2023年10月1日にインボイス制度が始まります。小売店や飲食店などの店舗がインボイスに対応したレシートを発行するには、登録番号などの必要事項を印字できるレジが必要です。
本記事ではインボイス対応のレジを選ぶポイントや、タイプ別のおすすめレジを9製品紹介します。
インボイス対応レジ5選【タブレット型】
インボイスに対応したタブレット型レジの中から、おすすめのものを5製品紹介します。
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「EZネットレジ」店舗のDXに貢献
- 店舗の状況をリアルタイムで取得
- 売上の推移や客単価などの多様な集計が可能
- EZスタートパックで手軽に始められる
国内のレジのトップシェアを占める、CASIOが提供するタブレット型レジです。売上や客数などのデータを、リアルタイムで取得できます。
気になったタイミングでいつでも店の情報を確認でき、経営判断に役立ちます。商品別や日別など求める形での集計や分析が可能です。複数店舗の管理機能も備えています。
タブレット・プリンタ・ロールペーパー・ドロア・タブレットスタンドなどがセットになった「EZスタートパック」は、インボイス対応のレジをすぐに使い始めたい場合におすすめです。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 3,850円~(5年パックの場合) |
無料トライアル | ◯(1年間) |
会計ソフトとの連携 | ‐ |
「スマレジ」全てのプランでインボイス対応
- 13万店を超える店舗での利用実績
- エキスパートによる充実のアフターサポート
- セルフレジや自動釣銭機にも対応
iPad・iPhone・iPod touch用クラウドPOSレジです。全てのプランでインボイスに対応し、登録番号・税率フォーマットを印字したレシートや領収書の発行が可能です。出荷伝票にも適用税率や登録番号を印字できます。
キャッシュレス決済はもちろん、セルフレジ・自動釣銭機・モバイルオーダーなどにも対応し、サービスや利便性の向上に役立ちます。
使用中に不明点やトラブルが発生した場合は、専門知識を備えたエキスパートによるサポートが受けられる点も魅力です。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 0円~ |
無料トライアル | ◯(有料プラン/30日間) |
会計ソフトとの連携 | ◯ |
「ユビレジ」簡単設定でインボイス制度に対応
- 多様な機能で売上向上を目指せるiPad POSレジ
- 経営管理・財務・会計ソフトなど連携サービスが豊富
- 操作が簡単で覚えやすいので教育時間を短縮できる
iPadにアプリをインストールして使うタイプのPOSレジです。商品管理・在庫管理・勤怠管理などの多彩な機能を搭載しています。商品の売上分析や客層などの集計・分析も得意です。
アプリの設定の中に、適格請求書発行事業者の氏名や登録番号などを入力できる欄があり、必要事項を入力するだけで、インボイスに対応できます。
直感的に使えるインターフェースを採用しており、誰でも簡単に操作できる点も魅力です。指導の手間を減らし、少ない教育時間でレジ業務を開始できます。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 6,900円~ |
無料トライアル | ◯(1ヶ月間) |
会計ソフトとの連携 | ◯ |
「STORES レジ」管理画面からインボイスの設定が可能
- レジの基本機能が無料
- 売上分析や精算機能などでいつもの業務が楽になる
- ネットショップと店舗のレジを連携でき在庫管理がスムーズに
レジの基本機能が無料で使用でき、カテゴリ別・アイテム別の売上分析も行えます。ネットショップとの連携も可能なため、在庫管理が楽になる点も特徴です。
精算機能も充実しており、売上の把握が簡単になります。「対応レシートプリンタ」を接続し管理画面から事業者名や登録番号などの必要情報を登録しておけば、インボイス対応のレシートや領収書を発行できます。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 0円~ |
無料トライアル | ◯(有料プランの場合/1ヶ月間) |
会計ソフトとの連携 | ◯ |
「ライブレジDX」課税変更はワンタッチ
- サブスクや一括購入など柔軟な料金プラン
- 10店舗までの中規模な店舗向け
- 医療機関や美容サロンなど幅広い業態での導入実績
インターネットがない環境でも使える、パッケージソフトタイプのPOSレジです。iPad、スマホ、パソコンなどマルチデバイスに対応しています。
インボイスに対応し税率ごとに区分した金額や、登録番号などの表示を行えます。テイクアウトの商品に適用する軽減税率も、ボタン1つで税率の変更が可能です。
ニーズに応じたさまざまなプランがあり、小売店や飲食店以外にも豊富な導入実績があります。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 12,500円~(定額プランの場合) |
無料トライアル | ‐ |
会計ソフトとの連携 | ‐ |
インボイス対応レジ4選【レジスター型】
レジスター型のインボイス対応レジを4製品紹介します。
「FoodFrontia」飲食店向けインボイス対応POSレジ
- インボイスの交付や写しの保存に対応
- ハンディターミナルやセルフレジなどさまざまな業態に対応
- 誰もが見やすいユニバーサルデザインの画面表示
レストランや居酒屋などさまざまなタイプの飲食店に対応できるPOSレジです。「飲食業界の運営ノウハウ」をベースにした、多彩な機能が搭載されています。
画面は誰もが見やすく設計され、ボタンの配置や色のカスタマイズが可能です。ハンディターミナルやセルフレジなど、業態に応じて柔軟な会計方法を選べます。
インボイス発行事業者の業務に対応し、必要事項を記載したレシートの発行や適格返還請求書の写しの保存などが可能です。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
無料トライアル | 要問合せ |
会計ソフトとの連携 | ‐ |
「BCPOS」業種を問わずインボイスに対応
- 100業種以上の導入実績
- 産地直売所や委託販売にも対応
- 会計ソフトや販売管理ソフトとの連携も可能
お店のイメージや使い方に合わせてハードウェアを選択できる、Windows用POSソフトです。POS筐体や一体型PC、タブレットなどでも使えます。
100業種以上の導入実績があり、産地直売所や委託販売での活用も可能です。適格簡易請求書の発行や、適格返還請求書の出力にも対応しています。
レシートに「登録番号のバーコード」を印字できるので、受け取った人が登録番号を読み取る際に役立ちます。オプションで会計ソフトや販売管理ソフトとの連携も可能です。入力業務を軽減し、業務効率を向上できます。
初期費用 | 22万4,000円~ |
月額料金 | 4,500円~(1年プランの場合) |
無料トライアル | ‐ |
会計ソフトとの連携 | ◯ |
「UMaTレジ」iPodやiPhoneをハンディ端末にできる
- 飲食店やサービス業向けの機能が豊富
- オフラインでも会計処理が可能で顧客を待たせない
- レジ本体と会計機能が一体型なのでトラブル時の対応がスムーズ
軽減税率やインボイスに対応し、飲食店に特化した機能が豊富なPOSレジです。空席状況やテーブルごとの客数・売上などの情報を、一目でチェックできます。ネイルサロンなどのサービス業でも導入されています。
「個別会計」や「タイマー機能」があり、食べ放題メニューのオーダーなどにも対応しています。専用アプリをインストールすれば、スマホをハンディ端末として使用することも可能です。
レジ本体と会計機能の両方を提供しているので、万が一のトラブルの際にも対応がスムーズです。インターネット環境がないとつながらないアプリタイプのレジとは違い、オフラインでも会計処理できるシステムです。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 0円~ |
無料トライアル | ‐ |
会計ソフトとの連携 | ◯ |
「FreePOS」インボイス対応のレンタルレジ
- 3,000社以上に導入された実績
- 小売業や飲食店などあらゆる業種に対応
- 注文入力・予約管理・会計画面など各業種に特化した機能を搭載
顧客管理・売上集計・在庫管理など多くの機能を備えた、インボイス対応レジです。小売店や飲食店、サロンなど、あらゆる業種で導入されています。
注文入力・予約管理・会計画面などを標準で使える以外にも、付属の「各業種専用ソフト」を利用することで業務効率化や運用をサポートする仕組みです。
新機能の無償でのバージョンアップや、トラブル時の遠隔操作による支援を受けられます。料金プランはレンタル・一括払い・リースの3種類で、短期レンタルのプランも提供しています。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 8,000円~ |
無料トライアル | ‐ |
会計ソフトとの連携 | ◯ |
インボイス対応レジの選び方
インボイスに対応するレジを導入する際、自社に合うものを選ばないと後悔する結果になります。インボイス対応レジの選び方を見ていきましょう。
インボイス対応のレシートを発行できるか
小売店や飲食店などが発行するレシートは、条件を満たせばインボイスとして利用できます。
インボイスに対応するためには発行者の氏名または名称、適格請求書発行事業者の登録番号、取引年月日、取引内容、税率区分ごとの取引金額などの情報をレシートに記載しなければなりません。
これらの取引情報を記録できるものが、インボイス対応のレジに該当します。バージョンアップなどで対応できる場合もあるので、既に使っているレジがインボイスに対応できるかチェックしてみましょう。
新たにインボイス対応のレジを導入する場合「自社の業務効率化に役立つ機能」を備えているかどうかも併せて検討するのがおすすめです。
会計ソフトとの連携が可能か
税務申告をスムーズにしたいなら、会計ソフトと連携できるインボイス対応レジを選びましょう。会計ソフトと連携できないものだと、入力の手間が増えてしまいます。
効率的に仕事を進めるには、自社で使用している会計ソフトとの連携が可能かどうか確認することが大事です。
インボイス対応レジの中には、会計ソフト以外にも顧客管理システムや勤怠管理システムなどと連携できるタイプもあります。
標準で他社のソフトとの連携ができるものもあれば、オプションを追加しなければならないケースもあるので、注意が必要です。費用を抑えたい場合は注意しましょう。
インボイス対応レジ9製品比較表
紹介したインボイス対応レジ9製品を比較表にまとめました。製品選びの参考にしてみてください。
インボイス対応レジは「IT導入補助金」の対象
インボイス制度に対応したレジは「IT導入補助金」のデジタル化基盤導入枠の対象です。IT導入補助金は、小規模事業者や中小企業の生産性向上を目的としています。
DXや業務効率化に役立つITツールの導入に対して支給され、補助額は対象となるソフトの機能や種類、導入費用によって異なります。50万円以下のソフトの補助率は3/4、50万円超350万円以下のソフトの補助率は2/3です。レジや発券機などのハードウェアも補助の対象で、補助率は購入費の1/2とされます。
補助金を申請する際は、IT導入補助金事務局に登録された「IT導入支援事業者」の協力が必要です。補助金導入の無料相談やサポートを提供しているレジを選ぶと、スムーズに補助金の活用ができます。
インボイス対応レジの導入を検討しよう
インボイスに対応するには制度の登録申請だけでなく、インボイス対応のレジを導入して、レシートに事業者登録番号や税率フォーマットを印字する準備をしておく必要があります。
IT導入補助金を活用できるインボイスレジを選ぶと、少ない負担での導入が可能です。会計ソフトとの連携の可否や今後の法制度の改正などに対応できるかどうかという点もチェックし、自社に合うものを選びましょう。
ぴったりのPOSレジ選びはミツモアで
![](https://meetsmore.imgix.net/wp/2022/09/97de245949a566339f9d88830024e3c1.jpg?auto=compress%2Cformat&fit=scale&h=177&ixlib=php-1.2.1&w=600&wpsize=large)
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