無料で使えるノーコードツールおすすめ12選！特徴や機能で徹底比較

ノーコードツールはプログラミング不要でサービス開発が行なえるツールです。あらかじめ用意されたテンプレートを活用したり、機能パーツをマウス操作で組み合わせたりしてオリジナルのサイトやアプリを作れます。

エンジニアでなくても開発を進められる点や、短期間かつ低コストでサービスを作り上げられる点がメリットです。

本記事ではおすすめのノーコードツールの中から、無料で使えるものを厳選して12製品ご紹介。ノーコードツールの種類や選び方のポイントもあわせて解説しています。ぜひ導入検討の一助にしてください。

ノーコードツールの種類

ノーコードツールの種類によって、あらかじめ用意されているテンプレートや機能パーツが異なります。無料でノーコードツールを利用する際は、開発するサービスに合った種類の製品を選ぶことが大切です。

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無料で使えるノーコードツールおすすめ12選

無料で使えるおすすめのノーコードツールを12製品紹介します。無料で利用する場合の機能制限や日本語対応の有無も掲載しました。

「Adalo」プログラミングなしでネイティブアプリの作成が可能

• App Store・Googleストアで配布するネイティブアプリが作れる
• 視覚的に分かりやすく操作が簡単
• 豊富なテンプレートから好みに合わせてカスタマイズできる

無料プランでもアプリ作成を楽しみたい人向けの、基本機能がそろっています。今までハードルの高さになっていた開発環境や、プログラミング言語を気にすることなく、ノーコードでAndroid・iPhoneに対応するネイティブアプリが作れます。

操作画面は視覚的にわかりやすいため、初心者でも無理なくアプリを作成できるでしょう。

SNSやTODO管理などのテンプレートとパーツを組み合わせるだけで、使いやすくユーザーの興味を引くようなアプリを作成できます。カスタマイズも簡単です。

「Glide」初心者でも簡単に扱えるアプリ開発ツール

• 基本的なパソコンスキルがあれば簡単に扱える仕様
• iOSでもAndroidでも閲覧可能なECサイトが作れる
• 豊富なテンプレートを組み合わせるだけで本格的なアプリが作成可能

Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートの知識で使える、分かりやすさが特徴です。2024年現在は日本語対応していませんが、簡単操作のみで手軽にアプリを作成できます。

テンプレート化された機能の種類が多いのも魅力です。自分の好きなようにレイアウトもできますが、テンプレートを利用すれば、クリックなどの簡単操作でアプリの作成ができます。

無料版はデータ容量を100MBまで使えます。ECサイトや情報共有ツールなど、発想次第でさまざまなアプリが作成できるでしょう。

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「Click」充実したサポート体制でアプリ作成

• アプリの開発から検証・運用まで充実したサポートを受けられる
• 随時アップデートし利用しやすい機能を提供
• 1万人の同時接続も可能にする専用サーバーでサイトの遅延が起こらない

サポートが手厚く、商用利用を前提にしたアプリ開発用のサービスです。コードを使った通常のアプリ開発に比べて、時間もお金もかかりません。外部機能とも連携可能で、店舗紹介サイトやECサイト作成に便利な機能が備わっています。

アプリの作成・運用は無料ですが、本格的な販売を目指す人には専用の有料プランも用意されています。アプリの作成や販売に挑戦したいと思っている人には、ぴったりのツールです。

「Webflow」使いやすい操作性でデザインの自由度が高いサイト作り

• ドラッグ＆ドロップで直感的なサイト構築を行える
• 操作性の分かりやすさと自由度のバランスがいい
• 既存サイトのデータを流用して効率的なサイト作成が可能

Webサイト制作用のツールです。無料版では1枚のページを作成できるため、1ページが長く続くブログや、LPを作るのに向いています。

サイト作成は豊富なテンプレートをもとに、ページの構成・サイズ・色などの変更や写真・図の挿入などを、ドラッグ&ドロップとクリックで自由自在に行えます。既存サイトのデータを取り込み、同様のデザインでサイトを作成することもできます。

2024年現在は日本語未対応ですが、操作性は抜群です。使いこなせればメリットも大きいでしょう。

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「Thunkable」直感的な操作でアプリを簡単に作れる

• ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる
• 掲示板で疑問点について質問できる
• 外部のアプリケーションと連携しやすい

Android・iPhoneにも対応した、アプリ開発です。難しいプログラミング言語の知識がなくても、ドラッグ&ドロップでブロックを操作し、アプリを作成できます。

無料のプランはプロジェクトを10個・容量は200MBまで使用可能で、作成したアプリはThunkable上に公開されます。もしもWeb上に公開してビジネス利用したければ、プロプラン以上への変更が必要です。

テキストや動画による操作ガイドや、開発者サイドに質問できる掲示板があります。アプリ開発を試してみたい初心者におすすめです。

「Zapier」約5,000以上のアプリを用いて業務を自動化できる

• 手作業で行っていた業務を自動化して負担を軽減
• メジャーなものも含めた5,000以上のアプリと連携
• 条件・フィルターを指定しスムーズなワークフローを実現

ルーティン作業の自動化に役立つノーコードツールで、さまざまなアプリやクラウドサービスなどとの連携ができます。

例えば自社のECサイトに問い合わせが来たときのメール返信や、データの保存を自動化することが可能です。単純作業だけでなく、条件付けで複数のルートに分岐する複雑な業務フローにも応用できます。

フリープランで対応できるワークフローは5種類です。Zapierを利用して業務を効率化すれば、時間や手間のかかる手作業とミスを減らせます。

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「Notion」情報やプロジェクトを体系的に管理！オンライン作業空間でチームワークUP

• スタートアップから大企業まで、さまざまな規模で活用可能
• プロジェクト管理や情報データベースの構築が簡単に行える
• Slackなどの外部ツールとも連携可能！操作がシームレス

必要な機能を1つの場所に集め、オンライン上で組織向けの作業空間を構築することが可能です。情報管理・作業の効率化に役立つ機能やテンプレートから、好きなものを選んで組み合わせ、自分だけのページにカスタマイズすることができます。

さまざまな規模の企業で利用されており、プロジェクト管理や情報データベースの作成などに利用できます。Slackなどの外部ツールとの連携も豊富で、シームレスな情報のやりとりが可能です。

アメリカ製のノーコードツールですが、日本語にも対応しており、公式サイトは最下部左手にある言語タブで日本語変換できます。公式ガイドやチュートリアル、基本的な質問に答えるチャット機能や認定コンサルタントサポートがあります。

「Octoparse」Webの情報を集約・加工した業務ツール

• Webデータを集めて使いやすく加工してくれる
• 無料でも情報収集に利用するページ数は無制限
• 一回あたり最大1万レコードの情報を抽出可能

Web上のデータを集めて抽出・加工するスクレイピングをノーコードで行えるツールです。スクレイピングは、商品の価格比較や口コミの分析といったマーケティング・商品開発に使われる手法で、さまざまな情報を分析できます。

検索キーワードや特定のサイトURLを打ち込むだけで、AIがネット上の膨大な情報から自動で検出します。無料版は、最大1万レコードの抽出が可能です。多くの場合コーティング作業が必要なスクレイピングを簡単に使えます。

初心者向けのデモ動画やチュートリアル、相談できるコミュニティもあります。操作の簡単さや、情報を取得するページ数・インストール台数に制限がないのが魅力です。

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「STUDIO」テンプレートに縛られずWebサイトを自由にデザイン

• 約30万人以上の利用者をほこる人気ツール
• サイトデザインを柔軟に変更でき、自社らしさをアピールできる
• 使い方を解説する公式動画が豊富、迷った時に参照できる

店舗・商品紹介のWebサイトから、ブログ・イベントの広告・デザイン性の高いポートフォリオまで、さまざまな用途で利用できます。利用者は30万人を超え、高い人気がうかがえます。

Webサイトの作成・公開などの基本機能は無料で使えます。テキストや画像の組み合わせも柔軟に変更でき、細かい位置の調整も簡単です。サイト内の共同作業や、日時を指定した記事公開もできます。

サポートには疑問を相談し合えるユーザーコミュニティや、公式が運営する解説ブログや動画があります。問い合わせをしなくとも、疑問の解決や使い方の学習ができるでしょう。

「ペライチ」1ページタイプのWebサイト構築が簡単

• オンライン決済が可能な通販サイトや予約システムの構築がノーコードで可能
• スマホとパソコン両方の表示に対応したWebサイトを簡単に作成できる
• 数百種類のテンプレートから自社らしいデザインを選べる

ペライチのフリープランは、1ページタイプのWebサイトを手軽に作れます。オンライン決済による物販や各種セミナーの予約、メルマガ配信、マーケットプレイスの設置など、高度なサイトを簡単に作成可能です。

スマホとパソコン、どちらの表示形式にも対応しているサイトを作成できます。ユーザーのデバイスを選ばず、ストレスを与えることがありません。

無料サポートが豊富で、使い方の解説動画や、初心者向けセミナー・質問・相談向けの自習室コミュニティ・メールサポートなどが用意されています。個人の副業または、小規模で起業する人が、ビジネス用のWebサイトを作る際にも便利なツールです。

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「カラーミーショップ」購買率を高められるネットショップ作成が可能

• 80種類以上の基本テンプレートでECサイトを自由に構築
• Instagramのショッピング機能と連携してサイトに誘導できる
• 売上につながりやすいショッピングカートデザインを採用

カラーミーショップはECサイトの作成・運用に特化したノーコードツールです。80種類以上の無料テンプレートが用意されており、自社の製品の特徴や販売する製品に合わせてカスタマイズもできます。

Instagramのショッピング機能と連携し、ECサイトへの誘導が可能です。Instagramで得た顧客を逃がさず、購買まで繋げられるでしょう。

カートデザインは、個人情報の入力がシンプルで、ページ移動数を抑えています。ストレスの少なさが顧客のスムーズな購入に繋がり、売上アップが期待できます。

「Buildbox」ゲーム開発に特化したノーコードツール

• クリック操作のみで、ノーコードでゲーム開発が可能
• 画像付きのチュートリアルで使い方をレクチャーしてもらえる
• 無料で作成できるゲームの個数が無制限

ゲーム開発に特化したノーコードツールです。プログラミングの知識を使わずに2D・3Dゲームを作成できます。

積み木のようにパーツを組み合わせたり、キャラクターや動作のテンプレートをカスタマイズしたりすることも可能です。

また、作成したゲームをスマホアプリのプラットフォームで配信が可能です。人気が出れば収益化も夢ではありません。無料版でもゲームは無制限に作れます。ゲーム制作に興味のある人や、ノーコードツールを楽しみながら学習したい人にぴったりです。

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無料で使えるノーコードツールの選び方

無料で使えるノーコードツールを選ぶ際は、目的に合った種類のツールを選ぶことや日本語対応の有無を確認することが重要です。日本語でのサポートを受けられる製品だと、より一層安心して利用できます。

目的に合った種類のノーコードツールを選ぶ

無料のノーコードツールを選定する際は、目的に合った種類のツールを選ぶことが大切です。ノーコードツールにはアプリ開発や、Webサイト開発・ECサイト開発用など、さまざまな種類があるので、開発対象と目的に合ったタイプを選びます。

ノーコードツールでは基本的にテンプレートや既存のパーツを組み合わせて、サイトやアプリを作成することが多いです。素材の豊富さやデザイン性も確認しておきましょう。

また無料のノーコードツールは、ユーザー数に制限があったり作れるページ数やアプリ数に制限があったりと、制限が設けられている場合があります。機能制限の内容も重要なチェックポイントです。

日本語対応の有無を確認する

無料で使えるノーコードツールは海外製のシステムが多いです。日本語未対応の製品も多く、システムの説明は英語でなされます。

動画配信サービスで日本語版のチュートリアルを探したり、翻訳アプリにかけて参照したりする必要があるでしょう。

海外製のシステムは無料の割に性能がいいことも多いですが、使うのに手間取って時間がかかりすぎてしまったら本末転倒です。社内の言語リテラシーなどをふまえて選定しましょう。

日本語でのサポート体制が充実している製品を選ぶ

問題が起きたり疑問が生じたりした際に、きちんとしたサポートがあるかは重要です。製品を選ぶときは、サポートの種類や適用範囲、有料か無料かもチェックします。

また、ノーコードツールの中には外国製も多く、世界的に人気があって機能が豊富でも、日本語に対応していない場合があるので注意が必要です。

特にノーコードツールの扱いに慣れないうちは、日本製のノーコードツールや、日本語のサポート・解説の用意された製品の方が、細かい疑問も解消しやすく安心でしょう。

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無料のノーコードツールを利用するメリット

無料で使えるノーコードツールには「プログラミング未経験者でも開発できる」や「低予算でアプリやサイトを作れる」「開発期間が短い」といったメリットがあります。

プログラミング未経験者でも開発できる

プログラミング未経験者でもサービス開発ができるのは、ノーコードツールを利用する代表的なメリットです。エンジニアが在籍していない企業でも、安定した品質でアプリやサイトの作成を行なえます。

新たにエンジニアを採用したり、社員にプログラミング教育を行なったりする必要はありません。

また業務アプリを作成する場合、開発に社員が携わることで、現場に即してアプリやサイトの改善がしやすいのも利点です。

低予算でアプリやサイトを作れる

アプリやWebサイトをゼロから作るとき、多くの場合は数百万～数千万円ほどのコストが掛かります。一方ノーコードツールは低予算でサービス開発をできるのが利点です。

本記事で紹介したように、無料プランやトライアル期間のあるノーコードツールも存在しています。初めてノーコードツールを利用する場合や、小規模事業で利用したい場合にもおすすめです。

開発期間が短い

開発期間が短く、数日程度でサービスを作成できるのも大きなメリットです。ノーコードツールにはある程度のテンプレートや機能パーツが用意されており、組み合わせるだけで簡単にサービスを開発できます。

試験運用から改善するまでの流れをスピーディーに行ない、使いやすいサービスを開発。業務効率化をサクサク進めたい企業にぴったりです。

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無料ノーコードツールでアプリ開発を実現しよう

ノーコードツールはプログラミング知識がなくても、手軽に短期間でアプリやWebサービスを開発できる便利なツールです。

初めてノーコードツールを利用する人や、コストを抑えて小規模で利用したい場合は、無料プランの利用が適しています。

ツールの利用に費用がかからないので、アプリ開発や副業の運用にじっくり取り組めます。開発目的や自分のスキルに合った、ノーコードツールを見付けましょう。

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