生産計画や調達、購買、在庫、原価など製造にかかわる一連の業務を管理し効率化が図れる生産管理システム。クラウド型なら初期費用が少なくすみ、構築の手間を抑えてスムーズに導入できます。
この記事ではおすすめのクラウド型生産管理システムを5つ紹介します。ぜひ比較・検討の参考にしてください。
おすすめのクラウド型生産管理システム5選
クラウド型生産管理システムの中から、おすすめの製品を5つ紹介します。
製品名 | 特徴 |
TPiCS-X | 量産繰返、少量多品種、個別生産をまとめて管理 |
rBOM | 個別受注生産業務に特化 |
SPENCER | サプライチェーン全体を可視化 |
EXPLANNER/J | 機械製造業の受注生産業務に特化 |
Factory-ONE 電脳工場STクラウド | 低下価格で主要業務をカバー |
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「TPiCS-X」量産繰返、少量多品種、個別生産をまとめて管理

TPiCS-Xは繰返生産や少量多品種生産、個別受注生産をまとめて管理できる生産管理システムです。生産計画や販売計画を元に、自動で調達計画や生産計画を作成できる独自機能を搭載しています。
豊富なカスタム設定をプログラムなしで行え、帳票のExcelテンプレートも自由にカスタマイズも可能です。
またマスターデータだけでなくトランザクションデータや在庫一覧、周家データなどすべてのデータをCSVファイルで書き出せるため、他システムとの連携が可能です。
他にも日本語、英語、中国語、ベトナム語に対応しています。そのため海外工場でも安心して利用できるでしょう。
「rBOM」個別受注生産業務に特化

rBOMは個別受注生産業務に特化した生産管理システムで、国内統合BOM(部品管理)システムでNo.1の導入実績を誇ります。
引合管理、見積、受注管理、債権管理機能といった販売管理システムの機能と、製番管理や統合部品表などの生産管理システムの機能を搭載しています。そのため個々のシステムを導入する必要がなくコスト削減につながりるでしょう。
また受注から出荷までの情報をリアルタイムで見える化できるので、リードタイムの短縮にもつながります。
「SPENCER」サプライチェーン全体を可視化

SPENCERはサプライチェーンにまたがる在庫一括管理できる生産管理システムです。調達や生産、物流に加え、欠品や過剰在庫も可視化できるほか、原料や中間品、完成品も管理できるため漏れのないトレーサビリティを実現できます。
また特徴の一つとして管理画面がExcelに似ています。これまでExcelで生産管理していた企業は、操作性が似ているので定着しやすいでしょう。
他にも必要な機能でスモールスタートが可能です。計画管理・実績管理・原価管理の中から必要なものだけで利用できるため余分なコストを払わずに済みます。
「EXPLANNER/J」機械製造業の受注生産業務に特化

EXPLANNER/Jは製造業の中でも電気機械や工作機械、生産用機械などの組立製造業の受注生産業務に特化した生産管理システムです。
MRP管理や製番管理だけでなく、これらが混在した方式での一元管理できます。
また見積もり段階で大日程計画立案と負荷見込みが確認できるため、正確な納期回答が可能です。
受注ごとの仕様変更や企業や納期短縮やコスト低減への対応が必要な企業におすすめのソフトウェアです。
「Factory-ONE 電脳工場STクラウド」低下価格で主要業務をカバー
Factory-ONE 電脳工場STクラウドは、1ユーザーあたり月額1.5万円で購買や調達・工程、在庫管理、販売をカバーできる生産管理システムです。
繰返生産と個別受注、混在型のハイブリッド生産にも対応し、請求書発行や売買掛金管理、入金管理といった販売管理機能も標準搭載しています。
中小企業や大手製造業の一部門の管理におすすめのソフトウェアです。
クラウド型の生産管理システムを選ぶ4つの方法
クラウド型の生産管理システムを選ぶ際には「生産方式」「業種」「機能」「セキュリティ」の4つを意識しましょう。
生産方式で選ぶ
生産管理システムを選ぶ際は、必ず自社の生産方式に対応しているか確認しましょう。
生産管理システムはライン生産方式やセル生産方式、ロット生産方式、個別生産方式などの生産方式によって、求められる機能が異なります。
業種で選ぶ
生産管理システムの中には特定業種に向けたシステムもあります。
業種特有の業務プロセスや商慣習に柔軟に対応しているため、扱いやすく定着もしやすいでしょう。また業種に特化させ不要な機能を取り除きくことで余計な費用がかからないのも特徴です。
機能で選ぶ
対応業務の範囲や外部連携機能も、生産管理システムを選ぶうえで重要なポイントです。
生産管理システムごとに「需要予測」「生産計画」「調達・購買」「工程管理」「在庫管理」「原価管理」などの対応する業務の範囲は異なります。自社の業務を整理し、必要な機能を有した製品を選びましょう。
また会計システムなど使用している外部システムと連携できればスムーズな業務が期待できます。
セキュリティで選ぶ
クラウド型システムのセキュリティはシステムを運営する会社に依存します。そのため自社のセキュリティ要件を満たしているか、事前にチェックしておきましょう。
セキュリティ対策の機能には、ログ管理機能や権限設定機能、二段階認証、暗号化通信などがあります。
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