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クラウドPBXの費用相場は?費用の内訳や費用を削減するコツも解説

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最終更新日: 2024年12月24日

クラウドPBXは従来のビジネスフォンに比べて導入費を抑えられます。新規事業の立ち上げや通信コストの見直しを考えているなら導入がおすすめです。

具体的な費用の内訳や費用削減のコツ、クラウドPBXのおすすめ4選を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

クラウドPBX導入にかかる費用相場

クラウドPBXの導入にかかる初期費用は5万円以内に収まることがほとんどです。月額費用は端末ごとにおよそ2,000円かかります。加えて、通話料として3分あたり8円から40円程度が別途発生します。

【初期費用】1万円~5万円

クラウドPBX導入における初期費用の相場は1万円から5万円程度が一般的です。初期費用は「サーバーへの登録」「ネット回線の取得」「電話同士をつなぐためのシステム設定費」などの設定費を指します。この費用の幅は提供事業者や導入するプランの内容、必要な機能の複雑さによって異なります。

ただし、初期費用が無料の製品も多くあるため相場の幅は広いといえるでしょう。

また、クラウドPBX導入時に電話機を別途購入する場合は50,000円/台程度、中古で10,000円~20,000円/台程度かかります。この費用は初回契約時にクラウドPBXベンダーへ支払う費用とは別に発生します。

【月額費用】約2,000円/端末

クラウドPBXの導入における月額費用は1端末あたり約2,000円が一般的な相場です。この月額費用にはクラウドPBXの利用に必要な基本機能やシステムの運用・保守にかかる費用が含まれています。具体的には通話機能や内線通話、音声録音や設定変更といった日常業務に欠かせない機能が通常サポートされています。

外線利用料やオプション料金が別途かかるケースもあります。詳細は製品検討時の公式サイトやカスタマーサポートを参考にしてみてください。

【通話料】8~40円(3分あたり)

固定電話での通話は3分で8円程度、フリーダイヤルでの通話は3分で8~10円程度、スマホでの通話は1分15円程度が目安といえます。

月の通話時間が120時間と仮定すると、固定電話で19,200円、スマホで108,00円です。固定電話・スマホなど電話の種類によりますが、基本的に安価な料金設定となっています。

自動録音・IVR・電話会議などのオプションを利用できるプランを展開していることも多く、ニーズに合わせて便利に使用できるでしょう。

【オプション費用】約3,000円

クラウドPBXには、さまざまなオプション機能が用意されています。機能を追加してより実用的な利用可が可能です。

例えば、利用者からの評価が高いIVR(相手からの着信に自動で応答してくれる音声機能)は月額1,500円から3,000円程度かかります。通話録音や電話会議などの機能は月額3,000円ほどです。

オプション機能は便利ですが、追加しすぎると費用がかさんでしまいます。自社に必要な機能であるか、よく見極めたうえで導入しましょう。

ソフトウェア比較のイメージイラスト

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クラウドPBX導入にかかる費用を削減するコツ

オフィスで活き活きと働く人々のイラスト

クラウドPBXの導入費用を抑えるためには、まず自社に必要な機能を精査し、不要なコストを削減することが重要です。さらに、BYODを活用して業務用端末の導入を省いたり、利用状況に応じて回線数を見直したりすることで、コストを最適化できます。また、IT導入補助金などの支援制度を活用することも、初期費用を軽減する有効な手段です。

自社に必要な機能を事前に洗い出す

多くのクラウドPBXサービスは豊富な機能を提供していますが、それらすべてが自社に適しているわけではありません。そのため、現時点での業務においてどのような機能が不可欠で、どの機能が将来的に役立つ可能性があるのかを具体的に検討することが求められます。

自社にとって本当に必要な機能を事前に洗い出すことで、利用頻度の低い機能や過剰なサービスを避け、自社に最適なプランを選択することが可能になります。

BYODを取り入れる

BYODとは、従業員が自身のスマートフォンやタブレットなどの個人所有デバイスを業務に利用する仕組みのことです。このアプローチを採用することで、企業は新たに業務用端末を購入する必要がなくなります。これにより、初期導入コストの大幅な削減が可能になります。

ただし、BYODを導入する際にはセキュリティ対策をしっかりと講じることが重要です。情報漏洩のリスクが高まる可能性があるため、データ暗号化やリモートワイプ機能を備えたツールの導入を検討すべきです。

回線数の見直しをおこなう

クラウドPBXを導入するタイミングで、現在の回線数が適正かどうかを再評価することが重要です。

現在の利用状況を詳しく分析し、通話頻度や一度に必要な通話回線数を把握することから始めるとよいでしょう。たとえば、通話量が集中する時間帯や特定の部署で回線が不足している場合がある一方で、ほとんど使われていない回線がある場合もあります。このようなデータに基づき、余分な回線を削減することで不要なコストをカットできます。

また、クラウドPBXは柔軟に回線数を増減できる特性があるため、繁忙期や閑散期に応じて回線数を調整することも容易です。

補助金を活用する

クラウドPBX導入にかかる費用を削減する方法として、補助金の活用は非常に有効であり、その具体例として「IT導入補助金」を挙げることができます。

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者を対象に、業務効率化や生産性向上を目的としたITツールの導入を支援する制度で、クラウドPBXも対象となる可能性が高いツールの一つです。この補助金を利用することで、導入費用の一部を国が負担してくれるため、初期コストの大幅な削減が期待できます。

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コストメリットで選ぶクラウドPBX

外出先で電話するビジネスマン

クラウドpbxのコストメリットをビジネスフォンと比較しながら解説していきます。

工事や設置費用がなく、初期費用を削減

運用形態 初期費用
クラウドPBX 1万円~5万円
ビジネスフォン 50万円程度

クラウドPBXは初期費用を抑えたい企業にとって非常に魅力的な選択肢です。その理由は工事や設置費用が不要であるからです。

従来のビジネスフォンでは構内交換機の設置やオフィス内の配線工事が必要でした。これには費用がかかり、小規模なオフィスであっても50万円ほど必要となります。一方、クラウドPBXは物理的な機器を設置する必要がなく、インターネット経由でシステムが稼働します。そのため、工事費や機器の購入費が一切発生しません。

インターネット回線の利用で通信費用を削減

従来のビジネスフォンでは固定電話回線を用いた通話が基本となり、とくに外線通話や長距離通話では料金がかさむことがありました。一方、クラウドPBXではインターネット回線を活用することで、通話料金が定額化される場合が多く、従来の通話料金と比べて大幅にコストを削減できます。

さらに、クラウドPBXでは離れた場所にいる拠点や従業員同士でも、内線通話が可能です。この内線通話は外線を介さないため通話料が無料となり、日々の通信費用を大幅に抑えることが可能です。

柔軟な料金プランの設定が可能

クラウドPBXは企業ごとのニーズに合わせて柔軟に料金プランを設定できる点が大きな特徴です。

従来のビジネスフォンでは、初期費用が高額で固定的な契約条件が多いため、規模が小さい企業や予算に制約がある企業にとっては負担が大きい場合がありました。一方で、クラウドPBXでは利用する機能やユーザー数に応じたプランを選択できるため、必要な部分だけにコストをかけることができます。

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費用対効果の良いクラウドPBX4選

オフィスで働くメンバーのイラスト

費用を抑えつつ、機能性の高いクラウドPBXを4つ紹介します。

「ナイセンクラウド」テレワークに役立つサービス3年連続No.1の実績

出典:「ナイセンクラウド」公式Webサイト
  • 中小企業から上場企業まで6,000社、2万内線の豊富な導入実績(※)
  • 通話履歴のウェブ閲覧で業務分析と顧客満足度向上を実現
  • 海外でも国内と同じ内線電話として利用可能

ナイセンクラウドは、6,000社、2万内線の導入実績を持つクラウドPBXです。発着信履歴はすべてWebで閲覧でき、不在通知やメモを見逃すことなく、業務の分析にも役立ちます。

海外でも日本の電話番号を利用でき、内線間通話も無料です。また世界中どこでも同じように内線電話として使え、料金も国内外で変わりません。

1内線・月額2,200円、外線3分8円から利用でき、最短1日で開通します(※)。自動録音や音声ガイダンス、電話会議など豊富な機能も備えています。

※アイティオール株式会社(2024年4月時点)

初期費用 0円
月額費用
  • 1内線:2,000円
  • 2内線:5,000円
  • 5内線以上:1万円
無料トライアル

「OFFICE PHONE」業界最安クラスのコストでありながら高機能

OFFICE PHONE
出典:「OFFICE PHONE」公式Webサイト
  • 設備投資不要でスマホの内線化・外線化を実現
  • グループウェアや名刺管理機能で全社の情報共有を円滑化
  • IT専門家による手厚いサポート体制

「OFFICE PHONE」は、導入累計数2万社を誇り、顧客満足度1位を獲得している国内最高レベルの品質を持つクラウドPBXです。

従業員のスマホで1台で社用番号の発着信や内線通話ができ、1端末あたりライセンス料金98円/月〜の安価で導入可能です。

また名刺管理やグループウェアといった機能が搭載されており、オフィス外でもスマホ1つで顧客管理や情報共有ができます。

さらにITの専門家による幅広いサポートが用意されており、PC自体の不具合解消やCRMなど最新ツールのノウハウ指導など、手厚い支援を受けられます。

関連記事:OFFICE PHONEの特徴・評判・料金・機能|ミツモア
初期費用 0円
月額費用 98円~(1台あたり)
無料トライル

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「CLOUD PHONE」高い操作性と充実したサポート体制で初心者でも安心

出典:「CLOUD PHONE」公式Webサイト
  • 総務省基準Aランクの高品質クラウドPBX
  • 全国14都道府県の市外局番と050番号に対応
  • IVR機能とSMS自動送信で顧客対応を強化

CLOUD PHONEは、総務省基準の音声品質調査でAランクを獲得した導入者数4,600社以上の実績を持つクラウドPBXです。

専用機器不要で工事費も0円で月々1,100円から始められ、申し込みから最短1週間で利用開始できます。

全国14都道府県の市外局番や050番号にカンタン申し込みで対応で、直感的な管理画面で初心者でも安心して操作できます。

入電先の自動振り分けや営業時間外の音声対応などのIVR機能、不在着信時のSMS自動送信や複数同時着信機能も備え、顧客対応を強化。

着信設定で不必要な電話を拒否し回線を効率化することで、外出先やテレワーク先でも通話中に音声が途切れることなく快適に利用できます。

関連記事:CLOUD PHONEの特徴・評判・料金・機能|ミツモア
初期費用 0円
月額費用
  • 1アカウント:770円
  • 管理システム:7,150円
  • 050番号:330円
  • 市外局番:1,100円
  • 0120番号:2,200円
無料トライアル

「トビラフォンCloud」通話内容のテキスト化が無料

トビラフォンCloud
出典:「トビラフォンCloud」公式Webサイト
  • クラウド型ビジネスフォンで設備不要だから低予算での運営が実現
  • IVRやグループ着信機能があるほか、文字起こし機能は無料
  • SalesforceやSanSan、kintoneなど外部システムと連携し管理工数を大幅削減

トビラフォンCloudは代表番号や支店番号、部署番号、社用携帯などをすべて一元管理できるクラウド型ビジネスフォンサービスです。

リース料金や電話転送料金、拠点間通話システム、工事費用が一切発生しないので、月額3,300円(税込)から運営が可能です。

500万件以上の事業者データベースで、電話帳登録がなくても相手先の表示が可能です。迷惑電話フィルタリングやIVR、グループ着信など、電話対応や管理の効率化に役立つ機能を搭載しています。文字起こし機能は無料で使え、聞き返す時間の無駄を削減できます。

また、SalesforceやSansan、kintoneなど外部システムに登録されている顧客情報の連携で誰からの電話か分かるだけでなく、通話内容が外部システムに取り込まれるため、業務改善・顧客満足度アップに繋がります。

SlackやMicrosoft Teams・メールと連携すれば、着信があった際に「誰から何時何分に電話がありました」とメッセージを通知することができ、留守番電話が入ればメッセージがテキスト化されるため、手軽に留守番電話の内容を確認できます。

関連記事:トビラフォンCloudの特徴・評判・料金・機能|ミツモア
初期費用 33,000円
月額費用 3,300円+通話料
無料トライアル

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費用対効果の良いクラウドPBXを導入して業務効率・売上を向上させよう

スマホを街中で使う多国籍の人々

通信サービス会社がさまざまな料金体系のクラウドPBXを提供しています。安価で利用できるものが豊富にありますが、初期費用が無料でも月額料金が高めに設定されているケースもあるので、注意しましょう。

必要な回線数に応じて費用が変化することを押さえ、使用目的に合ったものを選ぶのがおすすめです。通話の品質なども会社によって異なるので、デモやトライアルなどを利用して事前にチェックすると安心です。

費用対効果の良い、自社に合ったクラウドPBXを導入して業務の効率化・売上の向上を目指しましょう。

ぴったりのクラウドPBX選びはミツモアで

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クラウドPBXは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのクラウドPBXが見つかります。

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