従業員から「もっと気軽にリフレッシュしたい」という声が上がる中、なるべく費用を抑えつつ満足度を高める施策探しにお悩みではありませんか。その課題、「オフィスコーヒー」の導入で解決できる可能性があります。
従業員の満足度向上はもちろん、部署を超えたコミュニケーションを活性化させる効果も期待できるでしょう。福利厚生の導入におすすめのオフィスコーヒーについて、導入するメリットや注意すべきポイントを含めて詳しく解説します。
福利厚生でオフィスコーヒーを導入するメリット
福利厚生でオフィスコーヒーを導入するメリットは、企業の成長を後押しするうえで、下記5つのメリットがあります。
従業員満足度(ES)の向上につながる
オフィスコーヒーを福利厚生として導入することは、従業員の満足度に直接的な影響をもたらします。
わざわざコンビニやカフェまで出向く必要がなく、毎日オフィス内で手軽にコーヒーを楽しめる環境を整備することで、従業員の仕事に対する意欲向上や定着率改善を実現できるでしょう。
生産性を向上させる
福利厚生でオフィスコーヒーを導入することは、オンとオフの切り替えを促し、結果として勤務時間中の集中力やパフォーマンスを高める効果があります。
コーヒーには「カフェイン」が含まれており、眠気を覚まし、集中力を高められるでしょう。加えて、コーヒーの香りにはリラックス効果もあるため、仕事の合間の短い時間でも心身をリセットするのに役立ちます。
部署や役職を超えたコミュニケーションが生まれる
オフィスコーヒーの導入は、社内のコミュニケーションを活性化させる重要な役割を担います。通常は業務上の接点がない他部署のメンバーや、直接話をする機会の少ない役員との間でも、コーヒーを淹れる際の待ち時間を利用して自然な対話が生まれる可能性があるでしょう。
このような日常的な会話が、部署間の協力関係を円滑にし、革新的なアイデアの発想につながることは決して珍しいことではありません。
来客へのおもてなしにも活用できる
お客様をオフィスにお迎えする際、どのような飲み物を提供するかは企業の印象を大きく左右する重要な要素です。従業員だけでなく、商談相手やパートナー企業にこだわりのオフィスコーヒーを提供することで、商談や打ち合わせの雰囲気が和み、相手に「大切にされている」という好印象を与えることができます。

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福利厚生でオフィスコーヒー導入時に注意するポイント
福利厚生でオフィスコーヒーを導入するにあたって、以下のポイントに注意したうえで順序立てて自社に最適なサービスを選ぶことが大切です。
オフィスの規模(従業員数)と利用頻度
オフィス向けコーヒーサービスを導入する際は、事務所の規模や従業員のコーヒー消費量に応じて、最適なサービス形態を選びましょう。企業の規模に応じたおすすめの選び方は、以下のとおりです。
- 少人数(20名程度まで):在庫管理の負担が少なく、必要なときに注文可能なサブスクリプション型が管理しやすい
- 中規模(20名から100名程度):費用対効果の観点からコーヒーマシン設置型の利用が適している
- 大規模(100名以上):複数台のマシン設置や充実したサポート体制を備えた大手サービスが最適
多くのサービス提供会社では無料相談や利用診断を実施しているため、自社の規模や要望を伝えて最適なプランの提案を受けることをおすすめします。
オフィスコーヒーの提供形態
オフィスコーヒーの提供形態は、「マシン設置型」と「サブスク・定期便型」の2つに分かれます。各形態における最適なニーズは以下のとおりです。
- コーヒーマシン設置型:従業員が日常的に利用し、一杯あたりのコストを抑えたい場合
- サブスク・定期便型:初期費用を抑えながら多様なコーヒーを楽しみたい場合
自社の利用目的を明確にした上で、それに適した提供形態を選択することが大切です。
費用の総額
オフィスコーヒーにかかる費用は、主に「初期費用」や「月額費用(固定費)」、「変動費用」の3種類です。マシンの機種やコーヒー豆の種類など、サービスによって料金体系が大きく異なるため、表面的な価格だけでなく、総額で比較しましょう。
各タイプの費用感の目安は、以下のとおりです。
| 提供形態 | 初期費用 | 月額料金の目安 | 1杯あたりの単価目安 |
|---|---|---|---|
| マシン設置型 | 0円 ~ 100,000円 | 2,000円 ~ 20,000円 | 30円 ~ 80円 |
| サブスク・定期便型 | 0円 ~ 10,000円 | 3,000円 ~ 15,000円 | 60円 ~ 150円 |
特に、一杯あたりの単価は従業員の利用頻度によって変わります。利用者が多いほど単価が安くなるため、月額料金の安さだけで判断しないようにしましょう。
メニューの豊富さ
福利厚生としてオフィスコーヒーを導入する以上、多くの従業員に喜んでもらうことが大切です。コーヒーだけでなく、紅茶や緑茶などのメニューが充実しているか確認しましょう。
サービスを選定するにあたって、チェックするポイントは、以下のとおりです。
- コーヒーのバリエーション
- コーヒー豆・焙煎度の選択肢
- デカフェ(カフェインレス)向けの選択肢
- 紅茶やハーブティーの提供
- 緑茶やほうじ茶、ココア、スープなどのメニューがあるか
可能であれば、事前に試飲サービスを利用して、複数の従業員で味を確認するのがおすすめです。
メンテナンスやサポート体制
オフィスコーヒーを福利厚生として導入する際は、日常的な運用やメンテナンスにかかる負担を事前に把握することも大切です。主な作業として、コーヒー豆や水の補充、ゴミの処理、マシンの清掃などが挙げられます。
一方で専門スタッフが定期的に訪問し、補充や清掃を代行するサービスもあります。万が一故障が発生した場合、迅速な代替機の手配を行うサービスも存在するため、運用サポートの充実度もサービスを選ぶうえでの選択肢になるでしょう。
福利厚生のオフィスコーヒーおすすめ5選【コーヒーマシン設置型】
福利厚生で導入するオフィスコーヒーのうち、「コーヒーマシン設置型」のサービスを提供している会社は以下の5社です。
| 会社名 | 費用の目安 |
|---|---|
| ネスレ日本株式会社 | 27,200円~/月(プランによって異なる) |
| 株式会社エスアイアソシエイツ | 27,500円 |
| UCC上島珈琲株式会社 | 個別見積もり |
| デロンギ・ジャパン株式会社 | 16,800円~/月 |
| 株式会社ダイオーズ | 個別見積もり |
ネスレ日本株式会社
「ネスカフェ アンバサダー」は、ネスレが法人向けに展開するサービスです。専用マシンを無料でレンタルし、カプセルなどを定期便で購入するだけで、手軽にオフィスへカフェスペースを導入できます。
費用は利用人数やドリンクの組み合わせによって変動します。たとえば「ネスカフェ ドルチェ グスト」のプランの場合、月額2万7,200円からです。お届け頻度や数量は利用状況に合わせて柔軟にカスタマイズできるため、初めてオフィスコーヒーを導入する企業にも最適です。
株式会社エスアイアソシエイツ
「FLAVIA Aroma」は、一杯ごとに挽きたての味と香りを新鮮なまま楽しめるパック式のコーヒーサーバーです。窒素充填されたカートリッジをマシンにセットするだけの簡単操作で、本格的なコーヒーはもちろん、紅茶やココア、ラテまで1台で幅広く提供できます。
マシン本体の費用は2万7,500円ですが、定期的にドリンクを購入するプランを利用する場合、本体を無料で利用できる特典があります。このため、運用費用を抑えたい企業に最適な選択肢です。
UCC上島珈琲株式会社
「おふぃす de Café」は、UCC上島珈琲が提供するカプセル式コーヒーマシン「ドリップポッド」を中心としたサービスです。マシンは横幅約13cmのコンパクトタイプと、1日約20杯以上利用できる大容量タイプの2種類で、マシンやラインアップによって費用が変わります。
コーヒーの抽出がなめらかなドリップ抽出なので静音性にも優れており、その音量は34.7dBで「ささやき声」と同じレベル。設置の手軽さと静かなオフィス環境への配慮が両立されているため、スペースが限られている企業や、従業員の集中を妨げたくない企業に最適です。
デロンギ・ジャパン株式会社
「ミーオ!デロンギ PROFESSIONAL」は、世界的に有名なデロンギ社の業務用全自動コーヒーマシンを無料でレンタルできるサブスクリプションサービスです。月々16,800円からの定額料金で、イタリアの老舗ロースターが焙煎したこだわりのコーヒー豆が定期的に届けられます。
コーヒー豆は2種類から好きな組み合わせで6袋選択可能です。従業員満足度の向上や来客時のおもてなしに活用でき、従業員のエンゲージメントを高めたい企業や、ブランディングに活かしたい企業にとって最適な選択肢となります。
株式会社ダイオーズ

ダイオーズのオフィスコーヒーサービスは、徹底した衛生管理と使いやすさを両立させている点が強みです。自動クリーニング機能を搭載したマシンが多く、日々のメンテナンスの手間を大幅に削減できます。
費用は利用人数や商品によって変わります。専門スタッフによる定期的な点検・清掃サービスも提供するため、マシンの衛生管理に不安がある企業や、メンテナンスの手間をできるだけ省きたいと考えている企業におすすめです。
福利厚生のオフィスコーヒーおすすめ5選【サブスク・定期便型】
コーヒー豆やドリップバッグなどを定期的にオフィスに届ける「サブスク・定期便型」を提供する会社は、下記5社です。
| 会社名 | 費用の目安 |
|---|---|
| POST COFFEE株式会社 | 1,980円~/月 |
| 株式会社フグレンローステリィ | 5,060円~/月 |
| 有限会社BANZAI CREATIVE | 5,980円~/月 |
| 株式会社スナックミー | 16,800円~/月 |
| 株式会社ユニマットライフ | 個別見積もり |
POST COFFEE株式会社
「PostCoffee」は、独自のコーヒー診断によって、約200種類以上の中から個々の好みに合わせたコーヒー豆を毎月届けるサブスクリプションサービスです。オフィスプランでは、コーヒー診断の結果をもとに従業員の好みを反映したラインナップをカスタマイズできます。
スタートアップから大企業まで幅広い導入実績があり、配送サイクルや量の調整も柔軟に対応できます。月額1,980円から送料無料で利用できる手軽さも魅力で、まずは試しに利用したい企業におすすめです。
株式会社フグレンローステリィ
「FUGLEN COFFEE CLUB」は、ノルウェー発のカフェ「FUGLEN」が厳選した高品質なスペシャルティコーヒーを毎月届けてくれるサブスクリプションサービスです。月額5,060円で、フグレンのロースターが世界中から買い付けた、その時期最も美味しいコーヒー豆が届きます。
国際的に評価の高いコーヒーを味わえるため、来客用にコーヒーを提供したい企業におすすめです。
有限会社BANZAI CREATIVE(BEANS Delivery SERVICE)
「BEANS Delivery SERVICE」は、焙煎後5日以内の新鮮なスペシャルティコーヒー豆を毎月届けてくれる定期便サービスです。コーヒー豆をオフィスに届けるペースや種類によって異なり、たとえば週20杯程度の「ライトミックスコース」の場合、月額5,980円から利用できます。
ポストに直接投函するため、不在時でもコーヒー豆を受け取れるようにしたい企業に最適です。
株式会社スナックミー
「snaq.me office」は、“お湯を注ぐだけ”で本格的なスペシャルティコーヒーが楽しめる、ティーバッグ型のディップスタイルコーヒーを提供するサービスです。マシンや器具が一切不要で、カップとお湯さえあれば、いつでも手軽に美味しいコーヒーを淹れられます。
初期導入費や月額利用料は無料で、注文した分だけ支払うシステムなので、コストを柔軟に管理できるのが大きな特徴です。導入の手間やコストを極限まで抑えたい企業や、小規模なオフィス、イベントで一時的に利用したい企業におすすめです。
株式会社ユニマットライフ
「ユニマットライフ」は、オフィスコーヒーサービス業界でトップクラスのシェアを誇る老舗企業です。豆から挽く本格的なエスプレッソマシンで、ドトールコーヒーなど人気カフェの味をオフィスで再現できます。
費用は利用人数やコーヒーメーカーの種類によって変動し、マシンの故障や修理、メンテナンスにかかる費用が無料です。専門スタッフが定期的に保守点検に訪れるため、常に最適な状態でマシンを使用できます。
福利厚生にオフィスコーヒーを導入する手順
自社に合ったサービスやプランの方向性が決まったら、導入の準備を進めましょう。サービスの種類によって手順が異なり、「コーヒーマシン設置型」と「サブスク・定期便型」、それぞれの導入手順について解説します。
コーヒーマシン設置型の導入手順
サービス提供会社の担当者と相談しながら進めるのが一般的です。問い合わせから設置完了まで、早くても2週間〜1ヶ月程度かかります。
具体的な導入プロセスは、以下のとおりです。
- 複数社に問い合わせて、見積もりを依頼する
- 試飲やデモンストレーションを体験する
- 契約内容を確認し、導入日を決定する
- マシンを設置し、操作や消耗品の補充方法といった取り扱いの説明を受ける
- 社内へ利用ルールを告知し、運用をスタートする
導入までに少し時間と手間がかかる分、自社のニーズに合わせた最適なマシンやプランをじっくり選べるのがメリットです。設置場所については、給水・排水の方法や電源の確保が必要になる場合があるため、契約前にサービス提供会社としっかり確認しておきましょう。
サブスク・定期便型の導入手順
ドリップバッグや小型マシンのレンタルといったサービスで、Webサイトから申し込むだけで手軽に始められるのが最大の魅力です。対面での打ち合わせや設置工事が不要な場合が多く、申し込みから最短で数日後には利用を開始できます。
具体的な導入手順は、以下のとおりです。
- Webサイトでプランを選び、申し込む
- コーヒー豆やドリップバッグなど、初回のセットを受け取る
- 設置と準備を行う
- 社内へ利用ルールを告知し、運用をスタートする
手軽に利用できることもあり、「まずはお試しで導入してみたい」という企業におすすめします。
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