ |
用途 | 社外、社内 |
※1 2022年12月時点で日本円に換算すると18,000円程度
「Google Dialogflow」Googleによる高性能なAIチャットボット
「Google Dialogflow」はGoogleアカウントから利用できるチャットボットです。Googleによる最先端のAIを搭載しており、自然な会話を実現してくれる点が大きな魅力。
また翻訳機能にも優れており、日本語でシナリオ作成するだけで、30種類以上の他言語に自動変換してくれる点が便利です。
利用料は使った分だけを月単位で支払います。社内のみでスモールスタートしたい場合などにピッタリです。無料トライアルもあるため、一度使用感を試してみるのもよいでしょう。
料金 | 100チャットセッションあたり20ドル(※1) |
AIの有無 | ○ |
用途 | 社外、社内 |
※1 2022年12月時点で日本円に換算すると2,600円程度
API連携できるチャットボットの選び方
チャットボットを選ぶ際には「チャットボットAPIとツールのどちらを活用するか」や「利用する目的に合っているか」などを考えて比較検討しましょう。
チャットボットAPIとツールのどちらを活用するか
チャットボットAPIとチャットボットツールの違いを確認して、自社に合った方を選ぶことをおすすめします。
種類 | チャットボットAPI | チャットボットツール |
基本的なAPI連携の流れ |
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どのような企業におすすめか |
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チャットボットAPIは低コストで公開されているAPIを利用して自社で実装するため、基本的にITスキルが求められるでしょう。問い合わせ内容のシナリオも自社で考えるため、導入やメンテナンスを円滑に行うにはある程度の知識が必要です。
一方でチャットボットツールは専門知識要らずで構築できます。運用サポートも受けられるため、初心者でもシナリオ作成など失敗しにくいのが利点です。
費用を抑えたいならチャットボットAPI、運用で失敗しないようにサポートを受けたいならチャットボットツール、というように選択するとよいでしょう。
利用する目的に合っているか
社内の問い合わせ業務を効率化したいのか、社外における顧客満足度の向上を狙いたいのか、目的に合わせてチャットボットを選びましょう。
社内向けであればバックオフィスに関する膨大なナレッジを搭載した「HiTTO」がおすすめです。社外用であれば、サポートが充実していてAPI連携がスムーズに行える「ChatPlus」などが導入しやすいでしょう。
自社のWebサイトやSNSに設置できるか
とくにチャットボットAPIは、設置できるプラットフォームに限りがある場合が多いです。LINEやSlackなど、設置したい場所に対応しているかあらかじめ確認しましょう。
自社独自のWebサイトに設置したい場合も同様です。設置方法に不安がある場合は、柔軟なカスタマイズに対応するサポート力が魅力の「FirstContact」などを選ぶと安心ですよ。
チャットボットで問い合わせ対応を効率化した事例
「IBM Watson」を導入した株式会社オプテージ
株式会社オプテージは関西を中心に総合通信サービスを展開している企業です。有人のWebチャットやLINE公式アカウントを活用していましたが「電話での問い合わせを好まない顧客の増加」や、「LINE公式アカウントの簡易的な自動応答サービスでは回答精度が低かったこと」に悩まされていたといいます。
【導入後の効果】
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「ChatPlus」を導入した株式会社 DoCLASSE
株式会社 DoCLASSEは婦人服を中心としたアパレル事業を展開し、Webや店舗など幅広い販売チャネルを持っている企業です。チャットボットの導入前は「Webサイトを訪問した顧客の中に、メール問い合わせをする前に離脱してしまう人が多くいること」に悩んでいたそう。
【導入後の効果】
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API連携できるチャットボットの活用で問い合わせ業務を効率化しよう
問い合わせ対応で顧客満足度を高めたいならチャットボットの導入がおすすめです。オペレーターの業務時間を削減しつつ、顧客の問い合わせのほとんどを自動で解決してくれます。
自社のwebサイトやSNSとAPI連携を行うと、問い合わせから自社サービスの購入まで一連の流れがスムーズに。顧客満足度やコンバージョンレートの向上につながります。
自社にピッタリのチャットボットを導入して、問い合わせ業務の効率化を成功させましょう。
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