販売したいものがあっても、いきなりネットショップを開設するのはハードルが高いと思う方は多いのではないでしょうか。売上が上がらないのに手数料ばかり取られてしまうんじゃないかと不安ですよね。
そんな方にはBASE(ベイス)がおすすめ。BASEは0円から気軽に始められるネットショップ開設サービスです。ネットショップ開設実績は5年連続1位で、これまでに180万店以上の店が開かれてきました。
そこで本記事では実際のユーザーの声をもとに、BASEを使ってわかった本当のメリット・デメリットをご紹介していきます。BASEが適しているかどうか確かめ、自分らしいビジネスを始めてみましょう。
BASEのよい評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたメリット】
BASEを利用しているユーザーからは「操作が簡単なので初心者でもネットショップを開ける」「売上が上がるまで手数料がかからないのが良い」といった声が上がっています。
初心者にやさしい簡単な操作でネットショップをオープンできる
BASEはプログラミング等の知識がなくても、直感的に操作して自分だけのネットショップを作ることができます。「初心者でも簡単に作れた」と実際のユーザーからは好評です。
【ユーザーの口コミ】
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申請だけで6種類の決済手段を利用でき、個別契約の手間がない
自ネットショップで決済手段を増やす際は個別に契約しなければならないことが多い一方、BASEではショップ開設直後から6種類もの決済手段を利用することができます。
具体的に対応しているのはクレジットカード決済、d払い等のキャリア決済、三井住友銀行からの銀行振り込み、コンビニ支払いやPay-easy、PayPal決済、Amazon Pay、後払いです。
【ユーザーの口コミ】
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売上が発生するまで手数料がかからないのでリスクが低い
BASEは売上に対し手数料をかける決済手数料の方式を取っています。そのため売上が発生するまでは0円で利用でき、気軽にネットショップを開設できます。実際のユーザーの多くからも初期費用を抑えられる点が評判です。
さらに手数料自体も売上に対し2.9~3.6%と業界最安値水準を誇ります。
【ユーザーの口コミ】
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豊富なテンプレートでお洒落なデザインのサイトを作れる
BASEには豊富なテンプレートがあるという点も利用者から好評を博しています。
スマホに対応した無料のショップテーマが用意されているほか、選んだテーマをデザインパーツで自分好みにカスタマイズすることも可能です。基本はクリック&ドロップと直感的な操作で作れるので、初心者でも安心ですね。
【ユーザーの口コミ】
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SNSとの連動性が高く集客がスムーズ
InstagramやTikTokといったSNSと連動させ、ショップの宣伝ができる点もBASEの特徴です。利用者からは顧客とのやり取りが楽しめるという声も上がっています。
連携するSNSでは広告配信のみならず、商品を販売することもできます。自分に合ったやり方を模索できるのも魅力です。
【ユーザーの口コミ】
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ノーコードツール選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のノーコードツールが見つかります。 |
BASEの悪い評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたデメリット】
初心者でも始めやすい高い操作性が評判な一方、BASEの利用者からは「トラブルを自己解決しなければならない」「運営の対応が遅い」等の声も上がっています。
顧客からのクレームやトラブルは自己解決しないといけない
BASEでは簡単に自分だけのネットショップが持てますが、商品を買ってくれる相手とのやり取りも自分でやらなくてはなりません。商品や配送に関してクレームが来たりトラブルが起こったりした場合、基本的には当事者間での解決を促されます。
トラブルを起こさないために、ショップを開設する際は事前にトラブル対応のルール等を決めておくとよいでしょう。
【ユーザーの口コミ】
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運営への問い合わせがつながりにくい
BASEのユーザーからは運営の対応の悪さに対して不満の声が上がっています。
BASEのサポート窓口にはお問い合わせフォームやメール、チャットがありますが、公式ホームページで「問い合わせ多数のため返信には3~5営業日を要する」と書かれています。すぐに疑問を解消できる電話サポートも残念ながら用意されていないので、BASEでトラブルが発生した際は少し気長に構える必要がありそうです。
また対応時間もフォームやメールは平日10時~19時、チャットは平日13時~18時とかなり限られてしまっています。事前のトラブル対応ルールを決めておくのが長く続けるためのコツでしょう。
【ユーザーの口コミ】
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売上金は振込申請しないと失効してしまう
BASEでは商品を売り上げても、振込申請しないと実際に売上金を得ることができません。
BASE利用規約第6条第18項により、売上金の振込申請期限は注文ステータスを「対応済み」に変更し売上が計上されてから「180日」と定められています。つまり売上が確定してから振込申請せずに180日を過ぎてしまうと、せっかく得た売上金を失ってしまうのです。
振込申請の期限についてはメール等でお知らせが来るようですが、売上が確定したらできるだけ早く振込申請するように気を付けましょう。
【ユーザーの口コミ】
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システム不具合でショップにアクセスしづらいことがある
BASEでネットショップを作った場合、BASEのシステム自体に不具合が発生すると自分のネットショップにも影響が出てしまいます。
もし知らないうちに不具合が起きていた場合、「購入したいのにつながらない」というクレームが来たり「気になったがつながらなかったので購買意欲が失せてしまった」と顧客を逃してしまったりするかもしれません。
BASEからのお知らせはこまめにチェックし、不具合があった際は顧客に対してできるだけ早く自分で発信するとよいでしょう。
【ユーザーの口コミ】
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BASEがおすすめの人
BASEがおすすめなのはできるだけ早く自社ネットショップを持ちたい小規模事業者やとりあえずネットショップを始めてみたい方、副業で安定した売上を得るのが難しい方です。
できるだけ早く自社ネットショップを持ちたいスタートアップ・小規模事業者
BASEの利用がおすすめなのは、できるだけ早く自社のネットショップを作りたいスタートアップ等の小規模事業者です。
BASEではメールアドレスを登録し、ナビゲーションに沿って進めていくだけで即日でネットショップを開くことができます。そのため時間と資金に余裕がない小規模事業者の方でも負担なく始められるでしょう。顧客の反応を見ながら高速でPDCAサイクルを回し、商品改善につなげたいというスタートアップにもぴったりです。
ネットショップ初心者でとりあえずやってみたい方
BASEはネットショップをやったことがなく、とりあえずやってみたいという方にもおすすめできます。
BASEは直感的な操作でお洒落なネットショップを開設することができるので、知識が無くても始めやすいのが大きな特徴です。手数料も売上が上がるまでかからないので、気軽な気持ちでやってみることができるでしょう。
またBASEにはデザインを入稿するだけで手軽にオリジナルグッズを販売できる機能も用意されています。販売後はBASEの提携会社が作成・梱包・配送まで担ってくれるので、特に準備することなく好きなものを作って売ることも可能です。
副業等のため安定した売上を上げるのが難しい方
BASEは副業のため安定した売上を出すことが難しいような方にもぴったりです。
BASEは売上に対し手数料がかかる方式で月々の固定費がありません。そのため安定した売上が無くても焦ることなく、本業と相談しつつ自分のペースで柔軟な働き方を実現できるでしょう。
BASEの導入実績・企業事例
BASEの利用者には未経験からアパレルECを立ち上げた方や、顧客の声を受けてEC開設に踏み切りコロナ禍を乗り切った飲食店の方がいます。
初心者でも簡単にネットショップを開けるBASEの操作性の高さが成功に寄与しています。
株式会社ライズィー(アパレル事業)「未経験から試行錯誤を繰り返し人気ブランドに」
アパレル事業を営む株式会社ライズィーは「Surfrise」というファッションアイテムやハンドメイドアイテムのブランドを運営している事業者です。
アパレルECは未経験ながら、月3万円分で仕入れてオリジナル商品を展開するところから低リスクで事業を開始。Instagramを活用して多くのユーザーとつながる等、地道な努力を重ねて規模拡大に成功しています。
BASEは機能が絞られている分、初心者でも使いやすいそうです。代表は「必要に応じて機能を追加できるのでショップをアップデートしていきやすく、規模が拡大した今も十分に感じる」と語っています。
麺屋武蔵(飲食店)「顧客の声を受けて開設、売上激減していた店の危機が救われた」
飲食店の麺屋武蔵は新型コロナウイルスの蔓延を受け発令された緊急事態宣言で、売上に大打撃を受けました。
当初は生麺とスープのお土産ラーメンセットを店頭販売していましたが、「店に行くのが怖い」という顧客の声を受けて通販を始めることを決意。しかしアナログなオンライン販売では20人の注文でいっぱいいっぱいでした。
そこで知人に教えてもらったBASEでネットショップを開設。初心者ながらものの30分ほどで完成したサイトで商品を販売し、2020年の5月には300~400万円分ほどの売上を得たそうです。その後も毎月100~200万円ほどを売り上げています。
その後も「ECでもおいしい」を実現するための工夫を重ね、今でも製造から受注・発送まで大きなトラブルなく運営できているそうです。社長の矢都木氏は「飲食店でも営業時間とEC用商品の製造時間を分けたり、BASEで商品製造以外のオペレーションコストを極限まで下げたりすることでEC導入のメリットが得られる」と語っています。
BASEの料金プランは2種類、0円で始められる!価格と機能の比較表
BASEの料金プランは「スタンダードプラン」「グロースプラン」の2つとシンプルです。
スタンダードプラン | グロースプラン | |
月額料金 | 0円 | 5,980円 |
手数料 |
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決済手数料2.9% |
新規登録時はスタンダードプランでの登録となりますが、管理画面からいつでも自由に切り替えることができます。
スタンダードプランは売り上げるまで費用がかからないので、始めたばかりの方にぴったりです。一方グロースプランは月額料金5,980円がかかりますが、売上に対する決済手数料の割合が下がるので月商17万円以上の方におすすめです。
どちらのプランを選んでも使える機能に違いはないので、初めはスタンダードプランで始めて売上が伸びてきたらグロースプランに切り替えるという使い方をするとよいでしょう。
【ショップ開設する前に】BASEで起こりうるトラブルを回避するには
ネットショップ運営にはトラブルがつきものですが、あらかじめ特定商取引法に則りショップとしてのルールを明記しておくことで解決に向けて迅速に動けるでしょう。
また入金を確認してから10~60日の間に発送する、銀行口座登録に加え振込申請は180日以内に済ませるといったことを徹底すれば金銭トラブルを防げます。
特定商取引法に則りショップとしてのルールを明記する【トラブル数減少】
ネットショップを運営する場合は「特定商取引法」という法律に従う必要があります。
特定商取引法とは消費者の利益を守ることを目的に、トラブルが起こりやすいとされる特定の取引についてのルールを定めた法律です。この特定商取引法に則りショップルールを明記することで顧客側との認識の齟齬が減り、トラブル総数を減らしたり、スムーズにトラブル対応できたりするでしょう。
具体的に明記する必要があるのは商品の販売価格、支払い方法と支払いが発生する時期、商品の引き渡し時期、返品や交換についての規定です。そのほかに販売する商品の使用に免許が必要な場合や対応機種・動作環境が限られている場合等、商品に応じた必要情報をきちんと載せましょう。
また特定商取引法に則ると、商品に関する情報以外に事業者の氏名又は名称、住所、電話番号もしっかり明記する必要があります。サイト内に運営者に関する情報を載せるページを作り、ヘッダーやフッター等にリンクを設置することで顧客へ分かりやすく伝えることができます。
顧客からの入金を確認してから10~60日の間に発送する【未払い防止】
顧客からの入金を確認してから10~60日の間に発送することも、未払いトラブルを防ぐために重要です。
BASEでは決済方法ごとに決められた期日内に発送を行わないと、取引が自動でキャンセルされてしまう仕様になっています。
【取引キャンセルになる発送期日】
決済方法 | 取引が自動キャンセルされる日数(注文日から) |
PayPal | 10日間 |
Amazon Pay | 30日間 |
キャリア決済 | 58日間 |
クレジットカード決済 | 60日間 |
後払い決済 | 60日間 |
トラブルを防ぎ気持ちよく取引を行うため、こうした決済方法ごとに異なる発送期日を定期的に確認・把握しておくようにしましょう。
銀行口座登録・振込申請を180日以内に行う【売上金失効の防止】
銀行口座登録に加え、180日以内に振込申請を済ませることで売上金失効のトラブルを防げます。
BASEのネットショップで行われた取引では、商品代金が一旦BASE側で預かられています。そのため売上金をショップ側が正式に得るには、商品を発送し注文ステータスを「対応済み」に変更して引き出し可能な売上残高に計上してから、振込申請を行わなくてはなりません。
さらにこの振込申請には「注文ステータスを『対応済み』に変更し売上残高に計上してから180日間」という期日が存在します。この180日という期日を過ぎてしまうと、振込申請を行い売上金を手にすることができません。期限についてはBASE側よりメールで複数回お知らせも来るので、トラブルを防ぐため受信ボックスをよく確認するようにしましょう。
また振込申請についてのトラブルが多く発生し問題となったことを受け、BASEでは2019年12月1日より「失効金額の自動振込」という機能が実装されました。この機能により、過去正常に振込申請が完了した履歴があるショップに限り、失効金額から所定の振込手数料・事務手数料を差し引きした金額が、過去の振込申請で指定されていた銀行口座へ失効期限後に自動的に振り込まれるようになっています。
ただし自動振込で対応してもらえるのは過去に一度でも振込申請を行ったことのあるショップだけなので、初めて売上を出した場合はきちんと180日以内に振込申請を行いましょう。
BASEの活用で気軽に自分らしくお金を稼ごう
BASEは直感的な操作で即日でお洒落なネットショップを開くことができる、初心者にやさしいプラットフォームです。0円から気軽に始められる点も人気の要素となっています。
BASEは特にネットショップ初心者の方や、できるだけ早く自社商品を売れるネットショップが持ちたいという小規模事業者、安定した売上を得るのが難しい副業の方にもおすすめです。
自分に合った形でBASEを活用して、気軽に自分らしい働き方を実現しましょう。
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ノーコードツールは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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