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洗濯機の分解はどこまでできる?掃除のポイントと注意点を解説

最終更新日: 2021年09月03日

洗濯機の洗濯槽や洗剤投入口は手が行き届きにくいため、分解して掃除したいと考える人は多いでしょう。本記事では、洗濯機を掃除する上で知っておきたい「汚れの原因」や、洗濯機を分解して洗浄する方法などを解説します。

洗濯機が汚れる原因

洗濯機の水抜きの注意点

洗濯機の掃除を始める前に、洗濯機が何故汚れてしまうのか、汚れを放置することで発生する危険性について知っておきましょう。

洗濯機の汚れはカビ

洗濯機はフタを開放していても、多湿の状態になりやすい環境です。さらに、石鹸カスや皮脂汚れが細かい部分に入り込んでしまう可能性があります。

これらは「黒カビ」の繁殖条件である「湿度」と「栄養分」を満たしており、浴室の次にカビが発生しやすい環境なのです。

また洗濯機内でカビが生える場所は、洗濯槽の裏側や洗濯機本体と洗濯槽の隙間、洗剤投入口など肉眼では気づきにくい部分です。

定期的に洗浄して清潔に保つことが、最も効果的な対策となるでしょう。

汚れを放置しておく危険性

洗濯機内に発生したカビを放置すると、見た目や独特の臭いが変わります。またカビの胞子はアレルギー症状の原因になるとも言われており、以下のような症状につながる可能性があります。

  • ぜんそく
  • アレルギー性鼻炎
  • 過敏性肺炎
  • 肌荒れ
  • アトピー性皮膚炎
  • 接触性皮膚炎

免疫力の弱い子どもやお年寄りだと、症状が重くなる可能性が高いため要注意です。衣類やタオルなど、肌に触れるものに細菌が付着するのを防ぐためにも、汚れがたまる前に掃除しておく必要があるでしょう。

洗濯機を自分で分解洗浄する方法

洗濯機の水抜きとは

洗濯機には、細かいパーツがいくつか付いており、それらは分解して個別に洗浄できる場合があります。ここからは、分解して洗浄する上で必要な事前準備と、洗浄の手順を紹介します。

必要な事前準備

洗濯機を分解する際は「ドライバー」が欠かせません。あらかじめ自宅の洗濯機で使用されているドライバーを確認し、規格に合ったサイズ・形状のドライバーを用意しておきましょう。

また、長めのエクステンションバーや、10mmのソケットレンチがあると、より深い部分まで分解して洗浄できます。ホームセンターや工具店で買いそろえておくと良いでしょう。

洗浄の工程では「大きめのブラシ」と細かい部分を洗浄する「歯ブラシ」、「乾拭き用のタオル」が最低限必要です。

洗剤は特別なものではなく、市販されているお風呂用洗剤か洗濯槽用洗剤で十分足りるでしょう。

分解して洗濯槽を外す

事前準備が整ったら、実際に洗濯機を分解していくのですが、安全性を確保するため、「電源プラグを抜く」「水道のコックを外す」「配管を外す」の工程を行っておきましょう。

上記が完了したら、以下のような手順で分解していきます。

  1. 洗濯機のフタをドライバーで取り外す
  2. フタの下に付いているパネルを取り外す
  3. 洗濯機下部の回転盤(パルセーター)を外し、洗濯槽を取り出す

洗濯槽を外すときは、洗濯槽中央のナットを外す必要があります。ソケットレンチでもスムーズに取り外せますが、電動工具を持っているのであれば、それを使用することでさらに手軽に取り外せるでしょう。

また取り外したネジやナットなどの金具は、取り外した順番が分かりやすい形で置いておくことをおすすめします。

水洗いをして元に戻す

洗濯槽を取り外せたら、浴室に洗濯槽を運び、水ですすぎながらブラシで汚れを落としていきます。どうしても細かい部分の汚れが落ちない場合には、お風呂用洗剤と歯ブラシを使って汚れを落としましょう。

満足できる程度に汚れがなくなったら、乾いたタオルで水気を取っていきます。浴室の窓を開けておくか換気扇を稼働させておくと、乾くのも早くなるでしょう。

洗濯槽に付いた水気がなくなったら、取り外したときの手順と逆の順序で洗濯槽・パネル・洗濯機のフタを取り付けていきます。

不安な場合は業者に依頼しよう

洗濯機 業者

ここからは自分で洗濯機を分解する際の注意点をまとめるとともに、業者に洗濯機の洗浄を依頼するメリット・料金相場についても見ていきましょう。

自分で分解洗浄をするときの注意点

自分で洗濯機を分解すると洗濯機が故障してしまう可能性がある他、メーカー保証を受けられなくなるなどのデメリットも発生します。

また洗濯槽を含めて洗濯機のパーツには重たいものもあるため、自力で作業をすることでケガをしてしまう危険性もあるでしょう。

安価で済ませたい人にとっては、分解して洗浄することも選択肢の1つですが、洗濯機を分解することに不安がある人は、洗濯機の洗浄を専門とする業者に依頼するのがおすすめです。

業者に依頼するメリット

洗濯機の洗浄を業者に依頼すれば、手間や時間を減らせるだけでなく、分解時のデメリットでもある「ケガをする危険性」も回避できます。

また業者によっては洗浄後に、「今後どの程度のペースで洗浄すべきか」「汚れを防止するためにできること」を教えてくれることもあるでしょう。

さらに専門的な知見を持った業者が隅々まで掃除してくれるため、「自分で洗浄するのに比べてキレイになる」ということもメリットの1つです。

依頼したときの料金相場

業者に依頼したときの料金相場は洗濯機の種類や汚れ具合、分解の程度によって細かく変動します。

洗濯槽を完全に取り外して洗浄する「完全分解洗浄」の場合、13,500~25,000円程度かかるのが一般的です。

部分的に分解して洗浄する「部分分解洗浄」であれば12,100円程度、分解せずに電動ブラシなどを使って洗濯槽を洗浄する「ブラシ除菌洗浄」だと、11,000~20,000円ほどになります。

またドラム式洗濯機を洗浄する場合は別途料金がかかる場合があるため、見積もり前に問い合わせておきましょう。

洗濯機をキレイにするためのポイント

洗濯機

洗濯機を長期的に清潔に保つためには、いくつか意識しておくべきポイントがあります。以下の内容を参考に、洗濯機を清潔に保ちましょう。

洗濯機を清潔に保つためには

洗濯機を清潔に保つために、必ず以下のポイントを意識しましょう。

  1. 洗剤・柔軟剤を入れ過ぎない
  2. 洗濯後にフタを閉めたままにしない
  3. 汚れた洗濯物を入れたままにしない
  4. 月に1回、洗濯槽洗剤で洗浄する
  5. 週に1回程度、乾燥機能を使う

最も汚れやすい使い方として考えられるのは、「洗剤・柔軟剤を多く使ってしまうこと」による、石鹸カス残りです。

洗剤を多めに使えば、その分清潔になるようにも思えますが、溶け切らなかった洗剤や柔軟剤が洗濯槽にたまることで、カビの発生する原因となります。

また、洗濯後に洗濯機のフタを閉めっぱなしにしていると、洗濯槽内に水気が残り続けるため、あまり良くありません。

週に1回程度乾燥機能を使えば、洗濯物だけでなく洗濯槽も乾燥させられるので、湿度によるカビの発生をある程度防げます。さらに、月1回の頻度で洗濯槽洗剤を使用しておけば、発生したカビも除菌することができるでしょう。

このように洗濯機は使い方次第で清潔な状態を保てるため、ぜひ上記のポイントを意識し、カビの発生を予防しましょう。

分解洗浄の頻度

洗濯機を分解して洗浄する頻度は、家庭ごとの選択頻度にもよりますが、1日に2~3回程度の洗濯を行うご家庭であれば、1年に1回程度が最も効果的です。

1日に1回するかどうかといった場合には、2~3年に1回程度を目安に洗濯槽を取り外して洗浄することをおすすめします。

既に洗濯物が臭ったり、洗濯物に黒い粒が付いていたりすることがあれば、すぐにでも洗濯機洗浄を依頼すべきでしょう。特に、購入後洗濯機洗浄の依頼をしたことがなく、3年以上経過しているという人は要注意です。

洗濯機は定期的に分解洗浄しよう

洗濯機の糸くずネット

洗濯機は何もせずに放置するとカビが繁殖し、最悪の場合、健康被害をこうむる危険性も発生します。

そのため月に1回洗濯槽洗剤で洗浄したり、年に1回程度、業者に依頼もしくは自分で洗濯機を分解して、洗濯槽ごと洗浄したりすることが大切です。

また本記事で紹介したポイントを普段から意識することで、清潔に保つことも可能なので、心当たりのある方は一度試してみましょう。

洗濯機の洗浄を依頼できる業者を探すのであれば、複数の業者から無料で見積もりを取ったり、業者と個別に相談したりすることができる一括見積もりサービス「ミツモア」の利用をおすすめします。

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