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社食宅配サービスおすすめ8選!小さな会社でもできる福利厚生ランチ

ぴったりの社食サービスをさがす
最終更新日: 2025年05月09日

オフィスに社員食堂を持たない中小企業の総務・人事担当者のみなさん。社員の健康や満足度を高めるために、なにか食事支援策を導入できないかとお悩みではないでしょうか。

「社員に美味しくて健康的な昼食を提供したいけど、うちには社食を設置する設備も予算もない・・・」こんな課題を感じている方にうってつけなのが、社食宅配サービスです。

社員食堂がなくても、社食の宅配サービスを活用すれば、社外で用意された温かいランチをオフィスで受け取ることができます。紙容器やカップに盛り付けられた食事が職場に直接届くので、従業員がわざわざ外出する必要もありません。

この記事ではそんな、栄養バランスの取れた食事を手軽にとれる社食宅配サービスの中から、おすすめのサービスを紹介。サービス選びのポイントや導入のメリットも解説します。

社食宅配サービスおすすめ8選

オフィスでランチを食べるビジネスウーマン

おすすめの社食宅配サービスを8サービス紹介します。

サービス名 料金 最低注文数 対応エリア 主なメニュー
社食DELI 約500円~ なし 首都圏・関西圏中心 日替わり含む30種以上
シャショクラブ 約500円~ 1食~ 都心部 毎日10種以上
ごちクルNow 500円~800円前後 1食~ 東京23区 1,000種以上
OISEEQ 月額費用0円 1食~ 関東中心 日替わり多数
おべんとうの玉子屋 約450円~500円 10食~ 東京都・神奈川 日替わり弁当1種
オフィスプレミアムフローズン 月額39,600円 なし 全国 冷凍惣菜セット
オフィスおかん 1品100円~ なし 全国 お惣菜20種/月
OFFICE DE YASAI 1品100円~ なし 全国 お惣菜約30種/月

社食宅配サービスの多くは、1品500円前後の料金でメニューを提供しています。最低注文数が少ないサービスなら、少人数のオフィスでも安心。もちろん大人数にも対応しています。

デリバリーできる対応エリアはサービスによって異なるので、自身のオフィスがある地域に対応しているかどうかは事前に確認しておくとよいでしょう。それぞれのサービスの特徴や取り扱いメニューについて解説していきます。

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社食DELI

社食DELI
出典:「社食DELI」公式Webサイト

「社食DELI」は、社員の昼食時間にオフィス内で弁当販売を行ってくれるユニークなサービスです。事前注文不要で、ランチタイムになると提携する飲食店のお弁当が何十種類もオフィスに届けられ、社員は対面販売で好きなお弁当を選んで購入できます。和食・洋食・中華・エスニックなどバラエティ豊かなラインナップで、日替わりメニューも含め30種類以上のお弁当が並ぶため、毎日選ぶ楽しみがあります​。

価格は一食あたり500円前後と手頃で、中には栄養バランス認証の「スマートミール」対応メニューやカロリー控えめのヘルシー弁当も用意されています​。導入企業にとって嬉しいのは、販売スタッフが配達・陳列から販売、片付けまで全て担当してくれる点です​。

社員は列に並んで購入するだけ、総務担当者はノータッチでランチ提供が実現します。一定規模以上の社員が出社するオフィスであれば、初期費用や月額費用は不要(利用者が買ったお弁当代のみ)で始められます。ただし毎日販売するためにはある程度の利用人数が必要なため、目安として社員数50名以上の拠点に向いています。

現在は主に首都圏と関西圏でサービス展開中で、オフィスビルの空きスペースや会議室が昼だけプチ社員食堂になる感覚で利用できます。社員からは「毎日お店が社内に来るみたい」「温かい出来立て弁当が買えて嬉しい」と好評で、健康経営と福利厚生の両立に貢献するサービスです。

料金 約500円~
最低注文数 なし
対応エリア 首都圏・関西圏中心
主なメニュー 日替わり含む30種以上

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シャショクラブ

シャショクラブ
出典:「シャショクラブ」公式Webサイト

「シャショクラブ」は「社食をクラブ活動のように楽しく」をコンセプトにした宅配弁当サービスです。社員一人ひとりがスマホやPCから好きなお弁当を選んで注文でき、指定した時間にまとめてオフィスへ届けてくれる仕組みです​。

前日注文が基本ですが、サービスによっては当日朝の注文にも対応しています。提携している飲食店のお弁当メニューは日替わり含め常時10種類以上あり、「がっつり唐揚げ弁当」から「低糖質ヘルシー弁当」まで幅広くラインナップ​。価格帯は500~700円程度で、福利厚生として会社が補助を出すことで社員負担を250円〜に抑えることも可能です​。

実際にシャショクラブを導入した企業では、コンビニ弁当より安く栄養バランスの良い昼食が取れると社員に好評で、利用率が高い傾向があります。総務担当者にとっても、各自注文・決済まで完結するため注文取りまとめや集金の手間がかからないメリットがあります。毎日の注文数や人気メニューのランキングなども管理画面で確認でき、食事補助の利用状況を把握しやすい点も魅力です。

対応エリアは2025年現在、東京23区を中心とした首都圏主要エリアとなっていますが、順次エリア拡大中です。社食設備がなくてもスマホひとつで社員食堂のような体験を提供できるサービスとして注目されています。

料金 約500円~
最低注文数 1食~
対応エリア 都心部
主なメニュー 毎日10種以上

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ごちクルNow

ごちクルNow
出典:「ごちクルNow」公式Webサイト

「ごちクルNow」は、有名デリバリーサイト「ごちクル」が展開するオフィス向け日替わり弁当デリバリーサービスです。専用アプリやWebサイトから当日朝10時までに注文すると、ランチタイムに出来立てのお弁当が職場に届きます​。特徴はなんといっても圧倒的なメニュー数の多さで、提携店舗数68店・メニュー数1,000種類以上(2023年時点)という豊富さを誇ります​。

和食・洋食・中華はもちろん、人気レストランの特製弁当や期間限定メニューなど、毎日選びきれないほどの選択肢が用意されています。「お肉たっぷりスタミナ弁当」から「野菜中心ヘルシー膳」までバラエティ豊かで、栄養バランスにも配慮されたラインナップです​。

価格帯は500円台のリーズナブルなものから有名店の1,000円超メニューまで幅広く、企業は補助金額を自由に設定できるため、社員は実質数百円で高品質なランチを楽しめます​。

注文・決済は各自のスマホで完結し、まとめて届いた弁当には名前ラベルが付いているため配布もスムーズです。現在の提供エリアは主に東京都心部ですが、対応エリアは順次拡大されています。福利厚生として導入すれば、「今日はどのお弁当にしよう?」と社員のランチタイムがちょっとしたイベントになるでしょう。有名店の味を手軽に楽しめる社食サービスとして、都会のオフィスで人気が高まっています。

料金 500円~800円前後
最低注文数 1食~
対応エリア 東京23区
主なメニュー 1,000種以上

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OISEEQ

OISEEQ
出典:「OISEEQ」公式Webサイト

「OISEEQ(オイシーク)」は、月額固定費0円から利用できる法人向けフードデリバリーサービスです​。最大の特徴は初期費用・月額費用が一切かからないことで、導入ハードルが非常に低く設定されています。

利用したい社員がその都度注文する完全オンデマンド型で、オフィスにいながら日替わりで多彩な飲食店メニューを楽しめます​。ランチの宅配弁当はもちろん、朝食用のパンや会議用のケータリングまで対応できる柔軟さも売りです​。たとえば午前中の会議にはサンドイッチとコーヒーを、残業時には夜食のお弁当を、といった注文もまとめて可能なため、単なる昼食補助に留まらない使い方ができます。

料金は各メニューの実費のみで、社員が注文時にオンライン決済する仕組みです(会社が一定額補助することも可能)。メニューは日替わりで入れ替わり、和洋中の定番からトレンドのエスニック料理まで幅広く、「オフィスに居ながら出前館やUberEatsのような豊富な選択肢」を福利厚生価格で利用できるイメージです。

サービス名の由来通り「美味しく(Oishiku)」社員に食事を届けることに特化しており、月額費用ゼロで始めたい中小企業にとって魅力的な社食サービスです。対応エリアは現在関東エリアが中心ですが、人気につれてエリア拡大が期待されています。食事のマンネリ化防止にも効果的で、社員からは「毎日いろいろな店のランチが楽しめて飽きない」と好評です。

料金 月額費用0円
最低注文数 1食~
対応エリア 関東中心
主なメニュー 日替わり多数

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おべんとうの玉子屋

おべんとうの玉子屋
出典:「おべんとうの玉子屋」公式Webサイト

「おべんとうの玉子屋」は、東京都内の企業で働く人なら一度は名前を聞いたことがある老舗の仕出し弁当サービスです。昭和33年創業という長い歴史を持ち、毎日約7万食ものお弁当を都内・神奈川のオフィスや工場に配達しています。

毎日1種類の日替わり弁当を届けるスタイルで、メニューは和洋中バランスよく週替わりで構成されます。各社ごとに前日までに注文数を取りまとめて発注すると、翌日昼に人数分の弁当が職場に届きます。温かいご飯に主菜・副菜・漬物という構成で、ボリュームもしっかりありながら価格は1食あたり500円前後と非常にリーズナブルです。

玉子屋の魅力は何と言っても安定した美味しさとボリュームで、「安定の玉子屋クオリティ」「安くてお腹いっぱいになる」と長年利用するファンも多いです。配達スタッフが毎日職場まで運んでくれるため社員は取りに行く手間もなく、大口注文の場合は空の弁当箱の回収まで行ってくれる丁寧さです。

基本的に10食以上の注文があれば配達可能で、小さな事業所でも近隣と合わせてルート配送してもらえる場合があります。メニュー選択の自由度はありませんが、「みんなで同じお弁当を食べることで話題ができる」「献立を考えなくて済む」といったメリットもあります。とにかくコスト重視でお腹を満たしたい企業には強い味方であり、半世紀以上にわたり愛され続ける信頼の宅配弁当サービスです。

料金 約450円~500円
最低注文数 10食~
対応エリア 東京都・神奈川
主なメニュー 日替わり弁当1種

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オフィスプレミアムフローズン

オフィスプレミアムフローズン
出典:「オフィスプレミアムフローズン」公式Webサイト

「オフィスプレミアムフローズン」は、冷凍食品を活用した常備型の社食サービスです。株式会社SL Creationsが提供しており、専用の業務用冷凍庫をオフィスに設置するだけで利用を開始できます。契約すると毎月厳選された冷凍のおかずやお弁当セットが定期的に補充され、社員は24時間いつでも好きなタイミングで取り出して食べることができます。

月額33,000円(税込)という定額制の料金で一定数の食事が提供される仕組みで、追加注文も可能です​。メニューは管理栄養士監修のバランスの良いお惣菜や主菜が中心で、保存料・合成着色料不使用など品質にもこだわっています​。食べたいときに電子レンジで温めるだけなので、昼食だけでなく夜勤の深夜食や休日出勤時の食事にも対応でき、シフト勤務の多い企業には特に重宝します​。

また、在宅勤務の社員向けには冷凍弁当の宅配便配送サービスを組み合わせて提供することも可能で、離れて働く社員にも等しく福利厚生を行き渡らせることができます。冷凍庫と常温ボックスの貸与は無料で、調理設備がなくてもオフィスが24時間営業の社員食堂に早変わりします。

「健康経営優良法人」を目指す企業からの導入も多く、「栄養バランスの取れた食事を手軽に提供できる」と評価されています。初期費用がかかりますが、社員数に応じてプランを選べば無駄なく運用でき、非常時の備蓄食としての役割も果たします。時間や場所に縛られない新しい社食スタイルとして注目のサービスです。

料金 月額39,600円
最低注文数 なし
対応エリア 全国
主なメニュー 冷凍惣菜セット

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オフィスおかん

オフィスおかん
出典:「オフィスおかん」公式Webサイト

「オフィスおかん」は、株式会社OKANが提供する置き型社食サービスです。オフィスの一角に専用の小型冷蔵庫を設置し、毎月20種類前後の手作り惣菜やスープ、パンなどが補充されます​。社員は好きなタイミングで冷蔵庫から商品を取り出し、電子レンジで温めて食べるだけ。1品あたり100円という驚きの安さで利用でき、代金は企業がまとめて負担することも個人で支払うことも可能です。

メニューは旬の食材を活かした家庭的な味付けが特徴で、「ほっとする美味しさ」「栄養バランスが良い」と社員から好評を得ています​。導入企業の94%が従業員満足度向上を実感しているとのデータもあり、小規模オフィスから大企業まで全国で導入が拡大中のサービスです。

首都圏なら担当スタッフが直接補充に来る「オフィスおかん」、地方でも利用できる宅配便プラン「オフィスおかん便」があり、希望に合わせて選べます​。テレワーク中の社員へ惣菜セットを自宅配送する仕組みも整っており、場所を問わず社員の食生活をサポートできるのも魅力です。

料金 1品100円~
最低注文数 なし
対応エリア 全国
主なメニュー お惣菜20種/月

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OFFICE DE YASAI

OFFICE DE YASAI
出典:「OFFICE DE YASAI」公式Webサイト

「OFFICE DE YASAI」は、株式会社KOMPEITOが運営する置き型社食サービスです。こちらも専用冷蔵庫にヘルシーなお惣菜やサラダ、フルーツなどをストックし、社員が1品100~150円程度で購入できます。

特徴はなんと言ってもメニューの豊富さで、月30種類以上のラインナップが毎月届きます。旬の野菜を使ったおかずやスムージー、ヨーグルトまで揃い、野菜不足になりがちなオフィスワーカーにも嬉しい内容です。管理栄養士がメニュー監修しており、「野菜たっぷりだけど満足感がある」「彩りが良く食欲をそそる」と継続利用する社員が多いようです。

実際に導入企業の継続利用率は99%を超えており、社食サービスの中でもトップクラスの満足度を誇ります。初期費用0円で冷蔵庫や専用ボックスの貸与もあり、必要なのは電源だけと手軽です。

首都圏以外でも冷蔵便配送で利用可能で、離れた拠点にも同じクオリティの食事補助を提供できます。「オフィスでごはん」という名称でお惣菜セットプランも展開しており、オフィスおかんと並ぶ人気の健康志向社食サービスです。

料金 1品100円~
最低注文数 なし
対応エリア 全国
主なメニュー お惣菜約30種/月

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社食宅配サービス選びのポイント

パソコンを操作するビジネスマン

社食宅配サービスとひと口にいっても、提供形態やメニュー、費用体系はサービスごとに様々です。これから紹介するポイントを総合的に検討し、自社の規模・働き方・予算・社員ニーズにフィットするサービスを選びましょう。​

たとえば「内勤中心で全員同じ時間に休憩する職場なら出来立て弁当のデリバリー型が適している」など、自社の状況を踏まえたサービス選びが満足度向上の鍵となります。

1人前から注文できる柔軟性

まず確認したいのは最低注文数や利用人数の制約です。少人数の会社でも導入しやすいよう、1食から注文可能なサービスも増えています。例えば社員各自が好きなタイミングで個別に注文できるサービスであれば、総務担当者がとりまとめる手間も省けます​。

一方で、サービスによっては「1回の配達につき〇食以上」の注文が必要な場合もあります。自社の社員数や利用見込みに対し、少ない人数でも運用できるかを確認しましょう。極端に小規模なオフィスであれば、冷蔵庫に惣菜をストックするタイプなど、まとめて届いた料理を各自が好きな時に食べる形式も選択肢のひとつです。

サービス提供エリアの確認

サービスごとに対応エリアが決まっているため、自社オフィスの所在地で利用可能かは重要なチェックポイントです。特に出来立て弁当を毎日配達するタイプは都市部中心のことが多く、地方や郊外では利用できない場合もあります​。

対応エリア外の場合は、冷凍弁当を宅配便で送ってもらうサービスや、提携店舗で使える食事券方式など別形態を検討しましょう。幸い、昨今は全国配送に対応した社食サービスも増えてきています​。

在宅勤務者が多い場合は、自宅への個別配送オプションがあるかもポイントです。自社の拠点エリアや勤務形態に合ったサービスかどうか、提供エリア情報を事前に確認しておきましょう。

メニューの種類と健康面への配慮

社員の好みや健康ニーズに合ったメニューを提供できるかも重要です。せっかく導入しても、メニューが単調だと飽きられて利用されなくなる恐れがあります​。

和洋中はもちろん、ヘルシー志向やボリューム重視などバラエティ豊富なメニューを取り揃えるサービスを選ぶと良いでしょう。毎日日替わりで複数種類から選べるサービスであれば、社員も飽きずに利用を継続しやすくなります。さらに、健康経営を意識するなら栄養バランスやカロリー表示、減塩対応などの配慮があるサービスがおすすめです。

管理栄養士がレシピ監修している、お弁当が「スマートミール(健康な食事の基準)」認証を受けている等のサービスなら、社員の健康サポートにつながります。社員アンケートで「ガッツリ系が良い」「野菜をもっと摂りたい」など要望を聞き、それにマッチするラインナップかどうかをチェックしましょう​。

コストと料金体系の確認

予算に見合う料金体系かも現実的な選定基準です。社食サービスの費用モデルは様々で、初期導入費や月額費用が0円で利用できるものもあれば、一定の月額基本料が発生するものもあります​。

例えば、利用した分の弁当代だけ支払う従量課金型であれば無駄なコストがかからず始めやすいでしょう。一方で毎月定額料金で冷凍食品を補充するプランなどは、社員数に応じたプラン料金になっている場合が多いです。

1食あたりの価格もサービスによって異なり、リーズナブルなものは400〜500円程度から、高級志向のメニューでは1,000円を超えるものもあります。自社が社員の昼食に補助できる金額の範囲内で、社員の負担額も過度にならないサービスを選びましょう​。

また、福利厚生費として認められる条件(社員負担が半額以上など​)も踏まえ、会社と社員の費用負担バランスが取りやすい料金体系か確認すると安心です。

支払い方法と運用時の手間

最後に、支払い方法や運用管理のしやすさも選定のポイントです。サービスによって、利用した食事代の精算方法は様々です。社員が各自でアプリ決済・クレジット払いする方式もあれば、月末に企業へまとめて請求書が届き精算する方式もあります。総務担当者の負担を減らしたい場合は、個人払いに対応しているサービスだと管理が楽になります。

逆に会社補助をしっかり管理したい場合は、利用実績レポートを出してくれるサービスや、給与天引きデータ連携が可能なサービスが便利です。さらに、毎日の注文取りまとめが必要か不要かも確認しましょう。例えば社員各自が直接注文できるシステムなら担当者が取りまとめる必要がなく業務負担が軽減されます​。

「前日までに総務が人数を集計して発注」のような方式だと手間がかかりますが、その分まとまった注文で割安になるケースもあります。自社の運用体制(例えば受付担当を置けるか等)やITリテラシーに合わせ、スムーズに運用できる仕組みのサービスを選ぶことが大切です。

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社食宅配サービス導入の5つのメリット

オフィスのデスクでランチを食べるビジネスマン

社食宅配サービスを導入すると社員が健康的でバランスの良い食事を手軽に取れるようになり、従業員満足度の向上や健康管理、社内コミュニケーションの促進につながります。

社食宅配サービス導入の5つのメリットを解説します。

ランチタイムの効率化と生産性向上

社員が社外に昼食を買いに行く必要がなくなり、貴重な有効期限を有効活用できます。オフィス街の昼休みは飲食店が混雑し、入店や注文に時間がかかりがち。社食宅配サービスなら、注文した食事がオフィスに届くため、待ち時間ゼロで食事へスムーズに移れます。

外出先で昼食を調達している場合、混雑で戻りが遅くなるケースも考えられます。社食宅配サービスなら時間通りに食事と休憩を終えられるようになって午後の業務開始が遅延することなく、生産性が向上します。

また食後に生じた余裕時間でコーヒーブレイクや仮眠を取るなど、それぞれがリフレッシュできるため、午後の仕事に集中しやすくなる効果も期待できます。

栄養バランス改善と健康管理の実現

社員の健康維持にも社食宅配サービスは有効です。外食やコンビニ中心の食事では野菜不足や炭水化物過多になりがちですが、社食サービスで提供されるメニューは管理栄養士監修のもとで栄養バランスに配慮されたものが多いのが特徴です。

実際、ある中小企業では社員の野菜摂取不足が課題でしたが、日替わりで届くバランス弁当を福利厚生として提供したところ、「自然と野菜を摂る量が増えた」「健康診断の数値が改善した」といった声が上がりました。

バランスのよい食事は従業員の体調管理をサポートし、結果的に業務パフォーマンスの改善にもつながります。企業にとっては、健康経営の一環として社員の食生活を直接支援できる意義も大きいといえるでしょう。

社内コミュニケーションの活性化

決まった時間にオフィスへ弁当が届くタイプのサービスでは、従業員同士が同じ空間で一斉にランチをとる機会が生まれます。「今日のおかず美味しいね」「どこのお弁当?」といった何気ない会話がきっかけとなり、普段あまり接点のない部署感のコミュニケーションが生まれることもあります。

このようなランチタイムの交流は職場の風通しを良くし、チームワーク向上にも寄与します。また昼食後のひとときに情報交換や雑談が増えることで、社員同士の連携がスムーズになり、業務にもよい影響を与えるでしょう。

たとえば導入企業のひとつでは「ランチを社内で食べる人が増え、社員食堂がない中でも従業員どうしで談笑する光景がみられるようになった」と報告されています。

従業員満足度の向上と人材定着

福利厚生が充実していることは社員の満足度アップにつながり、ひいては人材の定着率向上に効果的です。

社食サービスは社員が日々恩恵を実感できる福利厚生の代表格で「会社に大切にされている」という意識を醸成します。特に中小企業ではひとりひとりの社員の貢献度が高いため、社員の満足度向上が企業成果に直結しやすいといえます。

社食宅配サービスを取り入れることで「この会社で働き続けたい」「同僚と一緒に昼食を取れる職場が居心地良い」と感じる社員が増えれば、離職防止や採用時の企業魅力度アップにもつながるでしょう​。

実際、福利厚生として社食を導入した企業では「食事補助があることで社員の会社愛着度が上がり、定着率が改善した」という事例も報告されています。

コストメリットと税制上の利点がある

社食宅配サービスでは社員にとって食費負担軽減になり、企業にとっても比較的低コストで導入できる福利厚生です。社員は会社補助があれば1食あたり数百円程度の負担で栄養ある食事を取れるため、月々の昼食代負担が大きく減ります​。

一方企業側も、一定条件を満たせば社食の補助費用を福利厚生費として経費計上でき、税制上のメリットがあります​。例えば「従業員が食事代の半額以上を負担」「会社負担額が月3,500円(税別)以下」等の条件を満たすことで、その費用は法人税上非課税の福利厚生費になります​。

これにより会社の実質負担を抑えつつ、社員にはリーズナブルな食事を提供可能です。「社員の昼食代を補助したいが予算が限られている」という中小企業でも、宅配型社食サービスなら初期費用0円・利用した分だけの実費負担といったプランが多く、気軽に始めやすいでしょう​。

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社食宅配サービスで健康な職場づくりを

オフィスでランチを食べるビジネスウーマン

宅配型社食サービスの導入メリットから選定ポイント、おすすめのサービス8つまで詳しく解説しました。中小企業にとって、自社に社員食堂を設けるのは難しくても、これらのサービスを活用すれば手軽に「社食のある会社」を実現できます。

社員の健康と満足度を支え、コミュニケーション活性化や採用力強化にもつながる宅配型社食サービスは、費用対効果の高い福利厚生施策と言えるでしょう。

まずは社員のニーズをヒアリングし、「一人でも注文できる方がよいのか」「みんなで一緒に食べたいのか」「健康重視かコスパ重視か」など希望を整理してみてください。それから、ここで紹介したサービスの中で自社にマッチしそうなものに資料請求したり試食を取り寄せたりして比較検討するとよいでしょう。

実際に導入する際は、利用ルールの周知や社員へのPRも大切です。「◯◯サービスを導入しました!ぜひ利用してくださいね」と社内報や掲示で知らせ、最初は会社補助を手厚くするなど利用促進策を取るとスムーズに定着します。 宅配型社食サービスを上手に活用して、社員が毎日いきいきと働ける職場環境づくりを進めていきましょう。

ランチのお悩みが解消され、社員の笑顔と「ごちそうさま!」があふれる職場になることを願っています。ぜひ本記事を参考に、貴社に最適な社食サービス導入を検討してみてください。​

次の記事では設置型を含むおすすめの社食サービスを一挙紹介して比較しています。ほかのサービスも検討するなら、ぜひあわせてご覧ください。

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