製造業にとって生産管理は必要不可欠な業務です。近年ではスマホや、iPadなどのタブレット端末で使える生産管理アプリを導入して、業務効率化を図る中小企業も増えています。
この記事ではスマホやタブレット端末で使える、おすすめの生産管理アプリを10製品紹介。特徴や機能で徹底比較します。
スマホやタブレットで使える生産管理アプリ10選
スマホやタブレットで使える、おすすめの生産管理アプリを10製品紹介します。
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「TPiCS-X」多様な生産形態に対応
- 1パッケージでさまざまな生産形態に対応可能
- カスタム設計が豊富
- 需要変動にも素早く対応
「TPiCS-X」は繰返生産に強い独自の「f-MRP機能」と「製番管理」を、アイテムごとに設定して管理できるアプリです。
繰返頻度の高い量産型の生産から、少量多品種生産・個別受注による生産まで、生産形態が混在した現場の生産管理を可能にします。
他システムとの連携・複数ロケーションによる製造の生産計画など、カスタム設計できるオプション機能も豊富にあります。協力会社に生産委託している企業にもおすすめです。
これまでのような受け身型の生産管理ではなく、需要変動にも素早く対応し、安定した生産を実現する攻撃型生産管理システムといえるでしょう。
「TECHS-BK」多品種少量型の生産管理に最適
- 多品種少量型の複雑なデータを一元化
- 品番マスタ登録不要
- 得意先とのデータ共有が可能
「TECHS-BK」は多種多様な製品の生産を管理したい中小企業におすすめの生産管理アプリです。多品種少量型の部品加工業の受注・生産・売上など、複雑になりがちなデータを一元管理できるのが大きな特徴です。
製番は自動入力・手入力のどちらにも対応しているため、マスタ登録されていない部品の受注にも随時手入力で対応できます。発注連携オプションを採用すれば、取引先とのリアルタイムな情報確認も可能です。
発注書のペーパーレス化や納期情報の共有などにも対応しているので、伝達ミスによるクレームも防げるでしょう。
「i-PROWシリーズ」見積から支払まで一気通貫管理
- 現場主義の一気通貫システム
- 製品のトレースや過去のトラブルを現場で見える化
- 経理・人事と連携した管理が可能
「i-PROW」は見積作成から売上・請求管理までの業務を、一気通貫で管理できる生産管理アプリです。素材入荷から出荷済み製品までのトレースや、作業の進捗状況、過去のトラブルなど、すべて現場のタブレットで確認できます。納期遅れなどのクレームも予防できるでしょう。
バーコード・ICコードによる入力が可能なため、製品の入力件数が多い企業にも適しています。新機能としてICカードを使った従業員の勤怠管理が追加可能です。経理部門だけでなく、人事部門とも連携させた管理が可能になりました。
「UM SaaS Cloud」受注から会計までクラウドで管理
- クラウドで生産管理ができる
- 生産から販売、スケジュール調整までオールインワン
- バージョンアップが不要
「UM SaaS Cloud」はSaaS型のオールクラウドERPです。クラウド上で稼働するため、OSやデータベースのバージョンアップやデータバックアップの必要はありません。
「生産・工程管理システム」「販売・購買管理システム」「作業スケジュール・負荷の調整」など、製造業に必要な製品のラインナップがそろっています。見積から会計まで共通のデータベースを使った、一括管理が可能です。
多拠点とも連携できるため、海外工場やサプライチェーンなど、あらゆる拠点の生産状況・工程を一元管理したい中小企業にも適しています。Salesforce基盤のセキュリティを採用しており、安全対策も万全です。
「A’s Style」バックオフィス業務を最適化
- クラウド型オールインワンERPパッケージ
- バックオフィス業務を自動化
- AIとも連携してDX化を支援
「A’s Style」は生産・販売・購買・在庫・原価を一元管理できる、クラウド型の生産管理アプリです。大量生産や受注生産、連続生産などさまざまな生産形態に対応しており、多岐にわたる製造業のバックオフィス業務を自動化します。
オリジナル開発エンジンをベースにしたセミオーダー型ERPのため、プログラミングなしで自社に合わせた細かいカスタマイズが可能です。
AI-OCRと連携させて既存の紙資料をデータ化できるので、業務のDX化を進めたい企業にもうってつけといえるでしょう。取引先企業やグループ会社との共同利用や、外部システムとの連携も可能です。
「鉄人くん」現場をDX化するクラウド型生産管理システム
- 月5万円からでアナログ業務をデジタル化
- クラウド型なので端末を選ばない
- 時間・場所を選ばず状況を確認可能
「鉄人くん」は月額5万円からというリーズナブルな価格で利用できる、クラウド型の生産・販売管理システムです。受注管理から納品書発行までの販売管理や、納期管理・在庫管理などの生産管理など、製造業に関するアナログ業務のデジタル化が可能です。
クラウド型のアプリのため、パソコン・スマートフォン・タブレットなどさまざまなツールに対応しており、外出先からも現場の状況をリアルタイムで把握できます。
担当者や機械の稼働状況を確認できるガントチャート機能や、適正在庫を切るとアラート表示される在庫管理機能なども搭載されています。
「ものレボ」製造業専門のクラウドアプリ
- 複雑な管理業務をスムーズに
- 最短3日で導入可能
- シンプルな操作で誰でも簡単に使える
「ものレボ」は工場ファーストで作られた、製造業に特化した生産管理アプリです。スマートフォン・タブレット対応で、誰にでも簡単に操作できるのが特徴です。
生産計画を管理するガントチャートの作成も、品番・数量・納期の3項目を入れるだけなので、余計な作業をする必要はありません。蓄積されたデータを活用した分析機能も搭載しているため、利益率・生産性の改善も可能です。
ものレボのパッケージ間の連携はもちろん、既存の外部システムとも連携させて利用できます。最短3日で導入でき、導入後は運用支援から改善支援まで選任の担当者がサポートしてくれます。
「Prevision」受注生産の悩みを一挙解決
- 組立業と部品加工業の両方に対応
- 各工程の進捗や負荷をタイムリーに把握できる
- Excelで作成した部品表を直接取り込める
Previsionは受注生産の製造業に特化した生産管理システムです。組立業や部品加工業の現場では受注部品が膨大な数量になることも多く、数の数え間違いや確認漏れといったヒューマンエラーが起こりやすいのが実情です。
本システムを導入すると、見積から出荷までの全工程を一元管理できます。IOTと連携すれば、各部品・各工程の作業実績が自動収集されるため、管理者の業務効率が大きく向上するでしょう。Excelとの親和性が高く、作成した部品表のデータをそのまま取り込める点も特徴です。
ガントチャートやスパライシスによる日程管理も可能で、複数のスケジュール・プロジェクトを手間なく把握できます。
「FUSE」必要な機能だけ選んで構築
- スモールスタートが可能!初めて導入する企業でも安心
- 必要な機能を選んで段階的に構築できる
- 技能伝承や人材育成への活用も可能
「FUSE」は生産管理アプリを初めて導入する企業でも使いやすいシステムです。20種類の機能から自社にとって必要なものだけを選んでシステム構築できるため、スモールスタートできる点が魅力です。
初心者向けのパッケージなので、難しい操作画面もありません。タッチ操作・バーコード入力なども採用しており、パソコンが苦手な人でも分かりやすいように設計されています。
見積から工程管理、売掛管理まで製造業に関わる業務の一括管理が可能です。現場の作業を撮影した動画をシステム上に登録できるので、技能伝承や人材育成にも活用できます。
「FutureStage」製造・流通業向けのソリューション
- 中小規模の製造業のための基幹業務パッケージ
- 業務システムの統合管理が可能
- 業務効率・経営効率のアップを実現
「FutureStage」は中小規模の製造業や卸売業、小売業のために開発された基幹業務パッケージです。「製造業向け生産管理システム」では計画生産・個別受注生産など、さまざまな形態の業務を網羅して管理します。
自動車部品製造業・金属部品製造業など業種別のテンプレートがあるので、業種特有の商習慣・業務プロセスへの対応も可能です。
属人化しがちな業務の標準化や他部署とのスムーズな連携も実現するため、業務効率・経営効率の改善にもつながります。インボイス制度・電子帳簿保存法などの法改正にも順次対応していく予定です。
スマホ・タブレット対応の生産管理アプリを活用するメリット
現場にツールを持ち込んで管理するには、モバイルパソコンを使う方法も考えられます。しかしスマホやタブレットを活用した生産管理には、パソコンを使う以上のメリットがあります。スマホやタブレットを活用した生産管理のメリットを、3つ見ていきましょう。
状況をリアルタイムで把握できる
スマホやタブレットはパソコンと違って設置する必要がないため、どこにでも持ち運べてリアルタイムに状況を確認できるのがメリットです。その場ですぐに情報を入力すれば、作業工程などを即座にシステムへ反映できます。また外出先の責任者や遠隔地にいるスタッフとのデータ共有が可能です。
トラブルがあったときにカメラで撮影して品質管理に活用したり、映し出された映像を見ながら適切な指示を出したりできるのも、スマホやタブレットならではの強みといえるでしょう。
ホコリや粉塵などに強い
スマホやタブレットはパソコンに比べて、ホコリなどの汚れに強いというメリットもあります。ノートパソコンやモバイルパソコンも工場内に持ち運べますが、ホコリや粉塵などには弱いため、キーボードにホコリがたまると故障する可能性が高いです。
スマホやタブレットは内部にホコリが入りにくく、耐塵性・耐水性に優れた機種もあるので、環境が悪い工場でも活躍します。油やホコリで汚れたときは、タオルで軽く拭くだけでよいので、きれいな状態をキープしやすいのもポイントです。
直感的に操作しやすい
スマホやタブレットは画面をタップするだけで操作できるところが大きな利点です。シンプルな作りになっていることが多く、誰でも直感的に操作できます。パソコンが苦手な人でも抵抗なく使えるでしょう。
パソコンを導入する際は使い方の指導が必要になりますが、スマホやタブレットなら簡単な説明だけですぐに使えるようになるため、余計な手間・時間もかかりません。
自社に合った生産管理アプリで業務効率化の実現を
製造業にとって、生産管理は重要な業務の1つです。予算管理や生産計画などは経営の要となる業務であるといっても過言ではありません。
受注から出荷まで一括管理できる生産管理アプリを導入することが、業務の効率化・生産性の向上への第一歩となるでしょう。生産管理アプリの導入を成功させるには、自社の生産形態に合った管理機能が備わった製品を選ぶことが重要です。
次の記事では、おすすめの生産管理システム各製品を特徴や機能で徹底比較しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。
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