完全無料で使えるものや無料トライアル期間で使えるものなど、有料版以外にも名刺管理アプリの種類はさまざまです。
「無料で使える名刺管理アプリを導入したい」というあなたのために、この記事ではおすすめの無料名刺管理アプリを徹底紹介。安全なアプリ選びのための、選び方のポイントも解説します。
無料名刺管理アプリおすすめ7選
無料で使えるものに厳選して名刺管理アプリを紹介します。
アプリ名 | 登録可能枚数 | PC連携 | セキュリティの安全性 | オフライン利用 | つながり機能 |
Eight | 無制限 | ○ | ◎ | △ | ○ |
CAMCARD | 500枚 | ○ | ◎ | ○ | ‐ |
Wantedly People | 無制限 | ○ | ○ | △ | ○ |
myBridge | 無制限 | ○ | ◎ | ‐ | ○ |
名刺ファイリングCLOUD | 100枚 | ○ | ◎ | ‐ | ‐ |
Evernote Scannable | 無制限 | ○ | ○ | ○ | ‐ |
Sansan | 100枚 | ○ | ◎ | ‐ | ○ |
いずれも無料でありながら、スマホで撮影するだけで名刺情報を自動登録したり、高水準のセキュリティ要件を満たしていたりと、安心して使えるものばかり。あなたにぴったりの名刺管理アプリがきっと見つかるはずです。
名刺管理アプリ選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。管理したい名刺の枚数や欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりのアプリを最短1分で自動診断。理想の名刺管理アプリが見つかります。 |
Eight
- AI技術の採用により、名刺をスマホで撮るだけで素早く正確にデータ化
- スマホをかざしたり、URLやQRコードを相手に送ったりするだけでデジタル名刺交換が可能
- 異動や昇進など相手の近況を通知でお知らせ
「Eight」はSansan株式会社が提供している利用率No.1※の名刺管理アプリです。
OCRとAI技術を組み合わせて、名刺をスマホで撮影するだけでスピーディーかつ正確にデータ化。名刺情報を自分で入力する必要がなく、確認や修正の手間が省けます。暗号化されたネットワークで通信され、2段階認証にも対応しているのでセキュリティ面も安心です。
また相手もEightを使っている場合はメッセージのやり取りが可能です。URLやQRコードを送信するだけで、オンライン名刺交換が実現。異動や昇進、転職など、名刺情報が更新された場合は通知が届いてお知らせします。また、スマホをかざすだけで名刺交換ができるタッチ名刺交換機能もあります。紙の名刺が手元になくても、Eightを使って名刺交換が可能です。
PCからでも利用でき、無料でも名刺データ化枚数・クラウド保存容量・期間が無制限です。¥600/月または¥6,000/年の個人向け有料プラン「Eightプレミアム」や、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」では、名刺データのダウンロード機能や法人での一元管理などの機能も利用できます。
※利用率No.1は、以下調査結果を元に記載しています。個人向け名刺アプリに関する調査(2023年11月 調査機関:マクロミル)
対応OS | iOS、Android |
登録可能枚数 | 無制限 |
PC連携 | あり |
バックアップ | クラウド保存 |
クラウド対応 | ◯ |
オフライン利用 | △(テキストデータのみ) |
つながり機能 | ◯ |
広告表示 | なし |
有料版 | あり(600円/月~) |
CAMCARD
- 17ヶ国語に対応しており海外利用にも便利
- 名刺の認識精度が高く、撮影すれば数秒で連絡先に自動保存
- 必要最小限の機能でシンプルな操作性
IntsigInformationCorporationがリリースしている「CAMCARD」は日本語や英語、フランス語など17カ国の言語に対応。ワールドワイドで活躍しているビジネスパーソンにも便利なアプリです。
名刺の認識精度が高く、スマホで撮影すればものの数秒で自動保存が可能。読み取りエラーも少なく、正確かつスピーディーな情報登録が実現します。
名刺入れやメッセージ、名刺交換やプロフィールといった必要最小限の機能に絞られているため、複雑な操作も必要ありません。シンプルかつ直感的な操作で、誰でも使いやすいのが特徴です。
ほかの名刺管理アプリによくあるSNS機能が搭載されていないので「アプリ上でつながりたくない」「個人で管理を進めたい」といった方にもおすすめです。
対応OS | iOS、Android |
登録可能枚数 | 500枚 |
PC連携 | あり |
バックアップ | クラウド保存 |
クラウド対応 | ◯ |
オフライン利用 | ◯ |
つながり機能 | ‐ |
広告表示 | あり |
有料版 | あり(1,700円/月~) |
Wantedly People
- 1回の撮影で名刺データを10枚まで同時読み込み可能
- 名刺の登録情報から相手の関連情報をそのまま検索
- 昇進や異動などの最新情報をアプリ起動時にお知らせ
「Wantedly People」は、ウォンテッドリー株式会社がリリースしているアプリです。
1回の撮影で最大10枚の名刺を同時スキャンで素早くデータ化可能。複数人の名刺交換が多い方でもスムーズに名刺情報を登録できます。
またスキャンした名刺データを元にして、相手に関連する情報をその場で検索できます。名刺以上の情報を知れば、話のきっかけづくりにも役立つはずです。
相手がプロフィールを更新した場合、アプリを開けばすぐに確認できます。スマートフォンの連絡先との同期、連絡先の共有、Excelへの連絡先書き出しなど、すべての機能が無料です。
対応OS | iOS、Android |
登録可能枚数 | 無制限 |
PC連携 | あり |
バックアップ | CSV保存に対応、エクセルに書き出し可能 |
クラウド対応 | ◯ |
オフライン利用 | △(テキストデータのみ) |
つながり機能 | ◯ |
広告表示 | あり |
有料版 | なし |
myBridge
- 広告表示なしですべての機能を無料利用可能
- 共有名刺帳で社内の名刺を一括・共同管理可能
- Excel形式での保存やLINEでの共有にも対応
LINE Corporationが提供する「myBridge」は、広告表示なしですべての機能を無料で使用できます。1日あたりの名刺枚数や入力項目数の制限もありません。名刺情報はスマホの撮影だけで登録可能です。
共有名刺帳を使えば社内のメンバーと名刺情報の共有が簡単に実現。新しい営業機会の創出にも役立てることができます。
名刺情報はスマートフォン・Googleの連絡帳への保存、Excelファイルでのダウンロード、LINEやメールでの共有も可能です。「共有名刺帳」の機能では社内のメンバーと名刺をシェアして、共同での一括管理を行えます。
対応OS | iOS、Android |
登録可能枚数 | 無制限 |
PC連携 | あり |
バックアップ | Excelファイルのダウンロード |
クラウド対応 | ◯ |
オフライン利用 | ‐ |
つながり機能 | ◯ |
広告表示 | なし |
有料版 | なし |
名刺ファイリングCLOUD
- 高品質なセキュリティでデータの安全管理
- 電話発信や地図検索もワンタッチで操作可能
- 高性能OCR(光学文字認識)で名刺情報を瞬時にデータ化
「名刺ファイリングCLOUD」は、NTT DATA NJK Corporationが提供しているアプリです。
金融機関向けのシステムと同等の高品質なセキュリティ基準を満たしたサーバーを使っており、情報漏えいのリスクもなく、安心して利用することが可能です。
また電話発信や地図検索も名刺情報からワンタッチで操作可能。営業活動の効率化を強力にサポートします。
無料プランは名刺100枚まで。有料プランは複数のメニューがあり、名刺1,000枚までの場合は年間利用料 2,400円(税抜)となっています。有料プランではデータベースの複数ユーザーによる共有も可能です。
対応OS | iOS、Android |
登録可能枚数 | 100枚 |
PC連携 | あり |
バックアップ | – |
クラウド対応 | ◯ |
オフライン利用 | ‐ |
つながり機能 | ‐ |
広告表示 | なし |
有料版 | あり(2,400円/年~) |
Evernote Scannable
- 名刺に限らず、スマホをかざすだけで書類や領収書の自動スキャンが可能
- メモアプリ「Evernote」との機能連携・アカウント同期
- 名刺のアドレスや電話番号をそのまま連絡先に登録可能
Evernoteが提供する「Evernote Scannable」は、シャッターボタンの操作が不要な「自動+連続スキャン」機能、iPhone・iPad の連絡先への直接登録機能などを備えています。無料でスキャン枚数は無制限です。
メモアプリ「Evernote」との連携も強力で、名刺1枚ごとにEvernoteに連絡先ノートが自動作成。モバイル端末でEvernoteを開くと、電話をかける・メールを送る・地図アプリで住所を開くといったことが可能になります。
「Evrenote」をすでに利用している方や、名刺だけでなく大量の書類をまとめて電子化したい方におすすめです。
対応OS | iOS |
登録可能枚数 | 無制限 |
PC連携 | あり |
バックアップ | PDF/JPGの画像形式 |
クラウド対応 | – |
オフライン利用 | 〇 |
つながり機能 | ‐ |
広告表示 | なし |
有料版 | なし |
- App Store (iPhone):ダウンロードページ
Sansan
- 導入実績7,000社以上の法人向け名刺管理アプリ
- 社内外の連絡先をまるごと一括管理
- 直近の名刺交換の傾向から次に会うべき人物をAIが提案
「Sansan」は導入実績7,000社以上を誇る法人向けの名刺管理アプリです。トライアル期間での提供となりますが、ほぼすべての機能を1か月間無料で利用できます。
名刺情報はもちろん、社内の連絡先も同期できるので連絡帳をひとつに集約可能に。メガバンクでも認められた高度なセキュリティ水準を誇り、情報漏えいのリスクも最小限に押さえられます。
直近の名刺交換の傾向からAIが「次に会うべき人物」を判断し、ユーザーに提案する機能も備わっています。名刺管理だけでなく営業戦略の立案にも役立つため、新たなビジネスチャンスの創出を強力にサポートしてくれるでしょう。
対応OS | iOS、Android |
登録可能枚数 | 100枚まで |
PC連携 | あり |
バックアップ | – |
クラウド対応 | ◯ |
オフライン利用 | ‐ |
つながり機能 | ◯ |
広告表示 | なし |
有料版 | あり(要お問合せ) |
無料名刺管理アプリの選び方【7つのポイント】
たくさんの名刺があればあるほど、無料の名刺管理アプリはビジネスシーンで大活躍。とはいえ名刺は個人情報なためセキュリティの安全度は気になるところ。また無料の名刺管理アプリだと登録できる名刺の枚数が異なります。
自身のライフバランスに合わせて、ポイントを押さえて名刺管理アプリを選べばより便利に扱えるでしょう。
アプリのセキュリティは安全か?
名刺は個人情報となるため、情報漏洩に注意しないといけません。無料の名刺管理アプリはクラウドサーバーにデータを保存するものが多いため、セキュリティがしっかりしているアプリを選びましょう。チェックポイントはパスワード・データの暗号化・アクセス制限です。
個人情報の保護体制に対する第三者認証制度「プライバシーマーク」を取得している企業のアプリも、安全性が高いといえるでしょう。
ご紹介した製品の中では「Eight」「SanSan」をリリースしているSanSan株式会社、「名刺ファイリングCLOUD」をリリースしている株式会社NTTデータNJKがプライバシーマークを取得しています。金融機関並みのセキュリティを保持している製品もあり、無料でも安心して使える製品ばかりです。
必要な機能は満たしているか?
名刺管理アプリによって、使える機能に違いがあります。社内で名刺データを共有できたり、外部ツールと連携できたりなどです。名刺管理アプリはスマートフォンで使用するのが一般的ですが、PCでデータを閲覧したいケースもあるでしょう。
PC用のアプリは用意されているか、Excelデータをダウンロードできるかといった機能の有無も大事なポイントです。有料プランで追加機能が使えるアプリもあるので、プランごとの機能の違いは必ず確認しておきましょう。
登録できる名刺の枚数は十分か?
無料アプリの場合、登録できる名刺の枚数に制限がかかっているものもあります。
どれくらいの登録枚数が必要なのかは個々人によって異なるので、自分はどの程度の枚数を登録したいのかをしっかり考えておきましょう。名刺は多かれ少なかれ増え続けるものなので、枚数にはある程度の余裕をもって検討しておくことが大切です。
オフライン状態で利用できるか?
無料の名刺管理アプリの多くは、名刺データをクラウドサーバーに保存します。オフラインでもデータを見たい場合は、端末にもデータを保存可能かどうかをチェックしておきましょう。
ただし端末にデータを保存すると、容量を圧迫してしまう点がデメリットです。PCにデータをダウンロードできるアプリなら、容量の心配は少なくなります。
スキャンの精度は高いか?
スキャンの精度が高いと、名刺の撮影時に正確なデータを作成しやすくなります。スキャン速度が速ければ、登録を面倒に感じません。
1度に複数枚をスキャンできるアプリは、名刺のやり取りが多い方に便利です。グローバル企業に勤務している場合は、多言語スキャン対応のアプリがよいでしょう。
外部ツールと連携できるか?
名刺管理アプリは、外部ツールとの連携機能を備えているものもあります。LineやLinkedInといったSNS、メモアプリ、Googleの連絡帳などとの連携が代表的です。他サービスからの名刺データをインポートできるアプリなら、乗り換えも簡単にできるでしょう。ただし外部ツールとの連携は、有料オプションとなっているアプリもあります。
つながる機能は必要か?
名刺管理アプリには、登録者どうしがつながりを持てる機能を搭載しているものもあります。名刺交換の手間が省けるうえに相手の最新情報を取得できる便利な機能で、新たなビジネスチャンスにつながる可能性も。しかし、名刺をシンプルに管理したいだけの用途であれば、意図しない情報共有にもつながる可能性もあります。
意図せずつながりたくない場合は、つながる機能が搭載されていないものを選ぶほうがよいでしょう。名刺管理アプリを活用して人脈をどんどん広げていきたい場合は、つながる機能が搭載されている製品を選ぶのがおすすめです。
名刺管理アプリを導入するメリット
名刺管理アプリを導入するメリットを解説します。アナログな名刺管理の1歩先をいくレベルの効率化で、ビジネスを前進させましょう。
〈名刺管理アプリを導入するメリット〉
- 劇的な業務効率化:手作業からの解放
- 迅速な情報検索:必要な情報へ即アクセス
- 顧客関係の強化:情報を営業活動に活用
- チームでの情報共有:組織力の最大化
- 名刺紛失リスクの低減:情報セキュリティの向上
- 顧客データの蓄積と活用:マーケティング戦略の強化
- コスト削減:業務効率化による費用削減
劇的な業務効率化:手作業からの解放
名刺管理アプリの導入は名刺管理業務を劇的に効率化します。従来、紙の名刺を整理するために、手入力で顧客情報を登録したりファイリングしたりする作業には、多くの時間と労力を費やしていました。名刺管理アプリであれば、OCR(光学文字認識)機能を使って名刺をスキャンするだけで、氏名、会社名、部署、役職、連絡先などの情報を自動でデータ化できます。
例えば、100枚の名刺を手入力する場合、1枚あたり5分かかるとすると、合計500分(8時間以上)もの時間がかかります。しかし、名刺管理アプリであれば、100枚の名刺を数分でデータ化できます。
手作業による入力ミスも防ぐことができ、正確な顧客情報を管理できます。業務効率化は残業時間の削減や、他の業務に集中できる時間を作ることに繋がります。
迅速な情報検索:必要な情報へ即アクセス
名刺管理アプリでは、データ化された名刺情報をキーワードで簡単に検索できます。顧客の名前、会社名、役職、メールアドレスなど様々な条件で絞り込むことができるため、必要な情報を瞬時に見つけ出すことができます。
例えば、外出先で「以前会った〇〇社の△△さんの連絡先を知りたい」という場合でも、紙の名刺を一枚一枚探す手間をかけずに、すぐに連絡先を確認できます。顧客への迅速な対応が可能になり、ビジネスチャンスを逃すリスクを軽減します。
顧客関係の強化:情報を営業活動に活用
名刺管理アプリは顧客情報を単に管理するだけでなく、営業活動をサポートするツールとしても活用できます。
例えば名刺情報に加えて、商談履歴やメモなどを記録しておけば、顧客のニーズや興味関心を把握しやすくなります。
これにより、顧客の状況に合わせたパーソナライズされた提案が可能になり、顧客との関係性をより深めることができます。また顧客の誕生日を登録しておけば、お祝いメッセージを送るなど、よりパーソナルなアプローチも可能です。
チームでの情報共有:組織力の最大化
名刺管理アプリの中には、チームで名刺情報を共有できる機能が搭載されているものがあります。チームで情報を共有することで、担当者が不在の場合でも他のメンバーが顧客情報を把握し、スムーズな顧客対応をすることができます。
例えば、営業チームで名刺情報を共有しておけば、担当者が急な休みをとった場合でも、他のメンバーが代わりに顧客対応をすることができます。
またチーム全体で情報を共有することで顧客に関する知見を蓄積し、組織全体の営業力を強化することができます。
名刺紛失リスクの低減:情報セキュリティの向上
紙の名刺は紛失や盗難のリスクが常に存在します。名刺管理アプリを利用することで名刺情報をデータ化して保管できるため、紙の名刺を紛失するリスクを大幅に軽減できます。
例えば、災害でオフィスが被災した場合でも、クラウド上に保存された名刺データは安全です。また名刺管理アプリには、アクセス制限やパスワード設定などのセキュリティ機能が搭載されているものもあり、情報漏洩のリスクを低減することができます。名刺は個人情報が含まれるためセキュリティ対策は必須です。
顧客データの蓄積と活用:マーケティング戦略の強化
名刺管理アプリで蓄積された顧客データはマーケティング戦略を立てるうえで、非常に重要な情報となります。顧客の属性、業種、役職などの情報を分析することで、ターゲット顧客を明確にし、より効果的なマーケティング施策を打ち出すことができます。
例えば、特定の業界の顧客が多いことがわかれば、その業界向けのセミナーを開催したり、関連商品の情報をメールで配信したりすることができます。
また顧客の購買履歴や興味関心を分析することで、パーソナライズされたマーケティングを行うことも可能です。
コスト削減:業務効率化による費用削減
名刺管理アプリの導入は業務を単に効率化するだけでなく、コスト削減にもつながります。手作業による名刺管理にかかっていた時間や人件費を削減できるだけでなく、紙の名刺を保管するためのファイリング用品や保管スペースのコストも削減できます。
例えば、1年間で名刺管理に費やしていた時間を時給換算した場合、名刺管理アプリ導入によってどれだけのコスト削減効果があるか算出することができます。また、紙のファイルやインク代なども長期的に見れば大きなコスト削減になります。
名刺管理アプリをさらに使いこなす5つのコツ
名刺情報を登録してデータをスムーズに管理できる名刺管理アプリ。ここではその名刺管理アプリをさらに使いこなすための5つのコツを紹介します。
〈名刺管理アプリをさらに使いこなす5つのコツ〉
- タグ付けで名刺情報を整理する
- エクセルや他のツールと連携する
- OCR機能を活用して名刺をスキャンする
- 名刺情報を営業活動やマーケティングに活かす
- セキュリティ対策を徹底する
タグ付けで名刺情報を整理する
名刺管理アプリの基本的な機能のひとつに「タグ付け」があります。このタグ付け機能を活用することで、名刺情報をより効率的に整理し、必要な情報を素早く見つけ出すことができるようになります。
例えば「業界」「イベント名」「商談段階」などのタグを作成して名刺情報に紐付けることで、顧客の属性や関係性を把握しやすくなります。また「重要顧客」「見込み顧客」といったタグを作成することで、優先度の高い顧客を瞬時に識別し、適切なアプローチを行えます。
〈タグ付けのコツ〉
- タグは目的や用途に合わせて自由に作成する
- タグの名前はわかりやすく簡潔にする
- タグの色分け機能を活用して、視覚的に識別しやすくする
- タグの利用ルールをチームで共有して一貫性を持たせる
エクセルや他のツールと連携する
名刺管理アプリによっては、エクセルや他のツールと連携する機能が搭載されています。これらの連携機能を活用することで、名刺情報をより有効に活用し、業務効率を大幅に向上させることができます。
例えば、名刺情報をエクセルにCSV形式で出力して顧客リストとして活用したり、メールマーケティングツールと連携して、顧客へのアプローチを自動化したりすることができます。
また、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)と連携することで、顧客情報を一元管理して営業活動をより効率的に行うことができます。
〈連携のポイント〉
- 連携可能なツールはアプリによって異なるため、事前に確認する
- 連携に必要な設定は、マニュアルを参照しながら行う
- 連携する情報を明確にし、目的に合った活用をする
- 定期的に連携状況を確認し、必要に応じて設定を見直す
OCR機能を活用して名刺をスキャンする
名刺管理アプリの最も重要な機能のひとつが、OCR(光学文字認識)機能です。OCR機能を活用することで、名刺をスキャンするだけで、氏名、会社名、役職、連絡先などの情報を自動でデータ化することができます。
例えば、大量の名刺を手入力する場合、非常に多くの時間と労力がかかりますが、OCR機能を活用すれば、短時間で正確なデータ化が可能です。
〈OCR機能を最大限に活用するコツ〉
- 明るい場所で名刺全体が写るようにスキャンする
- 名刺が汚れていたりシワになっていたりする場合は、修正してからスキャンする
- OCRの精度が低い場合は、手動で修正する
- スキャンしたデータはは必ず確認する
- 複数枚の名刺をまとめてスキャンできるアプリなら一括でスキャンする
名刺情報を営業活動やマーケティングに活かす
名刺管理アプリに蓄積された名刺情報は、営業活動やマーケティング活動に大いに役立ちます。単なる連絡先情報としてだけでなく、顧客の属性や関心を把握し、より効果的なアプローチを行うことができます。
例えば、過去の商談履歴やメモを参考に、顧客のニーズに合わせた提案を行うことで、成約率を高めることができます。また、顧客の属性を分析し、効果的なマーケティング戦略を立てることも可能です。
〈活用事例〉
- 顧客の属性に合わせてメールマガジンを配信する
- 顧客の興味関心に合わせてセミナーやイベントを案内する
- 顧客の購買履歴を分析して効果的な提案を行う
- 見込み顧客リストを作成し、営業活動を効率化する
- 顧客情報を一元管理し、チームで共有することで、顧客対応の質を向上させる
セキュリティ対策を徹底する
名刺には個人情報や機密情報が含まれているため、セキュリティ対策は非常に重要です。名刺管理アプリを利用する際は必ずセキュリティ対策を徹底し、情報漏洩のリスクを最小限に抑える必要があります。
例えば、アプリにアクセスする際のパスワードを複雑なものに設定したり、二段階認証を設定したり、常に最新版のアプリを利用したりすることで、情報漏洩のリスクを低減することができます。
〈セキュリティ対策のポイント〉
- パスワードは複雑なものを設定し、定期的に変更する二段階認証を設定する
- アプリは常に最新版を利用する
- 不審なメールやリンクは開かない
- 公共のWi-Fiを利用する際は、VPN接続を利用する
- 個人情報保護法などの法令を遵守する
- アプリのプライバシーポリシーを必ず確認する
名刺管理アプリの活用でスマートな営業活動を
名刺管理アプリは、単なる名刺情報のデジタル化ツールではなく、ビジネスを加速させるための強力な武器といっても過言ではありません。
名刺管理アプリを導入することで時間や手間を大幅に削減し、より戦略的な営業活動に注力することができます。顧客情報を一元管理し、顧客ニーズに合わせたアプローチを行うことで成約率を高め、ビジネスを成長させていきましょう。
ぴったりの名刺管理アプリ選びはミツモアで
名刺管理アプリは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの名刺管理アプリが見つかります。
ぴったりの名刺管理アプリを最短1分で無料診断
従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適な名刺管理アプリを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
ぴったりの料金プランも一緒にお届け
希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。概算金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
診断結果は最大5製品!比較・検討で最適な名刺管理アプリが見つかる
最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。
ミツモアなら、ぴったりの名刺管理アプリがすぐに見つかります。