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予約システム導入の費用相場はいくら?導入方法別で紹介

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最終更新日: 2025年11月25日

予約システムには、営業時間外でもオンラインで予約が可能になったり、予約の空き状況をすぐに確認できたりといったメリットがあります。

予約システムの導入には4つの方法があって、どれを選択するかで費用が異なります。

安いものでは月額5,000円~でツールを利用する方法がありますが、独自の予約システムを求めて開発を外注する場合は300万円以上の費用がかかります。予約システムを導入する際に必要な費用を、導入方法別で解説します。

予約システムの費用相場

予約システムは大きく分けると4つの導入方法があります。

導入方法 費用目安
クラウド型予約システム 月額5,000円~
オンプレミス型予約システム 初期費用5,000円~数万円、月額費用5,000円~
自社で開発 30万円~
開発会社に依頼 300万円~

導入費用は搭載する機能の多さや、システムのカスタマイズによって変わってきます。予約システムの導入方法は慎重に選ぶことが大切です。

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【クラウド型予約システムの導入】月額5,000円~

新規で予約システムを導入するのであれば、インターネットを経由してクラウド上でサービスを利用する「予約システムツール」がおすすめです。基本的に初期費用と月額料金がかかり、機能によって料金のプランが分かれています。

予約システムツールは自社のホームページにURLを埋め込むことで、オンライン上の予約システムにアクセスできる仕組みです。設定も簡単ですぐに利用できるのが魅力です。

予約システムツールは無償のものもありますが、本格的に使う場合に有償のもので5,000〜2万円以上が相場となっています。中には最高のプランで7万円以上するところも。

予約システムツールは既に作成されたシステムのため、カスタマイズ重視になると高額になる可能性があります。

オプションを増やすと費用も増えるので、何が必要かをしっかり考えましょう。

次の記事では、おすすめの予約システムを各製品の機能や料金で比較しています。ツールの導入を検討するなら、ぜひあわせて参考にしてください。

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【オンプレミス型予約システムの導入】初期費用5,000円~数十万円、月額5,000円~

オンプレミス型の予約システムは、クラウド型とは異なり自社に専用のサーバーやインフラを構築し、自社内で予約システムのネットワークを完結させます。カスタマイズ性が高く、セキュリティ面も安心度が高いのが特徴です。

初期費用と月額費用がかかるため、クラウド型と比較して初期費用が高くなる点に注意が必要です。

初期費用と使用開始までの時間がかかることが欠点ですが、自社にマッチしたセキュリティの高いシステムを導入できます。

開発そのものは行わないことから、1から開発する場合よりは早く使い始められます。おおむね数週間~数ヶ月程度の導入期間がかかることが一般的です。

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【自社で1から開発】30万円~

自社にシステムを開発できるリソースがあって「自社だけの特別なものにしたい」「シンプルな機能だけで十分」という方は1から予約システムを制作するのも1つの方法です。

小規模なシステムは30万円~開発可能ですが、規模が大きくなるほど開発費用は大きくなり1,000万円を超える場合もあります。

また予約システムの開発後は、メンテナンスやアップデートが必要です。自社開発を行った場合は、自社ですべて行わなければなりません。

予約システムを自社制作した場合は、導入時の開発費だけでなく維持費がかかることも理解したうえで検討を進めるとよいでしょう。

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【開発会社に依頼】300万円~

「特別な運用方法や予約システムを作成したい」「カスタマイズを増やしたい」と考えるならば、外部へ開発を委託する方法があります。他の予約システムとは違った、オリジナルなものができます。

開発にかかる費用は、システムの規模や機能により異なりますがおよそ300万円以上が一般的です。

システム自体を1から作り上げてもらうため、既存の予約システムを導入する方法よりもコストが高くなると考えておきましょう。

どのように使いたいのかといった運用方法についても、開発担当者と十分に話し合いが必要です。

テストや修正作業を繰り返して完成するので、予約システムが完成するまでに時間とコスト共に多くかかることを念頭に置いておきましょう。

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導入する予約システムを選ぶポイント

導入する予約システムを選ぶときは以下7つのポイントに着目しましょう。

① 必要な機能が搭載されているか

第一に重要なことは、必要な機能が搭載されているかという点です。無料プランなどであっても、以下の機能は搭載されていることが多いです。

  • 予約受付・管理システム
  • ダブルブッキング防止機能
  • 顧客管理機能
  • データ出力

一方、以下の機能はオプション機能として提供されることが多いです。有料オプションであったり、上位プラン限定であったりします。

  • クレジットカード、電子マネー決済機能
  • キャンセル待ち・自動キャンセル繰り上げ機能
  • Googleカレンダー等外部サービス連携機能
  • 多言語対応

システムを導入する前に、必要な機能が搭載されているのか必ず確認するようにしましょう。

② 利用料金が予算とマッチしているか

予約システムの料金体系は、初期費用や月額料金、予約件数に応じた従量課金など、提供会社によって様々です。

月額料金の安さだけで判断するのではなく、オプション機能の追加料金や決済手数料なども含めたトータルコストで比較検討することが大切です。自社の予算を明確にした上で、将来の事業規模の拡大も見据え、プラン変更が柔軟に行えるかどうかも確認しましょう。

予約システムは長期的に運用していくものなので、無理なく支払い続けられる料金で、かつ必要な機能が揃っている、コストパフォーマンスに優れたシステムを選ぶようにしてください。

③ 分かりやすいUIで操作がしやすいか

システムの操作性は、導入後の業務効率を大きく左右する重要なポイントです。

管理画面が複雑で直感的に操作できないと、スタッフが使いこなすまでに時間がかかり、教育コストの増大や入力ミスの原因にもなりかねません。同様に、お客様が利用する予約画面が分かりにくければ、予約完了前に離脱してしまう可能性が高まります。

日々の業務でストレスなく使えるか、またITに不慣れなお客様でも簡単に予約できるかという視点で評価することが求められます。多くのシステムでは無料トライアル期間が設けられているため、契約前に実際の使用感を確かめてみることがおすすめです。

④ 外部システムとの連携がしやすいか

すでに社内で利用している他のツールと連携できるかどうかも、確認しておきたい項目の一つです。例えば、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携できれば、予約情報を自動で反映させることが可能です。

また、ZoomなどのWeb会議ツールや、会計ソフト、顧客管理システム(CRM)との連携に対応していると、業務全体の効率化が図れるでしょう。このような連携機能があれば、手動でのデータ入力の手間を省き、情報の二重管理を防ぐことにも繋がります。

予約管理だけでなく、ビジネス全体のワークフローを改善するためにも、利用中のシステムとスムーズに連携できる予約システムを選びましょう。

⑤ 導入実績数が多く評価が高い

導入実績の多さは、その予約システムの信頼性や安定性を示す一つの指標です。多くの企業で利用されているシステムは、それだけ多くの課題をクリアしてきたと考えられます。

特に、自社と同じ業種や事業規模の企業での導入事例があるかは、重要な判断材料となるでしょう。また、公式サイトの情報だけでなく、第三者のレビューサイトや口コミも参考にすべきです。実際に利用しているユーザーの生の声は、メリットだけでなく、使いにくい点やサポート体制の実態など、よりリアルな使用感を知る上で非常に役立ちます。

高評価の口コミが多いシステムを選ぶことで、導入後の失敗リスクを減らすことにつながります。

⑥ サポート体制が充実している

システムを導入した後に「使い方が分からない」「エラーが発生した」といった問題はつきものです。このようなトラブルが発生した際に、迅速かつ丁寧に対応してくれるサポート体制が整っているかは、非常に重要な選定ポイントとなります。

具体的には、電話やメール、チャットなど、どのような問い合わせ方法があるのか、対応時間は平日日中のみか土日祝日も対応しているかなどを確認しましょう。

また、FAQやオンラインマニュアルが充実していれば、自己解決できる場面も増えます。特に社内にIT専門の担当者がいない場合は、手厚いサポートを受けられるシステムを選ぶと安心です。

⑦ セキュリティ体制がしっかりしている

予約システムでは、お客様の氏名や連絡先、場合によってはクレジットカード情報といった重要な個人情報を取り扱います。万が一、これらの情報が外部に漏洩してしまえば、お客様に多大な迷惑をかけてしまうだけでなく、企業の社会的信用を大きく損なう事態になりかねません。

そのため、システムのセキュリティ体制が万全であるかは必ず確認すべき項目です。具体的には、通信を暗号化する「SSL/TLS」への対応や、不正アクセスを防ぐIPアドレス制限機能の有無、「プライバシーマーク」や「ISMS認証」といった第三者認証を取得しているかが判断基準となります。

企業の信頼性を守るためにも、堅牢なセキュリティ対策が講じられているシステムを選びましょう。

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予約システムの開発費用が高額になる原因

いくつかの要因で、予約システムの開発金額は高額になります。特に自社や開発会社に予約システムの開発を依頼する場合は注意しましょう。

① 開発者の数が多い

予約システム開発の費用を計算する際に重要となるのが「人月」です。これはシステムエンジニア(SE)の「1人あたりの単価」と「かかった時間」を掛け合わせたものです。

システム開発にかかった人月と、SEの単価を掛け合わせた金額が開発費用になります。

例えば、1カ月で80万円のSE2人が2ヶ月かけて予約システムを開発したとします。この場合の人月は「2人×2ヶ月=4人月」で、これにSEの単価をかけて「4人月×80万円=320万円」が開発費用です。

SEの単価は技術レベルで異なり、そのレベルによって60万円~160万円と大きく変わってきます。

また、システム規模を計算する際は「FP法(ファンクション・ポイント法)」と呼ばれる手法を用います。開発したい機能をランク別に「ポイント化」し、合計ポイントが請求額となる仕組みです。

例えば既存の機能に難易度の高い機能を加えた場合、基本の20ポイントと追加の20ポイント、合計40ポイント分の金額を請求されるといった具合です。

② 多機能な予約システムを導入する

予約システムに搭載する機能が多ければ多いほど、開発費用は高額になる傾向があります。

たとえば基本的な予約機能に加えて、クレジットカードなどの事前決済機能、顧客情報を管理する機能、多言語対応、メルマガ配信機能などを追加すると、その分開発の工数が増加する傾向にあります。

各機能の開発はもちろん、それぞれの機能が正しく連携して動作するかのテストにも時間と人手が必要になるため、費用がかさんでしまうことを理解しましょう。

そのため、自社にとって本当に必要な機能は何かを事前に見極め、優先順位をつけることが費用を抑える上で非常に重要です。

③ 開発を外注する

予約システムの開発を外注する場合、自社で開発するときよりも費用が高額になることが一般的です。

予約システムの開発を外注した場合、以下の中間マージンが発生することが一般的です。

  • エンジニアの人件費
  • 営業担当者やディレクターの人件費
  • 開発会社の利益

要件を伝えたり進捗を確認したりするためのコミュニケーションコストも発生する点を考慮しなければなりません。高品質なシステムを期待できる反面、こうした間接的な費用も含まれるため、全体のコストが膨らむ傾向にあるのです。

④ 仕様が定まりきらない状態で発注する

どのような予約システムを作りたいか、具体的な仕様が固まらないまま開発をスタートさせると、結果的に費用が高額になってしまいます。

開発の途中で「やはりこの機能を追加したい」「ここのデザインを変更したい」といった要望が出てくると、その都度、追加の開発工数や手戻りが発生してしまうためです。

当初の見積もりには含まれていない作業が増え、最終的な請求額が想定を大きく上回る事態になります。

無駄なコストを発生させないためには、発注前に必要な機能やデザインのイメージを明確にし、開発会社と詳細な要件定義を完了させておくことが求められます。

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予約システムの導入で予約管理をラクラクに

予約システムを導入することで、24時間いつでも予約を受け付けることができます。営業時間以外にも予約ができるようにすることで、集客にも一役買ってくれるでしょう。

予約システムの導入方法は、大きく4つあります。導入だけでなく、運営するにあたって無理のない方法を選ぶ必要があり、それによって費用も大きく変わってきます。

顧客の使いやすさも重要ですが、自社で使いやすいかどうかもしっかり考慮して導入しましょう。

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