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タブレット用キーボードのおすすめ10選!キーボードの種類や選び方

最終更新日: 2024年05月09日

タブレット用のキーボードが欲しいけれど「種類がたくさんあってどれを選べばいい分からない」「実際どういうキーボードが使いやすいの?」といった悩みを持つ方のために、タブレット用キーボードのおすすめ10選をご紹介します。

タブレット用キーボードの種類

仕事道具

タブレットで文字入力をするとき、キーボード表示が小さくなるのがストレスに感じている人はいませんか?そのような悩みを『タブレット用キーボード』なら解決できるかもしれません。

タブレット用キーボードを購入するに当たっては、まずは種類を把握して、自分に合ったタイプのものを選びましょう。まずはタブレットキーボードの種類と、その特徴を解説します。

ワイヤレスで接続

ワイヤレス式のキーボードは、近距離無線通信の国際規格であるBluetoothと、小型のUSBワイヤレスレシーバーを接続し、中継して接続するUSBワイヤレスレシーバーの2タイプがあります。

2種類のワイヤレス通信の違いは、レシーバーを介するかどうかです。Bluetoothの場合、たいがいのタブレット端末がBluetoothを内蔵していますので、キーボードと直接的に接続することが可能です。

対して、小型のUSBワイヤレスレシーバーはタブレット端末に接続してから、ワイヤレスキーボードと接続を行う違いがあります。タブレット端末によっては、専用のUSBポートがない機種があるため、Bluetoothタイプのワイヤレス式キーボードを選択するのがおすすめです。

有線で接続

一方、有線は1種類です。有線接続のメリットとしては、有線式のキーボードは充電不要であることと、安定した接続を確立できることが挙げられます。

無線式と比べると、充電不要なことと接続の安定性があります。Bluetoothの接続に手間取ってしまう方や、苦手な方でもコードを接続するだけで使えるので簡単です。コスト面でも無線式よりも安価で購入することができます。

ただしケーブルが届く範囲に使用場所が縛られてしまうのがネックです。固定位置で利用する場合や、持ち運びをしないのであれば有線接続のキーボードをおすすめします。

知っておきたい主要なキー構造

複数モニターで仕事をする人

キーボードには3種類のキー構造が、存在しています。「メンブレン式」「パンタグラフ式」「メカニカル式」と、キー構造によってそれぞれ特徴があります。

どのような違いがあるのかを理解していきましょう。

低コストが魅力のメンブレン

メンブレンタイプのキーボードは、キーの裏側と押し込み先にシートがついています。このシートが接触を感知することで、タイピングを行った時にキーが押されたことが検知されるのです。

タイピング音が比較的静かなことから、オフィスでの利用や静かな場所で利用するのに向いているといえるでしょう。

ただし構造上ラバードームと呼ばれる、強い反発を起こす部品を利用しているため、指が疲れやすいというデメリットもあります。低価格で提供されているため、多少の疲れよりコスト重視という方にはメンブレンをおすすめします。

キーボードが薄く疲れにくいパンタグラフ

ノートパソコンでよく利用されているキーボードが、「パンタグラフ式」と呼ばれるものです。

キーの下にはパンタグラフと呼ばれる、ひし型のスプリングが設置されており、これが「パンタグラフ式」の名前の由来になっています。

中心にラバードームが入っています。押し込みによってパンタグラフが収縮し、ラバードームが押し込まれることで入力が可能な仕組みです。

押し込みが軽くて良いため、指が疲れづらいことが特徴です。メンブレンと同様に静かなため、オフィスや静かな場所での利用が可能といえます。

一歩で耐久力が低いという難点があり、タイピングの時に力が入ってしまうと故障につながる恐れもあります。

耐久性に優れたメカニカル

メカニカルタイプは、キーごとに独自のスイッチが入っているため値段が高いことが特徴です。またメカニカルタイプは「静電容量無接点方式」と「接点接触」の2種類が存在しています。

静電容量無接点方式は、タッチパネルのように触れるだけで入力が可能なキーボードです。押し込みの深さは、キーボードによって異なります。

接点接触はキーボードをタッチしたときに、底にあるスプリングが押し込まれることで電流が流れ、文字や記号が入力される仕組みです。一般的にメカニカルキーボードという場合は、この接点接触のことを指します。

メンブレンやパンタグラフと比較して押し心地が良く、タイピングを楽しみたい人におすすめのキーボード構造です。

タブレット用キーボード選びのポイント

タブレットキーボード

タブレット用のキーボードを選ぶ際には、いくつかのポイントが存在しています。どのようなポイントがあるのかについて見ていきましょう。

サイズを確認

タブレットに使用する場合、持ち運びをすることも考えられるため、カバンに入るサイズであることは重要です。コンパクトに折り畳めるタイプも存在していますが、その場合一つ一つのキーのサイズが小さいケースもあるため注意しましょう。

またサイズに見合っている重さがあることも重要です。小型のキーボードは軽量化されすぎていて、押した力にキーボードががたついたり、たわみが生じて打ちづらくなったりすることがあります。

打ちやすさとサイズ感を兼ね備えたキーボードを見つけるために、店舗などで見本に触れるなど、実際の使い心地を試してみることが重要です。

ケースの有無もチェック

タブレット用のキーボードの中には、ケースとキーボードが一体化している種類もあります。このタイプは、タブレットとキーボードの、両方をコンパクトに保管できることが特徴です。

ケースがついていることで、かばん内での破損を防いだり、一定度合いで防水防塵の効果を期待できたりします。

また、ケースがストッパーの役目を果たし、タブレットを自由に立てかけることができるタイプもあります。

キー配列もポイント

キーボードには日本語配列と英語配列の2種類のキー配列が存在しています。日頃から使い慣れているキー配列を選ぶようにしましょう。キー配列が普段使っているものと異なるキーボードを購入してしまうと、記号の位置が変って使いにくくなってしまいます。

また、それ以外にもCtrlキーの位置やAltキーの位置が違うことなど、製品によって微妙な違いがあります。パッケージをよく確認することが大切です。キーボードの配列によって、使い心地も全く違ってきます。ストレスなくキーボードを使うためにも、好みのキーボードを選ぶようにしましょう。

機能にも注目

キーボードにはさまざまな機能が搭載されています。特に注目したいのが、マルチペアリング機能です。これはタブレットだけではなく、PCやスマートフォンなどそれぞれのOSに対して、ボタンを押すだけで切り替えが可能な機能のことです。

タブレットだけではなくスマートフォンでも利用したいケースや、途中でPCに切り替えたいといったケースでも、手軽に接続切り替えを行うことができます。

他にもキーボードにタッチパッドが搭載されているキーボードもあり、中には指紋認証に対応しているタイプも存在します。

キーボードの人気ブランド

タブレットで会議

洋服にもブランドがあるように、キーボードにも人気のブランドが存在しています。各メーカーに特徴があり、機能や製品のスタイルもさまざまです。

その中でも特に人気の有るメーカー2社の特徴、人気の理由について解説します。

エレコム

PCからモバイル端末の周辺機器の製造や販売をしているのが、エレコムです。さまざまなモバイルアクセサリーをはじめとして、ユーザーが欲しい商品を手頃な価格帯で販売しています。

Bluetooth機能を搭載した、無線タイプのタブレットキーボードなども人気の商品です。また折り畳み式やテンキー付きのキーボードもあります。持ち運びを考えている方も、固定で利用したい方も豊富な種類のキーボードがあるため、ユーザーが欲しいと感じるキーボードを選ぶことができるでしょう。

参考:キーボード製品一覧|エレコム

ロジクール

ロジクールはゲーミングマウスやゲーミングキーボードで有名ですが、キーボードも非常に使い勝手が良いことが特徴です。

マルチペアリング機能を搭載しているキーボードはもちろんのこと、ユーザーの使いやすさに配慮した製品を作っています。インカーブキーと呼ばれる、真ん中が凹んでいるタイプのキーを採用している製品が多いです。

インカーブキーになっていることで、人の指にフィットするようなキータッチができます。通常の平らなタイプと比べて入力がしやすいため、長文を打つ方にもおすすめとなっています。

参考:キーボード|ロジクール

ワイヤレスタイプのおすすめキーボード

ワイヤレスキーボード

エレコムやロジクール以外にも、さまざまなメーカーが特色を生かした製品を販売しています。その中でもワイヤレスタイプの、おすすめのキーボードを四つご紹介します。

スタンドにセットするだけで電源ON エレコム 「スタンド付キーボード TK-DCP01BK」

Bluetooth機器を利用する場合に面倒になるのが、ペアリングやキーボードの電源を入れる手間です。しかしエレコムの「スタンド付キーボードTK-DCP01BK」は、タブレットをキーボード上部の溝に置くことで連動して電源が入ります。

機器の電源が自動でON状態に変わるのは、トグルスイッチ式やボタン式の手間を変える斬新なアイデアといえるでしょう。またタブレットのサイズも12.9インチまで対応していることから、小さいサイズでも問題なく利用することができます。

iPad Proのサイズも12.9インチや11インチとなっていることから、タブレット端末の流行にも沿っているBluetoothキーボードといえるでしょう。

様々なデバイスで利用可能 ロジクール 「K380マルチデバイスBLUETOOTHキーボード」

マルチペアリングに対応したロジクールのキーボードとして人気なのが、「K380マルチデバイスBluetoothキーボード」です。iOSやAndroidをはじめ複数のデバイスに接続が可能です。インカーブキーが使われているのも、ロジクールデバイスらしさが出ているキーボードといえるでしょう。

色は3色あり、どれも落ち着いたデザインに仕上がっています。テンキーはついていません。ま単四電池2本で、最大約2年利用することが可能なため、コストパフォーマンスの良い製品です。

携帯性に優れた アンカー 「ウルトラスリムBluetooth ワイヤレスキーボード」

ワイヤレスタイプのキーボードは大きさや厚み、重さなどが気になりますが、アンカー・ジャパンから販売されている「ウルトラスリムBluetoothワイヤレスキーボード」は、横幅28.4cmでありながら厚さは1.85cmと薄く、重さも190gと軽量化に力を入れている製品といえます。

AndroidやiOSにも対応しているのも、便利な点です。特にショートカットキーが標準装備されていることで、タスクをスムーズにすることができるのも特徴です。

またキーボードのタイピング音は静音タイプで設計されていることから、タイピング音が気になる方にもおすすめできます。

折りたたみ式だからコンパクト iClever 「折りたたみ式キーボード IC-BK08」

移動先でもキーボードを利用したいけれど、大きいキーボードを持ち運ぶのは抵抗がある。このような方は多いでしょう。小さなカバンにタブレットとキーボードを入れるだけで、いっぱいになってしまっては困ります。コンパクトなキーボードが欲しい時は、iCleverから発売している「折りたたみ式キーボードIC-BK08」がおすすめです。

特筆するべきは両側から折ることで半分のサイズになることです。また充電式で最長80時間の使用が可能であることから、ちょっとした出先でも十分に利用ができます。またAndroidやiOSはもちろんのこと、Windows、MacOSにも対応しているマルチプラットフォームに対応していたキーボードです。

有線タイプのおすすめキーボード

キーボード

「接続の安定性やバッテリーの残量などを気にせず利用したい」。Bluetoothや無線タイプより、有線のキーボードの方が安心するという方もいるでしょう。タブレット用の有線キーボードも、使い勝手の良いおすすめのキーボードを3点紹介いたします。

シンプルで使い勝手がいい BUFFALO 「USB接続 有線スリムキーボード」

BUFFALOから発売されているのは、シンプルな「USB接続 有線スリムキーボード」です。テンキーがついていおり、USBインターフェースが搭載されていればタブレットにも使用できるのが特徴です。

キーボードはパンタグラフ式を採用しており、キータッチの感覚は確実性を高めています。スリムキーボードの名称通りシンプルで、無駄のないキーボードといえます。USBインターフェースがあればどのような端末でも使えることから、ゲームのために購入する人やPC用に安いキーボードが欲しい、という方に支持を受けているキーボードです。

使いやすいスタンダードモデル サンワ 「USBキーボード SKB-L1UBK」

サンワから販売されているのは「USBキーボード SKB-L1UBK」です。メンブレン方式のキータッチで構成されており、大きいキーボードの無駄を省くことで、小型のキーボードとして軽量化を図ったモデルとなっています。

防水ではありませんが、液体をこぼした時などにキーボードの裏面から排水する機能を搭載しているスタンダードなキーボードです。テンキーだけではなく、DeleteキーやNumLockキーなども搭載しWindowsのPCなどにも利用できるキーボードとなっています。

充電、電池不要が嬉しい サンコー 「iPhone/iPad用有線ミニキーボード」

よりタブレットに特化した有線キーボードを探している方におすすめなのが、「iPhone/iPad用有線ミニキーボード」です。サンコーから販売されており、特徴はiPhoneまたはiPadのポートに差し込むことで利用が可能となります。

有線のためバッテリーの消費に気を使うこともなく、電池切れの心配もありません。有線キーボードながら312gと軽量設計となっているため、持ち運びの時に重いという感覚を受けることは少ないでしょう。

また小型でありながらもキーピッチは19mmであることから、タイピングも苦にならないといえます。

おしゃれなケース一体型のキーボード

ケースと一体となっているキーボードで、持ち歩きを便利にしたい、保護ケースを別に持つよりキーボードと一緒にある方が良いと考えている人もいるでしょう。おすすめのケース付Bluetoothキーボードを3点ご紹介します。

上質なデザインが魅力 エレコム 「タブレットケース付きワイヤレスBluetooth(R)キーボード」

外装にレザーを用いることで、高級感を演出した「タブレットケース付きワイヤレスBluetoothキーボード」です。マルチペアリングにも対応しており、バッテリーの持ち時間は約1年と長寿命であるといえます。

さまざまなプラットフォームにも対応していることや、そのデザインの上質さから、ビジネス用として用いるのも良いでしょう。重さは590gと多少重さはありますが、保護ケースを兼ねていると考えれば妥当な重さと考えることができます。

キーボードにバックライトを搭載 COOPERS CASE 「Cooper Backlight Executive」

7〜8インチの小型タブレット用に、開発されたのが「Cooper Backlight Executive」です。タブレットの固定には、シリコンで覆われたプラスチック製の留め具を利用しているため、傷がつく心配がありません。

また、バックライトがキーボードに備わっているので、夜間や暗所での利用も可能です。バックライトにこだわりがあり、キーボードの色を7色のカラーから選択して切り替え可能なことが特徴といえます。小型タブレットで作業をしている方に、おすすめのキーボードです。

Windows・Androidに対応 EWIN 「Bluetooth キーボード付きケース」

Androidタブレットで利用できる小型のキーボードを探している場合に、おすすめなのがEWINの「Bluetooth キーボード付きケース」です。

対応しているのがWindowsとAndroidのため、iOSは利用不可ですが、8〜8.9インチのタブレットのキーボードに適しています。

また、タッチパッドが付いており、キーボードとしての機能と、ノートパソコンのような操作性を実現することができます。

自分に合ったキーボードを選ぼう

ワイヤレスキーボード

タブレットキーボードの種類は有線や無線というだけではなく、テンキーの有無やケース一体型など、多くの要素が存在しています。

キーの押し感も大切な要素であり、考えるべきことは多くあります。そのためどのようなキーボードを必要としているのか、必要なシーンを考えることもおすすめです。

最終的に合っているキーボードをよく考えて、納得したキーボードを選びましょう。

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