「月額1万円の製品と20万円の製品、なぜこんなに差があるのか」
「月額だけで比較して大丈夫なのか」
「見積もりを取る前に、だいたいの予算感をつかんでおきたい」
人事評価システムの費用は、製品タイプで5倍から10倍変わります。月額料金だけでなく、初期費用や制度設計コンサルティング費用も含めた総額で比較しましょう。
この記事では、タイプ別の費用感と注意点を整理し、さらに補助金や主要11製品の料金を比較します。
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製品タイプで変わる人事評価システムの費用
製品タイプ別の費用感
人事評価システムの費用は、求める機能の範囲で5倍から10倍変わります。評価業務だけをシステム化したいのか、配置や育成、スキル管理まで含めたいのかで、選ぶべき製品タイプが変わります。機能の範囲にもとづく4タイプに分けると、料金の目安は以下のとおりです。
| 製品タイプ | 月額の目安 | 初期費用の目安 | 特徴 | 代表製品 |
| 評価特化型 | 月額5,000〜3万円 | 0〜20万円 | 人事評価の運用に特化。シンプルで低価格 | MINAGINE人事評価システム、ヒョーカクラウド、人事評価ナビゲーター |
| 評価特化+コンサル型 | 月額4万5,000円〜 | 要問い合わせ(コンサル費用込み) | 評価制度の設計支援がセット | あしたのクラウドHR |
| タレントマネジメント型 | 月額6万〜20万円 | 要問い合わせ | 評価+配置・育成・スキル管理等を統合 | カオナビ、HRBrain、タレントパレット |
| 労務一体型 | 評価は追加オプション(300円/名〜) | 0円〜 | 労務管理の延長で評価機能を追加 | SmartHR、ジンジャー人事評価 |
評価業務だけをシステム化するなら、評価特化型で月額5,000円から3万円で始められます。一方、配置や育成、スキル管理まで含めるタレントマネジメント型は月額6万円から20万円が目安です。機能が多いほどよいとは限りません。使わない機能に毎月料金を払い続けるリスクもあります。
すでに労務管理システムを導入済みの企業は、同じ提供元の評価オプションを追加する方法もあります。SmartHRやジンジャー人事評価などの労務一体型製品は、評価機能を月額1人あたり300円程度で追加できます。
主要製品の費用一覧
主要な人事評価システムの料金は以下のとおりです。
| 製品名 | タイプ | 月額料金(税別) | 初期費用 | 無料トライアル |
| MINAGINE人事評価システム | 評価特化型 | 1万円/月(1〜30名) +300円/名(31名〜) |
20万円〜 | なし |
| ヒョーカクラウド | 評価特化型 | 3万円(300名まで) | 要問い合わせ | あり(デモ画面) |
| 人事評価ナビゲーター | 評価特化型 | 5,000円〜(2機能) 7,500円〜(3機能) |
10万円〜 | 無料デモあり |
| あしたのクラウドHR | 評価特化+コンサル型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| カオナビ | タレントマネジメント型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり |
| HRBrain | タレントマネジメント型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 7日間 |
| タレントパレット | タレントマネジメント型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり |
| サイレコ | タレントマネジメント型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 14日間 |
| SmartHR | 労務一体型 | 要問い合わせ | 0円 | 15日間 |
| ジンジャー人事評価 | 労務一体型 | 300円/名〜 | 要問い合わせ | 1カ月 |
| One人事 | 労務一体型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 30日間 |
※ 月額料金はすべて税別表示です。料金非公開の製品は要問い合わせと記載しています。
※ 人事評価ナビゲーターは公式Webサイトが税込表示のため税別換算値です。
※ サイレコは人事情報管理が主機能で、人事評価はオプション(100名程度から)です。
人事評価システムの費用の注意点
使わない機能に払い続けるリスク
幅広い機能を求めて多機能型の製品を導入したものの、実際には評価機能しか使っていないケースが目立ちます。評価に特化した製品なら月額5,000円から3万円で済むところを、多機能型で月6万円から20万円を払っていれば、毎月数万円の差額が積み上がります。
はじめて人事評価システムを導入する場合は、まず評価業務だけをシステム化したいのか、配置や育成までやりたいのかを整理してください。乗り換えを検討している企業の中には、導入時にこの整理をしなかったと振り返る担当者もいます。新規導入を検討中の方は、この失敗を反面教師にできるといいでしょう。
初期費用を含めた総額で比較する
月額料金が安くても、初期費用が高ければ初年度の総額で逆転することがあります。たとえば、月額1万円でも初期費用が20万円かかる製品と、月額3万円で初期費用がかからない製品では、初年度の支払総額が逆転します。
月額料金だけでなく、初期費用+月額×12カ月の総額で比較する視点が欠かせません。初期費用を含めた比較は安い人事評価システムおすすめ5選の記事でも取り上げています。
新規導入で見るべき費用チェックリスト
人事評価システムの導入を検討する際は、月額料金だけでなく以下の費用項目を確認してください。
- 月額料金(利用人数で変動するか)
- 初期費用(導入支援費用を含むか)
- 評価制度の設計支援費用(制度が未整備の場合)
- 契約期間の縛り(最低利用期間)
- 無料トライアルの有無
とくに注意したいのが、評価制度の設計支援費用です。評価制度そのものがまだない場合、制度設計コンサルティングが月額料金よりはるかに大きな費用になることがあります。追加費用のセクションで詳しく触れています。乗り換えを経験した企業の多くが、導入時にこの確認をしておけばよかったと振り返っています。無料トライアルでは見えない費用もあるため、契約前に必ず見積もりを取りましょう。
乗り換え時に見落としがちな費用
すでに人事評価システムを利用していて、別の製品への乗り換えを検討している場合は、月額料金以外に以下の費用が発生する可能性があります。
- データ移行費用:過去の評価履歴をどこまで引き継ぐかで費用が変わります。CSVでの自力移行か、有料の移行支援を依頼するかも検討が必要です
- 並行稼働期間の二重費用:旧システムと新システムを同時に契約する期間が発生します。契約更新のタイミングを確認しましょう
- 再教育やトレーニングの費用:評価者(上長)と被評価者(全従業員)の両方に新システムの操作研修が必要です
- 契約期間の縛りや解約違約金:現在の製品に最低利用期間が残っている場合、解約に伴う費用を確認してください
なぜ乗り換えたくなったのかを掘り下げてみてください。機能過多で使いこなせなかったのか、サポート体制に不満があったのか。その原因を明確にしないまま製品を変えても、同じ失敗を繰り返す可能性があります。この視点は、新規導入を検討中の企業にとっても判断材料になります。
人事評価システムの追加費用
制度設計コンサルティング費用
人事評価システムを導入する際に見落としやすいのが、評価制度そのものの設計支援費用です。ミツモアデータによると、人事評価システムの導入目的に制度構築を挙げた企業が39.1%を占めています。約4割の企業が、評価制度が整っていない状態でシステム導入を検討しているのです。
制度設計コンサルティングの費用は50万円から200万円が目安で、月額料金よりはるかに大きな金額になることがあります。あしたのクラウドHRのようにコンサルティングがセットになった製品もあれば、別途外部コンサルタントへの依頼が必要な製品もあります。月額が安いだけで選ぶと、制度設計の費用で想定外の支出につながりかねません。
導入支援や初期設定の費用
評価シートのテンプレート設定、評価フローの構築、既存データの取り込みなど、導入時には初期設定の作業が発生します。
見積もりを取る際は、初期費用に導入支援が含まれているかを必ず確認してください。自社で設定できる範囲と、提供元に依頼すべき範囲を事前に切り分けておくと、想定外の費用を防げます。
データ移行費用
Excelや旧システムからのデータ移行にも費用がかかります。CSVでの自力移行か、有料の移行支援を利用するかで費用は大きく変わります。また、過去の評価履歴をどこまで移行するかも費用を左右するポイントです。
とくに乗り換えを検討している企業は、現在のシステムからCSVやAPIなどの形式でデータをエクスポートできるか、事前に確認しておきましょう。
教育やトレーニングの費用
人事評価システムは、評価者(上長)と被評価者(全従業員)の両方が使うため、全員へのトレーニングが必要です。人事専任者がいない企業では、導入時の負荷が大きくなりがちです。
製品を選ぶ際は、カスタマーサクセス(導入後の支援体制)がどの程度充実しているかも確認しましょう。操作マニュアルや動画の提供、導入後の定期フォローの有無は、製品によって差があります。
人事評価システム導入に使える補助金
人事評価システムの導入には、デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)が活用できます。正式名称は中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金です。中小企業基盤整備機構が所管し、事務局運営はTOPPAN株式会社が担っています。
人事評価システムは総務・人事・給与の業務プロセスに該当し、通常枠で申請できます。主なポイントは以下のとおりです。
- 補助率:1/2以内(賃上げ要件を満たす場合は2/3以内)
- 対象経費:ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、導入関連費
- 補助額:1プロセス以上で5万円以上150万円未満、4プロセス以上で150万円以上450万円以下
申請スケジュールは年度によって変わるため、中小企業基盤整備機構の公式Webサイトで最新情報を確認してください。
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