2015年12月に「労働安全衛生法」の改正により常時労働者50人以上が働く事業場に実施が義務付られているストレスチェック。事業者は毎年労働基準監督署に実施報告書の提出義務があり、1年に1回実施しなかった場合は法令により最大50万円の罰金が課せられます。
上記の法改正は精神障害による労災補償の請求件数の増加が背景となっており医療・福祉、製造業、卸売・商売業の順で発生件数が多い傾向にあります。また年代は40代、30代が多いです。心当たりがある場合は早急にストレスチェックを実施しましょう。
完全無料で利用できるストレスチェックシステム2選
厚生労働省から提供されているストレスチェックシステム以外にも無料プランがある製品を紹介します。
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こころの耳
厚生労働省が運営するこころの耳では職場のストレスレベルを図るための「5分でできる職場のストレスチェック」が提供されています。
上記のWebサイトからアクセスが可能でPCまたはスマートフォンから受検できます。こころの耳では、職場のメンタルヘルス対策の事例集やeラーニングで学べるヘルスケアなどのコンテンツも提供されており、適宜活用が可能です。
ストレスチェッカー
ストレスチェッカーは株式会社HRデータラボが提供している、ストレスチェックです。導入実績6,500社以上と多くの企業へ普及しているサービスで、社内の実施事務従事者向けのシステムが提供されています。
実施事務事業者と実施者である産業医だけが個人結果を閲覧できるよう設定でき、ストレスチェック実施後は自動で集団分析も可能です。
無料トライアルで利用できるストレスチェックシステム3選
Smart相談室
Smart相談室は株式会社Smart相談室が提供しているトータルストレスチェックサービスです。ストレスチェック(調査票の配布~集計、高ストレス者の抽出まで)に加えて医師面談や外部相談窓口の設置、ビジネスコーチングやキャリアコンサルティングなど対人支援まで包括的に提供しています。
製品紹介(デモ)があり、完全無料でサービス各種を利用できます。
LLax forest(体験版)
LLax forestはSOMPOヘルスサポートが提供しているストレスチェックサービスです。通常のストレスチェックと異なり「メンタルヘルス」「フィジカルヘルス」「エンゲージメント」の3要素からなる計108問の調査を実施しています。
システムの画面上で各カテゴリーに対応した受検結果の詳細を簡単に確認でき、個人結果にもとづいて登録済みの専門家監修コンテンツを表示。製品紹介(無料デモ)が提供されています。
ORIZIN(体験版)
ORIGINはピー・シー・エー株式会社が提供している、調査票の配布~集団分析までを支援するストレスチェックサービスです。調査票は57項目版、80項目版に対応しており設問追加が可能です。
またWeb・紙両方で受検できます。導入企業数1500社以上で述べ130万人が利用している製品で、1カ月間の製品紹介(デモ)が提供されています。
無料のストレスチェックシステムでできること
PCまたはスマートフォンでのストレスチェック実施
従業員はPCまたはスマートフォンからブラウザにアクセスして、Web版ストレスチェック(57項目版の調査票)を受検できます。
従業員はいつでも空き時間に受検でき、担当者も紙の調査票と比べて受検後のデータ回収の手間が省けるでしょう。
日本語以外の言語での検査
無料のストレスチェックのなかには日本語以外の外国語に対応しているサービスがあります。外国人を雇用している場合は対応言語についても確認しておくとよいでしょう。
受検データの保管
ストレスチェック実施後の受検データをシステム内に保管できます。ストレスチェック制度によると産業医(実施者)から事業者へ提供された個人の受検結果のデータは事業者側で5年間の保管が必要です。
集団分析機能
職場改善のための受検データの自動分析機能を搭載しているサービスも多く存在します。無料のストレスチェックシステムには集団分析機能を内包していない場合もあります。
自社の必要に応じて集団分析機能の有無を確認しておきましょう。
無料のストレスチェックシステムを利用する際の注意点
ストレスチェックに用いられる調査表は57項目版と80項目版があります。前者は基本的な職場改善の方針を打ち立てるのに適しており、後者は特定の課題やストレスの根本要因を探るために使用されています。
さらにストレスチェックシステムのなかには、Webシステムを利用したストレスチェック(調査票の配布~集計)の実施だけでなく、医師面談やハラスメント窓口、コーチング業務などの対人支援までを代行するサービスもあります。
トライアル期間中は各サービスを無料で利用できるため各提供元へ問合せてみてください。
対応範囲が限定される
無料のストレスチェックシステムには衛生委員会の支援や産業医の選定、医師面談の調整などストレスチェック実施前後の支援サービスの提供が基本的にはありません。
無料のストレスチェックシステムは、ストレスチェックの実施(受検~受検後のデータの回収)に限定されるケースも多いです。
実施事務従事者の業務効率化のみを目的としている場合は問題ありませんが、高ストレス者への面談勧奨や専門家による集団分析結果のアドバイスなどが必要な場合は、有料サービスが必要になります。
専門的なアドバイスが得られない
自社で解決したい課題が明確である場合、カウンセリングなど対人支援を内包したストレスチェックサービスが適しています。
自社でストレスチェックを実施するのみでは分析ができない潜在的な課題に気づけるなどのメリットがあります。
平均2分!ぴったりのストレスチェックシステム選びをミツモアで
ストレスチェック実施における業務代行や職場環境改善に向けたデータ管理、分析作業を効率化するストレスチェックシステム。自社に必要な機能を過不足なく搭載した製品を選定し、ストレスチェック制度の導入および健康経営を推進していきましょう。
数ある製品のなかから自社に適した製品を探すのには時間や手間がかかります。そんなときはミツモアにおまかせください。従業員数や欲しい機能など項目を画面上で選択するだけの自動診断で、ストレスチェックシステムの候補が見つかります。
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