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キッチンのシンク下が臭い!賃貸でもできる予防方法・対処法を解説

最終更新日: 2022年08月17日

台所からの悪臭は、シンク下が発生源かもしれません。シンク下から漂ってくる不快な臭いの原因や、賃貸物件でもできる4つの対処法、清掃業者の選び方などについて解説します。また掃除後に臭いの発生を防ぐための、予防策も紹介します。

シンク下から漂う臭いの原因は?

キッチンのシンク下の悪臭に驚く女性

シンク下から漂う悪臭は、何が原因で発生しているのでしょうか。臭いの発生源として、考えられる原因を紹介します。

シンク下にカビや雑菌が繁殖している

シンク下で生乾きのような臭いがするときは、カビや雑菌が原因かもしれません。

通気性が悪く高温多湿なシンクの下は、カビや雑菌が大量繁殖しやすいスペースです。シンクの下に溜まっているほこりも、栄養源としてカビや細菌を活性化させてしまいます。

またカビは臭いが気になるだけでなく、吸い込むと感染症やアレルギー、中毒などの健康被害を引き起こすリスクがあります。そのため日頃からシンク下の掃除をし、しっかりと対策を行うようにしましょう。

排水管や下水の臭いが漏れている

シンク下を通っている排水管や、その直下にある下水から、嫌な臭いが漏れているケースも少なくありません。

シンク下の排水管には、床部分に排水カバーが取り付けられており、下水から悪臭や害虫が上がってくるのを、防いでいます。しかし故障や配管工事不良などで隙間ができると、そこから臭いが漏れてしまうのです。

シンクに捨てた食べカスや油汚れなどが、排水管の内部に蓄積されている場合も、臭いの原因になりえます。また臭いを抑える壁として機能するはずの水が、不足している可能性も考えられるでしょう。

関連記事:シンク下が臭う原因は防臭キャップの劣化?悪臭を抑える方法を解説|ミツモア

賃貸物件でできる対処方法

ビルと虫眼鏡

賃貸物件でシンク下から臭いがするときは、どのような対処が可能なのでしょうか。賃貸物件でできる具体的な対処方法を紹介します。

シンクにお湯を流す

最も簡単にできる臭い対策として挙げられるのは、シンクにお湯を流すという方法です。

手順としてはビニールに入れたゴミ受けをシンクに設置して、排水口を塞ぎます。ビニールの代わりに、タオルをはさんでも構いません。

この状態でシンクの半分くらいまでお湯をためましょう。高温過ぎると排水管が溶けてしまうため、40~50度くらいに調整します。

お湯がたまったら最後にゴミ受けを外して、お湯を一気に流せば完了です。

排水管の中まで掃除をする

排水管の汚れが洗浄されている

排水管の中を掃除することで、臭いを解消できるケースがあります。

まずは排水口のゴミを、スポンジや歯ブラシなどで除去してから、排水管に市販のパイプクリーナーを流しましょう。取り扱いの際には注意書きをしっかりと確認します。

パイプクリーナーは溶け残りやすい粉状タイプよりも、液状タイプの商品がおすすめです。

排水管の中に空気を送るラバーカップも、内部の汚れを落とすのに便利です。100円ショップなどで簡単に入手できます。

関連記事:キッチンの排水口にできるヘドロ汚れ。主な原因と掃除方法を紹介|ミツモア

大家さんに相談する

故障や配管工事不良などが原因で、臭いが漏れている場合、排水カバーなどの部品を取り替えたり、修理をしたりする必要があります。しかし賃貸物件の場合、借り主が勝手に、パーツ交換や修理などを行ってしまうのはNGです。

トラブルを避けるためにも、まずは大家さんや管理会社に相談して、臭いの解決をしてもらいましょう。費用などは借り主の過失でなければ、基本的に大家さんの負担になるため、安心して任せられます。

臭いが改善しないときは業者に依頼

臭いの理由が分からず解決しないときは、業者に相談するのも1つの手です。優秀な業者であれば、豊富な知識と経験で臭いの原因を突き止め、適切な対処をしてくれるでしょう。

特にシンク下に発生しているカビや雑菌、排水管の汚れなどの清掃であれば、賃貸物件であっても、個人的に依頼ができます。

業者を選ぶ際は、一括見積もりサービスの「ミツモア」が便利です。簡単なアンケートに回答するだけで、最大5社からまとめて見積もりが届きます。

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臭いの再発を防ぐ方法

キッチンの排水溝の蓋を掃除している

シンク下や排水管などの掃除を行った後、臭いの再発を防ぐためには、どのような予防策が有効なのでしょうか。具体的な2つの予防策を紹介します。

シンクに生ゴミや油を流さない

排水管の内部に、汚れが付着して発生する臭いを防ぐためには、日頃から生ゴミを流さないことが大切です。発生したゴミはその日のうちに、捨てるように心がけましょう。

またお湯に溶けた油は、排水管の中で冷えると、固まって周囲に付着します。そのため油を流さずに固める、スポンジに吸わせる、キッチンペーパーや新聞紙で丁寧に拭き取る、といった処理が重要です。

また排水口と排水管の小まめな掃除も、有効な臭い対策になります。掃除をする目安は、排水口が週に1回ほど、排水管が月に1回ほどです。

定期的にシンク下の掃除をする

シンク下のカビ・雑菌の発生を防ぐのも、重要な臭い予防対策です。定期的にシンク下の食器類などを全て出して、雑巾で拭き掃除を行いましょう。

雑巾に食器用の塩素系漂白剤を付けると、殺菌効果が高まります。最後にしっかりと水拭きをして、乾かせば完了です。安全のために手袋を付けて、部屋を換気しながら作業します。

また湿気がこもらないように、小まめな換気も重要です。特に天気がよい日などは、シンク下の扉を開けて、空気が通るようにしましょう。

シンク下の臭いを解消して快適な暮らしを取り戻そう

きれいなキッチンで喜ぶ女性

シンク下はカビや雑菌が繁殖していたり、排水管内部や下水の臭いが漏れていたりと、悪臭の発生源になりやすいスペースです。臭いの原因を突き止めたうえで、正しく対処しましょう。

賃貸物件でもできる対処方法としては、シンクにお湯を流す、排水管の中を掃除する、業者に清掃を依頼するなどの方法があります。臭いが解消した後も、再発を防ぐために、生ゴミや油を流さない、小まめに掃除をするといった予防を行いましょう。

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