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人事評価システムの費用はいくら?相場や注意点、主要製品を比較

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最終更新日: 2026年06月29日

「月額1万円の製品と20万円の製品、なぜこんなに差があるのか」
「月額だけで比較して大丈夫なのか」
「見積もりを取る前に、だいたいの予算感をつかんでおきたい」

人事評価システムの費用は、製品タイプで5倍から10倍変わります。タイプ別の目安は、評価特化型が月額5,000円から3万円、タレントマネジメント型が月額6万円から20万円です。月額料金だけでなく、初期費用や制度設計の費用も含めた総額で比較しましょう。

この記事では、タイプ別の費用感と注意点を整理し、さらに補助金や主要11製品の料金を比較します。

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製品タイプで変わる人事評価システムの費用

人事評価システムの費用は、評価業務だけをシステム化したいのか、配置や育成、スキル管理まで含めたいのかで大きく変わります。求める機能の範囲によって、選ぶべき製品タイプが変わるためです。機能の範囲にもとづく4タイプに分けると、料金の水準は次のとおりです。

製品タイプ 月額の目安 初期費用の目安 特徴 代表製品
評価特化型 月額5,000〜3万円 0〜20万円 人事評価の運用に特化。シンプルで低価格 MINAGINE人事評価システム、ヒョーカクラウド、人事評価ナビゲーター
評価特化+コンサル型 月額4万5,000円〜 要問い合わせ(コンサル費用込み) 評価制度の設計支援がセット あしたのクラウドHR
タレントマネジメント型 月額6万〜20万円 要問い合わせ 評価+配置・育成・スキル管理等を統合 カオナビHRBrainタレントパレット
労務一体型 ジンジャーは評価機能を月額300円/名から追加可能。SmartHRは上位プラン契約が必要 0円〜 労務管理の延長で評価機能を追加 SmartHRジンジャー人事評価

評価業務だけをシステム化するなら、評価特化型で月額5,000円から3万円で始められます。一方、配置や育成、スキル管理まで含めるタレントマネジメント型は月額6万円から20万円が相場です。評価制度そのものをこれから整える場合は、機能の豊富さよりも自社の制度成熟度に合うタイプを選ぶことが、過不足のない費用設計につながります。

すでに労務管理システムを導入済みの企業は、同じ提供元の評価オプションを追加する方法もあります。ジンジャーは人事評価機能を月額300円/名から追加できます。一方、SmartHRは評価機能だけの部分契約はできず、タレントマネジメントプランやHRストラテジープランといった上位プランの契約が必須です。SmartHRには30名まで無料の¥0プランもありますが、人事評価機能は対象外です。

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人事評価システム主要製品の費用一覧

主要な人事評価システムの料金を一覧でまとめました。公式に金額が公開されているものは実値を、非公開のものは「要問い合わせ」と記載しています。タレントマネジメント型は機能の幅が広く、見積もりが必須となる傾向です。あとに続く規模別シミュレーションとあわせて、初年度の総額イメージをつかんでください。

製品名 タイプ 月額料金(税別) 初期費用 無料トライアル
MINAGINE人事評価システム 評価特化型 1万円/月(1〜30名)
+300円/名(31名〜)
20万円〜 なし
ヒョーカクラウド 評価特化型 3万円(300名まで) 要問い合わせ あり(デモ画面)
人事評価ナビゲーター 評価特化型 1万5,000円(50名想定の公式シミュレーション値)) 10万円〜 無料デモあり
あしたのクラウドHR 評価特化+コンサル型 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
カオナビ タレントマネジメント型 要問い合わせ 要問い合わせ あり
HRBrain タレントマネジメント型 要問い合わせ 要問い合わせ 7日間
タレントパレット タレントマネジメント型 要問い合わせ 要問い合わせ あり
サイレコ タレントマネジメント型 要問い合わせ 要問い合わせ 14日間
SmartHR 労務一体型 要問い合わせ 0円 15日間
ジンジャー人事評価 労務一体型 300円/名〜 要問い合わせ 1カ月
One人事 労務一体型 要問い合わせ 要問い合わせ 30日間

※ 月額料金はすべて税別表示です。料金非公開の製品は要問い合わせと記載しています。
※ 人事評価ナビゲーターは公式Webサイトが税込表示のため税別換算値です。
※ サイレコは人事情報管理が主機能で、人事評価はオプション(100名程度から)です。

従業員規模別に初年度総額を試算する

公式に料金が公開されている4製品について、従業員数30名、50名、100名、300名で初年度の総額を試算しました。月額利用料に12カ月を掛け、初期費用を加算しています。料金が人数連動の製品は公式単価で計算し、公開されていない人数帯は「要問い合わせ」としました。あくまで下限の想定額として、見積もり依頼前の予算検討にお役立てください。

製品名 30名 50名 100名 300名 計算の前提
MINAGINE人事評価システム 32万円 39.2万円 57.2万円 129.2万円 初期20万円+月額1万円(31名以上は+300円/名)×12カ月
人事評価ナビゲーター 28万円(参考) 28万円 要問い合わせ 要問い合わせ 初期10万円+月額1万5,000円×12カ月。公式の50名基準値
ヒョーカクラウド 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 36万円+初期費用 月額3万円×12カ月(300名訴求価格)。初期は要問い合わせ
ジンジャー人事評価 10.8万円+初期費用 18万円+初期費用 36万円+初期費用 108万円+初期費用 月額300円/名×12カ月。初期は要問い合わせ

※ いずれも税別表示。料金は公式の基本構成にもとづく下限の水準です。
※ MINAGINE人事評価システムは年額分の一括支払い。初年度はまとまった持ち出しになる点に留意してください。

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人事評価システムの費用の注意点

使わない機能に払い続けるリスク

幅広い機能を求めて多機能型の製品を導入したものの、実際には評価機能しか使っていないケースが目立ちます。評価に特化した製品なら月額5,000円から3万円で済むところを、多機能型で月6万円から20万円を払っていれば、毎月数万円の差額が積み上がります。

はじめて人事評価システムを導入する場合は、まず評価業務だけをシステム化したいのか、配置や育成までやりたいのかを整理してください。乗り換えを検討している企業の中には、導入時にこの整理をしなかったと振り返る担当者もいます。新規導入を検討中の方は、この失敗を反面教師にできるといいでしょう。

初期費用を含めた総額で比較する

月額料金が安くても、初期費用が高ければ初年度の総額で逆転することがあります。たとえば、月額1万円でも初期費用が20万円かかる製品と、月額3万円で初期費用がかからない製品では、初年度の支払総額が逆転します。

月額料金だけでなく、初期費用+月額×12カ月の総額で比較する視点が欠かせません。初期費用を含めた比較は安い人事評価システムおすすめ5選の記事でも取り上げています。

新規導入で見るべき費用項目をチェックする

人事評価システムの導入を検討する際は、月額料金だけでなく以下の費用項目を確認してください。

  • 月額料金(利用人数で変動するか)
  • 初期費用(導入支援費用を含むか)
  • 評価制度の設計支援費用(制度が未整備の場合)
  • 契約期間の縛り(最低利用期間)
  • 無料トライアルの有無

とくに注意したいのが、評価制度の設計支援費用です。評価制度そのものがまだない場合、制度設計コンサルティングが月額料金よりはるかに大きな費用になることがあります。追加費用のセクションで詳しく触れています。乗り換えを経験した企業の多くが、導入時にこの確認をしておけばよかったと振り返っています。無料トライアルでは見えない費用もあるため、契約前に必ず見積もりを取りましょう。

乗り換え時に見落としがちな費用

すでに人事評価システムを利用していて、別の製品への乗り換えを検討している場合は、月額料金以外に以下の費用が発生する可能性があります。

  • 並行稼働期間の二重費用:旧システムと新システムを同時に契約する期間が発生します。契約更新のタイミングを確認しましょう
  • 契約期間の縛りや解約違約金:現在の製品に最低利用期間が残っている場合、解約に伴う費用を確認してください

なぜ乗り換えたくなったのかを掘り下げてみてください。機能過多で使いこなせなかったのか、サポート体制に不満があったのか。その原因を明確にしないまま製品を変えても、同じ失敗を繰り返す可能性があります。この視点は、新規導入を検討中の企業にとっても判断材料になります。

人事評価システムの追加費用

基本料金以外で発生する費用は以下になります。

項目 内容 費用の目安
制度設計コンサルティング 評価制度そのものの設計支援。評価軸・等級・報酬体系の設計を含む 支援範囲で幅が大きい(下記参照)
導入支援・初期設定 評価シート設定、評価フロー構築、既存データの取り込み 初期費用に含まれる場合と、別途見積もりの場合あり
データ移行 Excelや旧システムからの評価履歴の移行 CSVでの自力移行は無償、有料の移行支援は要見積もり
教育・トレーニング 評価者・被評価者への操作研修。マニュアルや動画の提供 カスタマーサクセスの範囲で無償提供される場合もあり

ミツモアデータ(2026年3月~5月)によると、人事評価システムの導入目的の約4割が「制度の構築・見直し」でした。評価制度がまだ整っていない企業では、月額料金よりも制度設計コンサルティングのほうが大きな支出になるケースが多いです。費用は支援範囲で幅があり、日本経営の公開メニューでは包括的な制度構築の参考値として、50名規模で200万円から300万円、100名規模で250万円から350万円、300名規模で350万円から450万円が示されています。部分支援や簡易パッケージはこれより安く済む場合もあります。

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人事評価システム導入に使える補助金

人事評価システムの導入には、デジタル化・AI導入補助金2026が活用できる場合があります。かつてのIT導入補助金から名称が変わった補助金で、正式名称は中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金です。中小企業基盤整備機構が所管しています。

人事評価システムは総務・人事・給与の業務プロセスに該当し、通常枠での申請対象になり得ます。補助率・補助額・対象経費の具体値は公募要領で要確認です。申請スケジュールは年度によって変わるため、検討時は中小企業基盤整備機構の公式Webサイトをご確認ください。

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人事評価システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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