ミツモア

屋号の画数を吉数にしよう!商売繁盛なら5画がオススメ

ぴったりの顧問税理士をさがす
最終更新日: 2025年01月20日

個人事業主が事業を始めるときは屋号をつけることをおすすめします。

せっかく屋号をつけるのであれば商売繁盛に向いた縁起の良い画数が良いですよね。

そこで本記事ではおすすめの画数や実際の有名企業の画数について紹介します。

商売繁盛・運気上昇する屋号の画数

商売を始めるのであれば、屋号も縁起の良いものにしたいですよね。

画数ごとに吉凶はおおむね決まっています。以下の表をご参照ください。

吉凶 該当する画数
大吉 1,3,5,6,15,16,21,23,24,31,41,45,48,63,65,67
7,8,11,13,17,18,25,29,32,33,37,39,47,52,57,68,73
中吉 26,35,38,42,51,53,55,58,61,71,75,77,78
2,4,9,10,12,14,19,20,22,27,30,36,40,42,46,49,50,59,60,62,64,66,69,70,72,74,79,80
大凶 28,34,43,44,54,56,76

82画以上の場合は総画数から80を引いた数から吉凶判断をします

ただし凶や大凶といわれている画数の会社であっても大成功している企業は数多くあります。画数はあくまで参考程度に考え、自分が納得できる屋号にする選択肢もあります。

「すべてのはじまり」を意味する1画

1はすべての始まりを意味し、とても縁起が良い数字です。無から有を生み出す力をイメージさせられるので、クリエイティブな業務を行っている場合は特におすすめといえます。

1は大吉に該当する吉数なので、1画の屋号を持つ会社も幸運に恵まれ順風満帆な会社経営ができる可能性があります。

ただし屋号を1画にするのは非常に難しいため、1画の屋号を持つことはあまり現実的ではないかもしれません。

「成長・活力」などの意味を持つ3画

3は成長・元気・活力などの意味を有する数字です。

人の目に止まりやすい、脚光を浴びる仕事の屋号に適しています。ハンドメイド作家や配信者などにもおすすめです。

屋号を3画にすることで、もっと多くの人に注目してもらえるかもしれませんね。

「信頼を勝ち取る」5画

5は信頼を勝ち取る数字です。福寿や協和、商売繁盛なども表す画数なので、様々な業種の屋号におすすめです。

画数が5画の有名企業のひとつに、幅広く事業を展開しているソニーがあります。

ソニーグループはゲームや音楽、映画などのエンターテインメントから金融事業まで様々な事業を行い、大成功している好例です。

「運が良い吉数」6画

6は運のよい吉数です。屋号が6画の場合、幅広い人脈や豊かな資金、優秀な人材など、会社の経営に役立つ良い資源が集まりやすいとされています。

社名が6画の有名企業のひとつにヤマハがあります。

ヤマハはピアノなどの楽器や音楽教室などで有名です。またボーカルソフト「VOCAROID」シリーズなど、他社にはない強みを持っています。

また「The Key – 共奏しあえる世界へ」ページでは、様々な人が使いやすい製品の制作秘話やそれを使った事業・イベントについての情報を紹介しています。屋号の画数が6画で、様々な人脈がいることの証左かもしれませんね。

「力強さと信念で困難を打破する」7画

7は力強さと信念を持ち、困難を打ち破る数字です。独立の意味も持つうえ、「ラッキーセブン」など縁起の良い数字として扱われることが多いのが特徴です。

屋号が7画の事業者は、どちらかというと自社の強みや独自性を強く持って、1社のみで困難を切り開いていく傾向があります。

社名・屋号が7画の有名企業には、女性用衣料品メーカーのワコールが挙げられます。

ワコールは1946年の創業以降、女性用下着ブランドのパイオニアとして活躍しているメーカーです。

1952年には初めての「下着ショウ」を開催し、『シェイプパンツ』や「形状記憶合金ワイヤーブラ『ここちε』」の開発など、従来にない新しい発想で業界をけん引しているメーカーです。

「固く強い意志」を示す8画

8は「忍耐力」や「努力」を意味する数字です。漢字の「八」には「末広がり」という意味もあるので、屋号に向いた画数のひとつです。

8画の有名企業は多く、体重計などをはじめとした計測器メーカーの「タニタ」やトマトジュース等でおなじみの「カゴメ」、テレビ業界大手の「TBSテレビ」などが挙げられます。

社名が8画の有名企業の多くは長い歴史を持ち、経営上の困難を努力や忍耐によって乗り越え、成功をつかんでいます。

「万事が順調に進む」11画

11は安定した数字とされます。社内外ともにバランスがとれ、地道な努力によって着実に成長していくのが特徴です。

11画の有名企業にはGoogleがあります。Googleは1998年にたった2人で設立されましたが、6年後には株式会社になるような成長を遂げ、いまや世界中のネットユーザーが使っている検索エンジンを提供しています。

アルファベットの画数の数え方は複雑な部分があります。「アルファベットの画数の数え方」で詳しく解説しています。

「知恵に恵まれる」13画

13は知恵に恵まれる数字です。キリスト教圏では不吉な数字とされているものの、社名や屋号には向いた画数です。

特に最先端技術や機械に関する事業を展開したいと考えているのであれば、13画の屋号をつけることをおすすめします。

13画の有名企業にはソフトバンクグループやタカラトミー、キッコーマンなどが挙げられます。

「最大の幸運数」15画

画数判断・占いにおいて、15画は最大の幸運数とされています。社名や屋号が15画の会社は、緩やかではあるものの着実に成長していき、大きな成功を収めるのが特徴です。

15画の有名企業にはFacebookやぐるなび、コニカミノルタなどが挙げられます。いずれの企業も唯一無二のサービスを提供しており、普段の生活になくてはならないものを提供しているのが特徴です。

「ピンチをチャンスに変える」16画

16は大吉数です。ピンチをチャンスに変えられるのが特徴で、今ある凶からこれから起こる凶まですべてを吉に転ずることができます。

16画の有名企業は、東宝や旭化成、アイリスオーヤマなど業種を問わず幅広くあります。逆風に遭っても事業を存続させる強さを持っている企業ばかりなので、それにあやかってみるのも良いでしょう。

「目的のために一途に努力する」17画

17は純情や直感などの意味を持ちます。成功のため一途に進み続けることができる画数と判断されます。

17画の有名企業には幅広いインターネット関連サービスを展開する楽天が挙げられます。

「権威と利益に恵まれる」18画

18は権利や利益に恵まれる吉数です。企業名や屋号が18画の場合は、事業拡大のために突き進むことができるでしょう。

成功と繁栄、リーダーシップという意味を持つ一方で、自社に自信があるゆえの独断専行など、発展・成長の上では注意したい意味もあります。

18画の有名企業には、日本ガイシやジェーシービーなど日本を代表する企業が挙げられます、いずれも幅広く事業を展開し、大きな利益に恵まれている企業です。

「業界をけん引する存在になる」21画

21は頭領運を示す数字です。頭領運は現代風に言い換えるとリーダーシップのことで、この運勢に恵まれる企業や人物は、高い能力を備え、リーダーシップに優れる存在になります。

社名や屋号が21画の場合は頭領運に恵まれ、才覚を発揮した結果業界をけん引するようなリーディングカンパニーになりやすい傾向があります。着実に業績を上げていくため、誰もがうらやむような有名企業になれるかもしれません。

21画の有名企業には、任天堂株式会社が挙げられます。

「他社の追随を許さぬ上昇」23画

23は21と同じく頭領運を示す数字です。屋号や社名が21画の場合よりも顕著に強くその性質が出ます。

他社が追いつけないほど上昇するものの、一方で所属する社員も上昇志向が高く、引き抜きやヘッドハンティングによって優秀な社員が流出しやすい傾向があります。

人材流出を抑えるためには社内でコミュニケーションを十分に取り、不満や疑問点を解消できるように努めることが大切です。

23画の有名企業には、東京ディズニーリゾートを経営するオリエンタルランド社や広告会社の電通などが挙げられます。

「優良企業に多い画数」24画

24は金銭に関する運が良い数字です。優良企業に多い画数とされており、高い業績や利益率を得られる可能性が高いといえます。

新興の会社であれば、社員のアイデアや工夫によって資本が少なくても高クオリティの製品を開発できます。こまめにコミュニケーションをとることでよりよい経営ができるかもしれません。

24画の有名企業には、通販カタログの「ベルメゾン」や化粧品を手がけている千趣会などが挙げられます。ほかにもテレビ朝日やフジテレビジョンなども社名が24画です。

「リーダーシップと優しさを持つバランスの良い吉数」31画

31はバランスの良い頭領運と穏和さを示す数字です。強いリーダーシップを持ちながら、他社との協調を考えられるため、業界全体のレベルアップに寄与する傾向があります。

31画の有名企業には、東京電力やリクルートホールディングス、日本郵船などが挙げられます。いずれも業界トップクラスの業績を誇る企業です。

「幸運を示す大吉数」32画

32は幸運を示す大吉数です。愛嬌や人徳などの意味も有します。

32画の有名企業にはトヨタ自動車や住友林業などが挙げられます。どちらの企業もCM等でなじみ深く、様々な社会貢献を行っているので愛嬌や人徳を感じられるでしょう。

「成功運やリーダーシップを表す」41画

41は成功やリーダーシップを表す大吉数です。企業名の画数が41画の場合は、優秀な人材に恵まれ、健全な経営で飛躍していきます。

41画の有名企業にはアステラス製薬や鹿島建設、角川グループホールディングスなどが挙げられます。いずれも業界を代表する有名企業です。

「発展を意味する吉数」45画

45は発展を意味する吉数です。屋号として用いた場合は、創業直後は苦労が絶えないものの、苦労をもとに大成長を遂げる傾向があります。

45画の有名企業は大塚製薬が挙げられます。大塚製薬はポカリスエットやカロリーメイトなどの栄養補助食品で有名な企業です。

「威風堂々とした資質を示す」48画

48画の屋号や社名は、教育業界など知識を活用する事業で成功します。塾などを経営する場合におすすめの画数です。

48画の有名企業はエイベックス・グループ・ホールディングスや日本テレビ放送網が挙げられます。

「高い頭領運を示す吉数」63画

63は「31画」と同じく、高い頭領運と穏和さを持つ吉数です。

高いリーダーシップと穏和さによる、業界全体の地位を底上げするような成功をおさめます。

「エネルギーに満ち溢れる」65画

65はエネルギーに満ち溢れた、力強い数字です。

若者向けの製品や広告業など流行に敏感な人々向けの業界の社名や屋号におすすめです。

「大成功をする大吉数」67画

67は社会的に高い成功をし、事業規模が小さくとも最終的には大規模な勢力を得ることを示す数字です。

勢いよく事業拡大ができるので、業界を代表するリーディングカンパニーになりやすい傾向があります。

67画の有名企業は塩野義製薬が挙げられます。

屋号に使える文字

屋号に使える文字は以下の通りです。

屋号に使える文字は幅広いため、比較的自由に好きな文字列を屋号として登録できます。

なお屋号の画数として考えるのは名前の部分のみです。○○株式会社や○○事務所などの場合、○○の部分の画数を数えます。

漢字

漢字は常用漢字だけでなく、旧漢字(旧字体)も屋号に使えます

常用漢字と旧字体は画数が異なるケースが多いため、その点も考慮したうえで決めることをおすすめします。

ひらがな・カタカナ

ひらがなとカタカナも屋号に利用できます。

普段使っているひらがな、カタカナはもちろん、「ゑ」「ゐ」「ヱ」「ヰ」などの旧かなも利用できます

以下は屋号ではなく商品名ですが、旧かなを混ぜることで独特の雰囲気が出るため人目を惹きやすくなります。

  • ニッカウヰスキー
  • ヱビスビール

アルファベット

アルファベットは大文字・小文字問わず26文字すべてが利用可能です。

ただし大文字の「I(アイ)」と小文字の「l(エル)」など見分けづらい文字もあるので、デザインなどで差別化を図る必要があります。

数字

数字は0~9まで利用できます。

いくつかの数字はアルファベットと組み合わせた場合に、判別しづらいものがありますので並べたときに読みやすさをチェックしてみる必要があります。

記号

記号は「&」「’」「,」「-」「.」「・」の6種類が利用可能です。

ただし利用時には厳密なルールが定められているので、自由に使えるわけではない点にご注意ください。

記号を屋号に使うときのルールは画数の数え方の注意点で解説しています。

縁起の良い屋号にするための画数の数え方とおすすめの文字

縁起の良い屋号にするための画数の数え方とおすすめの文字について紹介します。

漢字の画数の数え方

屋号に使う漢字の画数を数えるときはいくつかの注意点があります。

たとえば常用漢字と旧字体は画数が異なるケースが多いです。屋号に使われることが多い漢字をいくつかピックアップしてご紹介します。

【常用漢字と旧字体で画数が異なる例】

常用漢字(画数) 旧字体(画数)
広(5画) 廣(15画)
学(8画) 學(16画)
円(4画) 圓(13画)
豊(13画) 豐(18画)
恵(10画) 惠(12画)

部首と漢数字の画数についても注意が必要です。

画数の数え方は占いの流派によって異なることが多いため一概には言えないものの、部首や漢数字の画数の数え方は覚えておくことをおすすめします。

部首の画数の数え方

「さんずい」は手書きの画数としては3画です。しかし「さんずい」の意味である「水」が4画のため、さんずいも4画として考えるケースがあります。

漢数字の画数の数え方

旧漢字の考え方で鑑定する場合、一から十までの漢数字は文字そのものの画数ではなく、表す数を画数として扱います。

ただし、文字の画数をそのまま吉凶判断の基準に用いる流派もあるため、確認が必要です。

屋号におすすめの漢字と画数

屋号におすすめの漢字と画数を紹介します。

おすすめの漢字 画数
寿 7画
7画
12画
6画

屋号に使う漢字はプラスの印象があるものがおすすめです。同じ音であったとしてもより良い意味を持つ漢字がないかチェックしましょう。

ひらがな・カタカナの画数の数え方

濁点や半濁点の場合は、通常の文字の画数に2画(半濁音は1画)を加えて数えます。「だ」の場合は、「た」の4画に2画を足した6画です。

なおひらがな・カタカナの画数は、手書きの画数と異なるケースがある点に注意が必要です。たとえば「ま」は3画で書ける字ですが、画数は4画として扱われます。

他にも、手書きの画数と姓名診断で扱われる画数に違いがある字は少なくありません。

姓名判断における画数の数え方は流派による違いが大きいです。そのためひとつの流派に決め、その考えをもとに屋号を決めるのが良いでしょう。

アルファベットの画数の数え方

屋号にはアルファベットも使うことができます。大文字,小文字どちらも使用可能です。

ただしアルファベットは人によって書き方や認識している画数に相違が起こりやすい文字です。

画数を考慮したうえで屋号を決める際は、アルファベットの画数に関する正確な情報をおさえる必要があります。

アルファベットの画数は、大文字,小文字それぞれ以下のとおりです。

【大文字の画数】

1画 C,I,O,S,U
2画 D,J,L,P,Q,T,V,X
3画 A,B,F,G,H,K,N,R,Y,Z
4画 E,M,W

【小文字の画数】

1画 c,l,o,s
2画 a,b,d,e,f,h,i,j,n,p,q,r,t,u,v,x,y,z
3画 g,k,m
4画 w

大文字と小文字で画数が異なるアルファベットが複数あるため、ご注意ください。

また他の文字と同様に、アルファベットの画数の考え方も、流派によって違いがあります。

たとえば上記の表では、大文字の「I(アイ)」を1画としていますが、3画と考える流派も存在します。

数字の画数の数え方

屋号には0〜9の数字も使用可能です。

【数字の画数】

1画 0,1,6,8
2画 2,3,4,7,9
3画

手書きするときの画数と、吉凶判断の際に用いる画数が違うと感じる数字もあるかもしれません。

数字の画数を数えるときは、手書き時の画数ではなくその数字を画数として数える流派もあります。詳細は占い師や専門の書籍をチェックすることをおすすめします。

記号の画数の数え方

屋号に使える記号には「&」「’」「,」「-」「.」「・」の6種類があげられます。

【記号の画数】

1画 「’」(アポストロフィー)

「,」(コンマ)

「-」(ハイフン)

「.」(ピリオド)

「・」(中点)

3画 &(アンパサンド)

屋号に記号を使うときは2つの注意点があります。

記号は字句を区切る用途でのみ使えます。したがって屋号の先頭や末尾などには使用できません。また記号を連続させた「鈴木,,商店」のような屋号も使用不可能です。

「.(ピリオド)」は直前にローマ字を用いた場合に省略を意味する記号として利用できます。したがって「.」のみ、屋号の末尾に用いることが可能です。

なお屋号にローマ字を使う場合、単語を区切る目的でスペースを入れることが可能です。スペースは画数ゼロとして扱われます。

屋号に使わないほうが良い言葉に注意

まず、個人事業主は法人とは異なるため「〇〇会社」「〇〇株式会社」「〇〇有限会社」などのような屋号をつけることはできません。

また「支社」や「支店」「事業部」など、会社の一部門であると思われてしまうような名前も使えないため注意が必要です。法人であると誤認を招く恐れのある言葉を屋号に含めないようにしましょう。

個人事業主の屋号に限らず「銀行」「保険」「学校」などの単語は、その業種を営む会社・事業主以外は利用できません。

公序良俗に反する言葉および連想の恐れが大きい言葉も使用不可能です。

ほかにも屋号に使わない方がよい言葉として、商標登録されている名称や他社がすでに使用している名称などがあげられます。

顧客や取引先の誤解を招く恐れのある言葉の使用は避けることが鉄則です。屋号を決める際は画数だけでなく、同一または似ている名前が存在しないか事前に確認しましょう。

また、屋号は商標登録することができます。無断使用などの権利侵害を防ぎたいと考える方は、商標登録をしてみてはいかがでしょうか。

屋号を決めるときに気を付ける2つのポイント

屋号はある程度自由に決めることができますが、どんな屋号にしても良いわけではありません。

屋号を決めるときに気を付けたいポイントを紹介します。

屋号の決め方によっては混乱を招く可能性もあるので、以上のポイントに気を付けて屋号を決めましょう。

事業内容がわかるものにする

屋号と事業内容が一致している場合、顧客や取引先からみてどんな事業をしているのかを簡単にイメージできます。

極端な例ではありますが、アクセサリーの販売をしている事業者であるにもかかわらず「カフェ〇〇」や「〇〇クリーニング」などを屋号にすると、実際の事業内容と屋号が一致しておらず、不可解な印象を与えます。

アクセサリーの制作・販売をしているのであれば比較的自由に屋号を決められるので、自身の作品の世界観や雰囲気にあった名称を屋号にすることをおすすめします。

たとえばファンタジックな雰囲気をアピールしたいのであれば「○○魔法工房」や「マジックワークス○○」などが考えられます。

ネーミング辞典なども参考にするとぴったりな屋号が考えられます。

短すぎる/長すぎる屋号は避ける

屋号に文字数制限はありませんが、極端に短い・長い屋号はおすすめしません。

極端に短い屋号の場合、屋号が短すぎて事業内容がわからなくなります。また、屋号が1文字の場合、聞き間違いなどにより誤った屋号が浸透してしまうリスクがあります。

また、極端に長い屋号だと、覚えてもらえにくくなります。せっかく決めた屋号が長すぎるために短縮・省略されることもあります。

さらに書類を手書きで作成するときも手間が増えてしまうので、屋号を決めたら10回ほど手書きをしてみて長すぎないかを確認することをおすすめします。

屋号をつける3つのメリット

屋号の3つのメリットを考える女性

個人事業主は屋号をつけなくてはならないわけではなく、屋号をつけなくても開業できます

ただし、個人事業主が屋号をつけることには以下3つのメリットがあります。

① 社会的信用度が向上する

個人事業主であっても屋号があれば、「公私の区別を明確につけている」と受け取られ、取引の際に相手事業者の不安や迷いを払拭することができます。

事業は基本的に一人で行うものではなく、必ず顧客や取引先など相手が存在します。そのため信用が重要です。

特に開業をした当初は実績や信用がなく、取引をためらう事業者も少なくありません。

個人名で商売をし、屋号をつけていない場合は「どんな事業をしているのだろう」「屋号がないけど大丈夫だろうか」と、取引を躊躇させてしまう可能性があります。

しかし、屋号があれば「どんな事業をしているのか」把握しやすくなり、社会的信用が向上します。

例えば資格を取得している個人事業主がその資格について事業を行う場合、屋号に「〇〇〇〇税理士事務所」「〇〇〇〇行政書士事務所」など屋号に資格を含めると信用度が増すでしょう。

屋号付きの銀行口座が開設できる

屋号付きの銀行口座を解説すれば、プライベートと事業を区別してお金の管理ができるので正しい会計処理がしやすくなります。

屋号がなければ個人名義での口座開設となるので、公私の分別があいまいになってしまうケースが多いです。

個人名義の通帳に事業用の売上の入金や経費の支払い、私的なクレジットカード利用時の支払いなどが混在していては、私的な支出と事業場の支出を区分することが難しくなります。

場合によっては、事業用の経費の支払いをプライベートな支払いだと勘違いしたり、プライベートな支払いを事業用の経費だと勘違いしたりすることがあるかもしれません。

ビジネス用のクレジットカードを作ることなどでも解決できますが、屋号で銀行口座を開設することが最もシンプルな解決方法と言えます。

屋号付きの口座に事業用の入金や支払いを集約すれば、公私の区別がつき正確な経営判断が下せます。さらに税務処理も明確になるので、意図しない脱税などのリスクも下げられます。

ビジネスチャンスが増える

ユニークな屋号をつけることでビジネスチャンスが増えます。

個人名で活動をしていると漢字や読み方の間違いにより、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうことにもつながります。

事業内容に沿った屋号をつけることで検索時の利便性が上がるうえ、覚えやすくなる点が屋号をつけるメリットです。

関連記事では屋号を商標登録するメリットについて解説しています。事業の大幅な拡大を考えている場合、屋号を商標登録することもあります。あわせてご確認ください。

屋号を無料診断してくれるサイト3選

画数を考慮して屋号を決めたいと考えても、画数の意味や吉数を入念に調べ、候補となる屋号の画数を細かく数えるのは負担が大きいです。

そこで、画数を考えるうえでの負担を最小限におさえる方法として、屋号を無料診断してくれるサイトの活用があげられます。

Web上で占い・診断ができるなら、屋号を考える労力がほとんどかかりません。そのうえ無料であれば、資金面での心配もしなくて済みます。

屋号を無料で診断できるサイトを3つ紹介します。

社名占い.net

社名占い.net
公式サイト:社名占い.net

社名占い.netはサイト名に「社名」とついていますが、画数の考え方は会社名・個人事業主の屋号ともに同じなので問題なく利用できます。

社名占い.netのポイントとして以下があげられます。

画数の吉凶がわかりやすい:画数の吉凶が星3つで表現されるため、良し悪しを直感的に把握できます。
同じ画数の有名企業例が出る:たとえば入力した名前が25画だった場合、同じ25画の名前を持つ企業が自動で出てきます。
スマートフォンで利用できる:スマートフォンに対応しているため、外出先などでも手軽に診断できます。

無料診断を受ける際は、名前部分のみを入れるようにしましょう。「〇〇事務所」という屋号の場合、画数の基準となる〇〇部分のみを入力します。入力する内容が誤っていると、正確な診断ができないためご注意ください。

会社名・商号診断-ネムディク

会社名・商号診断-ネムディク
公式サイト:会社名・商号診断-ネムディク

ネムディクが提供する会社名・商号診断は姓名診断がメインですが、会社名や商号・屋号の診断も可能です。

会社名・商号診断-ネムディクのポイントとして以下があげられます。

屋号に関する詳しい説明がされている:診断ページに屋号に使える文字や注意点などの説明が載っているため、診断前に確認ができます。
それぞれの文字の意味も結果画面で把握できる:たとえば屋号に漢字を4文字使っている場合、一文字ごとの画数や意味も結果画面に表示されます。
流派の違いを考慮している:他の生命判断と違いが生じるケースがある理由として、流派の違いについて説明をしています。

結果はSNSでのシェア、URLのコピーなどが可能です。

社名占い-姓名診断

社名占い-姓名診断
公式サイト:社名占い-姓名診断

「社名占い-姓名診断」は今日の運勢や相性占いなど、さまざまな診断・占いを無料で受けられます。

受けられるサービスのひとつに、画数を考慮した社名占いがあります。

こちらのサイトにおける社名占いのポイントとして以下があげられます。

姓名判断の意味を丁寧に解説している:ページの上部には姓名判断に関する丁寧な説明が記載されています。そのため屋号を入力する前に、姓名判断の意味や重要性を把握しやすいです。
将来性や潜在能力を6つの指標で判断する:画数をもとに、総合性・社会性・関係性・想像性・収益性・永続性の6つを判断します。これらはテキストだけでなく、レーダーチャートでも表示されるためわかりやすいです。
結果の意味がわかりやすい:評価基準や指標について明確に説明されているため、結果の意味を理解しやすいです。

細かい部分まで診断できるサイトです。

屋号は開業届を提出するだけで登録できる

屋号は開業届の「屋号」欄に記入して提出するだけで登録できます。

屋号は開業届の屋号欄に記載して提出すると登録できます。

個人事業主の開業手続きは比較的簡単なので、個人事業主の開業をするだけで税理士に依頼する必要性は低いです。

とはいえ、事業規模が拡大すると税務処理等が煩雑になる傾向があります。顧問契約を結ぶだけでなく、確定申告のみのスポット依頼ができる税理士も数多くいるので、税務や会計書類が難しくなってきたら税理士に依頼することをおすすめします。

個人事業主につよい税理士を探す