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エアコンが冷えない時は修理に出すべき?自分でできる対処も交え解説

最終更新日: 2020年05月21日

暑い日が続く時期には欠かすことのできないエアコン。いざ使おうとした時に、全然冷えなかったら大変ですね。近年は夏場の気温がとても高くなる日が多く、高齢者や小さな子供がいる家庭では健康を害してしまう恐れもあります。

冷えない原因によっては自分で対処できる場合もありますが、プロに依頼しないと解決できないケースも多々あります。エアコン不調の原因についてしっかり把握し、万が一の際に適切に対処できるようにしておきましょう。

エアコンが冷えない?考えられる原因は?

エアコン冷えない画像
エアコンが冷えない?考えられる原因は?

エアコンが冷えない原因は、「エアコン本体に問題」「室外機に問題」「室内環境に問題」の3つに大きく分けることができます。更に細かく見ていくと汚れの付着で冷却効率が落ちていたり、設置環境が悪かったりと、様々な問題が見えてきます。エアコンの冷えが悪くなってきた時は、まず1つ1つ原因を切り分けていくことが大切です。

エアコン本体に問題が生じている

エアコン本体の画像
エアコン本体に問題が生じている

真っ先に確認すべきなのは、室内に設置されているエアコン本体の問題です。エアコン本体には冷媒装置やフィルター、ファンといった、冷暖房に欠かせない機構が詰まっています。

また大抵のメーカーのエアコンには本体に運転ランプが付いており、ランプの点灯状態で不調の原因をある程度判断できます。本体の問題にはどのようなものがあるのか、個別に詳しく見ていきましょう。

冷媒装置の故障

エアコンによって室内が冷えるのは、冷媒装置の働きによるものです。エアコンの内部には冷媒ガスというものが入っていて、空気を冷やす役割を果たしています。この冷媒ガスが何らかの理由で漏れたり減少していたり、冷媒装置が故障したりしていると冷却機能が働かなくなります。

・送風口からの風の異常(風が出ていない、風が冷えていない、風の出方が不安定)

・数分運転しただけで、勝手に電源が切れる

上記のような症状が出る場合は、冷媒周りが不具合を起こしている可能性があります。冷媒ガスの充填や装置の修理は火災などの危険が伴うため、素人にはできません。修理に対応している業者への依頼を検討しましょう。

運転ランプの点滅で故障かどうか判断できる?

パナソニックやダイキンをはじめとした主なメーカーのエアコンには、本体に「運転ランプ」が付いています。エアコンが正常に稼働している場合は運転ランプが点灯、異常がある場合は点滅、といった具合に、運転状態をランプで確認できるのです。

どのような状態でどのようにランプが点灯・点滅するかは、メーカーによって異なります。エアコンの調子が悪いと思ったら、まずは取扱説明書で運転ランプの項目を確認しましょう。説明書を紛失してしまった場合は、近年の機種であればメーカーの公式サイトでPDFを入手できます。

フィルターやファンの汚れ

フィルターや送風ファンに汚れが溜まっている場合、エアコンの冷却効果は低下します。エアコンは室内の空気を取り込んで冷媒装置で冷やし、その冷やした空気を室内に送り出しています。この時に空気がフィルターやファンを通過するのですが、ここに汚れが蓄積していると空気の通りが悪くなってしまうのです。

特に送風口から臭いのある風が出てくる場合は、かなりの汚れが溜まっているサインとなります。汚れの原因はホコリだけでなく、カビが生えてしまっている場合もあります。健康被害が出る恐れがあるので、フィルターやファンの汚れには日頃から注意を払っておきましょう。

エアコン内部の汚れは自分で落とせる?

フィルターは自分でも簡単に取り外せて掃除ができる箇所なので、エアコンシーズンの間、月2回はフィルターを清掃しましょう。送風ファンは、風の吹き出し口の奥にあります。ファン表面のホコリは掃除機で吸い取れますが、自分で隅々まで綺麗にすることはできません。

ファンの更に奥などエアコン内部にある汚れは、分解しないと清掃できないことがほとんどです。自分で分解すると故障や怪我を招く恐れがあるので、内部の汚れはプロの業者に清掃を依頼するのが安全で確実です。

クリーニングをプロに依頼するメリット

エアコンのクリーニングをプロに依頼するメリットはいくつもあります。エアコンの前面カバーとフィルターは自分で取り外すことができますが、その状態で触れることができる部分はほんのわずかしかありません。その点プロのクリーニング業者であれば、高圧洗浄や分解洗浄で隅々まで綺麗にする技術を持っています。

更に洗浄時に壁や床など周囲を汚してしまわないよう「養生」もしっかり行ってくれます。作業スピードも速いため、自分で掃除するよりもずっと早く綺麗にしてもらえるのは大きなメリットです。エアコンの汚れや風の臭いが強くなってきたと感じたら、プロにクリーニングを依頼しましょう。

室外機に問題が生じている

エアコン室外機の画像
室外機に問題がある

室内のエアコン本体に問題が無い場合、次にチェックするのは外に設置されている室外機です。エアコンは室内の空気を取り込んで、冷媒装置で熱を取り除きます。この取り除かれた熱は、室外機で外に放出される仕組みになっています。

室外機の不調は、この熱放出が上手くできていないことがほとんどです。熱放出を阻害してしまう原因を見てみましょう。

設置環境が悪い

室外機の役割は、吹き出し口から熱を外に放出することです。吹き出し口の周辺に物があると、放出した熱が跳ね返されて室外機の中に戻ってしまいます。室外機を庭やベランダに置いている場合は、周りにバケツや植木鉢、棚などを置かないように気をつけましょう。

また室外機が直射日光に晒されている場合も要注意です。日差しにより室外機自体の温度が上がってしまうと、内部の空気を冷やすために余計なエネルギーが必要になってしまいます。室外機用の日よけシートも発売されていますが、設置する場合は吹き出し口を塞がないように取り付けることが大切です。

室外機の内部に汚れ

室外機の吹き出し口の奥には、金属の網目状の「フィン」が取り付けられています。その上に被さっている格子状のカバーが「吹き出しグリル」です。これらが汚れている場合は空気が上手く通り抜けられないため、熱放出の効率が低下します。

また室外機の底には「水抜き穴」があり、内部に溜まった水を外に出すようになっています。ゴミで水抜き穴が詰まって水を排出できなくなるのも、エアコン不調の原因の1つです。

室外機の汚れは自分で落とせる?

フィンの表面や吹き出しグリルは自分で汚れを落とせます。汚れに気づいた場合は、表面を軽く掃除しておきましょう。ただしフィンはアルミ製のものが多いため、力を入れ過ぎると変形してしまう恐れがあります。ハンディクリーナーや掃除機を使う場合は、直接フィンに当てないことが大切です。水抜き穴についてはたまに覗いて、ゴミで詰まっている場合は取り除いておきましょう。

また室外機の掃除をする際は、室外機自体を動かさないように注意することが大切です。室外機には冷媒のガスが充填されているため、動かすとガス漏れの恐れがあります。このため室外機の汚れが酷かったり異音がしたりといった場合は、プロにクリーニングを依頼すると安全です。

室内環境等に問題が生じている

エアコン室内機の画像
エアコンの室内環境等に問題がある

エアコン本体にも室外機にも問題が無い場合、室内の環境がエアコンの性能にあっていない可能性があります。エアコンの性能に比べて部屋が広すぎたり、部屋の温度が上がりやすい環境だったり、周囲の環境によってエアコンへの負担が増すのです。ちょっとした工夫で改善できるケースもあるので、エアコンシーズンの前や買い替え時には室内環境を一度チェックしておきましょう。

エアコンの機能と部屋の広さがあっていない

エアコンには機種によって性能に適した部屋の広さが設定されており、説明書やカタログ、メーカーサイトにも「6畳用」、「10畳用」のように明記されています。説明書などを確認して、設置している部屋の広さにあっているか確認してみましょう。

もしも部屋が広すぎる場合はつい立てを置いたり襖を閉めたりして部屋の広さを調整すると、改善が期待できます。エアコンを買い替える際には、部屋の広さに合った機種を選ぶことが大切です。

部屋の構造が外部熱を取り込みやすい

部屋に直射日光が射す部屋では、室内の温度がどんどん上昇していきます。このような部屋ではエアコンでの冷却が追い付かなくなってしまいます。

カーテンはきちんと閉めて、無い場合はブラインドを取り付けましょう。窓の外にすだれを垂らしたり、窓に遮熱フィルムを貼り付けたりするのも効果的です。庭やベランダに面している窓の場合はゴーヤや朝顔などの植物でグリーンカーテンを作ると、緑の美しさも楽しめますね。

リモコンの設定

部屋が冷えない時に見落としがちなのが、リモコンの設定です。高めの温度に設定されていたり、タイマーの電源オフが設定されていたりと、うっかりミスも意外とあります。

また機種によっては、リモコンに温度センサー機能が付いている場合もあります。室内の温度をリモコンのセンサーで感知するのですが、このセンサーが故障していると当然適切な室温まで下がりません。リモコンの設定や動作がおかしくないか、定期的にチェックする習慣をつけておきましょう。

エアコンの効き目を保つために普段から注意すべきこと

エアコンの画像
エアコンの効き目を保つために普段から注意すべきこと

エアコンのような電化製品には寿命があり、いつかは動かなくなる日が来ます。それでも普段の使い方次第では寿命を延ばすことが可能です。慣らし運転や軽い掃除など自分で簡単にできることも多いので、注意すべき点を頭に入れてエアコンをケアしてあげましょう。

エアコンのこまめなケアは電気代の節約や寿命を延ばすことにつながる

オフシーズンはエアコンの手入れををどうしても忘れがちです。しかし1年を通じてこまめなケアを続けてあげると、電気代の節約や寿命の延長に繋がります。例えば本体や室外機の表面のホコリをこまめに払ってあげるだけでも、汚れの蓄積予防になるのです。通風口の空気の通りが良いとエアコンへの負担が減って寿命が延びますし、冷却効率も上がって電気代の節約になります。自分で手入れできないくらい汚れが蓄積してしまった場合は、プロのクリーニング業者に依頼するのも一つの手です。

月に一回は慣らし運転を

エアコンに限らず、機械は使わない期間が長くなると調子が悪くなるものです。特にエアコンのような精密機器は定期的に通電して動かしてあげると、安定した稼働状態を保てます。エアコンを使わないシーズンでも、月に一回は慣らし運転をしておきましょう。

特に大切なのが、夏や冬の本格的なエアコンシーズンが来る前の慣らし運転です。暑さや寒さが厳しくなってきてから慌てて急にエアコンを稼働させると、エアコン各部の負担が大きくなって故障に繋がります。夏や冬が来る前に、必ず何度かお試しでエアコンを動かしておくことが大切です。

月に2,3度はフィルター掃除を

フィルターはホコリや汚れが特に溜まりやすい箇所です。部屋の中のホコリが日々付着していきますし、放置しておくとカビも生えてしまいます。月に2度か3度はフィルターの掃除を心がけましょう。

また室外機は砂埃や風雨に晒されやすいため、使わない時はカバーなどをかけて汚れを予防するのも効果的です。オフシーズンの間はカバーをかけっぱなしにしがちですが、たまにはカバーを外して中にゴミや虫が入り込んでいないか確認してみてください。

無茶な使い方をしない

エアコンの適切な温度設定は「外気温との差が±5度以内」です。暑い日に外出から帰宅した時は、誰でも温度を低く設定したくなるもの。しかしエアコンの冷却性能には限度があり、エアコンへの負担が一番大きいのが電源オン時の冷やし始めです。±5度以内の温度設定で、焦らず冷えるのを待ちましょう。

また過度な運転切り替えも、エアコンに大きな負担をかけてしまいます。なかなか冷えないからといってリモコンで温度変更を繰り返したり、除湿と冷房を何度も切り替えたりするのは控えましょう。

ミツモアでエアコンクリーニングを依頼しよう!

ミツモア

エアコンの寿命を延ばし、長く、安く使いたいなら、定期的なクリーニングが重要です。自分では難しい部分も多いので、ぜひ、プロのクリーニング業者に依頼して、年に1度は徹底的にきれいにしましょう。安心して使えるようになるだけでなく、寿命も延びて、冷えも良くなります。

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